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    平成26年度第8回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • [2016年5月27日]
    • ID:8008

    平成26年度第8回羽村市社会教育委員の会議会議録

    日時

    平成27年3月16日(月曜日) 午後7時00分~午後9時05分

    会場

    羽村市役所3階 302会議室

    出席者

    川津絋順議長、渡部清孝副議長、愛甲慎二、本田文栄、石川千寿、指田晃

    島田真宏、岡部武彦、鈴木君子、江上真一

    欠席者

    なし

    議題

    1.あいさつ

    2.協議事項

    (1)平成26年度第7回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (2)3~4月の社会教育関係事業について【資料1】

    (3)提言について【資料2・3】

    3.その他

    ※ 今後の会議日程について

     ・東京都市町村社会教育委員連絡協議会定期総会

     ・平成27年度第1回羽村市社会教育委員の会議

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・平成26年度 第8回羽村市社会教育委員の会議 次第

    ・【資料1】3~4月 社会教育関係事業実施予定表

    ・【資料2・3】提言について

     

    会議の内容

     

    1.あいさつ

    (生涯学習総務課長)足元悪い中ご出席いただきありがとうございます。これまで提言に向けて皆さんにいろいろとご意見をいただき、前回の会議で長期総合計画、生涯学習基本計画で掲げられている「学んだことを活かすシステムづくり」における「社会教育施設の役割」について、その現状と課題、今後の展開を来年度の会議で各社会教育施設長から話を聞くということになったと認識している。本日は今年度最後の会議となるので、各社会教育施設長から話を聞く前に各社会教育施設と関わりのある委員からそれぞれの施設の「市民と協働の事業」の概要等を説明していただきたいと考えている。本日もよろしくお願いします。

     

    2.協議事項

    (1)平成26年度第7回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (議長)事前に配布されているが、質問等はあるか。

    (委員)特になし。

    (議長)それでは、市公式サイトで公表する。

     

    (2)3~4月の社会教育関係事業について

    (事務局)<資料2により説明>

    (議長)皆さんの関係する事業について、補足説明等はあるか。

    (委員)生涯学習センターゆとろぎで「第10回羽村市美術・工芸展」が実施される。文化協会が創立10周年を迎えるにあたり何かしようということで、第4期(5月19日~5月24日)に特別企画として「はむらを描く」展を実施する。この企画は絵の具の種類を指定せずに、羽村を描いたものを展示する企画であり、45展くらい集まる予定である。展示は第1期から第6期まであるが、全部で250名程の方が出品し、作品点数は400展程、それぞれ期ごとに作品を入れ替えて展示する。是非ご覧いただきたい。

     (議長)他にあるか。

    3~4月の社会教育関係事業については以上とする。

     

    (3)提言について

    (事務局)<資料2により説明>

    (議長)資料2について何かあるか。何もなければこれより各社会教育施設に関わりのある委員からそれぞれの社会教育施設について説明していただき、5月に実施する各社会教育施設長への質疑応答の際の質問内容等を決めたいと思う。 はじめに郷土博物館についての説明をお願いする。

    (委員)<郷土博物館について資料3により説明>

    (議長)郷土博物館について委員より説明があった。お気づきの点等あれば発言をお願いする。

    (委員)登録郷土研究員はどのような形で募集しているのか。

    (議長)具体的な募集方法については不明なので、質問事項として良いのではないかと思う。また一つ疑問なのは、登録郷土研究員は有償ボランティアなのか無償ボランティアなのか。

    (事務局)無償ボランティアである。また、登録郷土研究員について郷土博物館長に話を少し聞いたところ、市外在住の登録郷土研究員が多いとのことであった。これが課題かどうかは定かではないが、この制度の目的には羽村市民の方で郷土に関する知識のある人を登録しようというものがあったと思う。

    (議長)登録郷土研究員が市外の人が多いというのは、登録郷土研究員の募集説明会の際に市外から来た人が登録郷土研究員になっているということか。

    (事務局)それもあると思う。

    (委員)郷土博物館をベースにしてサークルが活動するということはあるのか。

    (委員)郷土博物館の裏にある里山で活動しているサークルはある。

    (委員)以前郷土博物館の2階にある昔の器具等を保存している倉庫に入ったことがあるが、そこにある物は定期的に企画展等で展示されているのか。

    (委員)定期的に展示されていると思う。例えばひな人形についてだが、去年展示されていたひな人形を寄付した人と、今年展示しているひな人形を寄付した人の名前が違う。同じひな人形のように見えるが、今年は去年とは違うひな人形を展示している。

    倉庫にある物の中からどれを展示するのか毎回選んでいるのではないか。

    (委員)私の地域にはまだ農業をやっている方が多くおり、知り合いの農家の方の倉庫にはいろいろな農機具が置いてある。中には自発的にそういった農機具を自宅の2階等に保存している方もおり、捜せば農家の方の家には羽村だからこその農機具等があるのではないかと思う。そしてこれらを郷土博物館に預ければ、学芸員が保存して語り継いでくれるのではないかと思う。 (委員)農機具以外にも鳥の剥製等を持っている人が羽村にはたくさんいる。それを郷土博物館に寄付すれば活用してもらえるのではないか。例えば私の友人は持っていた剥製を郷土博物館に寄付し、現在その剥製は動物公園で使われているそうである。

    (議長)他に郷土博物館についてあるか。今挙がっている質問事項は、登録郷土研究員の募集方法についてである。

    (委員)ボランティアの募集の方法や活用の中身は何かをみればわかるのか。資料等でわかるのであれば知っておきたい。また、郷土博物館に「展示説明員」というボランティアがあるが、展示物にはいろいろな専門分野がある。展示説明員にも考古学や地理学等いろいろな専門分野の人がいるのか。

    (議長)そういった各分野について専門的な知識を有している人を展示説明員としているのではなく、「玉川上水」について知識を有している人で子ども達に説明をしてくれる人を展示説明員としているのである。このボランティアについては広報はむらで募集していたと思う。

    (委員)展示のテーマが「玉川上水」についてであればそれについての展示説明員を募集し、終わったらまた次のテーマに沿って展示説明員を募集するという形になっているということか。

    (委員)そうではなく、社会科見学にくる子どもに玉川上水について説明するのである。小学4年生には東京都の水道について学ぶ授業があり、その時に玉川上水についても学習するが、その際、多くの小学校が社会科見学で郷土博物館を見学しに来るのである。展示説明員はこういった小学生の団体への説明をしている。

    (委員)展示説明員が説明する内容についてはどこかに明記されていて見ることができるのか。見ればわかる事項については知っておいた方が良いと思う。

    (委員)平成24年6月15日号の広報はむらの展示説明員募集の記事に、玉川上水を勉強しにくる小学生の団体に対しての説明が主である、という旨の記載があったと思う。

    (事務局)郷土博物館のボランティアについて、社会科見学に来る小学4年生に対して玉川上水についての説明するのが「展示説明員」で、専門分野について知識のある方が郷土研究を行うのが「登録郷土研究員」である。

    (委員)私は登録郷土研究員に登録しているが、研究員として活動したことがない。この制度は活用されていないのではないか。

    (委員)登録していて活用がないというのは、その分野に対する需要がないということではないのか。

    (議長)例えば学校が説明員を募集する場合その分野は限られており、それ以外の分野について登録している人にはなかなか声がかからない。登録制度の難しいところはこの点である。

    (委員)根本的に何故郷土博物館でボランティアを募集しているのか、ということを聞けば良いのではないか。また、登録郷土研究員のように、専門的な知識を持っている人にその知識を活かしてもらうのはいいが、展示説明員は玉川上水について知識のない人が講座を受け知識を得て子ども達に説明している。これは循環型の仕組みになっているのか。聞かないとわからない点もあるが、少なくともボランティアの募集の方法や活用のされ方について、資料を見ればわかるなら予め知っておきたい。

    (事務局)教育委員会では「社会教育事業計画」を毎年発行しており、その中で「ボランティア等の中核的人材を養成する」というところで登録郷土研究員の制度が挙げられている。現在、登録郷土研究員には13人の登録があるが、具体的にどのように活動しているのかについての報告書等はないため、調査しないとわからない。

    (議長)登録郷土研究員の具体的な活動についても質問事項としてはどうか。他に郷土博物館への質問等はあるか。以前から思っていたことであるが、郷土博物館は歴史に関する展示がほとんどであると思う。せっかく玉川上水もあるので、もっと多摩川の自然等についての展示をしても良いのではないかと思う。

    (委員)羽村の自然等については常設展示はしていないが企画展として展示している。また、羽村の植物・昆虫・野鳥に関する本を3冊作成しており、郷土博物館が羽村の自然等に触れていない訳ではない。

    (委員)先程郷土博物館に小学生団体が社会科見学に来るという発言があったが、教育課程の一環で来ているのであって特に郷土博物館が働きかけて社会科見学を募集しているのではないのか。

    (委員)社会科見学については、郷土博物館が募集しているわけではない。

    (議長)他に何かあるか。

    (委員)郷土博物館に学芸員は何人いるのか。

    (事務局)正職の学芸員が1人、嘱託の学芸員が3人いる。

    (委員)学芸員が4人だと足りないため展示説明員や登録郷土研究員を募っているということか。

    (議長)ボランティア募集の理由は学芸員の代替のためではないと思う。そもそもボランティアと学芸員では担当している仕事が違い、例えば展示説明員の仕事は社会科見学に来る小学生4年生への玉川上水の説明で、学芸員はそれ以外の一般の団体への玉川上水等の展示の説明や、展示物の管理等の仕事をしていると思う。

    (委員)登録郷土研究員の活動内容について、市公式サイトの「平成23年度第5回羽村市教育委員会(定例会)会議録」のページに(1)博物館で行う学術分野に関する調査・研究およびその成果の発表。(2)博物館主催の事業(講座や学習会、観察会など)に講師として協力。(3)博物館が、博物館刊行物の編さんや今後の市史編さんの準備などを想定して特に依頼する調査・研究。(4)収蔵資料整理などのボランティア。(5)研究員を講師とする養成講座の実施。(6)研究員のグループ化による郷土研究市民スタッフの養成。(7)関連市民団体との連携、共催事業の検討・実施など。と記載されている。

    (議長)登録郷土研究員については、公式サイトに記載のあるその7項目の内容の現状を郷土博物館に聞けば良いのではないか。他にあるか。

    よろしければ郷土博物館への質問は、登録郷土研究員の募集の方法について、登録郷土研究員、展示説明員を募集する意義について、そして登録郷土研究員の現状について、を中心に行うこととする。

     郷土博物館については以上とする。

     次にゆとろぎについての説明をお願いする。

    (委員)<資料3により説明>

    (議長)生涯学習センターゆとろぎについて委員より説明があった。お気づきの点等あれば発言をお願いする。

    (委員)ゆとろぎは施設管理、舞台管理、窓口受付、設備等管理の4つのことについて委託しているが、これはどの業者と委託契約を結んでいるのか。また、ゆとろぎ協働事業運営市民の会とは委託契約は結んでいないのか。

    (委員)どの業者と契約しているかは定かではないが、4つとも別の業者と契約していると思う。また、市民の会はゆとろぎで実施される事業の企画等をサポートする団体であるため、委託契約は結んでいない。

    (委員)ゆとろぎ職員の企画事業と、ゆとろぎ職員と市民の会の協働企画事業とがあるが、市民の会が協働する事業としない事業の取り決めはあるのか。

    (委員)ゆとろぎ職員と市民の会が協働で企画をしていくのが本来であるが、市民の会の会員減少に伴い職員のみで企画していく必要があるため、職員のみの企画の事業がある。

    (委員)市民の会は「循環型」を実現するための仕組みであると思っている。そのため今の発言のように、住み分けて事業を企画しているのでなく、市民の会の会員が少ないために職員のみで企画する事業があるというのは少し違うと思う。

    (議長)市民の会の会員がどうして少なくなったかということも聞いてはどうか。ゆとろぎができてからセンター長も代々代わっている。その中で運営に対する考え方の違いから市民の会を辞めた方もいると思う。開館当初は会員がたくさんいたが、減っていったのには理由があると思う。このあたりのことをセンター長に質問してみてはどうか。原点へ戻り市民と協力し合うことができれば市民の会がまた発展するのではないか。

    (委員)市民の会が企画のために出張する際の旅費は出るのか。

    (委員)必要に応じて、交通費は出る。

    (議長)ゆとろぎにいる総合コーディネーターの役割は何か。

    (事務局)総合コーディネーターの役割は、ゆとろぎで実施する事業についてのアドバイスや新規事業の企画、事業実施に際しての交渉等である。

    (議長)市民の会も、総合コーディネーターのように事業についてのアドバイスや交渉事に関与すれば、より協働になるためいいと思う。

    (委員)現在の協働の方法は、職員や総合コーディネーターが市民の会との部会に参加して協議し、その後協議会で事業について決定するという形を採っている。

    (委員)職員企画の事業と職員と市民の会協働企画の事業の違いについて、職員企画の事業の目的と、協働企画の事業の目的の差はあるのか。市の職員は行政の立場としてさまざまな課題に関する事業を実施していると思う。一方、協働企画の事業は、市民の考えを取り入れた事業を実施するという役割が基本的にはあるはずである。しかし、資料を見る限りではそういった取り決めは見受けられなく、どちらが企画しても良さそうな事業が並んでいるのはなぜか。また、職員企画事業と協働企画事業の参加費等の違いはあるのか。例えば職員企画のものは無料であるが、協働企画の際は採算を考えて利益を求めるため有料にする等、違いはあるのか。

    (委員)事業の企画にあたって、内容の違いに明確な目的の差はないのではないか。また、事業の有料無料について、協働企画の事業も利益は求めていないので、参加費は材料代や資料代、講師代等必要経費だけである。

    (委員)それでは職員が企画しても変わらないのではないか。また、市民の会は民間企業のように儲けを出して独立採算で運営する必要はないのか。

    (委員)経費についてはある程度の基準はあるが、利益を出す必要はない。あくまでゆとろぎが主体であるため、財政的なことはゆとろぎが担っている。

    (委員)職員企画の事業も協働企画の事業も同じく市の予算を使って実施しているということか。

    (委員)市民の会が例えば文化協会のように独自の団体であればNPO法人のような形で活動できると思うが、市民の会はあくまでゆとろぎのサポート団体なので、その中で有償ボランティアも含めて活動しているのである。

    (委員)資料3において「協働企画する事業は、企画が教育委員会に承認されると主催事業として実施できる」とあるが、これは、承認されなければ実施することができないということか。それとも市民の会としてならば実施してもいいということか。

    (委員)承認されなければ実施することはできない。運営委員会で話し合いながら企画されていくので、市民の会独自で事業を実施するということはない。

    (事務局)協働企画の事業については内容が決定されるにあたっていくつかの会議が設けられている。まずは各部会内の会議があり、そこで事業内容等企画段階の協議がされる。その後役員会を経て協議され、最終的に生涯学習部長が会長を務める協議会において事業内容が話し合われる。ここで話し合われた結果、事案によっては内容を認めないこともあり、この場合、その事業は一旦白紙となる。

    (委員)事業内容が相応しいかどうかをその協議会で決めるということか。

    (事務局)そうである。最終的に事業内容等は協議会で決まっていく。そして、そこで決定した事業は市民の会主催、教育委員会共催の事業という形で実施される。

    (委員)協働企画の事業が協議会で決まるのに対し、職員企画の事業は誰が決めるのか。

    (事務局)職員企画の事業の内容を決めるのは教育委員会である。

    (委員)市民の会設立当初に市民と行政の協働に魅かれて参加した人たちの中で、協働する中で違和感を覚えて辞めた人もいると思う。市民の会減少の理由をセンター長に質問すれば良いのではないか。それを受けて私たちにできることもあると思う。

    (委員)八王子市には生涯学習コーディネーターの会があり、そこで市民が協働している。それを参考にしてはどうか。

    (委員)市民の会が協働するにあたって一番問題であると感じるのは、有償ボランティアの人達と無償ボランティアの人達が一緒に協議をすることである。文化協会は全て無償ボランティアでやっているのでまだ良いが、有償の人と無償の人が一緒に話し合うのは問題であると思う。また市民の会の展示部会では、事業を実施する際は展示の受付当番をしなければならない。受付当番の際には手当を出そうとなり、それで何とか成り立っていると思うが、このあたりも問題なのではないか。何か考えていかなければならないと思う。

    (委員)図書館のボランティアにも有償と無償があるのか。

    (委員)図書館のボランティアは全て無償である。

    (委員)市民の会を辞めた人が多数いるということで、辞めた人から話は聞けないと思うが、辞めた理由については聞きたいと思う。市民の会を辞めた理由についてはセンター長も全て把握しているわけではないだろうし、一番核心に触れる部分についての情報なので聞きたいと思う。

    (議長)その点については個人情報なので、個人的に聞いていただきたい。「協働」と聞き自分の意見を反映できるのではと思って入ったが、実際は事務局から発言があったように企画が白紙になることもあり、違和感を覚えて辞めた人もいると思う。市民との協働についての課題に関する発言がたくさん挙がった。ゆとろぎに関わりの深い委員もいるので、その委員を中心に本日上挙がった質問事項をセンター長に質問するが、他にもあると思うので考えていただくようお願いする。

     ゆとろぎについては以上とする。

     次にスポーツセンターについて説明をお願いする。

    (委員)<資料3により説明>

    (議長)スポーツセンターについて委員より説明があった。お気づきの点等あれば発言をお願いする。

    (委員)体育協会はNPO法人であるため、市から受けた事業を実施する際は委託料をもとに、その資金で運営を賄ってもいいということか。

    (委員)そうである。市から委託料をもらってその資金の中で運営しており、そのため税金等は払っている。ただその代わりNPO法人なので、残金は出ないように運営している。

    (委員)体育協会はスポーツ推進課と協力してスポーツ振興事業を行っているが、はむら総合型スポーツクラブ「はむすぽ」はそのような事業は行わないのか。

    (委員)そういった事業の実施はしない。はむすぽは独自の事業のみ実施するだけで、市との関連性は持たない。

    (議長)はむすぽは文部科学省の方針で設立されたものである。設立してから3年間は東京都から補助金をもらって運営していたが、徐々に独立していくということで現在補助金はもらっておらず、独自で運営している。

    (委員)はむすぽの会長はどうやって決定するのか。例えば行政が指定するのか。

    (議長)会長は運営委員会によって決定される。はむすぽは、市民のスポーツ人口を増やそうという国の目的の下に設立されたものであり、体育協会の範疇にある大会等に出て勝ち進む競技種目への参加促進ではなく、誰でも、例えば健康の為にスポーツをしたいという人の参加を促進するために設立されたのである。

    (委員)資料3によれば平成26年度の段階で300名の会員がいるということだが、これは増えているのか。

    (議長)減っているが、子どもの人数は増えてきている。減少している原因は、お金を払ってスポーツをするという意識が市民にまだ浸透していないからだと思う。

    (委員)体育協会が市と協働して事業を実施しているという面では、ゆとろぎでいう市民の会と同じような形になると思う。ただ運営資金の面で考えると、体育協会は市から委託金をもらいその資金を以て独自採算で事業を実施しているのに対し、市民の会は助成金という形で市からお金をもらって事業を実施している。この点の違いは何なのか確認したい。

    (議長)はむすぽは会員から年会費だけを支払ってもらうつもりでいた。はむすぽは、地域の人に無料で講師をやってもらい、運動を全然していない人を誘って来てもらおうと考えていたが、実際に無料で講師をやってくれる人はいなく、結局講師を雇うこととなり、結果参加者からお金を取らざるを得なくなってしまった。

    (委員)無料でスポーツをするというのは考えられない。はむすぽはスタートに無理があったのではないかと思う。

    (議長)例えば学校の部活にボランティアで教えに来てもらうことはあるので、それと同じ形ではむすぽも講師に無償で来てもらって市民のためにやっていただくという発想である。ただ、やはり無償というのは難しい。学校地域支援本部もそうだが、忙しい中で来てもらって無償というのは厳しい。団塊世代を考えた時に60歳で定年を迎えた人に地域で活躍してもらうという考えがあったが、今は65歳まで働かなければならない。だんだんそういう世の中に変わってきた。少しでも参加費が生じるというのが課題である。

    他によろしいか。

    スポーツセンターへの質問は、資料や本日の説明の内容を踏まえたうえで考えていただくようお願いする。

    スポーツセンターについては以上とする。

     次に図書館についての説明をお願いする。

    (委員)<資料3により説明>

    (議長)図書館について委員より説明があった。お気づきの点等あれば発言をお願いする。私からだが、図書館ボランティアの始まりは、図書館で実施された一番初めのボランティア養成講座を受けた人たちなのか。それとも他で学んだ人たちが羽村で活動したのが始まりか。

    (委員)読み聞かせのボランティアについては、図書館で実施された一番初めのボランティア養成講座を受けた人たちがサークルを作って活動したのが始まりである。

    (委員)資料3に挙げられている読み聞かせのボランティアサークルのうち、学校でも読み聞かせボランティアを実施しているサークルはあるのか。

    (委員)学校の読み聞かせボランティアは学校ごとに募集しているため図書館のボランティアサークルと繋がりはなく、どのサークルも該当しない。ただ、図書館の読み聞かせボランティアサークルのメンバーが学校の読み聞かせボランティアのメンバーになることはある。

    (委員)資料3にある個人ボランティアは有償ボランティアなのか無償ボランティアなのか。

    (委員)無償ボランティアである。

    (委員)個人ボランティアの活動内容に本の修理や本のビニールカバー装着等があるが、委託ではないのか。

    (委員)委託ではなくボランティアである。ただ、このボランティアをしてくださる方は凄く少なく、個人ボランティアの活動内容にある業務は職員で対応している。

    (委員)図書館の運営にあたって本の貸出し業務や配架の整理等は職員が行うのか。

    (委員)配架の整理等は職員が行っている。ただ、職員には正職員と嘱託職員と臨時職員の3パターンがある。

    (委員)図書館の直接的な運営についてはボランティアではなく職員が携わっているということか。

    (委員)そうである。ただ、配架を手伝うボランティアサークルについては一緒にやっていただいているが、だいたい開館前の整理である。開館後は職員が配架整理をしている。

    (委員)本の選定のボランティアはないのか。

    (委員)本の選定については選定基準があるので、職員が行っている。

    (委員)本の選定について、図書館審議会が図書館に対して要望を出すことはあるのか。また、図書館審議会はどのようなことを話し合っているのか。

    (委員)図書館審議会で本の選定について話し合うことはない。本の選定基準に基づき図書館が行っている。選定の基準について、雑誌や漫画、児童書の選定基準が羽村市は他市に比べて厳しい気がするが、それに関しても図書館審議会で話し合うことはない。ただ、例えば市民から本の種類が減った等の声があればそれについて審議し、その結果を図書館に投げかけて決めてもらうということはある。

    (議長)他にあるか。

     時間的都合もあるので、資料をよく読み質問事項を考えていただくようお願いする。

     図書館については以上とする。

     

    3.その他

    ※今後の会議日程について

    ・東京都市町村社会教育委員連絡協議会定期総会

    (事務局)<東京都市町村社会教育委員連絡協議会定期総会について説明>

    (議長)東京都市町村社会教育委員連絡協議会定期総会は平成27年4月18日(土)午後2時からである。

     

    ・平成27年度第1回羽村市社会教育委員の会議

    (議長)平成27年度第1回社会教育委員の会議の日程は、後日調整する。

    以上で会議を終了とする。

    (副議長)皆さんお疲れ様でした。所属団体の都合上今年度でお別れになる委員の方もいると思う。ありがとうございました。

     

     

     

     

     

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    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

    電話: 042-570-0707 

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