日時
令和3年6月19日(土曜日)午前9時30分から10時30分
会場
羽村市スポーツセンター第3会議室
出席者
会長 田村義明、副会長 堀松英紀、委員 藤田友美、杉渕典子、田村志津子、中村 平、西大輔 、樗木次男 (10名中、8名出席)
欠席者 荒西岳広、新島二三彦
傍聴者 なし
議題
① 次期スポーツ推進計画について
② 令和3年度社会教育関係団体補助金(スポーツ・レクリエーション団体)の交付について
③ 令和3年度羽村市スポーツ事業計画について
配布資料
・羽村市スポーツ推進審議会委員名簿
・羽村市スポーツ推進計画について(資料1)
・スポーツ基本法(抜粋)(資料2-1)
・羽村市社会教育関係団体補助金交付基準(資料2-2)
・令和3年度社会教育関係団体補助金交付額(資料2-3)
・令和3年度社会教育関係団体補助金申請一覧(資料2-4)
・社会教育関係団体補助金参考資料
・令和3年度羽村市スポーツ事業計画(資料3)
議 事
開会挨拶
会長 コロナ禍で大変な時期であります。国でも6月21日より、緊急事態宣言から、まん延防止等重点措置に移行するようですが、引き続き大変な時期が続くようであります。本日も皆さんのご協力により、スムーズな進行をお願いいたします。
議事
会長 それでは議事に入ります。
①次期スポーツ推進計画について
会長 次期スポーツ推進計画について、事務局から説明をお願いします。
事務局 事務局が資料1に基づき説明
・現在の計画は令和4年3月までの計画で、以降の令和4年4月から10年間の計画を策定する予定。
・現在の計画は令和4年3月までの7年間だが、これは第五次羽村市長期総合計画と羽村市生涯学習基本計画の計画年度に合わせたもの。
・成果目標について、現計画では市民のスポーツ実施率を41%から50%に向上させる目標となっているが、どのように設定するか、委員の皆様にお考えいただきたい。
・スポーツの実施の定義でも、羽村市では週に1回1時間程度と定義しているが、他市と異なる。東京都でも週1回の定義でも、買い物などで歩くこともスポーツに含むこととしている。
・基本目標も、土台は変わらないが、書き方や見せ方などを議論していただきたい。
・東京都の計画をもとに事務をすすめ、骨格を作り、皆さんに審議していただきたい。
・予定については、教育長から審議会に諮問をして、12月頃までに策提案を作成し、1月に意見公募を行い、3月に策定する予定。
会長 事務局から説明が終わりましたが質疑はありますか。
委員 平成27年度から34年度の達成率の検証はしたのか。
事務局 令和2年度の市の世論調査で、週に1日以上スポーツ・運動をする人の割合が47%となっており、週1日以上だが1時間未満の人の8.9%をいれると55.9%という結果が出ている。一方、スポーツに対する理解度や浸透度は数値にしにくいことから、いろいろな形で浸透していけば、と思っている。
委員 他の施策の検証はしたのか。スポーツ環境の充実などは計画通りではない。これまでの現状を把握して、改めて課題を挙げ、新たな見せ方も必要ではないか。コロナ禍の影響で、市民体育祭なども中止となり、そのようなものを計画の中に取り込んで策定していくのか、疑問も感じている。
委員 成果目標のカウントの仕方についてだが、週に1日1時間以上体を動かせばカウントされる。例えば、富士見公園の外周700mを20分で歩いてもカウントされないが、フィールドゴルフを2時間やった人はカウントされる。カウントの方法が難しい。
事務局 前回の策定では、週に1日1時間以上を入れたほうが良いという意見であったが、例えば、1日20分を週に3回と1日1時間を週に1回というカウントの仕方なども比較しながら審議していきたい。
委員 東京都の世論調査では、例えば、1駅手前で降りて5分歩くことや仕事中に階段を使うことなども運動としてカウントされ、運動を好きになってもらうことや健康に寄与すること、運動やスポーツに関心がない人も好きになってもらうことを重視している。
② 令和3年度社会教育関係団体補助金(スポーツ・レクリエーション団体)の交付について
会長 事務局から説明をお願いします。
事務局 事務局から資料2-1、2-2、2-3、2-4に基づき説明。
・補助金の交付は、スポーツ基本法に基づき、スポーツ推進審議会等の意見を聞く必要があること。
・羽村市の交付基準の対象団体、対象事業、対象事業数を説明。
・体協を含めた申請11団体が補助要件を満たしていることを説明。
会長 何か質問はありますか。
副会長 NPO法人羽村市体育協会の交付額の減額理由は何か。
事務局 水泳協会の申請がなかったための減額である。
会長 ほかに何か質問はありますか。なければ、原案どおり補助金交付を承認することでよろしいでしょうか。それでは、承認することで決定しました。
