ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

羽村市

はむらってこんなまち

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    第6回羽村市生涯学習審議会会議録

    • [2016年10月11日]
    • ID:9283

    第6回羽村市生涯学習審議会会議録

    日時

    平成28年8月29日(月曜日) 午後7時00分~午後9時01分

    会場

    羽村市役所4階 特別会議室

    出席者

    会長 金子秀夫、副会長 齋藤智志、委員 小松幸恵、市川二三男、沓川絢子、小山一博、中土善雄、海東朝美、三浦利信、川津紘順、市野明、中根透、木下智実、渡部清孝

    説明者 教育長、副市長、議会事務局長、企画総務部長、企画総務部参事、財務部長、市民生活部長、産業環境部長、福祉健康部長、子ども家庭部長、都市建設部長、区画整理部長、区画整理部参事、上下水道部長、会計管理者、生涯学習部長、生涯学習部参事

    事務局 生涯学習総務課長、生涯学習推進係長、生涯学習推進係主事

    欠席者

    委員 佐々木辰寿、橋本美佐子、大和田正樹、長島志歩、小暮祐子、堀内政樹

    次第

    1. 議事

     (1)第5回審議会会議録の確認について【資料1】

     (2)第2部後期基本計画-第3章生涯学習施策の展開-施策の方向6・7【資料2、3】

    2. その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・第6回羽村市生涯学習審議会 会議次第

    ・【資料1】第5回羽村市生涯学習審議会 会議録

    ・【資料2】施策の方向6 現代社会に求められる生涯学習への支援

    ・【資料3】施策の方向7 学習環境と支援体制の充実

    ・【当日配布】第3章 5年間に取組む生涯学習施策の展開

    ・【当日配布】平成28年度 生涯学習基本計画後期基本計画策定スケジュール

     

    会議の内容

    (事務局) 皆さま、こんばんは。定刻となりましたので、ただいまより第6回羽村市生涯学習審議会を開会させていただきます。

    本日は、お忙しい中ご出席をいただき、ありがとうございます。

    なお、佐々木委員、橋本委員、大和田委員、長島委員、小暮委員、堀内委員が都合により欠席です。

    また、本日は、傍聴希望者はおりませんので、議事に移らせていただく。

    これからの進行を金子会長にお願いする。

     

    1. 議事

    (1)第5回審議会会議録の確認について

    (金子会長) 議事に入る前に、前回の第5回生涯学習審議会を欠席したことについて、皆さまにお詫びを申し上げる。

    それでは議事に入る。

    なお、ご発言がある場合は、まず、挙手していただき、私が挙手した委員を指名するので、それに基づいて発言していただきたい。よろしくお願いする。

    では、初めに、議事(1)について、事務局から説明をお願いする。

    (事務局) <資料1により説明>

    (金子会長) 事務局から説明があった。ご自身の発言内容等を確認していただき、お気づきの点等あれば挙手をお願いする。

    (小松委員) 私の発言について、16ページの下から7行目に「ほかにも、例えば、郷土博物館の玉川上水の展示コーナーに、玉川上水に関連した図書を置いて紹介するなど、図書館を活用しながら羽村の文化を市民に広めていければ良いと思う。」とあり、こういった取組みも非常に良いと思うが、この時に発言した趣旨は、図書館の特設コーナーで文化関連の図書を紹介しても良いのではないかということである。

    例えば、今の時期であれば、自由研究に関する図書を紹介するなど、月ごとや季節ごとに特集を組み図書を紹介していると思う。その特集の1つとして、文化関連の図書を紹介しても良いのではないか。

    郷土博物館に行く方はもともと歴史に関心があると思うので、そうではない方も訪れる図書館で文化関連の図書を紹介することにより、市民に羽村の文化が広まっていくのではないかと思う。

    (金子会長) どのような表現に修正すればよろしいか。

    (小松委員) 16ページ下から7行目「例えば、郷土博物館の玉川上水の展示コーナーに、玉川上水に関連した図書を置いて紹介するなど」の部分を、「例えば、図書館の特設コーナーで羽村市の歴史に関連した図書を紹介するなど」と修正していただきたい。

    (金子会長) 事務局については、ただ今のご発言のとおり修正していただくようお願いする。

     ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) よろしければ、修正のうえ、公式サイトで公表させていただく。

     議事(1)、第5回審議会会議録の確認については以上とする。

     

    (2)第2部 後期基本計画-第3章生涯学習施策の展開-施策の方向6・7

    (事務局) <「施策の方向6」について、資料2により説明>

    (金子会長) 事務局より「施策の方向6」について説明があった。

    まず、「施策18」について、何かご意見、ご質問等はあるか。

    (小松委員) 循環型の生涯学習という視点からすると、情報の取得についての学習機会を提供するだけではなく、情報の発信についての学習機会を提供しても良いのではないか。

