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    第2回羽村市生涯学習審議会会議録

    • [2016年5月30日]
    • ID:8898

    第2回羽村市生涯学習審議会会議録

    日時

    平成28年4月25日(月曜日) 午後7時00分~午後8時36分

    会場

    羽村市役所4階 特別会議室

    出席者

    会長 金子秀夫、副会長 齋藤智志、委員 小松幸恵、市川二三男、沓川絢子、小山一博、橋本美佐子、大和田正樹、中土善雄、海東朝美、三浦利信、川津紘順、市野明、中根透、長島志歩、小暮祐子、木下智実、渡部清孝

    説明者 教育長、副市長、議会事務局長、企画総務部長、企画総務部参事、財務部長、市民生活部長、産業環境部長、福祉健康部長、都市建設部長、区画整理部長、区画整理部参事、上下水道部長、会計管理者、生涯学習部長、生涯学習部参事

    事務局 生涯学習総務課長、生涯学習推進係主査、生涯学習推進係主事

    欠席者

    委員 佐々木辰寿、堀内政樹

    説明者 子ども家庭部長

    次第

    1. 議事

     (1)第1回審議会会議録の確認について【資料1】

     (2)前期基本計画の進捗状況について【資料2、3、4】

     (3)後期基本計画の体系について【資料5、6】

    2. その他

    傍聴者

    2人

    配布資料

    ・第2回羽村市生涯学習審議会 会議次第

    ・【資料1】第1回羽村市生涯学習審議会 会議録

    ・【資料2】生涯学習基本計画に掲げる目標指標への取組状況(H27年度)

    ・【資料3】羽村市生涯学習基本計画実施計画結果表

    ・【資料4】羽村市生涯学習基本計画推進懇談会の主な意見

    ・【資料5】「生涯学習」とは

    ・【資料6】羽村市生涯学習基本計画後期基本計画の策定について

    ・【当日配布】羽村市生涯学習基本計画実施計画(平成28年度~平成30年度)

    ・【当日配布】羽村市生涯学習推進委員会 委員名簿

     

    会議の内容

    (事務局) 定刻となったので、ただいまより第2回羽村市生涯学習審議会を開会させていただきます。

     お忙しい中ご出席いただきありがとうございます。事務局を務めさせていただく生涯学習総務課の西尾です。よろしくお願いします。

     なお、本日、佐々木委員と堀内委員が都合により欠席である。ご了承をお願いする。

     続いて、4月に人事異動のあった職員を紹介させていただく。

    <異動のあった職員を紹介>

    続いて、本日の会議に2名の傍聴希望者がいる。会議の傍聴については、傍聴に関する定めに従い傍聴人の遵守事項など一定の条件を付した上で傍聴していただくこととなっている。会議に入る前に、傍聴希望者についてご協議をお願いする。

    (金子会長) ただいま事務局から申し出があり、本日の会議の傍聴希望者は2名とのことである。この2名について、傍聴していただいてよろしいかを委員の皆さんにお諮りしたいと思うが、特に異議等はないか。

    (各委員) 異議等なし。

    (金子会長) では、傍聴人の入室をお願いする。

     

    <会議 中断> <傍聴人 入室>

     

    (事務局) それでは、議事に移らせていただく。

     これからの進行を、金子会長にお願いする。

     

    1. 議事

    (1)第1回審議会会議録の確認について

    (金子会長) 改めまして、皆さま、こんばんは。前回に引き続き、円滑な審議にご協力をよろしくお願いする。

     会議に先立ちお願いがある。前回もお願いしたところであるが、発言する際はまず挙手していただき、私から挙手した委員を指名するので、それに基づいて発言していただきたい。よろしくお願いする。

     では、議事(1)、第1回審議会会議録の確認について事務局から説明をお願いする。

    (事務局) <資料1により説明>

    (金子会長) あらかじめ資料が配布されていると思うが、訂正等はあるか。特に三浦委員については、発言にて資料の訂正等も求めたが、訂正された資料は発言の趣旨に合致しているか。

    (三浦委員) 合致している。

    (金子会長) 他にご意見、ご質問等はあるか。

     よろしければ、市公式サイト等で公表させていただく。

     議事(1)、第1回審議会会議録の確認については以上とする。

     

    (2)前期基本計画の進捗状況について

    (事務局) <資料2、3、4により説明>

    (金子会長) 事務局より説明があったが、委員の皆さま方のご意見を聴く前に、私から事務局に補足的な説明をお願いする。

     まず資料3の「事業数」について、例えば乳幼児期であれば、施策の方向1に6つの推進施策があり、27件の事業があるという形で記載されている。施策や推進施策については確認する箇所の説明があったため私たちでも確認できるが、27件ある事業の具体的な中身について私たちが知りたい場合、どの資料のどこを見れば良いのかについて説明をお願いする。

     また、資料4において羽村市生涯学習基本計画推進懇談会の主な意見の説明があったが、この懇談会の位置づけ、役割等についても補足的に説明をお願いする。

    (事務局) それでは、まず、1点目のご質問について、例で挙げていただいた、乳幼児期の施策の方向1の事業数を基に説明する。前回資料として配布した、羽村市生涯学習基本計画実施計画(平成27年度~平成29年度)をご覧いただきたい。資料3はこの実施計画を基に作成している資料で、資料3の施策や推進施策数、事業数は実施計画と連動しているので、並行してご確認いただきたい。

     説明の中でも述べたが、資料3の770事業の平成27年度の取組状況は、この実施計画に掲げている事業が昨年度1年間で目標値に対してどういう結果であったかをまとめたものである。

    実施計画の9ページをご覧いただきたい。資料3とあわせて並行して見ていただきたいが、9ページの一番上に①乳幼児期(0~5歳)、施策の方向1の次のところにNo.1とある。No.1「基本的生活習慣の確立へ向けた支援」ということで具体的な事業を(1)から(4)まで掲げており、次のページでは、No.2「全身運動の推進」ということで事業を(1)から(3)まで掲げている。こういった形で、27事業というのは施策の方向1に対してここで掲げているNo.1からNo.6までの事業の合計数である。それ以降、15ページは、施策の方向2ということで、25事業を掲げている。

     次に、2点目の羽村市生涯学習基本計画推進懇談会の位置づけや役割について説明させていただく。位置づけや役割については「羽村市生涯学習基本計画推進懇談会要綱」に定められており、羽村市生涯学習基本計画の推進・充実に関することや、実施計画の進捗状況に関することなどの意見交換を、市、市民及び団体等が連携・協力して行っていくために懇談会を設置しており、その結果を市長に報告することを役割としている。

    (金子会長) 2つの質問に関し、事務局より説明があった。1つ目の質問に対する説明は膨大な資料に基づくものであるため、個々の事業についての説明はないが、今後審議していく中で私たちが個々の事業について知りたいと考えた場合は、事務局から説明があったとおり、羽村市生涯学習基本計画実施計画の9ページ以降を確認していただきたい。

     また、懇談会については、要綱に基づいて設置されているもので、市民の方の参加を得て忌憚のない意見を市として聞いていく役割を担っているという説明があった。

     ただいまの説明までで気づいたこと、この際確認をしておきたいこと等あれば、挙手によりご確認をお願いしたいと思う。何かご意見、ご質問等はあるか。

    (小山委員) 懇談会についてもう一つ教えていただきたい。この懇談会は、どのようなタイミングでどのような方が集まっているのか。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) まず懇談会の構成・組織から説明させていただく。懇談会は15人以内で組織すると要綱に定められており、この15人については、生涯学習に関し造詣のある者2人、市内の社会教育関係団体からの推薦があった者4人、市内の公共的な団体等からの推薦があった者4人、市民公募委員5人以内で構成すると定められている。

    また、開催の時期については、あらかじめテーマを設定し、そのテーマに関する意見をいただくという形式のもと、7月から9月までの短期間に計4回開催している。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (渡部委員) 生涯学習基本計画前期基本計画の取組状況について、数値によるいろいろな報告があった。

    生涯学習基本計画の45ページに目標指標の記載があり、そこでは指標の1と2が記載されているが、資料2はこの目標指標を抜き出して平成27年度までの実施結果をまとめたものか。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 前期基本計画の進捗状況を報告するにあたり資料2、資料3、資料4と用意させていただいたが、資料2については、渡部委員のご発言のとおり、生涯学習基本計画の各ライフステージの目標指標に掲げている指標について、平成24年度から平成27年度までの結果をまとめたものである。

    (金子会長) 事務局から説明があった。渡部委員、よろしいか。

    (渡部委員) この目標指標は、生涯学習基本計画実施計画にあるようにライフステージごとにたくさんあるものと思うが、各ライフステージの目標指標を代表して、資料2ではいくつかに絞った形で記載されているということか。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 資料2については、生涯学習基本計画に掲げている目標指標の結果をまとめたものである。例えば生涯学習基本計画の44ページでは「本に親しむ機会の充実」という推進施策があり、その施策を実現するための「主な計画事業」として「公共施設等における読み聞かせや絵本の紹介」「ブックスタート事業における読み聞かせ会の実施」を掲げている。生涯学習基本計画実施計画は、これらの「主な計画事業」を中心に各推進施策を実現するための事業を1冊にまとめたものである。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (齋藤副会長) 資料2の見方について教えていただきたい。1ページの乳幼児期の施策の方向1の指標2では横線が引いてある箇所と未実施と記載されている箇所があるが、これはどのように違うのか。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) ただいまご質問のあった事業は、生涯学習基本計画前期基本計画を策定する段階ではまだ実施していない事業であるため横線を引いている。平成24年度以降は新規事業として実施し、平成24年度には511人の参加があり、平成25年度には460人の参加があったが、平成26年度、平成27年度については事情により事業を実施できなかったことから、未実施という表現になっている。

    (齋藤副会長) 例えば2ページの乳幼児期の施策の方向2の指標1は、平成22年度に事業を実施しているため実施結果の記載があるが、平成24年度には横線が引いてある。ただいまの説明だと平成24年度は未実施と記載されるかと思うので、説明をお願いしたい。

    (事務局) ただいまのご質問の箇所は、アンケートの結果を捉えている指標で、このアンケートは平成20年度と平成25年度以外は実施していないため、横線を引いている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (中根委員) 資料2の3ページの乳幼児期の施策の方向3の指標2について、平成22年度は横線で、平成24年度は0.3割、平成25年度は0.3割、平成26年度は1.5割、平成27年度は0.2割となっているが、平成28年度で一気に6割となっている。平成27年度から平成28年度にかけて一気に数値が大きくなっているので、ここの6割は0.6割の間違いなのか、それとも他の理由があるのか説明をお願いしたい。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 平成28年度の欄に書いている数値は、生涯学習基本計画前期基本計画を策定した際に目標値として設定した数値をそのまま記載しているので、間違いではない。

    ご質問の箇所については、前期基本計画策定時に平成28年度の目標を6割と掲げたが、計画に基づき「子育て支援事業へ貢献している未就学児を対象とした社会教育関係団体の割合」の向上に向けて取り組んでいく中で、その社会教育関係団体の割合が目標に達していない現状がある。そういった現状を解消するために団体の活動費の補助等を行っているが、団体の数がなかなか伸びていないという現状である。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (渡部委員) 資料2の9ページの少年期の施策の方向6の指標2について、社会教育関係団体のうち、「子どもたちの体験学習を推進している団体の割合」の目標を平成27年度は2割としているが、その下に記載のある達成率は33%となっている。この達成率33%というのは何を指しているのか。例えば社会教育関係団体が500団体あったらその33%が子どもたちの体験学習を推進しているということか。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 平成27年度の欄に記載している2割という数値は、目標の数値ではなく結果の数値で、社会教育関係団体のうち教育委員会に登録されている団体を分母とし、子どもたちの体験学習を推進している団体数を分子として算出した結果の数値である。

    また、この表にある評価、目標に対する達成率33%というのは、平成28年度に社会教育関係団体のうち教育委員会に登録されている団体のうちの6割が子どもたちの体験学習を推進している団体であることを目標としており、その6割という目標に対して平成27年度の結果が2割であったため、達成率として33%と表記した。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (長島委員) 資料2の12ページ以降、実施結果を記載する欄の平成24年度から平成27年度まで全てにスラッシュが書かれている箇所が多く見受けられるが、これはいずれもアンケートを実施していないということでよろしいか。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 前期基本計画を策定するにあたり、平成21年度に市民を対象としてアンケートを実施し、このアンケートの結果をもとに平成22年度の指標を立てている。

    後期基本計画を策定するにあたり、平成27年度がまだ終わったばかりで、平成28年度をもって資料2の各指標がどの程度達成したかというところを一つの指標としており、現時点ではこのアンケートを行うことは考えていないため、斜め線で表現している。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (市野委員) 確認だが、資料2における平成27年度までの数値は、目標値ではなく実数ということでよろしいか。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 資料2を作成するにあたっての調査を実施したのが平成27年12月末から平成28年1月であるため、厳密に平成27年度の実施結果の数値であるとは言えないが、目標値ではなく実数である。平成27年度末までの実施結果については、5月に改めて調査を行う予定である。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (渡部委員) 細かい話になるが、資料2の10ページ青年前期の施策の方向1の指標1に「小中学生の授業サポートを行った学生の数」ということで、平成22年度は84人、平成24年度は45人となっているが、平成25年度以降は23名、29名と単位が「人」から「名」になっている。この違いに意味があるのか説明していただきたい。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 「名」という表記は「人」と捉えていただきたい。大変失礼しました。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    本日の会議資料は近日配布されたものなので、これから目を通していただく過程で気づく点もあると思う。その場合、今後の審議の中でご発言いただくか、または緊急を要することであれば事務局に直接お問合せいただき確認していただきたい。よろしくお願いする。

     では、ご意見についても一通り出たようなので、議事(2)、前期基本計画の進捗状況については以上とする。

     

    (3)後期基本計画の体系について

    (事務局) <資料5、6により説明>

    (金子会長) 事務局から説明があった。何かご意見、ご質問等はあるか。

    (齋藤副会長) 2つ質問させていただく。1つは確認だが、資料5に参考文献として、岡本薫氏の著作物が挙がっているが、資料5の全ての部分について岡本薫氏の文献を参考にしているという考えでよろしいか。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 資料5の裏面の最後に参考文献を記載しているが、この文献から考えを引用しているのは、資料5裏面の上段の「・・・をすることが必要である。」という部分までである。

    (齋藤副会長) わかりました。その上で2つ目の質問をさせていただく。先程の資料4とも関連してくるが、資料4としていただいた懇談会の主な意見というのは、我々はどのように受け取ればいいのか。

     資料4の5ページ、テーマ4「その他」の1の4行目に「学習や教育のためにはどうしたら良いのかではなく、まずはもっと皆でワイワイガヤガヤと楽しく何かをできないかと思う。」と、まさに全体の理念にかかわることに関して意見が出ている。

    そのうえで資料5を見ると、偶発的な学習というのは行政の範囲外であると説明されている。資料4で言う「ワイワイガヤガヤ」の部分は、これしか情報がないため発言者がどういう意図で発言したか理解できないが、読みようによっては、偶発的学習にむしろもっと積極的に取り組むべきじゃないかとも受け取れる。

    仮に私がそう読んだとすると、資料4の意見と資料5で相反することを述べているように思う。それが悪いというわけではないが、資料4の意見を我々がどう受け取ればいいかという疑問が出てくる。一つの参考意見として受け取ればいいのかどうか、そのあたりをクリアにしていただきたい。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 懇談会では資料5にあるような学習の定義を示さずに、年度ごとにテーマを決めて委員の皆さまに自由に意見交換をしていただいたので、懇談会は資料5に基づいた意見の場でないということをまずご理解いただきたい。

    また、そのうえで資料4の5ページの「ワイワイガヤガヤ」という意見については、この意見を発言した委員の本意は定かではないが、記憶の中では、あるテーマについて話し合う際、かしこまってテーブルで会議をするだけではなく、ざっくばらんにお茶を飲みながら話し合う会議があってもいいのではないかという考えが「ワイワイガヤガヤ」につながったものと考えている。

    懇談会では、後期基本計画の策定につなげるために意見をいただいた側面もあるが、生涯学習を推進していくにはどのような取組みがあったらいいかというテーマに基づいて意見をいただいたので、審議会委員の皆さまにおいては、資料5に記載のある行政が担うべき生涯学習の範囲を基にしたうえで、資料4の懇談会の意見は参考としていただければありがたい。

    (金子会長) 副会長、よろしいか。

    (齋藤副会長) では、資料4は参考として捉えさせていただく。

    (木下委員)資料4の同じ部分について、私も懇談会委員をしていたので、補足で意見を述べさせていただく。

    懇談会では、資料5のような、生涯学習の理念のようなものは考えに入れないで、市民の立場から自由に意見が出ている。そのため、具体的な意見や、ぱっと見るといいかげんに感じる意見もあると思うが、その意見の裏にはその人の生涯学習の理念があり、具体的な思いがあると思う。私もうまく表現できないが、私たちは自由に出た意見の中に本質的な価値を見出し、それを参考として審議していけば良いのではないかと感じている。

    例えば「ワイワイガヤガヤ」というのは、ぱっと見るとこれがどういう施策につながっていくかわからないと思うが、発言した方は、議論というのは、堅苦しくなると余り進んでいかないということを話したかったのではないかと私は思う。そこから、世代間で議論する際に、もっともっとざっくばらんに話をすることによって信頼関係が築かれ、その上で生涯学習の話をしていけばいいのではないかという読み取り方もできると思う。

    よって、その一つの意見を具体的な言葉として参考にし、その奥に秘められた価値というものを抽出していくことがこの審議会には求められているのではないかというのが個人的な意見である。

     かなり抽象的になってしまったが、以上である。

    (金子会長) 木下委員からのご意見であった。

    ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (川津委員) 資料6の5ページに「第1章 循環型生涯学習の推進」ということで、施策の方向性が書いてある。今後、循環型生涯学習を進めていくことは重要でその仕組みづくりを進めるが、そのためには市民の自助・互助・共助が活発に行われることが大切だと思う。私の所属する社会教育委員の会議は、3月に「市民や団体等が学んだ成果を地域社会に還元できる仕組みの構築について」という提言を教育長に提出した。その中でコーディネーターの必要性についても述べており、現在羽村市にはコーディネーターが少ないので、いろいろな分野でコーディネーターを育成し、学んだ成果を還元できるようにすることが大切であると述べている。羽村市にコーディネーターを育てるための講習会等があれば良いと思うので、施策の中に入れてもらえればありがたい。

    (金子会長) 川津委員からのご意見であった。

    今後も個々の会議の中で具体的に掘り下げていく機会もあると思うので、その際には詳細なご意見等をお聞かせいただければと思う。よろしくお願いする。

    ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (教育長) 川津委員のご意見についてだが、羽村市社会教育委員の会議で検討された提言書をいただいた。その中で、コーディネートの話も十分承知しているため、「循環型生涯学習の推進」を第1章として位置づけた。

    また8ページ、施策の方向7「学習を支援する体制づくり」の方策として生涯学習をつなぐ仕組みづくりをしていくということを考えている。そういった中に、社会教育委員の会議からいただいた提言、コーディネーターの件も含め、こういったところで今後具体的な案として示させていただき、委員の皆さまにご審議いただければと思っている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) 生涯学習基本計画前期基本計画には「乳幼児期」から「学習基盤と推進体制の充実」まで21の施策の方向が示されているが、この21の施策の方向と、資料6に示されている7つの施策の方向の関連性はどうなっているのか。後期基本計画では新たに7つの施策の方向を基に29年度から33年度までの施策を整理していくのか、それとも前期基本計画の21の施策の方向に7つの施策の方向を加えるのか、そのあたりを整理していただきたい。

    (金子会長) 事務局、説明をお願いする。

    (事務局) 前期基本計画では、乳幼児期から高齢期までのライフステージを縦軸にし、それぞれのライフステージごとに取組むべき施策の方向や施策を展開する構成となっている。

     後期基本計画は構成を90度変え、本日の段階の案ではあるが、今後取組むことを7つの施策の方向にまとめ、この7つの施策の方向を縦軸にし、ライフステージを横軸、それぞれの施策の方向においてライフステージでは何ができるかを考え策定していく考えである。

    例えば施策の方向1では、乳幼児期にはどんな取組みができるか、青年前期にはどんな取り組みができるかという見方で策定していく考えである。その中で、当然前期を踏襲するものであり、前期に取組んでいた部分を後期に掲げる施策の方向の中に反映していきたい。また、今後、提案している施策の方向1から7では不足しているものがあれば、それは議論をしていく中で施策の方向を増やす方向で検討していきたいと考えている。

    (金子会長) 三浦委員、事務局から説明があったが、ご理解されたか。

    (三浦委員) この後の議論の中でいろんな具体例とかも含めてご示唆いただけるということで、理解した。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

     委員の皆さまにおいては、改めていただいた資料をご覧いただき、疑問点等については次回以降の会議の際にご発言いただくとともに、次回以降の具体的な議論の中でご意見を発言していただき審議を進めていきたいと思う。

     事務局の説明が終わり、またご意見、ご質問等ないようなので、議事(3)、後期基本計画の体系については以上とし、本日の議題を終了とさせていただく。

     

    2. その他

    (金子会長) 事務局から何かあるか。

    (事務局) 1点だけ、資料6について修正させていただきたい。

    資料6の8ページに施策28「はむら文化の発信」とあるが、施策33も「はむら文化の発信」としており、同じ文言を使ってしまっている。施策28は施策の方向5「羽村らしい文化の創造」の下の施策で、施策33は施策の方向6「いつでも学べる生涯学習環境の充実」の下の施策なので、これらの方向に沿った施策になるよう考えさせていただき、次回以降の会議資料で修正させていただく。

    (金子会長) ただいま事務局より補足の説明があった。

     本日のご意見は終息したようなので、これにて第2回の審議会を閉会させていただく。皆さまご協力、ありがとうございました。

    事務局に司会進行をお返しする。

    (事務局) 金子会長においては、議事の進行、ありがとうございました。また、委員の皆さまにおいても、長時間の慎重なご審議ありがとうございました。

     次回の第3回審議会は、5月23日(月)、午後7時から、本日と同じ会場を予定している。

     なお、次回は計画の策定にあたり、後期基本計画の構成の第1部にあたる「計画策定の背景」、「生涯学習を取り巻く状況」、「生涯学習ビジョン」について事務局案を示させていただくので、ご審議のほどお願いしたい。今回同様に資料は事前に送付させていただくので、ご確認のうえ次回会議にお臨みいただければ幸いである。

     本日はどうもありがとうございました。

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