③ 令和3年度羽村市スポーツ事業計画について
会長 事務局から説明をお願いします。
事務局 資料3をご覧ください。前回の審議会でご審議いただいた計画ですが、新型コロナウイルスの関係で既に中止となるなど大きな影響を受けています。小学生ドッジボール大会については、中止の方向で検討中です。総合体育大会は、4月に予定していた開会式が中止になり、各競技の実施については、各競技団体において、できる範囲で開催するよう調整中です。市民体育祭は町内会連合会や体育協会の中では、開催は難しいという意見が出ています。熱中症予防講習会は、協賛の大塚製薬から講師の派遣が難しいという連絡がきています。都民大会は5月と6月の協議は中止、5月9日の開会式も中止となっています。市町村総合体育大会は、中止で、幹事市については、西東京市が2年続けて中止となり、来年度は稲城市が幹事市となります。西多摩地域広域行政圏体育大会は、7月2日の大会委員会で審議する予定です。
会長 事務局から説明が終わりましたが質疑はありますか。なければ、3、その他に移ります。事務局からお願いします。
事務局 それでは、コロナの関係について報告いたします。4月25日の緊急事態宣言の発出に伴い、引き続き体育館等の施設について、利用を中止していましたが、6月1日から20時までの時間の制限をして、スポーツセンターやスイミングセンター、グラウンドの利用を再開しました。スポーツセンターの第2ホールは、引き続きワクチンの接種会場となっていますが、来年の3月までの予定です。スポーツセンターの利用については、少しづつ増えており土曜日・日曜日の利用は、緊急事態宣言の前の利用状況に近づいてきています。
会長 それでは、次に委員から何かありますか。
委員 はむすぽについてですが、4月途中から5月までコロナの影響で事業等を再開できませんでした。今後は会員になっていただき、支援をお願いしたいと思います。
会長 確認などを含めて、何かありますか。なければ、次の報告を委員からお願いします。
3)国・東京都の動向について
委員 東京都の状況ですが、東京2020大会が新型コロナの影響で令和3年度に延期となりました。7月23日からオリンピックが、8月24日からパラリンピックが開会する予定です。都民大会や障害者スポーツが中止になりました。また、シニアフェスティバルも一部が中止になり、規模の縮小などを含めて影響を受けています。
毎年実施しているスポーツ庁の体力調査では、都道府県単位での判断になり、東京都としては実施しないことといたしました。もちろん、市町村単位で実施していただいても結構ですが、取りまとめはしないということになります。
スポーツTOKYOインフォメーションに「新しい日常」のスポーツをHPに掲載しており、「おうちで運動」ではアスリートの動画による運動を紹介しています。「主催者の皆様へ」ではイベントなどの予防ガイドラインが示されており、各競技団体でもガイドラインを出しています。
すべての競技団体が出しているわけではありませんが、策定できた団体から掲載していきますので、参考にしてください。
「施設管理者の皆様へ」では、都立スポーツ施設の再開に向けたガイドラインやチェックリストが掲載してあります。
6月から都の施設の再開が始まり、全施設で再開いたしました。「区市町村」の取り組みのページもありますので、掲載してもらいたいものがあればご連絡ください。
国では、ねんりんピックが延期になっています。
補正予算では、1次、2次と計上しており、安心安全に施設が再開できるように屋内施設にファンや換気扇などの設備を取り付ける補助なども盛り込まれております。スポーツ気運を盛り上げないといけない状況のなかで、中止になった代替大会支援、子どもたちの運動機会の支援などがあります。
会長 報告が終わりましたが、なにか質問はありますか。
全体を通じて確認しておきたいことなどはございますか。なければ、これで議題・協議・報告が終わりましたので、事務局に進行を戻します。
事務局 ありがとうございました。それでは、副会長から閉会の挨拶をいただきたいと存じます。
副会長 審議をいただきありがとうございました。新型コロナの対応で、今までのようにスポーツ活動ができず、さまざまな影響を受けていると思っています。早く、収束し元の生活に戻れることを願いつつ、スポーツ活動の推進のため、審議会の役割を果たしていきたいと考えています。長時間にわたり、ありがとうございました。
羽村市教育委員会 生涯学習部スポーツ推進課(S&Dスポーツアリーナ羽村内)
電話: 042-555-0033 (スポーツ推進係)
ファクス: 042-554-9974
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