     ただ、パソコンを活用した情報の発信についての学習機会は昔から提供されており、団体の中にも数名はWebサイトの作り方等についての知識を持つ人もいると思うので、例えば、スマートフォンで閲覧することに適したWebサイトの作成方法や、魅力ある動画の作り方及び利用者の視聴環境に配慮した配信の仕方、また、さまざまなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用方法など、現代社会に即した情報の発信についての学習機会を提供しても良いのではないかと思う。

    (事務局) 「現状と課題」の中で情報技術の進展に触れているので、ただ今のご意見も参考にしながら、反映できる部分はしていきたい。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) 1ページ「現状と課題」の第2段落4行目に「ICT体制を整備し、それを活用した授業の充実を図っています。」とあるが、文部科学省の基準と比べると、市内小中学校のICT体制の整備は相当遅れていると思う。よって、「・・・充実を図っています。」という表現は適切ではないと思う。

    また、4ページ「主な計画事業」の1つ目「情報教育の推進」の内容に、「ICT体制の整備と、それを活用した授業の充実について、推進していきます。」とあるが、今後の5年間でICT体制をどのように整備していくのか。

    (生涯学習部参事) 今後の5年間でどのようにICT体制を整備していくかについては、現時点では明確に答えられないが、羽村市の現状を踏まえながら検討していきたいと考えている。

    また、ただ単にハードを整備するのではなく、例えば、授業の中で他校の児童や生徒と交流をするために、双方向から通信可能なICTを整備するというように、活用の目的等を明確にして整備していく必要があると考えている。

    なお、「現状と課題」の第2段落4行目の表現については、現状に即したものとなるよう修正させていただく。

    (三浦委員) ご回答ありがとうございます。最後に、学校に無線LANが整備されていないことは非常に大きな課題だと思うので、最優先に整備していただきたい。

    (生涯学習部参事) 有線か無線かは別として、教室内での通信環境を整備することは、教育委員会でも第一に検討すべき事項と認識している。ただ、整備にあたっては今後も検討が必要なので、ご承知いただきたい。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (海東委員) ただ今のご意見に関連するが、学校の子どもたちが情報を発信する、即ち、自分の考えをアウトプットすることを充実させるために、視聴覚機器の活用等にも取組んでいただきたい。

    (生涯学習部参事) ただ今のご意見も参考にさせていただきながら、ICT体制の整備について検討していきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (中土委員) 子どもたちが携帯電話やスマートフォンを使用する中で、LINEなどのSNSを利用したいじめはあるのか。

    (生涯学習部参事) 羽村市に限ったことではないと思うが、そういった状況はあると認識している。子どもたちが携帯電話やスマートフォン、また、SNSを利用する中で、その良さを実感していることと思うが、一方で、SNSを使って仲間外れにするといったことも、学校や教育委員会に報告されている。

    こういった状況の中、先日、市内各中学校の生徒会の子どもたちと、市内各小学校の児童会の子どもたちが一堂に集まって、携帯電話やスマートフォン、また、SNSを利用するうえでのルールやマナーについて話し合い、どのようにすれば、自分に危険が及ぶことや友達を傷つけることを防げるのかについて相談しながら、羽村市におけるルールやマナーについて考えた。

    現在は、そこで考えられたルールやマナーを羽村市全体に発信していくことに向けて取組んでいるところである。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (小山委員) 情報機器を与えている保護者の方が、情報化社会の危険性についての認識が低いということが言われている。

    子どもたちに対しては、学校などで情報化社会の危険性についての学習機会等を提供し、また、保護者に対してもそういったことについての学習機会等を提供することで、子どもたちを情報化社会の危険性から守れるのではないかと思う。

    (金子会長) ただいまのご発言は、意見と捉えさせていただく。

    ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (市川委員) これまでのご意見を聞いていると、全ての子どもたちがスマートフォンなどのインターネットに接続できる機器を持っているように感じるが、中にはインターネットが使えない環境にある子どももいると思う。現在、インターネットに接続できる環境にある子どもたちはどの程度いるのか。

    また、4ページ「主な計画事業」の3つ目「市公式サイトを活用した学習の場の構築」の内容に「市民が市公式サイトを利用してさまざまなことについて学習できるよう、その仕組みを構築していきます。」とあるが、インターネットに接続できる環境にない子どもたちは、こういった学習ができないことになる。インターネットに接続できない環境にある子どもたちへの対策等は考えているのか。

    (生涯学習部参事) インターネットに接続できる環境のあるご家庭の割合については手元に資料がないため具体的な数字をお答えすることができないが、多くのご家庭がインターネットを利用できる環境にあると捉えている。

     ただ、ご指摘のとおり、全てのご家庭がそういった環境にあるわけではなく、また、意図的にインターネットに触れさせないようにしている保護者もいるかと思う。

    学校教育においては、情報機器や情報媒体を活用する能力を身につけさせる必要もあることから、全ての子どもたちがインターネットの使い方やその危険性等について学べるよう取組んでいるが、それ以上のことを学ぶのであれば、やはり保護者がインターネットに接続できる環境を整えていく必要があると思う。

    なお、図書館など、無料でインターネットを使える場所もあるので、そういった施設を活用するのも一つの手段であると思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (木下委員) 4ページ「主な計画事業」の1つ目「ICT体制の整備」について、先ほど、無線LANを整備して欲しい旨のご意見があり、私も設備の充実は大切だと思うが、ICTを使える教員を育てていくことも大切だと思う。現在のICTを活用した教育は、教員個別の能力に頼っている部分が非常に大きいが、ICTを使える人材が育っていないように感じる。

     よって、例えば、英語教育と同じように、専門のコーディネーターを配置するのはどうか。学校にはICT主任がいるが、ICT主任も別の仕事で忙しく、教員が育っていないのが現状である。そこで、英語教育におけるALTのように、専門のコーディネーターが教員とともに授業をすることにより、子どもの学習の充実を図るとともに、教員の育成を図ることも重要であると思う。

     また、ICT体制を整備するにあたっては、例えば、教室にパソコンが1台あったらどんな授業ができるのか、また、子どもたち一人一人が1台ずつパソコンを使える環境ではどのような教育ができるのかということを、具体的に突き詰めて考えていくべきである。

    (生涯学習部参事) 教育は人なりという部分はあり、また、ICTを活用した教育は専門的な知識も必要で、個人の能力によるものであるということはご指摘のとおりかと思う。

     羽村市では、現在、ICT支援員を配置しており、授業へのアドバイスや、実際に授業に参加するなどして支援している。

     ただ、ICT支援員の活用方法については、各学校に任せている部分もあるので、今後も研究しながら取組みを進めていきたいと考えている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (市野委員) インターネットの普及は非常に良いことだが、昨今の少年関係の事件は、現実と仮想の区別が付かなくなって起きているのではないかと思う。こういった観点から、インターネットの普及について、教育委員会はどのように考えているのか。

    (生涯学習部参事) 非常に難しい問題だが、仮想世界の影響による現実からのかい離が、さまざまな事件につながっている部分もあると捉えている。

     現在、学校教育の中では、実体験というものを大切にしながら教育に取組んでいる。小さいころから実体験を積み重ねていくことで、現実からのかい離が極力起こらないようにしていくことが大切だと思う。

     また、併せて、インターネットにはそういった危険性があるということも教えていくことが大切だと考えている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (渡部委員) 子どもたちについてのご意見が多く出ているが、高齢者の方たちがパソコンの技術を取得できるような取組みはあるのか。高齢者が急にパソコンの技術を取得することは難しいと思うので、地道に講座等で教育していくことも大切であると思う。

    現在でも、団体間でコミュニケーションを取る際にはメールの添付機能等を活用しており、今後は、より、そういったものを扱う知識が必要になってくると思う。高齢者への取組みをどのように進めれば良いか、委員の皆さんに議論していただければと思う。

    また、生涯学習センターゆとろぎでは、開館以来、社会教育関係団体が高齢者も対象にしたパソコン講座を実施していると思うが、この社会教育関係団体の持つパソコンのOSは新しいものなのか。

    (生涯学習部長) シルバー人材センターでパソコン教室が開催されているという話は聞いているので、市としてもそういった機会を設けられればと考えている。

    また、パソコン講座に取組む社会教育関係団体のパソコンについては、常に最新版ということはないが、OSのバージョンアップに合わせて適宜整備していると認識している。

    (金子会長) 高齢者がパソコンについて学習する機会をどう展開できるかということについて、何かご意見、ご質問等はあるか。

    (沓川委員) 私はパソコンを扱うスキルを持っていることから、所属するいくつかの団体で書類等を作成する役を担っている。そろそろこの役を引き継ぎたいと思っても、60代の女性でパソコンを扱える人がなかなかいないため、引き継ぐことができない現状がある。

    そこで、先ほど委員のご発言にもあったとおり、高齢者で、なおかつ女性を対象にしたパソコン教室を開催してもらえると良いと思う。市の公式サイトの見方もわからない方が大勢いるので、対象を絞った講座を用意していただきたいと思う。

    (事務局) 4ページ「主な計画事業」の2つ目に「情報化に対応するための講座の実施」という事業を掲げており、そういった講座はその中の一つとして展開していくことになるかと思う。

    また、羽村市では、循環型生涯学習を推進していく考えもあるので、委員がお仲間にパソコンの扱い方を教えるといったことにも取組んでいただけたらと思う。

    (沓川委員) 確かに、知り合い同士で教え合うということは良いことだと思うので、パソコン室の整備にも取組んでいただければと思う。例えば、子どもであれば西児童館等でパソコンを使うことができるので、同じように、大人が集団で使えるパソコン室を整備していただきたいと思う。

    (事務局) 整備できるかどうかも含めて検討させていただきたいと思う。

    (市川委員) ただ今のご意見に関連するが、貸出用のパソコンを整備するのはどうか。

    例えば、町内会の人が集まってパソコンの操作法等を学習したいときに貸し出していただけると、個人的な学習にもつながると思う。

    (生涯学習部長) 以前は、市がパソコンを用意し、自由に利用していただくほか、パソコン教室等も開催していたが、パソコンは機械であるため、難しい点も多々あったことと思う。過去の経験も含めて、整備について検討していきたいと思う。

     また、情報化の進展に伴い、インターネットに接続できる環境にない人への対応も必要だと思っているので、パソコンの整備、あるいは別の情報化社会に対応した学習機会の整備等について検討していきたい。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (海東委員) 学校では、ベテランの教員と若手の教員が、それぞれ得意な分野を仕事の中で教え合い、互いに知識や技術を磨き合っている。

    例えば、若手の教員は情報教育等についてベテランの教員に教え、ベテランの教員は、若手の教員にこれまで積み上げてきた指導力等を伝えている。

    このことから循環型の生涯学習を考えると、例えば、若者が高齢者を対象にパソコン等得意な分野を活かした講座を開き、また、高齢者は、若者を対象に、これまでのキャリアを活用した講座を持つなど、お互いに交流できるような事業を展開しても良いのではないかと思う。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見と捉えさせていただく。

     時間の制約もあるので、「施策18」については以上とし、続いて「施策19」について意見を求めたい。

     何かご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) ここは文言整理で大丈夫かと思うが、5ページ「現状と課題」の第3段落4行目に「・・・生徒育成を図っています。」とあるが、これまでの文脈等を考慮すると、「・・・子どもの育成を図っています。」という表現の方が良いと思う。

     また、6ページ「今後の方向性」の1つ目「小中学校の英語教育の充実」について、内容が「従来の英語教育に加え、聞く・話す・読む・書く等のコミュニケーション能力の・・・」となっているが、この方向性に基づく「主な計画事業」は「小学校1年生からの英語教育の充実」なので、ここは「従来の英語教育に加え、発達段階に応じたコミュニケーション能力の・・・」という表現にした方が良いと思う。

    (事務局) いただいたご意見を参考に、表現を修正させていただく。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (中根委員) 市内には外国籍の方も多くいると思うが、その中には日本語を全く話すことができない子どももいると思う。そういった子どもが小学校や中学校に転入学する際には、日本語を一定以上話せなければならないといった、基準のようなものはあるのか。

    (生涯学習部参事) ご質問のとおり、外国の方が転入学してくる際、全く日本語が話せない、あるいは日本語を理解することが難しい方もいるが、転入学にあたっての基準等は設けておらず、最長6カ月間、通訳を学校に派遣するなどし、対応している。また、そういった子どもがある程度いる学校には、日本語指導担当の教員を配置し、必要に応じて子どもたちが日本語を学習できるよう体制を整えている。

    (中根委員) 派遣される通訳は、英語についてのみなのか。

    (生涯学習部参事) 子どもの母国語についての通訳を派遣するので、スペイン語やタガログ語、中国語の通訳を派遣する場合もある。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

     よろしければ、「施策19」については以上とし、続いて「施策20」について意見を求めたい。

     何かご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) 8ページ「基本方針」の2行目に「若い世代が高齢者を支えるための学習機会の充実を図ります。」とあるが、この基本方針に基づく「主な計画事業」がないと思う。

    そこで、例えば、羽村第二中学校では、生徒が認知症サポーター講習を受講しているので、こういった取組みを「若い世代が高齢者を支えるための学習機会」と位置付け、「主な計画事業」に盛り込んではどうか。

    (事務局) ただ今のご意見については、11ページ「主な計画事業」の4つ目「地域活動や就労など活躍する場の提供」の内容に含ませていただいている。

    (三浦委員) そうであれば、「今後の方向性」においても、中学生を対象に事業を実施している旨を記述すると、「基本方針」から「主な計画事業」がつながるのではないかと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) よろしければ、「施策20」については以上とし、続いて「施策21」について意見を求めたい。

     何かご意見、ご質問等はあるか。

    (齋藤副会長) 羽村市の就労状況について、何か特徴的なところはあるのか。

    「施策20」では、高齢化率について具体的な数字の記述があったので、同じく就労状況についても数字があれば、ニーズがはっきりし、羽村独自の就労支援や学習機会が必要なのか、あるいは、ほかの自治体と同じような施策を展開すれば良いのか等を考える際の参考になると思う。

    (事務局) 12ページ「現状と課題」の第3段落まで、社会の現状について述べているが、ここでは一般論を述べているので、羽村の就労状況等については担当部署と調整し、羽村の特徴が見出せれば盛り込みたいと思う。

