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    平成27年第3回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:7679

    平成27年第3回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時

    平成27年2月17日(火)午後3時00分~50分

    場所

    羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席委員の氏名

    委員長 島田哲一郎、委員長職務代理者 江本裕子、委員 羽村章、委員 塩田真紀子、教育長 桜沢修

    議題

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第6号 平成27年度羽村市教育委員会の教育目標について

    日程第5 議案第7号 羽村市スポーツ推進計画の策定について

    日程第6 報告事項 ①平成27年度羽村市予算(案)について

    ②特別支援学級の新設について

    <会議経過>

    委員長 皆さんこんにちは。

    ただ今の出席委員は5名であります。定足数に達しておりますので、ただ今から平成27年第3回羽村市教育委員会(定例会)を開会いたします。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    委員長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第34条の規定によりまして、委員長において江本裕子委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第2

    委員長 教育長報告を行います。教育長、お願いします。

     

    教育長 教育長報告ということですけれども、報告事項につきましてはお手元の資料のとおりです。その中から幾つか報告をさせていただきます。

    まず初めに、1月21日におわら風の盆の打ち合わせで、富山県富山市の八尾町へ行ってまいりました。これは、伝統文化交流事業の一環として、6月27日に開催を予定している、ゆとろぎにおけるおわら風の盆の事業内容について、先方のおわら保存会と調整を図るために行ったものでございます。

    次に、1月24日ですけれども、佐藤真海さんトークショーが、これは東京オリンピックの50周年記念事業として機運醸成も含めて行われたものでございます。羽村市としては佐藤真海さんをお招きしてということで、トークショーでいろいろなお話を聞かせていただきました。皆さんもご出席されたと思いますが、障害を持つようになっても非常に前向きに進んでいく佐藤さんの生き方や考え方には感動をしたところでございます。中でも、お母さんからの励ましの言葉で、「神様は乗り越えられない試練は与えないよ」ということをおっしゃっていた言葉が印象に残っています。今後、羽村市でも障害者スポーツに取り組むに当たって、いろいろと参考になるトークショーだったと思っております。

    それから、1月27日には「市長と語る21 タウンミーティング」がスポーツセンターで午後7時から行われましたけれども、これは各種団体の皆さんと市長が懇談をするという機会の取り組みです。このほかに市民の皆さんと一対一で話をする、「市長と語る」という取り組みもありますが、今回は総合型スポーツクラブ「はむすぽ」の役員等の皆さんと一緒に懇談をするという形で市長との話し合いが行われたところです。話の中では、「はむすぽ」の運営上の課題や懸案事項、そういったものが「はむすぽ」から出されました。また、スポーツセンターの貸し出しの区分を2時間にしたらどうかということや、スポーツセンターも第1、第2ホールは、真夏の暑いときには熱中症も心配なので、冷房が入るといいというような要望もありました。そういったことも含めまして、約2時間、「はむすぽ」の皆さんと市長との話し合いが行われたところでございます。その場で出されたご意見につきましては、今後また検討もさせていただきますというようなことで終わっています。

    それから、1月30日には2時45分から平成26年度職場体験サポート事業代表者会議が行われ、出席をしました。後期に行った職場体験の報告を羽村第一中学校と羽村第三中学校の生徒が行ったものですが、受け入れ事業者の皆さんを前に、お客様に対する対応や仕事への姿勢だとか、また気持ちの持ち方など、とても大切なことを教えていただきありがとうございましたというお礼と報告が行われたというところでございます。

    それから、2月3日の夜に環境フェスティバル実行委員会が行われました。昨年の実施報告と、今年は6月6日に開催予定だということで、第4回環境フェスティバルの企画案の説明が行われたところです。学校側からも正副校長会の校長先生に出席をいただいて、分野ごとの部会のほうに分かれて具体的な検討も行われたということです。

    それから、2月4日、西多摩中学校教育研究会全体研修会ですが、西多摩中学校教育研究会の社会研究部会と、あきる野市の中学校教育研究会の数学研究部会、これは市のほうの中学校教育研究会の数学研究部会ですけれども、この2つで口頭発表が行われました。また、そのほかの研究については、記述された冊子として出されております。その後は、帝京大学教育学部の釼持勉教授の記念講演がありました。

    それから、2月8日、第6回中学生「東京駅伝大会」が味の素スタジアムで行われました。結果としては、少し下位のほうの結果に終わりましたけれども、それぞれ頑張って完走をしたところです。女子は1.5キロと2.5キロの区間があって、16人ぐらいでこれを走ったわけですけれど、男子は2キロと3キロということで、比較的1区間が短いというようなことで、スピードが要求されるようなレースだったというふうに受け取ったところです。そのことから、陸上で普段から、スピードに乗った中長距離・中距離などを練習している選手たちの多い学校には、ちょっと歯が立たなかったのかなというようなところでございました。

    それから、この後報告もありますけれども、2月10日には3月18日に予定している教育委員会表彰の表彰候補者の審査会を開催して、審査を行ったところです。

    最後に、2月14日に秋川キララホールで多摩地区特別支援研究会の発表がありまして、羽村からは羽村第一中学校と羽村第三中学校が出ましたが、私は午前中しか行けなかったので羽村第三中学校の演劇を見てきました。青梅、あきる野、瑞穂、昭島、日の出そういったところからの中学校が特別支援関係で出演をしていましたが、羽村第三中学校の劇は落語劇ということで、「寿限無」という落語の演題で、非常に楽しく、また、あの長いセリフを、寿限無の名前を全部暗記してちゃんと言うんですね。私なんか見てもなかなか覚えられないのにたいしたものだと思いました。演技も、構成も非常によくて、私は午前中しか見られませんでしたが、後で羽村第三中学校の渕上校長先生と話をしましたら、全校の演劇の中でうちが一番すばらしかったというふうに言っておりました。本当にいい演劇を見させていただきました。

    以上です。

     

    委員長 ありがとうございます。

    以上で報告が終わりました。

    先ほど、おわらの事業予定は、6月27日とおっしゃいましたか。

     

    教育長 委員長。

     

    委員長 教育長。

     

    教育長 6月27日です。

     

    委員長 承知しました。

    これから質疑を行います。何かご質問ございますか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 以上で質疑を終了いたします。

    教育長報告は以上で終了いたしました。

    〔日程第3〕

    委員長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の1月20日から2月17日までの活動については別紙に記載のとおりです。

    これから質疑を行います。何かご質問またはご意見がございましたらお願いいたします。

     

    江本委員 委員長。

     

    委員長 江本委員。

     

    江本委員 1月31日に小作台小学校の道徳授業地区公開講座に行ってまいりました。感想ですけれども、この道徳授業の地区公開講座は、「愛校心」という内容項目1点に絞って、全学年、全クラスが授業公開をしておりました。この道徳授業地区公開講座というのも東京都からの肝いりで始まったものですけれども、かなりの年数がたってきて、一部ちょっとマンネリ化というふうに思っていたところでしたけれども、各学校の取り組みで、各学年の発達段階を踏まえて、愛校心だったら愛校心という1つの内容項目に絞って行うなど、そういうところにも感心しました。また、ここの学校の特色として、小作台小学校の卒業生を招いて、その卒業生が道徳の授業の終末の部分で、「私の小学校時代はこうでした」とか、「この学校のよさはこういうところでした」とか、「何年たってもこういうことが忘れられませんです」とか、そういうようなことを保護者や地域の方が卒業生として授業に参加されていたという、そういう工夫が見られました。道徳につきましては、今、道徳の教科化ということで、かなり話題にもなっているところですし、一石を投じるという意味でも意味があることかなというふうに思いました。各学校でこのように道徳の授業ということに対して、地域に対してアピールという意味でも非常に価値のあるものだったのかなというふうに思いました。感想です。以上です。

     

    委員長 ありがとうございます。

    その他ございますでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 以上で質疑を終了いたします。

    教育委員会委員活動報告は以上で終了いたしました。

    〔日程第4〕

    委員長 議案第6号 平成27年度羽村市教育委員会の教育目標についてを議題といたします。

    提案者から提案理由の説明を求めます。

     

    教育長 委員長。

     

    委員長 教育長。

     

    教育長 議案第6号 平成27年度羽村市教育委員会の教育目標についてご説明をいたします。

    本議案は、羽村市教育委員会の教育目標について、教育委員会において審議する必要があるため提出するものでございます。

    細部につきましては生涯学習総務課長よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

     

    生涯学習総務課長 委員長。

     

    委員長 生涯学習総務課長。

     

    生涯学習総務課長 それでは、議案第6号 平成27年度羽村市教育委員会の教育目標についてご説明させていただきます。

    平成27年度の教育目標につきましては、昨年度までと同様、生涯学習基本計画、また、生涯学習基本条例との整合を図りながら作成しております。なお、昨年12月の本協議会のほうで、教育目標の案といたしまして一度ご説明させていただいております。

    それでは、資料をご覧いただきたいと思います。

    1ページをご覧ください。

    教育目標を下段の枠の中に掲げております。昨年度までの教育目標を変更した箇所等は特にございません。

    次に、2ページをご覧ください。

    教育目標の実現のために次の4つの基本方針を掲げております。なお、4つの基本方針につきましても昨年度と同様でございまして、基本方針1では、「人権尊重の精神」と「社会貢献の精神」の育成、基本方針2、「豊かな個性」と「創造力」の伸長、基本方針3、「市民の教育参画」と「総合的な教育力」の充実、基本方針4、「生涯学習」の推進、この基本方針を4つ掲げてございます。

    次に、3ページをご覧ください。

    平成27年度の主な事務事業を、こちらに基本方針に沿いまして掲載しています。表の見方になりますが、来年度は掲げてございませんが◎が新規、○がレベルアップ、★が重点という形で位置づけをさせていただいております。これら事業の概要につきましては、第1回の定例会におきましてもご説明をさせていただいているところでございます。また、本日、この後の報告事項の平成27年度羽村市予算(案)におきましても改めてご説明をさせていただく事業がございます。また、このほかの施策、事務事業につきましては、生涯学習基本計画で計画されております施策・事業の中で推進してまいります。

    以上ではございますが、議案第6号 平成27年度羽村市教育委員会の教育目標についての説明とさせていただきます。

     

    委員長 以上で説明が終わりました。

    このシートの議案第6号の2行目、「平成26年」を先ほど訂正がありました「平成27年」というふうに書きかえをお願いいたします。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

     

    江本委員 委員長。

     

    委員長 江本委員。

     

    江本委員 目標や基本方針につきましてはこのとおりで結構というふうに思っております。ただ、27年度につきましては、新しい教育委員会制度を踏まえた総合教育会議の位置づけというものが話題になってくると思いますし、また、市民の方々もそういうことをかなり注目されているというふうに思っておりますので、総合教育会議の位置づけ等をどこかに組み入れていただければありがたいというふうに思いました。以上です。

     

    生涯学習総務課長 委員長。

     

    委員長 生涯学習総務課長。

     

    生涯学習総務課長 ご意見ありがとうございます。新教育委員会制度への移行については、4月1日からの移行は今のところございませんが、総合教育会議につきましては、法の改正のもとに平成27年度から開催を市長部局が主管課で行う準備を今進めておりますけれども、何らかの形で入れられるか検討させていただきたいと思います。以上になります。

     

    委員長 その他よろしいでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    お諮りいたします。議案第6号 平成27年度羽村市教育委員会の教育目標については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第5〕

    委員長 議案第7号 羽村市スポーツ推進計画の策定についてを議題といたします。

    提案者から提案理由の説明を求めます。

     

    教育長 それでは、議案第7号 羽村市スポーツ推進計画の策定についてご説明をいたします。

    本議案は、平成26年11月18日に開催しました平成26年第13回羽村市教育委員会定例会の委員協議会においてご説明をさせていただきました「羽村市スポーツ推進計画(概要)」について、昨年12月15日から1月13日までの意見公募で受け付けた意見を考慮し、策定しようとするものです。

    細部につきましてはスポーツ推進課長よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

     

    スポーツ推進課長 委員長。

     

    委員長 スポーツ推進課長。

     

    スポーツ推進課長 それでは、議案第7号 羽村市スポーツ推進計画の策定についてご説明申し上げます。

    まず、計画の策定までの経緯について簡単にご説明いたします。

    平成23年8月に施行されたスポーツ基本法では、「地方公共団体にあっては、その長は、スポーツ基本計画を参酌して、その地方の実情に即したスポーツの推進に関する計画を定めるよう努めるものとする」としています。これを受け、教育委員会では、平成25年4月に羽村市スポーツ推進審議会に対し、羽村市スポーツ推進計画の策定について諮問し、同年10月に答申をいただきました。

    教育委員会では、この答申に基づき、第5次羽村市長期総合計画及び羽村市生涯学習基本計画との整合性を図り、障害者スポーツの分野や健康促進施策なども盛り込んだ計画とするため、昨年5月に庁内に策定委員会を設置し、策定に取り組んできたところです。

    そして、昨年12月15日から本年1月13日にかけて意見公募手続を行いました。いただいたご意見は1件で、その内容は、子ども連れでも参加できるスポーツ事業の開催、または夜間に参加できる教室などの開催についてというご意見で、その内容も踏まえ計画としてまとめ、今回の定例会において議案として提出したものです。

    それでは、計画の概要についてご説明いたします。

    本日お配りいたしましたこちらのスポーツ推進計画をご覧いただきながらご説明申し上げます。

    資料を2枚おめくりいただくと目次となっております。この計画は3部構成となっております。第1部は「羽村市スポーツ推進計画の策定にあたって」ということで、計画の基本方針、スポーツ推進の意義とスポーツを取り巻く動向、そして、羽村市におけるスポーツの現状と課題を記入してございます。第2部は「基本理念及び基本目標」です。ここでは、基本理念、基本目標、そしてスポーツ推進連携図を示しています。第3部は「基本目標を達成するための具体的な施策」として、第2部で示した基本目標を達成するための施策を示しています。そして最後が資料編として計画策定の経過から市のスポーツ施設の紹介、そしてスポーツ基本法を抜粋して、掲載してございます。

    それでは、内容についてご説明いたします。

    1ページをご覧ください。

    第1部「羽村市スポーツ推進計画の策定にあたって」です。

    第1章の計画の基本方針では、計画策定の趣旨と計画の位置づけについて記入しています。ここでは、羽村市スポーツ推進計画は、スポーツ基本法に基づく地方スポーツ推進計画として羽村市のスポーツ推進の方向性を定めるために、教育委員会が策定するとし、都のスポーツ推進計画、障害者スポーツ振興計画を参考とし、第5次羽村市長期総合計画、羽村市生涯学習基本計画の内容を踏まえたものとするとしています。

    計画の期間は、第5次長計及び生涯学習基本計画と合わせた平成33年までとしています。これは、東京オリンピック・パラリンピック開催年の翌年に当たります。成果目標は、市民が週1回、1時間程度のスポーツを実施する率を50%に向上させるとしました。

    第2章では、スポーツ推進の意義とスポーツを取り巻く動向として、国の動き、東京都の動き、羽村市の動きについて記載しています。この中で、国の動きについては東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツ庁の創設について追記をしました。

    5ページ、第3章では、羽村市におけるスポーツの現状と課題を示しています。スポーツ活動の現状として、スポーツ施設については、屋内施設としてスポーツセンター、スイミングセンター、弓道場があり、屋外施設として富士見公園、武蔵野公園、宮の下運動公園などを紹介しています。

    6ページ、スポーツ施設の管理・運営としては、スイミングセンターと弓道場における指定管理者制度の導入について記入しています。

    続いて、定期的な運動・スポーツの実施率についてですが、市民が週に1日1時間以上のスポーツをする実施率は現在41%で、これは東京都や国の数値に比べ低い数値となっておりますが、都や国の集計方法が週1日1回というふうに時間の条件がないことから一概に比較はできないとしています。その実施率については、来年度、市の市政世論調査を実施することとなっておりますので、この世論調査の中でスポーツ実施率について調査できるよう、現在担当課と調整しているところです。

    8ページは、運動を通した健康づくりということで、ここでは運動不足が死亡原因の4位で、生活習慣病が危惧されているとして、その一方で健康志向が高まっているとしています。

    青少年スポーツでは、市は、市民体育祭や少年少女球技大会などを開催するほか、少年少女のスポーツ団体への支援についても触れています。しかし、文部科学省によると、スポーツをする子としない子の二極化しているとしています。

    9ページ、高齢者スポーツでは、フィールドゴルフ、ゲートボールなどにより、スポーツを通じた仲間との交流があり、地域でコミュニティーが育まれ、高齢者の生きがいづくりにつながっているとしています。

    障害者スポーツについては、これまでに障害者施設などにおけるレクリエーション活動などが行われてきましたが、定期的なスポーツ活動は行われてこなかったとしましたが、ここ数年では電動車椅子サッカーの団体が定期的に活動していたり、障害者手帳所持者がトレーニングルームやスタジオなどを利用したりするケースが増えているとしています。ちなみに、障害者手帳保持者は条例により使用料は免除としています。

    小・中学校におけるスポーツ活動では、小学校、中学校でのスポーツ活動について触れ、平成26年度の新体力測定において羽村市の小・中学生の体力レベルが昨年度に続きトップレベルであったことを紹介しています。

    10ページ、スポーツ指導者の現状では、スポーツ推進委員、体育協会のスポーツ指導員、日本体育協会が認定するスポーツ指導における各種の資格取得者がいることを紹介し、教育委員会でも毎年スポーツリーダー養成講習会を実施し、現在、約180人が認定を受けていることを記入しています。

    スポーツ団体の現状では、体育協会に23団体が加盟しているほか、はむら総合型スポーツクラブでも300人を超える会員がスポーツ活動を実践しています。そのほか、社会教育関係団体も合わせると1万人を超える市民がスポーツを実践しているとし、また、社会教育関係団体に対しては、施設の優先的な受け付けや、使用料の減免などにおいても支援を行っています。

    11ページからは今後の課題です。スポーツ施設の課題については、総合運動場、総合体育館などの施設がありますが、専用の競技場がなく、総合的にスポーツ施設を整理していくことを検討する必要があるとしています。スポーツ環境の課題では、ライフステージで考えると、特に20代、30代の市民の運動機会が減少しているとしています。定期的な実施者を増やすための課題として、プログラムの充実、指導者の資質向上、施設の整備・充実を課題として挙げています。

    12ページ、運動を通した健康づくりの課題では、生活習慣病の予防など、健康づくりのために運動習慣のない市民にスポーツと保健の連携によって運動への参加促進を図っていく必要があるとしています。青少年スポーツでは、運動に参加していない子どもから20歳代の市民へ、スポーツへの意欲を高めることを課題として挙げています。高齢者スポーツでは、スポーツが健康保持・増進、また生きがいづくりにつながっていることから、高齢者福祉、健康の分野と連携していく必要があるとしています。障害者スポーツでは、障害のある人が、いつでもどこでもスポーツを楽しむことができるよう、情報提供、理解、普及啓発、そして人材の育成・確保が必要であるとしています。

    13ページ、スポーツ団体では、スポーツ基本法に定められた団体がみずから遵守すべき基準の作成、これは努力目標となりますが、こちらを今後の課題としています。

    14ページからは第2部に入ります。

    まず基本理念ですが、「スポーツを通した 健康づくり まちづくり」としました。成果目標でもあるスポーツ実施率50%を目指すことで、市民の健康の保持・増進が図られ、スポーツ活動によって地域が活性化し、豊かなまちづくりにつながるとしています。

    続いて基本目標ですが、スポーツ実施率50%の実現のために4つの基本目標を掲げました。

    1つ目はスポーツ環境の充実です。スポーツにより人と人が交流し、人々が生き生きと暮らすことでスポーツを楽しむことができる環境づくりをしていこうというものです。

    2つ目はスポーツ・運動を通した健康づくりです。健康を保持・増進し、スポーツによって人々が交流し、スポーツレクリエーション活動に取り組んでいこうというものです。

    3つ目はライフステージに応じたスポーツ活動の推進です。「いつでも、どこでも、だれもが」主体的に生涯を通じてスポーツを楽しむことができる環境づくりに努めるとしています。

    4つ目が競技力向上に向けた選手育成、指導者の資質向上です。2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックを契機に、スポーツを人類の調和のとれた発達に役立てるというオリンピズムの原点に立ち返り、障害者スポーツも含めたスポーツにおいて、人材の育成や指導者の資質向上を図るとしています。

    ページを1枚おめくりいただきますと、スポーツ推進の連携図となってございます。スポーツ実施率を50%に向上させるために、体育協会を中心とした競技スポーツ、はむすぽを中心としたコミュニティスポーツ、そして市民の健康維持・増進のために障害福祉課、高齢福祉介護課、健康課、児童青少年課のそれぞれの分野と、スポーツ推進課、そして羽村市スポーツ推進委員協議会、羽村市スポーツ推進審議会が連携して取り組んでいこうというものです。

    続いて、17ページからは第3部となります。

    基本目標を達成するための具体的な施策についてです。ここでは第2部で掲げた基本目標にリンクした形での施策としています。

    1つ目はスポーツ環境の充実です。総合的なスポーツ施設の整備から、スポーツセンターの管理と運営、スポーツ情報の発信基地、スポーツボランティアの活用について記入しました。

    2つ目はスポーツ・運動を通した健康づくりです。健康を保持・増進するためには、運動やスポーツの習慣づけが必要であること、スポーツの苦手な子どもたちが気軽に参加できるイベントなどの開催、また、誰もが参加しやすいスポーツ事業の実施についてです。

    3つ目はライフステージに応じたスポーツ活動の推進です。スポーツに親しむ基礎の育成から、青少年対象事業の充実、そして高齢者スポーツの推進、障害者スポーツの推進などについて記入しています。

    4つ目の競技力向上に向けた選手育成、指導者の資質向上では、ジュニアの育成、成績優秀者の表彰のほか、体育協会の活動を支援するとしています。

    また、5として、施策の実現に向けたスポーツ推進体制として、教育委員会の役割、スポーツ推進委員の役割、体育協会、はむすぽ、それぞれの役割について記入していますが、特に教育委員会では、スポーツ推進課がさまざまな施策の実現のために、さまざまな組織と連携を図り、またコーディネーターとしての役割も重要であるとしました。

    27ページからは資料編として計画策定までの経緯やスポーツ基本法の抜粋などについて掲載しました。

    以上で羽村市スポーツ推進計画の説明とさせていただきます。

     

    委員長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 ちょっと教えていただきたいことがあるんですけれども、このスポーツ推進計画の中で、「スポーツや運動」という言葉や「スポーツもしくは運動」とか、スポーツと運動を併記してあったりスポーツだけのところであったりしていますが、運動とスポーツというのは内容が違うのでしょうか。

     

    スポーツ推進課長 委員長。

     

    委員長 スポーツ推進課長。

     

    スポーツ推進課長 内容が違うということではないのですが、特に健康づくりのところでは運動・スポーツという形で記入していると思いますが、それ以外ではスポーツ活動という言葉を使っています。健康施策の中では、運動・スポーツという言い方をしているものですから、使用しています。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 東京都の都民のスポーツ活動に関する世論調査で、「スポーツ・運動の実施頻度」と書いてあるので、ちょっと私の興味で、スポーツと運動で何が違うのかお教えいただければと思ってお聞きしました。

     

    スポーツ推進課長 委員長。

     

    委員長 スポーツ推進課長。

     

    スポーツ推進課長 羽村市のスポーツ推進計画の中では特に使い分けて考えていません。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 今後、言葉を統一するとかそういうことはあまり考えなくてもよろしいですかね。

     

    スポーツ推進課長 委員長。

     

    委員長 スポーツ推進課長。

     

    スポーツ推進課長 考える必要があるかとは思いますが。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 お教えいただければと思います。すみません、私の興味ですので。内容についてどうこうではありませんので。ありがとうございました。

     

    スポーツ推進課長 委員長。

     

    委員長 スポーツ推進課長。

     

    スポーツ推進課長 研究させていただきます。

     

    羽村委員 委員長。

     

    委員長 羽村委員。

     

    羽村委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

     

    委員長 その他よろしいでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 それでは、以上で質疑を終了します。

    お諮りいたします。議案第7号 羽村市スポーツ推進計画の策定については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第6〕

    委員長 報告事項 ①平成27年度羽村市予算(案)について担当者からの説明を求めます。

     

    生涯学習部長 委員長。

     

    委員長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 それでは、平成27年度羽村市予算(案)についてのご説明をさせていただきます。本日お配りしました資料のうち、まずはA4、2枚のものがあるかと思いますが、これをご覧いただきたいと存じます。

    平成27年度の羽村市一般会計予算の教育費の関係につきましては、先般の1月20日の教育委員会の中で説明をさせていただきましたけれども、網かけの部分につきまして、予算編成をする中での厳しい財政状況の中で一部追加等をいただいたものがありますので、まずその点を説明させていただきます。

    網かけの一番上でございますけれども、小中学校体育館改修工事(非構造部材対策)でございますが、前回ご説明させていただいたものから羽村東小学校が加わり、4校となりました。また、2つ目の網かけでございますけれども、中学校トイレ改修工事につきましては財源調整等をいただき、羽村第一中学校の第一校舎の2系統のうちの1系統の改修工事を実施してまいります。また、その2つ下の網かけ、学校図書館総合管理システムの拡大ということで、学校図書館総合管理システムを新たに小学校1校に試験導入して、今後の展開を図ってまいります。

    こちらが前回から追加されたものになりますので、まずご承知をいただきたいと存じます。

    それでは、もう一つの厚い冊子をご覧いただきたいと思います。

    まず、4ページをお開きください。

    一般会計予算でございますけれども、平成27年度の予算規模は218億9,000万円です。羽村駅自由通路拡幅事業等をはじめ、4月からスタートする子ども・子育て支援新制度に係る事業費等が増加したことなどによりまして、過去最大の規模となってございます。

    続きまして、歳入の説明ですが、5ページでございます。

    まず、歳入の基幹的なものである市税でございますけれども、市税収入につきましては106億15万円、前年度と比較して3億2,315万円(3.1%)の増となってございます。この大きな要因といたしましては、一部大手企業を中心とした業績改善が見込まれたこと等から、市民税法人分というのがございますが、そちらが増額になるものでございます。

    続きまして、6ページ、7ページをご覧いただきたいと思います。

    それぞれ市債の説明になります。

    まず、6ページの市債でございますけれども、記載のとおりでございますが、(5)、(6)にございます小中学校体育館非構造部材耐震改修事業債を借り入れることとしてございます。

    また、7ページは基金繰入金ということで貯金の取り崩しのようにご理解いただければと思いますが、年度間の財源調整を図るために繰り入れるものです。もう一枚おめくりいただいて次のページです。8ページの中ほどに教育振興基金というのがございます。教育関係につきましては、教育振興基金という貯金ですけれども、この7,700万円を図書館の図書、教育用コンピュータの使用料について、これらの基金を充ててまいります。

    続いて、10ページ、11ページをご覧いただきたいと存じます。

    表が縦になりますけれども、こちらにつきましては歳入のそれぞれの予算科目別でございます。先ほどご説明いたしました市税から始まりまして、税連動交付金と申しますが、国から来るお金と、それから国の補助金、東京都の補助金、先ほどご説明しました基金の繰入金、また市債といたしましての借り入れ等がそれぞれ予算化されてございます。これらの総合で218億9,000万円を歳入については編成するというものになります。

    続きまして、12ページをお開きいただきたいと存じます。

    こちらにつきましては歳出予算でございます。歳出予算につきましては、目的別予算を議会費から教育費までをそれぞれ記載をしてございまして、一番下段の(ケ)になりますけれども、教育費につきましては小中学校体育館の非構造部材対策の改修工事費、子ども・子育て支援新制度の開始に伴う施設型給付費(教育)、幼稚園や認定こども園関係になりますけれども、この教育費に区分されることになりまして、これらの予算計上を行ったことから、前年度比で14.4%の増となってございます。

    13ページからは性質別ということで、歳出を性質から見たところのそれぞれの説明をさせていただいております。人件費ですとか物件費ですとか補助費ですとか、一定のルールに従った性質別に分けた予算の要因等をそれぞれ掲載させていただいてございます。

    16、17ページをお開きいただきたいと存じます。

    こちらにつきましては、先ほどご説明をいたしました歳出のうち、目的別予算の状況でございます。17ページの下段のほうに教育費がございます。教育費につきましては、平成27年度、23億7,650万7,000円の予算を計上し、前年度比14.4%の増となります。主な増減要因、前年度との比較した場合の数値をその右のところに記載をしてございます。

    続いて、18ページ、19ページをお開きいただきたいと思います。こちらにつきましては、先ほどご説明いたしました性質別の予算の状況でございます。また、20ページから21ページ、22ページまでは、それぞれの節、細かい部分になりますけれども、目的別節ということでそれぞれ予算を組むものでありますけれど、それらの比較表になってございます。

    それから、23ページは行財政改革への取組み、人件費などの状況を記してございます。

    続いて、24ページからになりますが、こちらが基本目標別主要事業ということで、◎が新規事業、○がレベルアップ事業となってございます。

    教育関係に絞りましてご説明をさせていただきますけれども、25ページをご覧いただきたいと存じます。学校教育の充実と次代を担う子ども・若者の育成ということで、先ほどご説明をさせていただきましたが、まず、学校図書館総合管理システムの充実でございます。子ども読書活動推進のため小学校1校に試験導入し、学校図書館の機能強化を図ってまいります。平成27年度は419万円を措置いたしました。

    次に、生涯学習基本計画後期基本計画の策定準備です。平成29年度を初年度とする後期基本計画の策定業務に着手してまいりますが、その経費といたしまして25万4,000円を措置してございます。

    次に、通学路への防犯カメラの設置ですが、登下校時における防犯対策といたしまして、小学校通学路に8カ所12台の防犯カメラを設置し、犯罪の抑止を図ります。この事業につきましては、東京都の補助金を活用し、予算額503万円で整備をしてまいります。

    次に、特別支援教育支援員の充実でございます。小学校全校に配置している支援員を、新たに中学校1校に配置をしてまいります。

    一番下の欄をご覧ください。小中学校体育館改修工事(非構造部材対策)でございますけれども、2億2,062万2,000円を措置してございます。中学校トイレ改修工事につきましては3,460万円、スイミングセンター空調等改修事業につきましては3,894万6,000円でございます。スイミングセンターにつきましては2カ年で事業を実施してまいります。

    次に、26ページをおめくりください。

    一番上になりますけれども、校務支援システムの更新でございます。教職員が使用いたしますパソコンの更新、そして自然休暇村にございます設備の充実としてテレビの買いかえ等を予算化してございます。

    次に、生涯学習の推進でございます。

    生涯学習センターゆとろぎ開館10周年記念事業の実施ですが、予算額390万円で、記念式典、コンサート等を実施してまいります。

    次に、郷土博物館開館30周年記念事業として、特別展、講演会、体験事業等を関連づけた総合展示事業を227万4,000円で実施をしてまいります。

    続いて、伝統文化交流事業inゆとろぎでございます。4年目に入りますが、質の高い文化と身近に接する機会を設けることによりまして、市民の方に感動を与えるとともに、交流を通して文化の伝承、発展、創造の大切さを学ぶ事業を600万円で実施をしてまいります。

    次に、多摩・島しょ子ども体験塾事業の実施でございますが、市長会助成事業といたしまして、ゆとろぎにおきましては、子ども国際交流音楽祭、ロボット展を、郷土博物館において、子ども発掘体験等を実施してまいります。

    次に、多摩・島しょスポーツ振興事業では、小中学生を対象にバドミントンの技術力向上事業を実施してまいります。

    そのほか、一番下になりますけれども、貸出用AEDの導入ということで、スポーツセンターに導入をしてまいります。また、市民の文化活動の振興として、文化祭事業等を実施してまいります。

    以上が教育関係の主要な事業でございます。

    また、飛びますけれども、47ページをご覧いただきたいと存じます。

    こちらにはそれぞれ所属別の主要事業を掲載してございます。中ほど下段から生涯学習部が47、48、49ページと掲載してございますので、それぞれ所属別になってございますので後ほどご確認ください。

    50ページ以降は特別会計の関係の概要が記載されてございますので、こちらも後ほどご覧いただければと存じます。

    以上、簡単ではございますが平成27年度羽村市予算(案)の説明とさせていただきます。以上です。

     

    委員長 ありがとうございました。

    以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 それでは、質疑を終了いたします。

    報告事項 ②特別支援学級の新設についてを議題といたします。

    担当者からの説明を求めます。

     

    生涯学習部参事 委員長。

     

    委員長 生涯学習部参事。

     

    生涯学習部参事 それでは、報告事項の②特別支援学級の新設について報告をさせていただきます。

    羽村市では平成24年3月に羽村市生涯学習基本計画を策定し、特別支援教育を推進し、義務教育9年間を通して継続的な指導を実施するため、市内全体を考えた特別支援学級の設置について検討をしてまいりました。検討の結果、諸条件が整い、平成27年度に市内西部に在住する知的障害のある児童に対する支援の場となる特別支援学級を羽村西小学校に、特別支援教室とあわせた発達障害等のある児童に対する支援の場として自閉症・情緒障害学級を松林小学校に新設することにいたしました。

    今年度、開級についての準備を進め、平成27年4月に開級ができる運びとなりましたのでご報告いたします。

    また、各学級の名称につきましては、羽村西小学校の知的障害固定学級は「くすのき学級」、松林小学校の自閉症・情緒障害固定学級は「まつのこ学級」とさせていただきます。各学級の詳細につきましては、お配りしてあります資料をご覧ください。

    なお、両学級の開級式ですけれども、4月3日(金曜日)午後に予定をしております。松林小学校のまつのこ学級が13時15分から、西小学校のくすのき学級が午後2時30分からで予定をしておりますので、後日ご案内はお届けをさせていただきますけれども、教育委員の皆さんの開級式へのご出席をよろしくお願い申し上げます。

    以上で報告を終わらせていただきます。

     

    委員長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑はございますか。

     

    (質疑なし)

     

    委員長 以上で質疑を終了いたします。

    これをもちまして平成27年第3回羽村市教育委員会(定例会)を閉会いたします。

    ご協力、ありがとうございました。

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    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

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