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    平成25年度第4回羽村市使用料等審議会会議録

    • [2013年9月12日]
    • ID:6091

    平成25年度第4回羽村市使用料等審議会会議録

    1 日時  平成25年7月23日(火曜日)午後1時30分から午後4時10分

    2 場所  市役所東庁舎4階大会議室B

    3 出席者【会長】矢部久子

    【職務代理】河村孝子

    【委員】田村義明、市野明、宇津木牧夫、加瀬哲夫、内田正敏、須藤道夫橋本、橋本唯隆、福島美樹子

    【事務局】小作財務部長、高橋財政課長、桑田主査、中山主任

    【説明員】細谷地域振興課長、荻島係長、宮崎係長、石田生涯学習センターゆとろぎ館長、河合センター長補佐、加藤水道事務所長、加藤水道課長、林係長、井上係長

    4 欠席者  なし

    5 議題  1.各使用料の適正化について

    (1)コミュニティセンター使用料【資料1】

    (2)学習等供用施設・地域集会施設使用料【資料2】

    (3)生涯学習センターゆとろぎ使用料【資料3】

    2.水道料金の適正化について

    資料:【水道事業の現状と今後の見通し】、【資料】

    3.その他

    6 傍聴者  2名

    7 配布資料  (注意)議題に記載

    8 会議内容  下記のとおり

    開会

    【会長】

    只今より「第4回 羽村市使用料等審議会」を開催する。本日は、『各使用料の適正化について』と『水道料金の適正化について』審議していく。審査項目が多いため効率よく進行していきたいので、各委員のご協力をお願いする。また、本日は傍聴の方がいる。遵守事項をお守りのうえ、傍聴されるようお願いする。

     

    1 審議事項

    1.各使用料の適正化について

    (1) コミュニティセンター使用料

    【会長】

    それでは、「1.各使用料等の適正化」を議題とする。はじめに、(1)コミュニティセンター使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料1」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    施設の稼働率については、部屋毎、または、利用時間帯毎などの方法で把握しているのか。また、稼働率は、コスト計算に反映しているのか。

    【説明員】

    稼働率は把握している。平成24年度実績としては、例えば、第1研修室の稼働率は、午前が76.9%、午後が69.2%、夜間が51.0%となっている。また、第一老人研修室の稼働率は、午前が99.7%、午後が99.4%、夜間が0.3%となっている。

    【事務局】

    コスト計算における稼働率の扱いについては、第1回に審議していただいたコスト算定基準に基づき、100%とすることとしている。

    【委員】

    減免制度による影響については、コスト計算に利用者負担分として反映されているのか。

    【説明員】

    減免制度は、歳入部分に影響することとなる。歳入は、コスト計算に計上していないため、利用者負担分へ反映はされていない。この計算方法は、全審査項目において共通となっている。

    【委員】

    生涯学習センターゆとろぎや地域集会室などの関連施設とのすみ分けをどのように捉えているのか。

    【説明員】

    施設の設置条例において、コミュニティセンターは誰でも使用できる施設として位置づけられている。一方、生涯学習センターゆとろぎについては、生涯学習施設として、主に社会教育団体が活動する場となっているなど、各施設には設置目的があり、設置目的が異なる施設として認識している。

    【委員】

    コミュニティセンターと生涯学習センターゆとろぎ、地域集会室などの関連施設における減免制度のあり方について、どのように捉えているのか。

    【事務局】

    減免規定が施設毎に異なることについては認識しており、第7回の審議会で、施設の減免規定について審議していただく予定である。

    【委員】

    受付業務の一部をシルバー人材センターに委託しているとのことであるが、委託内容はどのようなものか。また、受付業務の窓口対応についてだが、担当する人によって、対応が違うことがよくある。教育指導等の徹底は図れているのか。

    【説明員】

    シルバー人材センターへの受付業務委託は、夜間受付のみ委託していて、2名体制としている。また、教育指導等で指摘すべき点がある場合は、シルバー人材センターと連絡調整により改善を図っていきたい。

    【委員】

    コミュニティセンターは、誰でも利用できる施設との説明があったが、市外の方が利用することは可能なのか。また、市外利用者の使用料について区別はあるのか。

    【説明員】

    市外の方が施設を利用することは可能である。また、市内外等の利用者による料金区分は設けていない。

    【事務局】

    市外料金の設定については、現在、スポーツセンターとスイミングセンターで設定している。市外料金の設定に関する審議についても、減免規定と同様に、第7回の審議会で審議していただく予定である。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、コミュニティセンター使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    (2)学習等供用施設、地域集会施設使用料

    【会長】

    それでは、次に、(2)学習等供用施設、地域集会施設使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料2」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    コスト計算においては、稼働率を100%としてコスト計算をしているが、実際の稼働率は100%に満たないと思う。そこで、稼働率の改善に向けた取組は行われているのか。また、実際の稼働率から判断した結果、「この時間帯の料金を改定したい」などの提案をいただかないと、この料金が適正かどうかの判断をすることは難しい。

    【委員】

    今回のコスト計算方法は、実際の利用状況からコスト計算をすることが難しいため、稼働率100%を基本とし、施設全体経費を按分して算出していると理解している。また、地域集会施設は、町内会による使用がほとんどであり、免除の扱いが多いが、空き状況を考えると、安価な設定となっているため、多くの方に利用して欲しいと思っている。

    【事務局】

    公共施設は利潤を生み出すことを目的とした施設ではないことから、適正な受益者負担となっているかどうかを判断していただくこととしているが、コスト計算の方法については、ご意見を参考に引き続き研究していきたい。

    【委員】

    施設の稼働率は出しているのか。

    【説明員】

    会館毎の利用率は出しているが、時間帯別の利用率は分析をしていない部分もある。また、稼働率の向上に向けては、施設利用のPRに努めていきたい。

    【委員】

    市内に多くの地域集会施設・学習等供用施設があるが、施設の建設や建替にあたっては、後世代への費用負担や、稼動率の分析など、効果的な行政運営をするような判断をしていかなければならないと思う。

    【事務局】

    コスト計算の方法と稼動率の捉え方については分析が難しいところもあるが、今後も研究していきたい。また、地域集会施設・学習等供用施設については、地域からの要望により建設した経緯などもあることから、施設の建替などの際には、さまざまな情報を分析の上、判断していきたい。貴重なご意見として参考とさせていただく。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、学習等供用施設、地域集会施設については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    (3)生涯学習センターゆとろぎ

    【会長】

    次に、生涯学習センターゆとろぎについて説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料3」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    減免内容の欄に記載された「公益的な活動」と「社会教育活動」にはどのような違いがあるのか。

    【説明員】

    社会教育関係団体として登録している団体が使用する場合には25%の免除がある。また、その活動の中で、特に公益的な事業の場合には、75%の免除としている。75%免除の実績としては、市が実施していた事業を社会教育関係団体が行うなど公益的な事業について適用しており、現在4件の事業が対象となっている。

    【委員】

    使用料単価は他市と比較しても安価であり妥当であるかと思う。ただし、減免制度について、市民や関係団体が使用する場合には、あきる野市では無料と聞いているが、他市との減免制度の比較についてはどのように考えているのか。社会教育関係団体は免除で、一般の市民が使用する場合には有料ということに疑問を感じる。また、コミュニティセンターと生涯学習センターゆとろぎとの減免制度の違いについて不公平感がある。そこで、著名人を呼ぶなどの興行事業により参加費の確保を図り、市民の使用料を下げるなどの方策は考えられないのか。減免制度を利用して稼動率を上げても歳入増にならないと思うので、興行事業を実施して市民負担率を下げることとしてはどうか。

    【説明員】

    生涯学習センターゆとろぎについては、平成24年度の実績における総事業費に対する使用料の割合は、17.3%であり、市負担分が多い状況となっている。減免制度については、施設毎に目的が異なることから、統一はされていない状況にある。また、興行事業を催し、歳入の拡充を図るべきとのことであるが、現在実施している興行事業についても、参加費で事業費の全てを賄えていないのが現状である。これは、事業費を参加者負担のみで試算すると、参加費が高額になってしまうこと、また、市民サービスの一環として事業を市民に提供していることを考慮すると、参加費で興行事業費を賄うことは非常に難しい。

    【委員】

    生涯学習センターゆとろぎの使用料については、安価であると思うが、付帯設備の使用料については、減価償却がされることから、使用料金を見直してはどうかと考える。特に、公民館の時から使用している備品等もあると思うので、一定の経過年数が経つものについては、使用料を見直すべきではないか。また、付帯設備に関する使用料については、減免基準が適用されないのはなぜか。

    【説明員】

    付帯設備については、修理や買替が発生することから、経過年数による使用料金の見直しは行っていない。

    【委員】

    生涯学習センターゆとろぎの職員数は何人いるのか。また、受付窓口業務については、どのように実施されているのか。

    【説明員】

    市職員は6人配属されていて、その他に、市民の会として約100人の市民ボランティア、有償ボランティア、レセプショニストなどがいる。窓口業務については、委託業者による職員が1名と臨時職員の1名の計2名で業務を行っている。

    【委員】

    施設を9時から予約しているにもかかわらず、9時に開館するのはおかしいと思う。スポーツセンターについては、利用開始前に開館する方法をとっているが、市の施設で扱いが異なることについて、どのように考えているのか。

    【説明員】

    スポーツセンター、コミュニティセンター、生涯学習センターゆとろぎの3館で調整し、貸し出し時間の10分前には、貸出施設の鍵を利用者に渡すように統一して運営している。

    【委員】

    仮に受付業務委託料の削減のために開館時間を調整しているのであれば、それは市民サービスの低下に繋がるので、各施設の運営方法を早急に統一すべきである。

    【委員】

    施設の開館時間については、生涯学習センターゆとろぎが開館してから7年が経過しており、指摘の問題は以前からあったのではないかと思う。にもかかわらず、現状として改善されていないのであれば、行政の信用性を欠く行為であり、これらのコスト計算の信憑性についても疑問を抱くことに繋がる。問題意識を持って市がコントロールしていく必要がある。

    【事務局】

    施設の開館時間などの運営管理の方法については、現状を調査し、次回の審議会で報告する。また、施設の運営経費については、市民サービスが低下するような削減はしていない。必要な経費については、予算の確保を図っているとことである。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、生涯学習センターゆとろぎ使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    休憩

     

    2.水道料金の適正化について

    【会長】

    次に、水道料金の適正化について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    水道事業会計の厳しい現状については理解できた。現行料金のままでいくと、平成27年度に赤字となるということは、料金改定の検討が喫緊の課題であると認識したが、消費税改定に対する影響についてはどのように考えているのか。

    【説明員】

    消費税改定の影響については、事業費として増加する分と、使用料に課税し納税する分の双方があることから、国の動向を注視して適正に対応していく考えである。

    【委員】

    昭島市の経営状況が良好に見受けられるが、昭島市から学び、取り入れることはないのか。

    【説明員】

    昭島市と羽村市では水源に大きな違いがある。昭島市の水源は、地下約200メートルにある深井戸で、羽村市の水源は地下約10メートルにある浅井戸である点が大きく異なる。また、羽村市には平成16年に建設した膜ろ過施設があり、それらの設備投資分の企業債償還経費についても異なっている。このように水を作る過程が違うことにより掛かる経費が違うといった点はあるが、昭島市の経営状況から学ぶ点はあると思うので、今後研究していきたい。

    【委員】

    水道事業会計は企業体でありさまざまな情報を参考に経営改善を図ることが必要である。

    【委員】

    次回資料については、市民に多くの影響を与えることから、低所得者に対する配慮などさまざまな情報を収集し、資料を作成すべきである。

    【委員】

    羽村の水は東京都より安価であり、市外の大企業に対し個別に給水事業に取り組んではどうか。

    【説明員】

    企業向けの給水事業である工業用水については、青梅、羽村地区工業用水道企業団が行っている。市外の大企業に対して個別に給水事業を行うことは難しいと考える。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、水道料金については、次回も審議するため、本日はこの辺りで質疑を終わりとする。水道事業は、非常に厳しい財政状況にあり、料金改定も考えられる。それについては、次回詳しく説明していただき、審議していきたいと思うが、よろしいか。

    …(異議なし)

     

    【会長】

    以上で、本日の審議事項は全て終了した。「3.その他」について、委員から何かあるか。

    (・・・なし)

     

    事務局から何かあるか。

    【事務局】

    次回の審議会の開催について事務連絡。

    【会長】

    次回は、8月20日(火曜日)午前10時から大会議室Bで開催する。それでは、本日の審議はこれで終了する。

    閉会

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