    (齋藤副会長) 是非そのような形で検討していただきたい。

    なお、なぜ私がこのように発言したのかというと、大学でもキャリア支援の取組みを行っているが、学生からの評判が必ずしも良いわけではないという状況があるからである。恐らく、こちらが必要だろうと思って提示している学習内容と、学生が欲している学習内容がずれているからで、そのため、笛吹けども踊らずという状況にあり、学生の満足度の低下につながっているのだと思う。

    このように、せっかくいろいろな取組みを展開しても意味がない可能性があることを実感しているので、ニーズをはっきりさせたうえで、必要なものを的確に提供するということを考えていただきたいと思う。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見として捉えさせていただく。

     ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) 確認だが、12ページ「基本方針」の冒頭に「生涯を通じて」とあり、小中学校では、例えば、中学校2年生での職場体験学習などのキャリア教育を通じて職業観や勤労観を育てているが、こういった取組みも「施策21」に関係するのか。

    (事務局) そういった取組みが該当するかについては、検討させていただきたい。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (小山委員) 少し話が前後するが、1ページ「施策18」の「現状と課題」の第2段落2行目に「・・・パソコン教室やプログラミング教室を実施しています。」とあるが、プログラミングは技術的な側面が強いので、「施策21」で述べるべきではないかと思う。

     「施策18」は、情報の取り扱い方に主眼を置いた施策で、ここにプログラミングという言葉が出てくることに違和感があったので、検討していただきたい。

    (事務局) 「施策18」については、基本的には情報活用能力を高めることに主眼を置いて施策として挙げさせていただいている。

    その中で、プログラミングをどう捉えるか、また、「施策21」ではどのような取り上げ方ができるのかを検討させていただき、反映していきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) よろしければ、「施策21」については以上とし、続いて「施策22」について意見を求めたい。

    何かご意見、ご質問等はあるか。

    (中土委員) 私自身もそうだが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の競技種目が分からない人は、少なからずいると思う。市民に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の競技を紹介し、また、市内でその競技に取組める運動場を紹介するようなものがあれば、市民の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への理解も深まると思う。

    (企画総務部参事) オリンピック・パラリンピックの啓発活動に取組み始めたばかりで、現在は、さまざまな機会を捉えて、パネル展示等でパラリンピックの競技を中心にPRしているところである。今後は、ただ今のご発言にあったように、競技などを市公式サイトや広報はむらを通じて紹介していきたいと思っている。

    まだ東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の会場が正式に決まっていない部分もあるが、これから始まるリオのパラリンピックが閉会すると、本格的に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への動きが始まるので、東京都や大会組織委員会から発信される情報も含めて、充実した情報を提供できるよう取組んでいきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) よろしければ、「施策の方向6」については以上とする。

     「施策の方向7」について、事務局の説明を求める。

    (事務局) <「施策の方向7」について、資料3により説明>

    (金子会長) 「施策の方向7」について、事務局から説明があった。

     まず、「施策23」について、何かご意見、ご質問等はあるか。

    (市野委員) さまざまな情報提供の場を設けていただいているが、教育委員会掲示板について、設置箇所数がだいぶ減っていると思う。種々の事情があって撤去しているのだと思うが、今後、新たに設置する等の考えはあるのか。

    (生涯学習部長) ただ今のご意見のとおり、教育委員会掲示板の設置箇所数は減っているが、新たに設置することは難しい状況もあるが、設置の場所を検討するなどして情報提供の場を設けていきたいと思う。

     また、掲示板での情報提供が有効なのか、先ほどからご意見の出ている情報化に対応した情報提供が有効なのか、広報紙での情報提供が有効なのか等、さまざまな情報提供の方法の中でどの手段が有効なのか総合的に考えていきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (木下委員) 社会の現状として、情報を見ようとする意思がないと、さまざまな場所で情報を提供されても見ない人が多いのではないかと思うので、興味がない人も参加したいと思うようなポスターを考えていくことが必要ではないか。

    例えば、革新的なポスターを作製して広報すれば、自然とその情報に目が行くだろうし、そういったポスターを通して、羽村市が革新的な取組みを行っていることが市民に伝わるのではないかと思う。

     ただ、革新的なポスターを作製するとどうしても賛否両論の意見が出てくるので、難しい部分もあるが、市民の興味をどう引くかということを考えて取組んでいくことが必要だと思う。

    なお、個人的には、2年前の「羽村にぎわい音楽祭」のポスターは印象的で、同じようなものを作れというわけではないが、さまざまな工夫をしながら作製してくことも重要だと思う。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見として捉えさせていただく。

     ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (川津委員) 先ほど教育委員会掲示板が減少しているという発言があったが、例えば、駅に生涯学習関連の情報を提供できる仕組みはあるのか。

    (生涯学習部長) 小作駅に、教育委員会が主催、または共催で実施するイベント専用の掲示板を設けている。

    (川津委員) 教育委員会掲示板のように、市民や団体も活用できる掲示板が小作駅や羽村駅にあれば、市内で行われるさまざまな事業が学生等若い世代にも周知されると思う。

    (生涯学習部長) ポスター等による情報発信については、先ほどのご意見にもあったように、見ようという意識がなければ見られないため、情報提供の手段としては非常に厳しい点がある。

    例えば、教育委員会が大きなイベントをゆとろぎで行う際、専用の掲示板以外にも、駅の窓ガラス等に特別な許可をいただいて掲示する場合もあるが、やはり、興味がなければ見られないという現状はある。

     ただ、こういった現状があっても、広報していく必要はあるので、有効な情報提供の手段を考えており、先ほどのご意見のように、革新的なポスターを作ることも重要だが、やはり行政が行うことなので、さまざまな検討をしていく必要はあると思う。

    広報活動というのは、教育委員会に限らず、さまざまな部署の永遠の課題であり、ゆとろぎ協働事業運営市民の会では、ポスターの作り方についての講座も開催しながら、情報提供に取組んでいるところである。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (小山委員) 4ページ「主な計画事業」の6つ目「Wi-Fi環境の整備」について、こういった環境を整えることは必要だと思うが、市から発信される情報が、Wi-Fi環境を通してどこでどのように活用されるのか。

    具体的なイメージが湧かないので、ご説明いただきたい。

    (事務局) Wi-Fi環境の整備については、平成27年9月に策定された「まち・ひと・しごと創生計画」において計画されたものである。

     「まち・ひと・しごと創生計画」の中では、定住促進の一環として「はむらで『遊ぼう・暮らそう・子育てしよう・働こう』」ということを発信する視点で計画しているが、生涯学習情報を発信することも関連づけられればと考え、「主な計画事業」の1つとして掲載している。

    ただ、具体的な整備の方法等については、これから検討していく段階である。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (渡部委員) 羽村市では百以上の文化団体が活動していると思うが、その多くはゆとろぎで活動していると思う。しかし、会員募集等のチラシを置けるのはコミュニティセンターの2階だけなので、不便な部分もあるのではないかと思う。

    ゆとろぎにも団体を紹介できるスペースを設け、ゆとろぎで活動する団体が展示や発表会の際に活動をPRできるようすれば、市民と団体がつながりやすくなるのではないか。

    (生涯学習部長) ゆとろぎには、さまざまな団体の事業等を紹介するコーナーはあるが、会員募集のコーナーは設けていない。コミュニティセンターでは、市民活動団体を紹介しているのだと思うが、ただ今のご意見のとおり、活動している場所で会員募集をするということも大事だと思うので、ご意見を参考にしながら考えていきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問とはあるか。

    (三浦委員) 先ほどのご意見にもあった、4ページ「主な計画事業」の6つ目「Wi-Fi環境の整備」について、市内各所でインターネットに接続できる環境が整備されれば、生涯学習情報を含めた市政情報を取得する人が本当に増えるのか。

    例えば、スマートフォン等を持っている人は、このWi-Fi環境がなくとも情報を得ることができると思う。Wi-Fi環境を整備することによってさまざまな情報を得ることができるようになるということは、例えば、ノートパソコンはあるがインターネットに接続できる環境がなく、Wi-Fiスポットで初めてインターネットに接続し、情報を得るということか。

    情報を発信することにどうつながるか分かり辛いので「Wi-Fi環境の整備」という施策は「施策23」ではなく、「施策18」に盛り込んだ方が良いのではないか。

    また、余談だが、こういった環境が整備されると、家庭でパケットを制限されている中高生が集まるのではないかと思う。

    (企画総務部長) 先ほどの事務局の発言にもあったが、定住促進の一環としてWi-Fi環境を整備するのである。人口減少の社会の中で定住人口を増やしていくには、まず羽村に来ていただくこと、そして、羽村の良さを知ってもらうことが重要だと考えている。

     東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、外国人を含めた多くの観光客が訪れることが予想されるので、一つは、Wi-Fiを利用して外から人を呼び込み、観光していただくとともに、羽村の良さを知ってもらうことにつなげていきたいと考えている。

    ただ、ご発言にもあったとおり、Wi-Fiスポットが中高生の集う場所になるという懸念はあるので、他の自治体の取組みを参考にしながら、策を講じていくことは必要であると思う。

    また、公共施設等にWi-Fi環境を整備し、学生等がパソコンなどを持ち寄り、その場でさまざまな調べ物ができる環境を整備していく必要もあると考えており、こういった部分が生涯学習につながっていくのではないかと考えている。

     ただ今のご発言のとおり、スマホ等でインターネットに接続できるため、Wi-Fi環境の必要性が見えない部分もあるが、観光や公共施設内での利用については、有効な部分もあると考えている。

     広い視点でこれから考えていかなければいけない部分はたくさんあるが、生涯学習という視点でも活用が見いだせる部分があることから、ここに掲載しているところである。

    (三浦委員) 内容については概ね理解をした。海外からの観光者が活用することも想定に入れているとのことだったので、さまざまな言語に応じたサイトを構築することも必要であると思う。

    また、パソコンを持ち寄ってさまざまな調べ物ができる環境を整備していくとのお話をいただいたので、話は戻るが、小中学校にもぜひWi-Fi環境を整備していただきたい。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) よろしければ、「施策23」については以上とし、続いて「施策24」について、意見を求めたい。

     何かご意見、ご質問等はあるか。

    (中根委員) 7ページ「主な計画事業」の1つ目に「羽村市文化協会、羽村市体育協会の活動支援」という事業があるが、体育協会には、会員の高齢化により、活動の継続が困難、あるいは解散している団体がある。こういった団体を減らすためには、若い世代が団体に加入していくことが重要であるが、羽村市内に魅力的なスポーツ施設がないことも、若い世代が団体に加入しない一つの理由であると思う。

    大きな陸上施設を作ることは難しいと思うが、市内の運動施設を充実させていくことには取組んでいくと思うので、どのように充実させていくのかをしっかりPRし、若い世代の興味を引くことにつなげていただきたい。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見として捉えさせていただく。

    ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (市野委員) ただ今体育協会についてのご意見があったが、文化協会に加盟のある団体も、高齢化により解散している団体がある。ただ今のご意見のとおり、若い世代を団体に引き込むことが重要で、そのうえでは、7ページ「主な計画事業」の3つ目「生涯学習コーディネート機能の充実」が非常に重要だと思う。

    また、こういったコーディネーターの育成を、社会教育主事など専任の職員が担い、長期的に携わることで、より良いコーディネート機能につながっていくことも考えられるので、検討していただきたい。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見と捉えさせていただく。

     ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (齋藤副会長) ただ今のご意見に関連して質問させていただく。

    7ページ「主な計画事業」の3つ目「生涯学習コーディネート機能の構築」について、個人の能力だけでは難しい部分もあることから組織化に取組むのだと思うが、現在、このコーディネーターの組織化についてどのように取組んでおり、また、今後はどのような形で組織を強化していくのか。

    (事務局) 現在、コーディネーター養成講座等に取組んでいないため、コーディネートする人材がまだおらず、また、組織化もしていない。

    (齋藤副会長) 現状はわかった。今後の生涯学習の推進は、コーディネート機能にかかっていると思うので、ぜひとも強く進めていただきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) よろしければ、「施策24」については以上とし、続いて「施策25」について、意見を求めたい。

     何かご意見、ご質問等はあるか。

    (小松委員) 質問だが、11ページ「主な計画事業」の3つ目「学校支援地域本部の活用」について、質問させていただきたい。

    まず、学校支援地域本部コーディネーターを養成するにあたっては、東京都の開催する研修を活用しているのか。また、羽村市には、コーディネーターを養成する取組みはあるのか。

     また、もう1点、学校支援地域本部コーディネーターは、地域人材も含めたさまざまな地域資源を学校に紹介すると思うが、このコーディネーターに、市が人材や地域資源についての情報を提供しているのか。

    (生涯学習部参事) 羽村市の学校支援地域本部は、小中一貫教育に取組む際、地域の方の力を人間学や羽村学といった学校教育に取り込みたいという部分から始まった取組みである。

     本来、学校支援地域本部は、地域の方が学校を支援するといった観点から始まるべきものだが、羽村市の場合は、学校が地域の方の力を活用したいという観点から始まったのである。

    現在は、こういった羽村市の状況を、本来の形に戻していく過渡期であると捉えており、学校からの求めに応じて必要な支援をしていただくといったことが機能するよう取組んでいるところである。

    また、もう1点目のご質問については、コーディネーター自身が積極的に研修を受けていただいている部分があり、また、市がコーディネーターを養成していくことは、これから踏み込んでいく形である。

    (川津委員) ただ今のご発言に関連して、私は、二中校区の学校支援地域本部コーディネーターをやっているが、学校教育と社会教育の両方に携わっているため、コーディネーターとして活動しやすい部分はある。

    また、私は、生涯学習コーディネーター研修に個人的に参加しており、その中で、全国的な動き等について勉強している。

    (小松委員) 生涯学習コーディネーターの研修には、市からの派遣ではなく、個人的に参加しているということか。

    (川津委員) そうである。

    (小松委員) では、学校支援地域本部コーディネーターの研修に参加するといったことはあるのか。

    (川津委員) そういったことはないが、生涯学習コーディネーター研修は、学校支援地域本部に携わる人も対象としている研修である。

    (小松委員) 承知した。

    東京都では、地域コーディネーターや地域連携担当教職員を対象に研修を開催しているので、羽村市の参加状況を把握したいと思い、質問させていただいた。

    また、地域人材や地域資源について、市がコーディネーターに情報提供しているのか。

    コーディネーターも、全ての情報を把握しているわけではないと思うので、市で把握している情報をコーディネーターに提供することにより、コーディネーターがさらに充実して活動できることと思う。

    (事務局) 現在は、各コーディネーターのこれまでの経験やつながり等を活かして地域人材や地域資源と学校をつなげている状況である。

    (小松委員) 今は非常に良い人材がコーディネーターを担っているため、市が情報提供しなくとも、それぞれのコーディネーターの経験や人脈等でコーディネート機能が成立しているのだと思う。

    ただ、今後は、コーディネーターを増やしていく、あるいは、次世代のコーディネーターを育成する必要も出てくると思う。

    そういった場合、若くて意欲的な人が参加できるよう、しっかりとした養成や支援の体制を整えることも必要ではないかと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) 11ページ「主な計画事業」の1つ目「生涯学習コーディネート機能の充実」や2つ目「人材バンク登録制度の活用」は、ほかの施策の「主な計画事業」にも掲載されている。事業の内容によっては、複数の施策に関係する場合もあるかと思うが、どの事業がほかの施策にも関係しているのか、事務局において改めて確認していただきたい。

    (事務局) ただ今のご発言のとおり、事業によっては複数の施策に関係する場合があり、そういった場合は、再掲、あるいは、似た事業名で少し視点を変えて掲載している。このあたりが整理されていない部分もまだあるかと思うので、確認しながら策定を進めていきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (渡部委員) ボランティア活動について、現在、どのようなボランティア制度があり、どのような形で募集されているのか。また、ボランティア活動をする人は増加しているのか、それとも減少しているのか。もし減少しているのであれば、増加させるためにどのような取組みをしていくのかお聞きしたい。

    (事務局) 8ページ「現状と課題」の第3段落1行目に、これは例としてだが、公園ボランティアや図書館ボランティア、里山ボランティアを挙げさせていただいている。このほかにも、郷土博物館で取組んでいる登録郷土研究員やゆとろぎでの市民の会等、有償、無償の差はあるが、さまざまなボランティア制度を設けている。

    また、募集にあたっては、一般的に広報紙等で募集するほか、ボランティア養成講座を開催し、受講した方がそのままボランティア活動できるような取組みを展開している。

     次に、ボランティア活動をする人の人数についてだが、全体的なボランティア活動をする人の人数については把握していないため、正確な数字は回答できないが、さまざまなボランティア制度を展開しながら、多くの市民の方に自らが持つ知識や技術を、行政の取組みの中に活かしていただいているところである。

    (渡部委員) 高齢化など、さまざまな理由により、ボランティアなどの活動に参加できない人が増加している気もするが、そうではないということか。

    (事務局) 繰り返しになるが、ボランティア活動に参加する人が増加しているのか減少しているのかについては、正確な回答はできない。

    ただ、文化団体やスポーツ団体の高齢化が進み、また、娯楽が多様化している現状を考えると、市民の方全員がボランティア活動に参加する時代ではないと認識している。そういった中で、退職などで一線を退いた方が持つ知識や技術をボランティア活動に活かしていただくといったことが充実していけば良いと考えており、生涯学習基本計画の中で取組んでいきたいと考えている。

    (川津委員) 以前に比べて、ボランティア活動をする方は増えているのではないかと思う。

    ボランティア活動は多岐にわたり、例えば、福祉関係であれば、食事を作るボランティアの方や福祉に関することであれば何でもやるというボランティアの方がおり、学校関係であれば、パトロールをするボランティアの方や、登下校のサポートをするボランティアの方がいる。また、社会教育関係であれば、図書館の本棚を整理するボランティアの方がいる。

    このように、さまざまな場所で協力してくれるボランティアの方は、大勢いるのではないかと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) よろしければ、議事(2)、第2部 後期基本計画-第3章 生涯学習施策の展開-施策の方向6・7については、以上とする。

    本日も全ての委員から活発なご意見をいただいた。事務局においては、これらの意見をしっかり整理していただき、まとめていただきたいと思う。

     

    2. その他

    (金子会長) 議事以外のことについて、委員の皆さまから何かご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) 事務局からは何かあるか。

    (事務局) 特になし。

    (金子会長) それでは、第6回の会議を終了させていただく。皆さまのご協力ありがとうございました。

     では、司会を事務局に戻す。

    (事務局) 本日は、金子会長においては、議事進行、ありがとうございました。また、委員の皆さんにおいては、長時間にわたり、慎重なご審議をいただき、ありがとうございました。

     次回の第7回審議会は、9月26日(月曜日)午後7時から、本日と同じ会場で予定している。

      また、次回は、第2部の第1章と第2章について、ご意見をいただきたいと思う。

     今回同様、資料はあらかじめ委員の皆さまに送付させていただくので、本日の会議録と合わせてご確認のうえ、会議に臨んでいただきたいと思う。

     本日はどうもありがとうございました。


    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

    電話: 042-570-0707 

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム