羽村市公共施設等総合管理計画中間報告書
平成26年度において、羽村市公共施設等総合管理計画中間報告書(羽村市の公共施設等の現状)を取りまとめました。
この報告書は、平成26年4月の総務省通達「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」に沿って、庁内に設置した検討委員会を中心に検討を重ね、作成したものです。
羽村市公共施設等総合管理計画を策定します
平成27年度においては、11月までに検討委員会及び懇談会を開催し、計画骨子を取りまとめ、12月に計画案を決定し、1月に意見公募手続きを経て、2月には計画を策定していく予定です。
公共施設等総合管理計画策定の背景
羽村市ではこれまで、多様化する市民ニーズに対応するため、多くの公共建築物を整備し、市民の皆さんが安全で快適に利用できるよう維持管理に努めてきました。
これらの公共建築物の多くは築20年以上を経過しており、一般的には築30年以上で急激に劣化が進行するといわれるなか、老朽化に対する適切な対応が課題となってきています。
また、少子高齢化の急速な進展に伴う人口動態の変化や、市民ニーズの多様化などにより、今後、公共施設のあり方に変化が生じることが考えられます。
これらの課題の解決に向け、現在保有する土地や建物等の公共資産の適切なあり方について検討していくため、平成27年度において、羽村市公共施設等総合管理計画の策定を目指し、その前段として、公共施設等の現状を把握するとともに、今後の基本的な考え方等を検討し、中間報告書として取りまとめることとしました。
公共施設等総合管理計画策定の目的
公共施設等を、行政需要の変化に応じて適時適切に更新及び整理統合を図ることで、将来に渡り、安定的かつ時代の求めに応じた行政サービスの提供を可能とすることを目的としています。
中間報告書の位置付け
羽村市公共施設等総合管理計画の策定に先立ち作成したこの中間報告書をもとに、平成27年度において、施設の更新や整理統合も視野に入れた向こう30年間の将来計画を策定していきます。
その中で、今後、新たな公共施設等の整備の必要性が生じた場合はこの計画に位置付け、公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針に沿って検討していきます。