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    平成27年第1回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:7529

    平成27年第1回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時

    平成27年1月20日(火)午後3時00分~4時02分

    場所

    羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席委員の氏名

    委員長 島田哲一郎、委員長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、教育長 桜沢 修

    議題

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第1号 羽村市小中一貫教育基本計画(平成27年度~平成31年度)の策定について

    日程第5 議案第2号 平成27年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    日程第6 議案第3号 平成26年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    日程第7 議案第4号 平成27年度使用小中学校特別支援学級教科用図書の採択変更について

    <会議経過>

    委員長 皆さん、こんにちは。

    ただいまの出席委員は5名です。定足数に達しておりますので、ただいまから平成27年第1回羽村市教育委員会(定例会)を開会いたします。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    委員長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第34条の規定によりまして、委員長において、塩田真紀子委員を指名します。よろしくお願いいたします。

    〔日程第2〕

    委員長 教育長報告を行います。教育長、お願いします。

     

    教育長 それでは、お手元の資料の教育長報告事項をご覧ください。

    まず初めに、12月18日に市議会(定例会)となっておりますけれども、この中で、前野崎教育委員の辞任を受けまして、新しい教育委員の人事案件ということで塩田委員の人事案件を議会に上程をし、議会の同意を得て、新しく教育委員の選任が行われたということでございます。

    それから、文化祭実行委員会が12月19日にあり、ここでは第45回の羽村市文化祭の実施報告が行われました。第45回文化祭につきましては、昨年の10月9日のオープニングのパーティーから最終の11月3日までの長期にわたる事業でしたが、無事に、成功裏に終了できたという報告がありました。また次回に向けてさらなる充実を図っていくということとあわせて、市長からもぜひよろしくお願いしますというようなことで激励があったところでございます。

    それから、12月22日には羽村第二中学校への学校訪問、それから23日には「多摩っ子コンサート」が、東京都の小学校音楽教育研究会が主催でございました。青梅、昭島、羽村、あきる野、瑞穂の各教育委員会が後援を行いまして、15の小学校から約700人が出演をしたところです。今年で27回目となるこの多摩っ子コンサートでございます。羽村市からは武蔵野小学校、小作台小学校、富士見小学校、羽村西小学校、羽村東小学校が参加をしております。昭島市民会館で、私は第一部の午前中だけ出席をさせていただきました。また、当番ということで、開会に先立ちまして挨拶をしてきたところです。

    それから、同日の午後2時から「航空中央音楽隊クリスマスコンサートinゆとろぎ」が行われましたけれども、クリスマスにちなみました演奏で、大変多くの来場者がありました。日本だけではなくて海外からも高い評価を受けている音楽隊で、演奏、演出ともに素晴らしく、観客の満足度も高かったというふうに思っております。

    それから、年が明けまして1月10日に「伝統文化ウィークinゆとろぎ「磯節保存会公演」」がございました。これを皮切りに、1月16日には「ゆとろぎ演芸公演」、また、17日は「アイヌの歌と踊り」ということで公演があり、また、五十嵐誠さんの木工展がギャラリーで展示されております。また、18日の「西多摩おらがまちの郷土芸能」など、この伝統文化ウィークにつきましては、短い期間の中で大変盛りだくさんなメニューでゆとろぎで実施をしたところ、無事に終了できたということでございます。

    ちょっと戻りますけれども、1月12日には地区委員会のどんど焼きがございました。久しぶりに私も行かせていただいて、西地区委員会の式典のほうに出させていただき、また、途中で東地区委員会にも顔を出させていただきました。引き続き行われました成人式ですけれども、私も久しぶりの成人式の出席でしたが、今年の成人の皆さんはマナーもよくて、整然と式典が行われたように感じました。また、羽村第一中学校の吹奏楽部の演奏が非常に演出も含めて素晴らしくて、成人の皆さんも後輩の演奏に対して拍手を送っていたというようなことで、子どもたちに対して、何か成人の皆さんも温かく受け入れていたような気がします。あと、実行委員の方々もしっかりと司会進行もしていただきましたし、先生たちのスライドショーも、「あの作成や撮影に僕も行ったんです」なんていう話も聞いて、そういった面でも取材や制作に力を発揮してくれたんじゃないかなというふうにも思いました。

    あと、式典の後、実行委員になられた方と話をちょっとしましたけれども、大役を務めたという安心感、そういった感じが伝わってきたところです。

    それから、1月14日の午後3時からの東京都市教育長会定例会・連絡会・懇談会がザ・クレストホテルで行われましたけれども、その中で、特別支援教育のモデル事業を受けています羽村市と狛江市、この2市がその事業についての発表報告を行いました。羽村市からは、山崎参事が通級学級と特別支援教室との関連などについて現状と課題も交えて報告をしたところでございます。

    また、今回は東京都の教育費関係の新規事業等について、新年度予算についての説明が東京都からもありました。項目としては、算数・数学の学力向上への取り組みを東京都としても力を入れて取り組んでいくこと。それから、英語教育における少人数習熟度別の指導の推進のための加配定数の拡充だとか、非常勤教員等の活用、そういったことにも取り組みますということ。また、中学、高校の英語教員の海外派遣研修についても実施をしていきたいということ。それから、先ほどのものとはまた別のところで理数教育の推進も図っていくということ。あと、不登校対策の推進や、東京都独自の体力テストの実施とその実施した結果の施策への反映というようなことで、予算と事業についての説明が行われたところです。

    また、その後では、懇親会ということで東京都教育長以下多数の都の職員が出席されまして、26市のほかの教育長との情報交換、また東京都教育庁の職員の皆さんとの情報交換をしてまいりました。

    それから、16日には午後2時から西多摩中学生弁論大会がゆとろぎで行われました。非常に皆さんしっかりとした弁論をしたわけですけれども、自分が経験したことを自分の言葉でしっかりとみんなに伝えようというような気持ちが伝わり、非常にいい弁論大会で、中身について感動したところもありますし、自分が本当に不登校になってしまった原因について自分でみずから分析して、骨折が続いたりして勉強にもついていけなくなったというような具体的な話までありました。やはり聞いている同じ中学生も自分のことのように聞いていたんじゃないかと思います。

    それから、17日には10時半から栄小学校理数フロンティア公開授業・講演会に行ってまいりました。これについては、原子・分子の話から子どもたちが理科に興味を持ってもらいたいということで、講師の先生の授業、また栄小学校の教員の授業についても、中身としては子どもたちも興味を持って聞いていたという印象を受けたところです。

    また、同じ日の午後2時から地域教育シンポジウムが行われまして、小学生、中学生がいろいろと自分たちの意見を発表しました。また、その中で塩田委員の指導のもと寸劇がありましたが、大変いろいろな演出もある中で楽しい劇も見させていただきました。

    それから、1月18日にはスポーツリーダー養成講習会がありました。3日間にわたって6つの科目を受講するというもので、スポーツ団体の関係者の方、またスポーツの指導をされている方、いろんな方々が集まっての養成講習会で、冒頭、ご挨拶をさせていただきました。

    1月19日までの1カ月間の報告とさせていただきます。以上です。

     

    委員長 ありがとうございます。

    以上で報告が終わりました。

    これから質疑を行います。何かご質問ございませんか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 以上で質疑を終了いたします。

    教育長報告は以上で終了しました。

    〔日程第3〕

    委員長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の12月16日から1月20日までの活動については別紙に記載のとおりです。

    これから質疑を行います。何かご質問またはご意見等ございましたらお願いいたします。

     

    江本委員 委員長。

     

    委員長 江本委員。

     

    江本委員 ちょっと報告を忘れたんですけれども、1月17日に先ほど教育長からお話がありましたように、栄小学校理数フロンティア公開授業に出席させていただきました。4年生の授業で仮説実験授業と言われる授業だというふうに思いますけれども、子どもたちの興味関心を引きつけて、しっかり考えさせて、そしてその実験によって検証して、新たな驚きとともに学びを体得していくという、そういう授業だったんですけれども、その中で、原子・分子という言葉が盛んに子どもたちのほうからも出てきて、そのわけを聞くと、3年生の段階でもう原子・分子の授業を受けているというお話でした。

    この件については、きっと学習指導要領の内容からすればうたわれていないことを指導しているということで、ひょっとしたら何かひっかかりはあるのかもしれませんけれども、私としては今回この授業を見させていただいたところで、子どもたちがより積極的に理科の実験ですとか理科の学習というものに前のめりになって、意欲的に参加できるということ、ああいう姿を見させていただくと、ぜひこういう子どもにとって必要というか、子どもにとってプラスになることは許容範囲の中でどんどん指導していただきたいなということを感じました。

    栄小学校は、理数フロンティア校としてああいう授業を受けているわけですけれども、ほかの小学校6校については、そういう原子とか分子とかという言葉はなく、理科の授業は淡々と進んでいっているわけですよね。ですから、ぜひこういう実践報告といいますか、こういうことをしたら子どもたちはこういうふうに考えたとか、こういうふうに変わっていったというようなことを、ぜひほかの小学校にも伝えていっていただきたいということを思います。

    それがあってこそ、また小中一貫の趣旨もかなえられるというふうに思いますし、栄小学校が得られたことを、ぜひ何らかの形でほかの小学校、中学校に伝えていっていただければ、羽村市全体の理数に対する子どもたちの意欲も高まるのではないかというふうに思いましたので、よろしくお願いいたします。

     

    委員長 ありがとうございます。

    その他ございますでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 以上で質疑を終了します。

    教育委員会委員活動報告は以上で終了します。

    〔日程第4〕

    委員長 議案第1号 羽村市小中一貫教育基本計画(平成27年度~平成31年度)の策定についてを議題といたします。

    提案者から提案理由の説明を求めます。

     

    教育長 委員長。

     

    委員長 教育長。

     

    教育長 それでは、議案第1号 羽村市小中一貫教育基本計画(平成27年度~平成31年度)の策定についてご説明いたします。

    本議案は、平成26年10月21日に開催しました平成26年第12回羽村市教育委員会定例会の委員協議会においてご説明させていただきました羽村市小中一貫教育基本計画(案)について、10月28日から11月26日までの意見公募で受け付けた意見を考慮し、内容の一部修正を行った上、策定しようとするものです。

    細部につきましては生涯学習部参事よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

     

    生涯学習部参事 委員長。

     

    委員長 生涯学習部参事。

     

    生涯学習部参事 それでは、改定小中一貫教育基本計画についてご説明いたします。お手元の計画をご覧になりながらお聞きいただければと思っております。

    まず、平成22年1月に策定しました羽村市小中一貫教育基本計画の実施年度が平成26年度までのため、今年度改定を進めてまいりました。改定につきましては、小中学校の代表、教育委員会事務局で構成した羽村市小中一貫教育基本計画検討委員会を設置しまして、4回の委員会を開催して、検討をいたしました。

    小中一貫教育は、9年間の義務教育をつなげる仕組みを導入するということで、教育の質の向上を図っていくことが基本であります。平成21年度に策定しました基本計画で示された取り組みについて、市内全校実施となって今年度で3年目であることも踏まえ、大きな変更はせず、基本的な柱はそのままに、その取り組み方法や内容の修正を図るということが基本的な考え方です。

    パブリックコメントにつきましては4件が寄せられました。いただいたパブリックコメントの内容は、教員の多忙化、中1ギャップ、いじめ、不登校、乗り入れ授業、英語活動、一部教科担任制、羽村学・人間学・親学、特別支援教育、指導区分、検証・分析方法、部活動、計画の目的、学力向上、以上に分類をいたしました。

    小中一貫教育の取り組みは、教員や児童・生徒の負担増につながるのではないか、取り組みの検証、分析をわかりやすくし、成果をもっと明確にといった視点からのご指摘がございました。

    これらのご意見を踏まえ、説明の文やグラフを追加し、今回配布させていただいているものを作成いたしました。

    それでは、2ページ、目次をご覧ください。

    章立てですけれども、第1章、計画の策定にあたって、第2章、小中一貫教育の取組の成果と課題、第3章、今後の目標と取組内容、第4章、計画の具体的な展開及び資料という構成です。

    次に、3ページの第1章、計画の目的ですけれども、こちらは文言を一部修正しております。小中一貫教育の実現をしていくということが計画の目的だったわけですが、制度については定着してきていることから、小中一貫教育を充実させることを目的とするというふうにさせていただきました。

    次に、4ページから9ページ、第2章になります。小中一貫教育の導入の目的として掲げた5点につきまして、1つ目が中1ギャップの解消、2つ目が学力の向上、3つ目がいじめや不登校の減少、4つ目が個性や能力の一層の向上・豊かな人間性や社会性の育成、5つ目が特別支援学級の充実です。こちらにつきまして、今までの取り組みをまとめ、その成果と課題を示させていただきました。

    5ページ、中学校1年生の不安の解消、いわゆる中1ギャップの解消につきましては、図1、平成21年度から平成25年度までの中学校不登校生徒出現率の経年変化を示しています。ピークである平成23年度は4.40%でしたが、全体として減少傾向にあり、昨年度は2.85%となり、初めて東京都の平均を下回りました。図2の中学校1年生のみで見た場合でも減少の傾向となっていること、それから、6ページの図3ですけれども、小学校時代に不登校傾向や不登校経験がなく、中1で初めて不登校になる生徒の数をこのグラフは示しています。こちらも平成23年度から見ていきますと減少傾向にありましたが、平成26年度、今年度は多い結果となったため、その原因については課題が残っております。

    6ページ、学力の向上についてです。図4は、カリキュラム上の重点化を図ってきた英語科についてのグラフです。こちらはいち早く東京都の学力調査での平均を超えてまいりました。平成23年度を見ていただきますと、赤いほうが東京都ですけれども、都のほうが高いわけですが、24年度からは逆転いたしまして、羽村市のほうが東京都の平均を上回っているという結果になっております。図5ですけれども、こちらは平成23年度に5年生であった児童の学力調査の結果と、それから、同じお子さんたちが平成26年に中学校2年生になっており、こちらを比較し経年変化を見たものです。平成23年度に5年生であった児童の学力調査の結果は、東京都の平均を下回っております。平成26年度に中学校2年生となった同じ生徒の東京都の学力調査の結果は、数学を除き東京都の平均を上回りました。算数・数学は東京都平均には届かなかったものの、数値は向上しております。

    次の7ページの図6ですけれども、中学校2年生の東京都学力調査結果の平成23年度と平成26年度の比較のグラフです。こちらも向上が見られております。小学校5年生、小学校6年生、中学校1年生、中学校2年生といった継続した指導の中で系統的な指導の積み上げを行ってきた成果であるというふうに捉えております。

    次に、いじめや不登校の減少ですけれども、図7をご覧ください。左が小学校、右が中学校の把握したいじめがどれだけ解消したかということを表しています。小学校、中学校とも未解消、こちらが減少し、解消または一定解消という早期発見、早期対応が図られたということが読み取れます。不登校、いじめ、学力など、さまざまな要因は考えられますけれども、小中一貫教育の取り組みを行うということは、きめ細かい指導を継続して系統的に行うということです。こうした地道な取り組みの成果が、児童・生徒の姿として表れていると捉えております。

    次に、8ページ、個性や能力の一層の向上・豊かな人間性や社会性の育成の観点ですけれども、こちらは理念的な性格のものであるため、抽象的となってしまいますが、小中一貫教育の仕組みを導入したことで、小中学校が一緒になって児童・生徒を育てていこうとする姿勢となり、そこから生まれるアイデアが教育の質の向上につながっていること、羽村学・人間学・親学の取り組みが、地域とのつながりや教育環境の向上につながり、結果として個性や能力の一層の向上、豊かな人間性、社会性の育成に寄与したと捉えております。

    続いて、特別支援学級の充実については、過去5年間の特別支援学級の設置状況を記載しております。アスタリスクがついている4つの学級が、小中一貫教育基本計画策定後に開級または開級予定の学級です。

    以上のようなことを踏まえまして、9ページの下のところですけれども、小中学校の教育の今後の方向性についてまとめさせていただいております。羽村市は、今後も国の動向等も注視しながら、小中一貫教育を推進していくということを確認しております。

    次が、第3章です。10ページから11ページです。今後の目標と取組内容についてです。色のついている囲みに、今までの実践の積み重ねをもとに目標となる取り組みの回数や指標となる調査の値を示しました。詳しくは省略させていただきます。

    次が、11ページの後半から20ページまでの第4章です。こちらは計画の具体的な展開についてまとめてあります。基本的には前の計画と大きな変化、変更というのはございません。

    まず、11ページの形態についてですが、施設隣接型の三中校区、施設分離型の一中校区、二中校区について記載をしております。

    12ページには指導区分です。これは、小学校1年生から小学校4年生を前期、小学校5年生から中学校1年生を中期、中学校2年生から中学校3年生を後期としているということです。指導の区切りとして考えていくことに、変更はございません。

    小中一貫教育基本カリキュラムは、13ページの中ほどに羽村市小中一貫教育基本カリキュラムの記載がございますが、こちらは各教科の9年間の指導計画のことを示しております。教科書採択に伴いまして、今年度、小学校のカリキュラムの差しかえをしております。来年度は中学校の教科書採択の年になっておりますので、来年度には中学校のカリキュラムの差しかえを行って、9年間の続いたカリキュラムをつくっていきます。

    14ページから17ページは、羽村市独自の特色ある教育内容として、英語教育、羽村学(郷土学習)、人間学(キャリア教育)について示しております。指導計画の一部を前の基本計画では載せていましたが、24ページからの資料として、羽村学、人間学については別に示すようにしております。

    次に、17ページ、3、指導体制ですけれども、指導区分の前期、中期、後期の各校で取り組む指導体制の工夫について示しております。特に中期ですけれども、小学校高学年では、一部教科担任制の導入についての取り組みを推進していきます。これは、前の計画にも示していましたけれども、取り組みが進んでいないところでした。先行事例からも一部教科担任制を行うということは、学力向上や授業改善、教員の組織的な教育の推進につながるという視点から、来年度は研究を、平成28年度には全ての学校での取り組みとなるように示しております。

    18ページには、学習コーディネーターの配置について、現状の体制について記載しています。過去5年間で図工・美術コーディネーター、音楽コーディネーター、こちらは両方とも学習コーディネーターですけれども、追加がありました。しかし、今後も学校間をつなぎ、教科をつなぎ、乗り入れ授業等も含めて、また地域と学校をつなぐ役割は変わりありません。

    次に、18ページ後半からの特別支援学級の充実ですが、特別支援学級における小中一貫教育を進めるグループについて記載しています。

    19ページにまとめてありますが、羽村第一中学校の8組と栄小学校のくぬぎ学級、西小学校の特別支援学級くすのき学級が同じグループ。羽村第三中学校のE組と武蔵野小学校のむさしの学級が同じグループとなり、それぞれが進める小中一貫教育の取り組みを推進してまいります。

    次に、家庭との連携のための取組(「親学(家庭教育講座)」)ですけれども、こちらは情報コミュニケーションツールの発達に伴うSNSなどを追加するのみで大きな変更はなく、今後も中学校区各校での取り組みを継続します。

    次に、小・中学校一貫教育校の施設ですが、こちらもここに書かれているとおり、小・中学校一貫教育校の施設については、三中校区の武蔵野小学校と羽村第三中学校の校舎の2階部分を連絡橋等で結ぶこと、将来的には両校の間にある公道を取り除き、一体の敷地として活用するということなどについても検討してまいりました。こちらについても、今後、施設隣接型の強みを生かしていくという中で、どのような形がいいのか、いわゆる形からではなくて、こういう実践をしていきたいのでこういうことが必要なのではないかというような検討も含めて、継続して検討していくというようなところでございます。

    最後に、小中一貫教育の推進及び検証ですけれども、中学校区ごとにつくります実施計画について、こちらの取り組みにつきまして、保護者の代表や地域の代表の方などを委員とした検証委員会の中で毎年検証していくことを規定しております。これも大きく変わっているところはございません。

    この後は資料というような形で添付がされております。

    以上で改定します羽村市小中一貫教育基本計画の説明を終わりにいたします。

     

    委員長 ありがとうございました。

    以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

     

    江本委員 委員長。

     

    委員長 江本委員。

     

    江本委員 今、参事のほうから小学校における一部教科等の担任制についてのお話がございました。この件について、実は私も校長をしていた時代に、これを取り入れなくてはということでちょっとやってみたことがあったんです。ただ、時間割の操作ですとか人の手当てということが想像以上に大変で、机上のプラン的には結構できそうなんですけれども、実際にやってみますと、小学校の中でこれをやっていくことは非常な負担と困難が伴いました。例えば、これについて人を増やすとか、そういうようなことはまだ考えていらっしゃいませんか。

     

    生涯学習部参事 委員長。

     

    委員長 生涯学習部参事。

     

    生涯学習部参事 現在のところ、人的な措置というのは考えてはおりません。ただ、他区市等でも先行事例というのもございまして、そういった具体的な時間割の例であるとか、そういったものを学校に示したり、それから、恒常的にやっていくというのは、やはり理想もあるかもしれませんけれども、そのよさというところを先生方に体得していただくというところがまず大切かというふうに捉えております。

    やはり、教員が1回の指導案をつくったときに、1組、2組で同じような授業ができる、そしてその中での指導方法を工夫していったり、技術を磨くということもできますし、たくさんの目で子どもたちを見ていくことができる、いわゆるチームで子どもたちを育てていくということにもつながります。時間割の操作、これは大変だということは認識しておりまして、今までなかなか進まなかったというところも、やはりそういった点で各学校が大変ですというようなお話があったのは事実でございます。そういったところを少しずつできるところからスタートして、どの教科でというところではなくて、学校の実情に応じて取り組んでいくということが肝要かなというふうに考えております。

     

    江本委員 委員長。

     

    委員長 江本委員。

     

    江本委員 はい、わかりました。ありがとうございました。

     

    委員長 その他よろしいでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    お諮りいたします。議案第1号 羽村市小中一貫教育基本計画(平成27年度~平成31年度)の策定については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第5〕

    委員長 議案第2号 平成27年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題といたします。

    提案者から提案理由の説明を求めます。

     

    教育長 委員長。

     

    委員長 教育長。

     

    教育長 それでは、議案第2号 平成27年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明をいたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、平成27年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分について教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し、意見を求めるものです。

    細部につきましては生涯学習部長よりご説明申し上げます。

     

    生涯学習部長 委員長。

     

    委員長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 それでは、平成27年度の一般会計予算(教育費)<案>につきましてのご説明をさせていただきます。資料をご覧いただきたいと存じます。

    まず、当予算につきましては、最終段階は、今、編成中でございます。その段階ですので、数値等につきましては若干変更する可能性がございますので、あらかじめご承知いただきたいと思います。今、要求している段階ということでございます。

    平成27年度の教育費につきましては、22億9,215万5,000円、一般会計に占める構成比は10.5%、前年度比の増減率で申し上げますと10.3%の増額となってございます。

    教育委員会の主要事業につきましてのご説明をさせていただきます。◎が新規事業、○がレベルアップ事業、△が推進事業でございます。

    初めに、生涯学習総務課でございます。

    生涯学習基本計画の後期計画の策定準備に着手してまいります。生涯学習基本計画につきましては平成24年度に策定をし、後期の基本計画を平成29年度から32年度までの5カ年として策定をすることから、準備に着手するものでございます。

    なお、市の長期総合計画につきましても同様の期間となっていることから、そちらにつきましても策定準備に入ってまいります。

    次に、高校等入学資金融資制度でございます。前年度同額の59万1,000円でございます。入学するための資金の融資あっせんに関する利子補給でございます。

    小中学校樹木調査の実施でございます。105万2,000円でございます。小中学校にあります樹木が、老木化に伴いまして、一昨年には小作台小学校で倒木があり、今年度につきましても小作台小学校の桜がベッコウタケの幼菌ということで、大きな古い桜の木にキノコが生えまして、倒木の危険があるということで伐採をしたところでございます。これら、全ての小中学校の樹木を改めて調査いたしまして、倒木の危険を事前に回避するための調査委託を行うものでございます。

    次に、小中学校体育館改修工事でございます。非構造部材対策といたしまして1億7,570万1,000円でございます。避難所であります体育館の非構造部材の耐震化工事、羽村西小学校、栄小学校、羽村第一中学校を予定してございます。

    次に、避難所への太陽光パネル等設置工事設計委託でございます。504万2,000円でございます。避難所となる小中学校への太陽光パネルを設置してまいります。こちらにつきましては、環境の視点から、または防災の視点からといたしまして、羽村東小学校、栄小学校、羽村第二中学校を、平成27年度設計、28年度工事の予定で設計業務に入ってまいります。

    青少年スポーツ・文化活動等補助金、100万円、前年度同額でございます。市内の青少年が全国大会などに出場した場合に、その経費の一部を補助するものでございます。

    次に、学校教育課でございます。

    通学路への防犯カメラの設置、503万円でございます。安全・安心のための取り組みを補完し、犯罪の抑止力を高めるために、小学校区ごとに死角となる場所に防犯カメラの設置をしてまいります。

    次に、校務支援システムの更新でございます。1,077万8,000円でございます。小中学校教員用にパソコン機器を配備してございますが、その保守期間の終了または老朽化に伴う更新を行うもので、2カ年で整備をしてまいります。

    次に、教育支援課でございます。

    多様なニーズに応じた特別支援体制(インクルーシブ教育システム)の構築でございます。611万2,000円、前年度比64万4,000円の増額でございます。インクルーシブ教育システムコーディネーターの日数の増等を図り、支援体制の充実を図っていくものでございます。

    裏面をおめくりください。

    引き続いて教育支援課でございますが、特別支援教育支援員配置の充実でございます。1,076万3,000円でございます。前年度比144万7,000円の増額となります。平成27年度は新たに中学校への取り組みをパイロット的に実施するもので羽村第二中学校を予定してございます。

    特別支援教室の推進、41万6,000円でございます。前年度比減額となってございますが、平成26年度は施設整備をしたために前年度比では減額になっているという形になります。

    次に、生涯学習センターゆとろぎでございます。芸術鑑賞事業といたしまして、1,070万円でございます。各種ジャンルの良質な芸術鑑賞事業を市民へ提供してまいります。

    伝統文化交流事業、600万円でございます。各地の優れた伝統文化を市民に紹介するとともに、地元の文化を見直す機会として、市民交流を図る事業を実施してまいります。

    子ども体験塾「ロボットワールド」ということで、ロボットに関連する子ども体験塾を実施してまいります。

    子ども体験塾「子ども国際交流音楽祭」、前年度と同様に実施をしてまいります。

    ゆとろぎ市民協働組織助成金、前年度同額で事業を協働事業として推進をしてまいります。

    生涯学習センターゆとろぎ開館10周年記念事業といたしまして、390万円を予算化してございます。平成28年3月25日に開館10周年となることから、記念事業を実施してまいります。平成27年度を開館10周年年度といたしまして、各種記念事業を開催してまいります。

    文化祭事業助成金でございます。開館10周年記念事業といたしまして実施をしてまいります。

    ゆとろぎイベントガイド作成でございます。136万円といたしまして、デザイン等を外部委託にすることによる増額となっており、イベントガイドの充実を図ってまいります。

    続きまして、スポーツ推進課です。

    多摩・島しょスポーツ振興事業「小・中学生バドミントン技術力向上事業」でございます。今年度、サッカーを行いましたが、平成27年度につきましてはバドミントンを実施し、小・中学生を対象に行います。講師は、元プロ選手、現役チームの招聘を予定してございます。

    続いて、スイミングセンター空調設備入替工事でございます。老朽化しましたスイミングセンターの空調機器の入替え工事を平成27、28年度の2カ年で実施してまいります。総事業費は1億6,554万4,000円を予定してございます。

    備品の新規及び入替購入ということで、貸し出しのAEDの導入等を図ってまいります。

    続いて、図書館でございます。

    小・中学生の読書手帳活用の推進でございます。新たに小中学校の1年生になられる方々に読書手帳を配布し、読書手帳を活用して読書活動の推進を図ってまいります。

    総合的な資料収集と整備でございます。図書、視聴覚資料の充実を図ってまいります。

    続いて、郷土博物館でございます。

    郷土博物館開館30周年記念事業といたしまして、227万4,000円を措置したところでございます。記念事業等を実施してまいります。

    埋蔵文化財調査でございます。羽村駅西口土地区画整理事業を含む埋蔵文化財包蔵地の開発申請等がある程度見込まれることから試掘調査を実施してまいります。

    収蔵資料等くん蒸委託でございます。収蔵倉庫のくん蒸による博物館内に生息する資料の加害害中の駆除等を実施してまいります。

    油圧式高所作業台保守点検委託ということで、購入後30年を経過することから、機能の点検を実施してまいります。

    マイクロフィルム機器保守点検委託でございます。こちらについても購入後経過がたってございますので、保守点検をし、延命措置を図ってまいります。

    営繕用原材料の購入ということで、施設の老朽化補修に伴う原材料の整備をしてまいります。

    少年自然の家でございます。

    客室用地上デジタルテレビ購入。買替えを実施し、施設の整備を図ってまいります。

    以上、平成27年度の一般会計における教育委員会の要求状況についての説明とさせていただきます。以上でございます。

     

    委員長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 生涯学習総務課で小中学校樹木調査の実施ということですけれども、既に小作台小学校で今までそういう事故が起きたということもあって、実際にすぐに何らかの対策をとらなければいけないという可能性はありますでしょうかね。それとも、その対策費というのは次年度予算ということになるのでしょうか。

     

    生涯学習総務課長 委員長。

     

    委員長 生涯学習総務課長。

     

    生涯学習総務課長 樹木につきましては、今年度も剪定等の予算をとっておりまして、各学校のほうの調査のもと必要に応じて枝の剪定を主にしながら、先ほど部長から申しましたけれども、小作台小学校ではここで桜の木を伐採したという経緯もございます。来年度もまた引き続き剪定等の委託経費というのは確保していきますけれども、それとあわせまして、全体の小中学校にはおおよそ1,000本以上の木が植わっていることを把握しておりますので、それについてある程度の高さの基準を設け、来年度、調査をして、台帳管理をしていきながら、樹木医の力もかりまして、素人ではわからない部分というところも調査させていただくという計画をしております。

    以上です。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 そうすると、調査をして、結果が出てきたものに対しては対策をしていくというふうに理解してよろしいということですね。

     

    生涯学習総務課長 委員長。

     

    委員長 生涯学習総務課長。

     

    生涯学習総務課長 そのとおりであります。この調査委託はあくまでも調査の委託のみになりますので、その後、必要に応じて剪定等の委託の経費を用いまして、伐採をしていくという計画になります。

    以上です。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 はい。ありがとうございました。

     

    委員長 他によろしいでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 以上で質疑を終了いたします。

    お諮りいたします。議案第2号 平成27年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第6〕

    委員長 議案第3号 平成26年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題といたします。

    提案者から提案理由の説明を求めます。

     

    教育長 委員長。

     

    委員長 教育長。

     

    教育長 それでは、議案第3号 平成26年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明いたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、平成26年度羽村市一般会計補正予算のうち教育費に係る部分について教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し、意見を求めるものです。

    細部につきましては生涯学習部長よりご説明申し上げます。

     

    生涯学習部長 委員長。

     

    委員長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 それでは、平成26年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取につきましてのご説明をさせていただきます。資料をご覧いただきたいと存じます。

    まず、歳入でございます。

    使用料及び手数料でございますが、スポーツセンター貸切使用料、138万円の減額でございます。利用実績等に伴う減額でございます。

    なお、遅れましたが、今年度、平成26年度の最終の補正予算となる予定でございます。

    続きまして、国庫支出金でございます。まず1番といたしまして、防音事業関連維持費、272万8,000円の減額でございます。小学校、中学校におきます防音事業関連維持費につきまして、使用料等の減に伴う減額をさせていただきます。2番は、学校施設環境改善交付金、152万5,000円の減額となります。学校施設大規模改修事業費につきましては、羽村西小学校に設置をいたします特別支援学級の工事費について補助金が獲得できたことから増額をいたしますが、防災機能強化事業費につきましては、298万8,000円の減額となります。こちらにつきましては、小作台小学校、武蔵野小学校が、補助対象経費の下限額というのがございますけれども、それに満たなかったことから補助制度を受けられなかったということで298万8,000円を減額するものでございます。その他といたしまして14万2,000円の増額でございますが、後ほど歳出のほうでも出てきますけれども、特別支援学級の児童扶助費等の増額に伴う国庫負担分が増額となってございます。

    続いて、都支出金でございます。学校施設非構造部材耐震化支援事業費、149万4,000円の減額でございます。国庫支出金のほうで説明をさせていただきましたが、小作台小学校、武蔵野小学校が補助対象とならなかったことから、予算を減額するものでございます。

    諸収入でございます。1番は、芸術公演チケット等売上金でございます。見込みより多く売り上げができたことから、115万円の増額でございます。次に、フレッシュ名曲コンサート(公財)東京都歴史文化財団分担金につきましては55万円の減額でございますが、歳出のほうの減に伴う分担金につきましても減額となってございます。

    続いて、歳出でございます。

    教育費でございますが、1番目は、第三中学校テニスコート改修工事、179万1,000円の減額でございます。当初見込んでいた額よりも契約金額の確定に伴う予算額を減額するものでございます。2番目は、生涯学習センターゆとろぎ維持管理に要する経費でございますが、電気料、施設修繕料の増額を160万2,000円行います。3番目は、芸術鑑賞事業公演委託料でございますが、先ほど歳入の減もございましたけれども、フレッシュ名曲コンサート、111万1,000円の減額となります。4番目は、スポーツセンターの維持管理に要する経費といたしまして、電気料、ガス料、水道料、下水道料、それぞれ増額をし、186万3,000円の増額をいたします。5番目の教育振興基金積立金ということで、教育振興基金の部分につきまして、将来の教育振興に備えるために積み立てを行うもので、3,573万6,000円の増でございます。その他といたしまして、職員人件費、小学校の電気料等を始め、中学校における電気料の減額ですとか、博物館の電気料ですとか、細かいものをその他に書いてございますけれども、それらを合わせて62万4,000円を増額させていただくものでございます。

    以上、大変雑駁ではございますけれども、平成26年度一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取につきましての説明とさせていただきます。

    以上です。

     

    委員長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    お諮りいたします。議案第3号 平成26年度羽村市一般会計補正予算(第5号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第7〕

    委員長 議案第4号 平成27年度使用小中学校特別支援学級教科用図書の採択変更についてを議題といたします。

     提案者から提案理由の説明を求めます。

     

    教育長 委員長。

     

    委員長 教育長。

     

    教育長 議案第4号 平成27年度使用小中学校特別支援学級教科用図書の採択変更についてご説明いたします。

    本議案は、平成26年8月19日に開催しました平成26年第9回教育委員会定例会において採択した、平成27年度使用小中学校特別支援学級教科用図書の一部が絶版等により供給不能となったため、採択の変更を行うものです。

    細部につきましては生涯学習部参事よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

     

    生涯学習部参事 委員長。

     

    委員長 生涯学習部参事。

     

    生涯学習部参事 それでは、添付の資料のほうをご覧ください。

    全部で3つありますが、武蔵野小学校で採択を予定しておりました「おえかきレッスンわくわくワーク」というのが、先ほど教育長のほうからご説明がありましたとおり絶版等により供給不能というようなことで、その代わりとして、こちらにございます「おえかきブック-子どもが描く思い出絵本-」というものにしております。選定理由といたしましては、好きな乗り物・食べ物、自分の顔などを、子どもの自由な発想で絵を描いたり色を塗ったりして進行する物語形式の本であること、楽しく絵を描きながら自分の生活を記録として残すこともでき、学ぶ意欲をかき立てる内容となっているということで、こちらを代替というような形でさせていただきたいということでございます。

    次に、技術家庭の教科用図書として使います、こちらは羽村第一中学校で使用するものでございますが、「小学生のキッチンでおやつマジック」というところがないということでしたので、「毎日の食事カロリーガイド 改訂版」というものをかわりにということでございます。こちらはやや内容が同一でない部分もありますが、「中学生になって、食事をみずから調理したり買ったりできるようになってきた。しかし、その際に食べ物が体に与える影響や栄養素等をあまり意識していない」という点があることから、食事のカロリー、栄養成分が掲載されているこの本を使って、視覚的に理解ができるというようなところを中心としまして、こちらのほうにしたいということでございます。

    最後に、羽村第三中学校で使用する予定でありました「新版ふしぎ・びっくり!?こども図鑑 くさばな」でございますが、こちらもないということですので、「ニューワイド学研の図鑑 増補改訂植物」というところで、こちらを代替としたいというところでございます。装丁が扱いやすいという点や、写真が多用されていて視覚的に捉えられてわかりやすいというところ、身近に見られる植物を多く特集してあるということで、生徒が興味を持ちやすいということで、こちらにしていただきたいということでございます。

    現物につきましては、今、委員長の横に置いてある、その3冊となっております。

    以上でございます。よろしくお願いいたします。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 2枚目に教科名、発行者、図書名と書いてあるが、図工はコクヨS&Tでいいと思うんですけれども、技術家庭が女子栄養大学出版部で、理科が学研マーケティングじゃないですか。

     

    生涯学習部参事 委員長。

     

    委員長 生涯学習部参事。

     

    生涯学習部参事 大変申しわけございませんでした。こちらのほうは間違いとなっておりますので、入れかえをしていただければというふうに思います。どうもありがとうございます。

     

    委員長 その他、質問よろしいでしょうか。

     

            (質疑なし)

     

    委員長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    お諮りいたします。議案第4号 平成27年度使用小中学校特別支援学級教科用図書の採択変更については、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    これをもちまして平成27年第1回羽村市教育委員会(定例会)を閉会といたします。

    ご協力、ありがとうございました。

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    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

    電話: 042-555-1111 (総務係)内線352

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