ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

羽村市

はむらってこんなまち

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    平成25年度第6回羽村市使用料等審議会会議録

    • [2013年11月1日]
    • ID:6135

    平成25年度第6回羽村市使用料等審議会会議録

    1 日時  平成25年9月5日(木曜日)午前10時から午後

    2 場所  市役所東庁舎4階特別会議室

    3 出席者  【会長】矢部久子

    【職務代理】河村孝子

    【委員】田村義明、市野明、宇津木牧夫、内田正敏、須藤道夫橋本、橋本唯隆、福島美樹子

    【事務局】小作財務部長、高橋財政課長、桑田主査、中山主任

    【説明員】粕谷産業課長、滝沢課長補佐、堀松スポーツ推進課長、中根係長、本橋土木課長、田村係長

    4 欠席者  加瀬哲夫

    5 議題  (1)各使用料の適正化について

    (1)    産業福祉センター使用料【資料1】

    (2)    小作駅前駐車場使用料【資料2】 

    (3)    公園運動場使用料【資料3】

    (4)    富士見公園クラブハウス使用料【資料4】

    (5)    公園夜間照明使用料【資料5】

    (6)    学校運動場夜間照明使用料【資料6】

    (7)    スポーツセンター使用料【資料7】

    (8)    堰下レクリエーション広場使用料【資料8】

    (2)その他

    6 傍聴者  3名

    7 配布資料    議題に表示

    8 会議内容  下記のとおり

    開会

    【会長】

    只今より「第6回 羽村市使用料等審議会」を開催する。本日は、『各使用料の適正化について』として、各種使用料について審議していく。審査項目が多く効率よく進行していきたいので、各委員のご協力をお願いする。また、本日は傍聴の方がいる。遵守事項をお守りのうえ、傍聴されるようお願いする。

    1 審議事項

    (1)各使用料の適正化について

    (1)産業福祉センター使用料

    【会長】

    それでは、「(1)各使用料等の適正化」を議題とする。はじめに、(1)産業福祉センター使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料1」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑などはないか。

    【委員】

    使用料は現行使用料が妥当であると思う。ただし、和室については、畳の磨耗や障子の破れなどが見受けられ、使用料を徴収している公共施設であることから、稼働率の向上を図るためにも改善に努めるべきである。また、使用していない部屋にもエアコンが効いている状況であったが、経費節減の観点から見直しを図る必要があると思う。

    【説明員】

    施設の修繕については、必要に応じて随時実施しているが、より魅力ある施設として稼働率が向上するよう取り組んでいきたい。また、施設内のエアコンついては、フロアー毎に一括管理している空調機器であるため、フロアー単位でエアコンが効くこととなっている。適切な管理運営に努めているが、空調機器の更新については、今後の検討課題と捉えている。

    【委員】

    以前、産業福祉センターで実施していた「パソコン教室」は、事業の見直しにより廃止したとのことであるが、教室で使用していたパソコンは、現在どのような利用がされているのか。また、多目的室の利用については、主にどのような団体が何の目的で利用しているのか。

    【説明員】

    「パソコン教室」は、民間の教室が充実してきたことや、各企業の社員研修の中でもかなり実施されてきていることから事業の見直しを行った。「パソコン教室」で使用していたパソコンについては、リース契約解除により返還した。また、多目的室の利用については、企業の福利厚生事業や、中小企業の研修会・交流会等による利用が多い。社会教育関係団体についても、約50団体が当施設の利用登録をしており、社交ダンスの講習などで利用されている。

    【委員】

    第2会議室と多目的室の機能はほぼ同様であると思うが、規模の小さい第2会議室の方が使用料が高い設定となっている。このような料金設定については、どのような理由があるのか。

    【事務局】

    産業福祉センターは東京都勤労福祉会館として東京都が運営していたが、平成13年に東京都から羽村市に運営が移管され、産業福祉センターとして運営している。現行使用料については、東京都で設定していた料金設定と同額で運営している。

    【委員】

    施設全体の利用者負担率は86.4%となっており妥当であると思うが、機能が同じ施設で規模が異なるのであれば、使用料に差があって当然であり、使用料体系については、今後見直す必要があるのではないか。

    【委員】

    第2会議室の稼働率が低い状況にあるので、パーテーションを使用するなどの方法で、会議室を分割して使用できるようにして、稼働率の向上に向けた検討をしてはどうか。また、産業福祉センターの設置目的は、産業発展に寄与することとしているため、社会教育関係団体の減免がされていない。社交ダンス等の文化団体の利用がされている現状から勘案すると、減免枠の幅を拡大して、施設の利用促進を図ってみてはどうか。

    【説明員】

    パーテーションは用意しているが、現行の使用料体系では、分割して利用できるような使用料体系とはなっていない。また、減免制度については、産業福祉センターの設置目的に合わせ、減免規定を設けているのが現状である。

    【委員】

    産業福祉センターは企業交流等の利用促進を図る観点から、多目的室の使用料を安く設定しているのではないかと思う。しかし、施設の稼働率平均は約30%であり改善していく必要性も高いことから、より魅力ある施設として利用促進を図っていく必要があると考える。

    【委員】

    施設の使用料は市民目線で設定すべきであり、規模の小さい施設の使用料の方が規模の大きい施設の使用料より高く設定されていることは大きな課題であると思う。特別な理由がないのであれば、課題解決に向けて取り組んでいくべきである。

    【委員】

    施設の管理運営は委託しているのか。

    【説明員】

    今年度から受付業務を(株)コナモーレに委託しているが、施設の管理運営は産業課で行っている。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、産業福祉センター使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるが、使用料体系の見直しについて、検討する必要があるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    (2)小作駅前駐車場使用料

    【会長】

    それでは、次に、(2)小作駅前駐車場使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料2」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    小作駅前駐車場の稼働率についてはどのように捉えているのか。

    【事務局】

    小作駅前駐車場における稼働率といった把握が難しいため、平成24年度の利用実績を記載している。

    【委員】

    近隣駐車場の利用区分と比較するとバラツキがあるが、料金を15分単位としている理由はあるのか。

    【委員】

    例えば、40分駐車した場合に、15分単位であれば、45分150円の料金となるが、30分100円とした場合は60分200円となる。このように、利用者が利用しやすいように15分単位の設定としているのではないかと考える。

    【説明員】

    地域活性化の観点から施設を設置しており、現行の使用料体系については、利用者の利便性を考慮し、15分単位としている。また、長時間駐車する方の利用促進を図るために、近隣駐車場と同様に24時間料金を設定しているが、民業圧迫とならないよう配慮する必要があると考える。

    【委員】

    駅前という一等地にあるのに、使用料収入が減っている理由はなにか。

    【説明員】

    平成23年度と平成24年度の利用台数を比較すると、利用台数は増えているが、駐車時間が短縮傾向にあることから使用料が減っているものと分析している。一台の1回あたりの駐車時間は、平成23年度と平成24年度実績を比較すると、3時間30分から3時間20分と10分程度、駐車時間が短縮している。また、24時間以上駐車する方は、より料金の安い駐車場を利用する傾向があり、このことからも使用料収入に影響しているものと思われる。

    【委員】

    市が実施している駐車場であり、土地代や固定資産税等は無償であると思うが、一方、近隣の民間駐車場は有償である。このように経費に違いがあるものの料金設定に大きな差はない点について、どのように考えて料金設定を行ったのか。

    【説明員】

    小作駅前駐車場は立地条件がよく、利便性が高い施設であり、近隣の民間駐車場の運営を圧迫しないよう、近隣の駐車場料金を参考に使用料を設定している。

    【委員】

    現行使用料は近隣駐車場の料金と同額程度であり妥当であると思うが、本施設の設置目的は産業の活性化であり、産業振興の一環であるのならば、使用料金の考え方については、今後、検討していく余地があるのではないかと思う。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、小作駅前駐車場使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    (3)公園運動場使用料

    【会長】

    次に、公園運動場使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料3」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    現在、武蔵野公園のテニスコートは、補修工事により閉鎖しているが、いつから利用できるのか。市民サービスに直結するため、修繕は早急にすべきであると考える。また、他市と比較すると、羽村市の使用料は安価な設定となっていることから、市外からの利用者も多いと聞いている。市民が申請して、一緒に利用する他の利用者のほとんどが市外の方であるということもあると聞いている。

    【説明員】

    武蔵野公園のテニスコートの修繕は今月着工予定であり10月中旬に完成する予定である。

    【委員】

    武蔵野公園のテニスコートは劣化が激しく、必要な修繕であると思うが、修繕の実施に伴う使用料改定は検討していないのか。

    【説明員】

    使用料金の改定については、本審議会の答申を受け、検討していくこととなる。市外の方の利用について、委員がご指摘のケースについては認識している。テニスなどの複数人で行うスポーツは、市民・市外利用者の判別が非常に難しい。

    【委員】

    私もテニスコートを利用している市民の一人であるが、予約が取れない状況が続いている。他市との均衡を図るために、使用料の見直しを図る必要もあるのではないか考える。また、武蔵野公園や富士見公園は施設の立地条件もよく、利用し易い施設であることから、必要な修繕は早急に実施していくべきである。

    【委員】

    他市と比較すると、羽村市は非常に安い使用料となっているため、使用料の見直しを図る必要があるのではないかと思う。また、市外の方が利用することで市民が利用しにくいということがあるのであれば、市外利用者の使用料についても見直しを図ってはどうか。

    【委員】

    公共施設は市民が利用しやすいことが重要であり、「市民」の利用促進を図る必要がある。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、公園運動場使用料については、他市の状況なども考慮し、見直しについて検討する必要があるが、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    ここで一旦休憩とする。

     

    (4)富士見公園クラブハウス使用料

    【会長】

    それでは、会議を再開する。次に、富士見公園クラブハウスについて説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料(4)」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    施設の利用について、どういった方が利用しているのか。また、受付業務はどこに委託しているのか。

    【説明員】

    利用されている団体としては、例えば、水墨画、水彩画、ウクレレなどの文化団体と、NPO法人羽村市体育協会などが主に利用している。文化団体以外の利用については、大会役員の控え室や、競技後のミーティング会場として利用されている。また、受付業務については、NPO法人 羽村市体育協会に委託している。

    【委員】

    先ほどの産業福祉センターやスポーツセンターなどにも同様に、会議室として利用できる施設があるが、使用料の設定に関する基準は設けているのか。同じような規模・機能を持つ施設については、同一料金として統一を図ってはどうか。

    【委員】

    公共施設は立地条件や利用団体も異なることから、各施設に応じた使用料として設定しているのではないかと認識している。

    【事務局】

    各施設の運営コストも異なることや、他市の同類施設の料金なども参考としながら設定していることから、同一料金とはしていない。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、富士見公園クラブハウス使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    (5)公園夜間照明使用料

    【会長】

    次に、公園夜間照明使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料5」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    電球数に応じた実情に即したコスト計算となっているが、これから実施される可能性が高い電力会社による電気料の値上げや、消費税の増税などの影響について、どのように捉えているのか。

    【事務局】

    ご指摘の点については、使用料に係るコスト計算に影響を及ぼすものとなるが、現時点では、今後の電気料の値上げや、消費税の増税を前提とした積算はしていない。こうした社会情勢の変化は行政サービスに係るコストに直接影響することから、社会情勢の変化に合わせ使用料等審議会の開催は4年に一度となっているが、必要に応じて開催することなどについても、検討する必要があると考えている。また、電力会社の電気料金の値上げの影響が、市民サービスの低下に繋がらないよう、契約先を東京電力(株)からPPS(特定規模電気事業者)に変更するなどして、経費節減に努めているところである。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、公園夜間照明使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    (6)学校運動場夜間照明使用料

    【会長】

    それでは、次に、学校運動場夜間照明使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料6」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    季節によっては日没時間が異なるが、照明の使用可能時間は季節に応じた対応が図られているのか。

    【説明員】

    季節に応じた対応として、冬は4時から利用できるように設定している。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、学校運動場夜間照明使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    (7)スポーツセンター使用料

    【会長】

    次に、スポーツセンター使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料7」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    減免規定で免除となる団体が、使用料がかからないことから複数の施設を予約して、結局キャンセルをするといった状況があると聞いている。このような実情があるのであれば、この課題について、どのように取り組んでいるのか。

    【説明員】

    年間を通じて利用している免除の団体については、スポーツセンターに限らず、グラウンド等の利用実績を把握しており、キャンセルが発生した場合には、直ちに手続きをしていただくようお願いしている。また、最低限必要な施設のみを予約していただくよう指導しており、より多くの団体が利用できるように努めている。

    【委員】

    スポーツセンターで何か競技などの練習を実施する時間は概ね2時間程度であると思うが、現状は貸出区分が午前・午後・夜間の3区分にしか設定されていない。施設の稼働率を上げるために、3区分による貸出体系を午後を2区分に分割するなど検討してはどうか。

    【事務局】

    ご指摘の点については、平成21年度の使用料等審議会の答申でも意見があり、施設の稼働率を上げる観点からも引き続き検討していく。

    【会長】

    他に意見はないか。

    【会長】

    それでは、スポーツセンター使用料については、貸出区分の見直しについて検討する必要があるが、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    (8)堰下レクリエーション広場使用料

    【会長】

    次に、堰下レクリエーション広場使用料について説明をお願いする。

    【説明員】

    …(「資料8」により説明)

    【会長】

    ただいま、説明があった。質疑等はないか。

    【委員】

    利用者負担率に大きな変化が見られないため、現行の使用料は妥当であると思う。

    【会長】

    それでは、堰下レクリエーション広場使用料については、現行の使用料を据え置くことが適当であるとしてよろしいか。

    …(異議なし)

     

    【会長】

    以上で、本日の審議事項は全て終了した。次第の「2 その他」について、委員から何かあるか。

    【委員】

    前回審議した水道料金の改定について再度資料を見直してみた。今回の料金改定は限りなく東京都の水道料金に近くなっているが、その主な要因は、水需要が減少していることによる影響であるとのことである。この水需要については、社会構造上の変化から今後も更に減少していく可能性が高いと思う。そうすると、羽村市の水道料金は東京都の料金よりも高くなる可能性があるのではないかと懸念している。水道料金の改定については妥当であるとの認識はしているが、今回の料金改定については、時限措置とする旨を明文化することや、今後、財政状況が改善すれば料金の引き下げについても検討するなどの条件付とすることについても、検討する必要があるのではないかと思う。良質な水道を安定して供給していくことが水道事業の使命であるが、平成16年に設置した膜ろ化施設の建設に伴う企業債が非常に多い状況にある。また、配水管の耐震化には多額の経費を要することから、他市との共同実施による経費節減などは検討できないかと考えた。これからの施設運営も非常に厳しいと改めて認識したところである。おいしい羽村の水を後世代に引き継いでいくためにも、これからの水道事業の運営は非常に重要であると考える。

    【事務局】

    水道事業会計は公営企業会計であり、企業体としての経営改善の努力は継続して実施していく。羽村市の特徴である『水』を大切に維持・管理していくための水道料金の改定であり、東京都を超えることはないと考えている。また、配水管の耐震化工事を共同で実施してはどうかとのご提案であるが、配水管の耐震化工事は地域の特性やそれぞれの実施計画があることから、共同による実施は難しい。水道事業だけにとどまらず、行政においては、絶えずコスト意識を持ち経営改善を図っていく考えである。水道料金の改定は、市民生活に直結する非常に重要な事項であると認識しており、委員の意見については、担当部署にも報告させていただく。

    【委員】

    次の水道料金の見直し時期について、明文化することはできないのか。

    【事務局】

    社会情勢とともに水道事業の運営状況は変化していくことから、市民の意見を聞きながら検討していくこととなる。4年に一度、使用料等審議会を設置するが、4年後にも水道料金が適正かどうかを審議していただき、状況の変化に応じた対応を図っていく。また、社会情勢の変化が著しい場合など、さまざまなケースが想定されるが、審議会の開催については、それらの状況を踏まえ臨機応変に対応を図っていく。

    【会長】

    他にあるか。

    (特になし)

     

    【会長】

    事務局から何かあるか。

    【事務局】

    次回の審議会の開催について事務連絡。

    【会長】

    次回は、9月18日(水曜日)午前10時から特別会議室で開催する。それでは、本日の審議はこれで終了する。

    閉会

    お問い合わせ

    羽村市企画部財政課

    電話: 042-555-1111(財政担当)内線320

    ファクス: 042-554-2921

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム