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    平成27年第14回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:8503

    平成27年第14回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時

    平成27年11月17日(火)午後3時00分~26分

    場所

    羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 島田哲一郎、委員 塩田真紀子

    議題

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第35号 平成27年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    <会議経過>

    教育長 こんにちは。今日はお忙しい中、教育委員の皆さんにお集まりいただきまして、ありがとうございます。

    着席させていただいて、会議を進めさせていただきます。

    それでは、本日の出席者は4名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成27年第14回羽村市教育委員会(定例会)を開会いたします。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において塩田真紀子委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第2〕

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    まず、10月21日に第1回総合教育会議が開催されまして、市長と教育委員会が教育に関する協議・調整をする場が設けられました。第1回ということで、制度や会議の運営等に関する事務的な話から始まりましたが、今後の会議の開催予定数について、また、教育大綱の策定においては、長期総合計画、生涯学習基本計画等をもとに、羽村市の教育における状況の中で重要と考えられる事項なども盛り込んでいくという方向性が確認されたところであります。第2回の会議開催に向けまして、教育委員の皆さんからご意見等をいただければと思いますので、お気づきの点などがありましたら、事務局にお寄せくださいますようお願いいたします。

    続きまして、23日と30日には、教育委員会学校訪問がありました。ご参加ありがとうございました。

    24日の羽村東小学校での地域フェスティバルですけれども、私も初めて教育委員会としての参加をさせていただきました。竹を使った工作が行われて、子どもたちもなれない手つきでナイフやのこぎりを使って、制作に熱心に取り組んでいました。この事業は、地域の方々の準備だとか、または実技指導などの支援によって実施されていまして、地域と学校の連携事業として、すばらしい取り組みだと感じたところです。また、事業運営スタッフに羽村第一中学校の生徒さんが二十数名、ボランティアで来ていて、その点でも感心したところです。私たち市民は、そうした活動が行われていることに対して、普通のことのように思っているところがありますけれども、運動会のときに、熱中症予防にと、町内会の皆さんがテントを張ってくれたり、他の市等から見ると、地域の皆さんがそんなに学校に協力してくれているということに驚いているというような話も聞いていますので、教育委員会としても、しっかりと評価をして、地域への感謝も必要であるというふうに感じたところです。

    それから、飛びますけれども、31日の羽村第一中学校吹奏楽部の全国大会出場もすばらしいことで、羽村第一中学校吹奏楽部というと、常連校という感覚があるかもしれませんけれども、全国で金賞受賞という結果につきましては、部員たち自身が、「全国で金を取るぞ」という、自分たちで立てた目標に向かって努力して、さまざまな困難を乗り越えて実現したということで、子どもたちの成長過程における大変有意義な教育活動であるというふうに思っているところです。

    11月1日の自治功労者等表彰式ですけれども、教育関係では、平成5年から17年まで12年間教育委員をお務めいただいた杉浦康枝さん、また、学校医として昭和57年から33年間お務めいただいている真鍋勉さんが自治功労賞を受賞いたしました。また、平成16年からおよそ10年間にわたりまして教育委員をお務めいただいた野崎喜久美さん、それから、長年にわたり社会教育委員をお務めいただいた森田多美子さんと関沢和代さんの3名が自治表彰、また、文化協会の前会長の渡部清孝さんが一般表彰を受賞されています。

    それから次に、東京都市教育長会についてです。11月11日に東京自治会館で定例の教育長会が開催されまして、来年1月に開催予定の東京都教育委員会との連絡会における質問事項20項目が示されたところです。ちなみに、羽村市から提案した事項としては、「特別支援教室の導入における教員配置及び人的・財政的支援について」、「インクルーシブ教育システムの推進について」、「小中学校の老朽化対策」、この3点を羽村市からは提案をさせていただいております。質問事項につきまして、東京都教育委員会の考え方については、連絡会の後、機会を見てご報告をさせていただきます。

    それから、同じく都市教育長会の中で企画委員会というものがございまして、私もメンバーでいるわけですけれども、今年度の研究テーマとして、多様な教育機会確保法案、いわゆるフリースクールについての調査の中から、法案の趣旨、マスコミ等の論調などを収集しました情報の提供がありました。このフリースクールですけれども、例えば、「勉強が嫌いなら学校に行かなくてもいいという安易な風潮が広がる恐れがあるんじゃないか」とか、また、「塾が参入して不登校児童を集めた経営が行われる」とか、それから、これはちょっと教育委員会とも関係が深いところになりますけれども、この法案の中では、不登校児童・生徒の保護者等が学習に関する個別学習計画を立てて、市町村の教育委員会がその個別学習計画の認定の可否を判断するというような法案の条文になっています。また、それにつきましては、実際に実施していくに当たっては、教育委員会の立場としては、非常に困難性、事務処理の課題があるなということでの意見、子どもたちや保護者の立場からすれば、学校の卒業認定者、いわゆる通常に卒業しましたという卒業の認定者と、教育委員会が認定した卒業、それから、何もないという、こういった形で、新たに3つの格差というか、ランクがつけられてしまうのではないかなという懸念があるという意見、また、学校が容易に、フリースクールへの通学を盾にして、学校からそういった子どもたちを排除してしまうんじゃないか、フリースクールがあるんだからそっちへ行ったらというような形で、学校側がそういう子どもたちを排除するというような傾向も生まれるのではないかなど、さまざまな課題があるということで、フリースクール等についての評論、そういったいろいろ情報収集したものを、企画委員会の委員長から報告があったところです。

    もう1点、同じ教育長会議ですけれども、東京都教育委員会からの連絡事項として、不登校、また、中途退学対策検討委員会の中間のまとめということで説明がありました。平成26年度の不登校児童・生徒数については、全国平均より東京都は高く、前年度より増加もしているという現状であるという中で、1番目として、個に応じた計画的な支援、2番目としては、学校と外部の関係機関が連携した支援体制づくり、3番目として、再チャレンジのための教育機会の充実、4番目がフリースクール等民間施設・団体との関係の構築ということで、東京都はフリースクール等民間施設・団体との関係というようなことも打ち出しており、5番目として、保護者に対する支援の充実に努めていくことが必要だというようなことで、考え方が示されたところです。

    それから、全国の都市教育長協議会というものがございまして、そこに参加をされた他市の役員になっている教育長からの報告ですけれども、全国都市教育長協議会の中では、小学校の英語の教科化についてですけど、3・4年が35単位時間、5・6年が70単位時間を計画しているというような情報がありましたということ、また、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの法的な位置づけ、それから、教員以外に部活動の指導、顧問、対外試合などへの引率も可能とする部活動支援員の法令への位置づけなどを、今、中教審等、国では検討しているというようなことの情報提供がありました。また、そういった検討結果を12月には文部科学大臣に、関係会議のほうから答申がされるというふうな情報提供があったところです。

    それから、私の教育長報告事項の中で、11月13日には、学校給食組合の教育委員会が開催されまして、この中で、審議会からいただいた答申をもとに事務局内部で検討を重ねた上で給食費の改定についての審議が行われまして、平成28年の4月からの改定が決定したところです。

    そのほか、11月14日には小学校の学芸会や作品展、また、11月15日にはダンススポーツ大会というような、スポーツの分野での催し物等がありまして、出席をいたしました。

    以上で教育長の報告といたします。

    私の報告につきまして、何か質疑、また、ご質問等がありましたら、よろしくお願いいたします。何かございますでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 教育長報告は以上で終了させていただきます。

    〔日程第3〕

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の10月21日から11月17日までの活動については別紙のとおりでございます。

    この内容につきまして、委員の皆さんから何か質疑、またはご質問、それからご意見等がありましたら、よろしくお願いします。

     

    江本委員 教育長。

     

    教育長 江本委員。

     

    江本委員 2点ございまして、1点目は、先ほど教育長からご報告がありました羽村第一中学校の全国大会での金賞受賞ということで、非常に喜んでおりますけれども、非常に横断幕の設置が早くて、各駅や、それからゆとろぎ等に、市民の目に触れるところに早速に横断幕をつけていただいて、本当に子どもたちも励みになるし、また、市民もともに喜び合うという形で、非常にありがたいし、良かったというふうに思っております。ありがとうございました。

    それから、2点目ですけれども、11月8日に、子どもフェスティバルの体験教室の中で、「カワセミを作ろう」ということで、水上清一先生のバードカービングの催し物がありました。展示会もあわせてありまして、非常に良い催しをやっていただいて、本当に良かったと思っておりますが、水上先生と私は10年ほど前、檜原小学校にいたときに随分お世話になりました。檜原小学校で、教育課程の中に、このバードカービングというのを総合的な学習の時間の中に位置づけまして、水上先生に年間10時間ぐらい、講師としてやっていただいた経験があるものですから、そのときのご縁があって、今回、ちょっと顔を出させていただいて、水上先生ともお話をさせていただいてまいりました。何がいいといって、このバードカービングというのは、単にすばらしい作品が残るというだけではなくて、それをつくる過程において、鳥の生態も知らなくてはいけないし、そして、その鳥の生態を知ることによって、鳥への愛着ですとか、それから、それを取り囲む環境ですね、自然環境というものに自然に目が行くという、そういう非常に良いところがあります。この水上先生という方は、非常に指導者、教育者としても優れていらっしゃる方で、鳥の生態について、本当に子どもに寄り添っていろいろとお話をしてくださいますし、それから、実際につくる場面においては、手先の不器用な子も中にはたくさんいるわけですけれども、どんな子であっても最後まで、作品ができ上がるまで寄り添って、きちんとその子の作品を完成させてくださるという、その根気強さや愛情あふれる指導の姿に教員のほうが学ばせてもらうような、そういうお人柄の先生です。ですから、こういう先生に羽村に来ていただいて、この世界では第一人者の方なので、この先生の作品を展示できて、市民の方、特に子どもたちの目に触れさせられたということは非常に良かったと思っております。今年だけで終わらずに、例えば愛鳥週間の期間ですとか、それから環境について考えるような、そういうような催しのときに、あわせて水上先生のバードカービングが羽村の子どもたちの目に触れるところにあるといいなということを感じました。

    以上です。

     

    教育長 どうもありがとうございました。

    ほかに、感想でもいいです。何かございますか。

     

    島田委員 教育長。

     

    教育長 島田委員。

     

    島田委員 それでは、11月12日、東京都市町村教育委員会連合会第1ブロック研修会ということで、奥多摩町が幹事でしたが、森林セラピーという講習会に行ってまいりました。当日は、雨が降りそうな曇り空のもと、非常に寒い日でしたけれども、2キロぐらいの山歩きをさせていただいて、昼食をとって解散という行程でございました。セラピストという5人の方々がガイドということで、5班に分かれての山歩きの行程でしたが、私どものガイドの方は、本業は鍼灸師だそうで、非常に的確なアドバイスをしていただきました。鳥のさえずりの聞き方だとか小川の流れる音の聞き方とか、そういうものを、こうすればより深く聞くことができるんだと言われて、そのとおりにやってみると、まさに、その世界のことが新鮮にわかるという、大変貴重な経験をさせていただきました。奥多摩町と羽村市は近隣ということもあったので、ぜひまたこのような体験をしてみたいという感想のもと、帰ってまいりました。

    以上です。

     

    教育長 どうもありがとうございました。

    この際ですので、塩田委員、何かございますか。

     

    塩田委員 武蔵野小学校の学芸発表会を見に行かせていただいたのですけれども、途中からだったので、1年生が見られなかったのだと思いますが、3年生ぐらいからずっと最後まで、6年生まで見させていただきました。本当はいろんな学校を回りたかったんですけど、あまり体調がよくなかったもので、1つの学校でずっと最後まで動かないで見せていただいた。でも、おかげで、学年が上がっていくと、確かに成長しているというところが、集中力だとか表現力だとか、いろんな面で、やっぱり学年が上がると、何か持っているものが大きくなっているなというのが見えて、すごくおもしろかったです。

     

    教育長 どうもありがとうございました。

    ほかに、無いようでしたら、ここで質疑については終了させていただきます。

     

            (質疑なし)

     

    教育長 教育委員会の活動報告は以上で終了いたしました。

     

    〔日程第4〕

    教育長 議案第35号 平成27年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題といたします。

    提案理由について生涯学習部長から説明をお願いします。

     

    生涯学習部長 教育長。

     

    教育長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 それでは、議案第35号 平成27年度羽村市一般会計補正予算(第4号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明をいたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、平成27年度羽村市一般会計補正予算のうち、教育費に係る部分について教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し、意見を求めるものでございます。

    細部につきましては別紙をご覧いただきたいと存じます。

    初めに、歳出のほうをご覧いただきたいと思います。真ん中から下でございます。

    教育費につきましては3,226万7,000円の減額でございます。1番は、羽村西小学校防音機能復旧(機器取替)工事設計業務委託料410万円です。こちらにつきましては、空調設備の老朽化に伴い、熱源機器に不具合が生じたことに伴う改修工事による実施設計を行うものでございます。今年の7月に、老朽化に伴って不具合が生じまして、この機械を急遽取りかえなければならないということで、ここで実施設計で補正予算を組みまして、平成28年度当初予算には、その機械の取りかえ工事を予定しているところでございます。

    2番でございますが、学校維持管理に要する経費(小学校分)でございます。2,722万3,000円の減額となります。小学校体育館の改修工事といたしまして、非構造部材対策事業費の確定に伴うものの減額で、2,772万5,000円でございます。平成27年度につきましては、羽村東小学校、羽村西小学校、栄小学校を工事いたしました。昨年度も実施をしておりますので、残るところは富士見小学校となります。また、植木伐採等委託料(5校、6本分)50万2,000円でございますが、今年度、小中学校の樹木の調査をいたしましたところ、危険性があるものにつきまして、早期に伐採を行うものが6本ございましたので、これを補正予算化したものでございます。

    3番は、学校維持管理に要する経費(中学校分)となります。1,112万8,000円の減額となります。中学校体育館改修工事(非構造部材対策)事業費確定に伴う減といたしまして、羽村第一中学校の工事費の確定に伴う減額1,121万3,000円でございます。また、羽村第一中学校のトイレ改修等工事につきましても、事業費の確定に伴いまして、368万2,000円の減額を行うものでございます。また、羽村第三中学校の消防設備につきましては、修繕を行うために340万円を増額いたします。また、植木伐採等委託料につきましては、こちらも小学校費と同様でございますけれども、2校、5本分について、早期に伐採を行うということで、36万7,000円を増額するものでございます。非構造部材の中学校体育館につきましては、羽村第二中学校が平成28年度実施をして、これで10校全ての非構造部材対策が終了することになります。

    4番の特別支援教室に要する経費でございますが、平成28年度から本格実施に伴いまして、準備の消耗品、備品等の整備を行うものでございます。198万4,000円でございます。

    歳出は、以上、3,226万7,000円、教育費といたしましては減額となります。

    続いて、歳入でございますけれども、まず、国庫支出金でございますが、2,129万9,000円の減額となります。小学校費補助金につきましては835万円の減額で、歳出でご説明いたしました体育館の非構造部材改修事業の事業費の確定等に伴うものでございます。

    中学校費補助金につきましては1,294万9,000円でございます。こちらも同様に体育館の非構造部材の事業費の確定に伴うものと、羽村第一中学校トイレ改修事業が1,003万1,000円の減額となります。こちらにつきましては、平成27年度当初予算時におきましては国庫補助等の対象で申請をしておりましたが、非構造部材等の予算のほうを優先されたために採択がされなかった事案でございます。この背景につきましては、東京都教育長会、また、市長会等から、文部科学省等に申し入れを行って採択がされるように要望をしてございますけれども、平成27年度については認められなかったという事業でございます。

    続いて都支出金でございますが、合計で365万円の減額となります。小学校費補助金につきましては417万5,000円の減額でございます。先ほど来の説明の体育館の非構造部材に伴うもので、東京都の補助金の関係でございます。

    2番は、特別支援教室の設置条件に伴う補助金ということで、先ほど歳出で説明させていただいた198万4,000円でございます。

    3番、中学校費補助金につきましては、非構造部材の関係の事業費に伴うものでございます。

    以上で説明とさせていただきます。

     

    教育長 説明が終わりました。

    補正額の歳入合計は、全会計の合計額が1億2,490万円ということですよね。

     

    生涯学習部長 教育長。

     

    教育長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 失礼しました。歳入歳出額の合計でございますけれども、これは一般会計予算の総額を示すもので、現段階では228億350万円、これに対しまして、市全体で1億2,490万円を増額して、229億2,840万円とするものでございます。よろしくお願いいたします。

     

    教育長 どうもありがとうございました。

    今の説明につきまして何かご異議等ございますでしょうか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    教育長 それでは、ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    これをもちまして平成27年第14回羽村市教育委員会(定例会)を閉会します。

    ありがとうございました。

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