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    第7回羽村市生涯学習審議会会議録

    • [2016年11月1日]
    • ID:9436

    第7回羽村市生涯学習審議会会議録

    日時

    平成28年9月26日(月曜日) 午後7時00分~午後9時07分

    会場

    羽村市役所4階 特別会議室

    出席者

    会長 金子秀夫、副会長 齋藤智志、委員 小松幸恵、市川二三男、沓川絢子、小山一博、橋本美佐子、大和田正樹、中土善雄、海東朝美、三浦利信、川津紘順、市野明、中根透、小暮祐子、木下智実、堀内政樹、渡部清孝

    説明者 教育長、副市長、議会事務局長、企画総務部長、企画総務部参事、市民生活部長、産業環境部長、福祉健康部長、子ども家庭部長、都市建設部長、区画整理部長、区画整理部参事、会計管理者、生涯学習部長、生涯学習部参事

    事務局 生涯学習総務課長、生涯学習推進係長、生涯学習推進係主事

    欠席者

    委員 佐々木辰寿、長島志歩

    説明者 財務部長、上下水道部長

    次第

    1. 議事

     (1)第6回審議会会議録の確認について【資料1】

     (2)第2部後期基本計画-第1章 循環型生涯学習の推進・第2章 生涯学習を通したまちづくり【資料2】

    2. その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・第7回羽村市生涯学習審議会 会議次第

    ・【資料1】第6回羽村市生涯学習審議会 会議録

    ・【資料2】第2部後期基本計画-第1章 循環型生涯学習の推進・第2章 生涯学習を通したまちづくり


    会議の内容

    (事務局) 皆さま、こんばんは。定刻となりましたので、ただいまより第7回羽村市生涯学習審議会を開会させていただきます。

     本日は、お忙しい中ご出席いただき、ありがとうございます。

     なお、佐々木委員、長島委員が都合により欠席です。

     また、本日は、傍聴希望者はおりませんので、議事に移らせていただく。

    これからの進行を金子会長にお願いする。

     

    1. 議事

    (1)第6回審議会会議録の確認について

    (金子会長) 改めまして、皆さま、こんばんは。前回の会議では活発なご意見をいただき、ありがとうございました。今回についても、積極的なご発言をいただきたいと思う。よろしくお願いする。

     また、毎回のお願いだが、ご発言がある場合には、まず、挙手していただき、私が挙手した委員を指名するので、それに基づいて発言していただきたい。

     それでは、議事(1)について事務局からの説明をお願いする。

    (事務局) <資料1により説明>

    (金子会長) 事務局より説明があった。会議録については事前に確認していると思うが、お気づきの点等あれば挙手をお願いする。

    (小松委員) 私の発言について、3ページ10行目に「魅力ある動画の作り方」とあるが、この部分を「魅力ある動画の作り方及び利用者の視聴環境に配慮した配信の仕方」という形に修正していただきたい。

     動画はファイルの形式や配信の仕方によって再生できる媒体が異なる場合があるので、そういったことを教えてくれる学習機会があると充実した情報発信につながるのではないかと思う。

    (事務局) ご発言のとおり修正させていただく。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (齋藤副会長) 15ページ16行目からの私の発言について、「今後の生涯学習を推進するうえでは、コーディネート機能にかかっていると思うので、・・・」とあるが、「今後の生涯学習の推進は、コーディネート機能にかかっていると思うので、・・・」という形に訂正していただきたい。

    (事務局) ご発言のとおり修正させていただく。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) よろしければ、修正のうえ、公式サイトで公表させていただく。

    議事(1)、第6回審議会会議録の確認については以上とする。

     

    (2)第2部 後期基本計画-第1章 循環型生涯学習施策の推進・第2章 生涯学習を通したまちづくり

    (事務局) <「第1章」について、資料2により説明>

    (金子会長) 事務局より「第1章」について説明があった。

     何かご意見、ご質問等はあるか。

    (市野委員) 6ページ「① コーディネーターの養成」について、どのような形でコーディネーターの養成に取組んでいくのか。

     なお、私の所属する羽村市文化協会では、機会を捉えてサークルや人材を紹介するなど、コーディネーターのような活動にも取組んでいるところである。

    (事務局) 市内のさまざまな方面で活躍している方や、他市のコーディネーター組織の方を講師として招くなど、さまざまなものを活用しながらコーディネーターの養成に取組んでいきたいと考えている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (齋藤副会長) ただ今のご意見に関連して、ここで挙げているコーディネーターの設置や養成には賛成で、取組みを進めていただきたいと思うが、具体的にどのように取組みを進めていくのかイメージが湧かない。

    例えば、コーディネーターを養成するにあたっては、まず、どういったことに取組むのか。

    (事務局) コーディネーターを養成するにあたっては、まず、人材を発掘することから取組むことが重要だと考えている。 

    ただ、一から発掘することは困難なので、市教育委員会がさまざまな事業を展開する中で協働した市民の方などを中心に、養成講座を受講していただくよう働きかけていきたい。

    (齋藤副会長) 市教育委員会が地域のコーディネート能力のある人に声をかけ、養成講座を受講してもらうとのことだが、その養成講座はどこが提供するのか。

    (事務局) まずは、市教育委員会が講座を提供していく必要があると思うが、他市では、コーディネーター組織が養成講座の実施に取組んでいる例もあるので、参考にしながら講座を提供していきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (市川委員) ここで言うコーディネーターは、無報酬で実施する、いわゆるボランティアなのか。

     また、コーディネーターは、相談にも対応するとのことだが、窓口はどこに設置するのか。 

    最後に、これは文言についてだが、6ページ「② コーディネート機能の構築」の第2段落5行目に「コーディネーターの資質および組織力の向上」とあるが、「資質」という表現を「役割」といった表現に変えた方が良いと思う。

    (事務局) まず、コーディネーターの有償・無償について、現段階ではどちらにするか結論に至っていない状況である。ただ、コーディネーターにはさまざまな能力が求められる部分もあるので、他市での取組み等を参考にしながら、より有効な組織となるよう検討していきたい。

     次に、コーディネーターの窓口について、こちらもこれから検討していくこととなるが、市民の方や団体の方たちが交流できるような場所に窓口を設置する必要があると考えている。

     最後に、6ページの「資質」という表現について、組織化によりコーディネーターがお互いに学び合うことで、コーディネーターに求められる能力が向上していくと考えられることから、「資質」という表現を用いている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (川津委員) 生涯学習センターゆとろぎにコーディネーターが配置されていることは知っているが、他の部署にも配置されているのであれば、教えていただきたい。

    (事務局) コーディネーターの具体的な配置状況については把握していない。

    (川津委員) 学校教育関係や子育て支援関係、福祉関係など、さまざまな分野にコーディネーターを配置し、そのコーディネーターが組織化することでまちづくりにつながっていくのではないかと思っているため、質問させていただいた。

    6ページ「① コーディネーターの養成」が非常に大事だと考えており、コーディネーターを養成するにあたっては、市教育委員会がさまざまな分野で人材を発掘し、養成講座等コーディネーターの基礎を学べる機会を提供することが重要だと思う。

    また、現在、市内にはいくつかのコーディネーターが設置されていると思うが、コーディネーター同士のつながりはないので、各分野のコーディネーター同士が連携できるよう組織化に取組んでいくことも重要だと思う。

    (事務局) ご意見のとおり、1つの分野のコーディネーターが集まっても、市民の方の希望の全てには応えられないと思うので、さまざまな分野のコーディネーターが集まることが重要だと思う。

    計画にそういった視点を盛り込めるよう検討していきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (市野委員) 以前の審議会の際にも発言させていただいたが、コーディネーターの養成に継続的に関わる、専任の職員を配置してはどうか。

    (事務局) 貴重なご意見として預からせていただきたいと思う。

    (渡辺委員) コーディネーター同士が連携するにあたり、各分野のコーディネーターの代表者による、コーディネーター会議が開催されるようになれば良いと思う。そして、その会議の中で、お互いの分野で課題となっていることなどを共有し、それぞれの分野の長所を活かして市民の要望に応えていくといった組織になっていけば良いと思う。

    (事務局) ご意見のとおり、会議などを設けてコーディネーター同士の連携を充実させていくことは重要だと認識しているが、そのためには、まず、コーディネーターを育てること、そして組織化することが必要であると考えている。そのため、6ページに「① コーディネーターの養成」、「② コーディネート機能の構築」という形で挙げさせていただいている。

    (金子会長) ほかご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) コーディネーターについては、第1回審議会の「資料10 羽村市生涯学習基本計画(平成24~33年度)」の145ページ「推進施策 No.1」の中に「生涯学習コーディネーター養成講座の実施≪新規≫」という形で掲載されている。

    前期基本計画で既に計画されていたものを後期基本計画で大々的に目指すことになると思うが、どういった理由からなのかご説明いただきたい。

    (事務局) ただ今のご発言のとおり、前期基本計画からコーディネーターの養成を計画しており、所管課での検討には取組んでいるところであるが、事業の実施には至っていない。

    そこで、後期基本計画の第1章に改めて掲げることで、コーディネーターの養成や組織化に取組んでいきたいと考えているところである。

    (三浦委員) 承知した。

     また、6ページで述べている「コーディネーター」は意味が漠然としていると思う。3ページ「生涯学習サイクル」の図を見た限りでは、学習成果を活用したい人と学習の機会を求めている人をつなぐことを基礎としたコーディネーターを養成していくのだと認識していたが、これまでの委員の方のご意見は、内容が大きく広がったものであった思う。

    確かに、学校教育関係や子育て関係、福祉関係といった、さまざまな分野のコーディネーターが集まった組織があれば、生涯学習を包括的に支援していけると思うが、この計画で目指すコーディネーターはもっと具体的な部分だと思うので、文言の使い方を検討した方が良いと思う。

    (事務局) イメージするコーディネーターが的確に表現できるよう、文言を検討していきたい。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (木下委員) ただ今のご意見と同様、私もコーディネーターという言葉の意味が定まっていないように感じる。

    これまでのご意見を整理すると、例えば、福祉の専門職の人がコーディネート力をつけるために講座を受講し、また、コーディネーター個人では限界があるため組織化する必要があり、そのためにコーディネーターを取りまとめる部署が必要ではないかということであったと思う。そして、さまざまな分野のコーディネーター同士が会議等で連携することにより、循環型生涯学習が推進されていくのではないかということであったと思う。

    しかし私は、専門職のコーディネーターより、実施すれば効果的であろう取組みを専門職の人に薦める、企画力のあるコーディネーターが必要ではないかと思う。

     また、この企画力のあるコーディネーターは無償ではなく、ある程度仕事としてやっていけるようにすることも必要だと思う。

    (事務局) 現在提案しているコーディネーターは、学びたい人と学ぶ機会をつなげるコーディネーターである。

     ご意見の中に例としてあった福祉について言えば、福祉に関する専門的な知識を持った人材の情報を、福祉について学びたい市民に提供するコーディネーターを養成することである。福祉に関する学習機会の情報を持っているのみでは市民の多種・多様な要望に応えることができないため、組織化し、それぞれのコーディネーターが持っている情報を共有して市民に提供できるようにすることである。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (小松委員) 平成20年の「新しい時代を切り拓く生涯学習の振興方策について〜知の循環型社会の構築を目指して〜」の答申以降も、中央教育審議会の考え方は進んでおり、以前から発言しているとおり、地域が学校を支援するという関係から、地域と学校で目指す地域の姿を共有し、それに向けて地域と学校が協働していく考え方に発展している。

    その中で、学習成果を社会に生かしていくということについて、より深く検討されているので、もう少し深く踏み込んで取組んでも良いのではないかと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (小山委員) 5ページ「① 地域人材の活躍できる事業の展開」の第1段落2行目に「人材バンク登録制度」とあり、初めて人材バンク「はむら人ネット」を閲覧した。

    率直な感想を言うと、趣味に関する人材の登録が多く、このことが、仕事で培った知識や技能を活かしたい人の登録をためらわせる一つの要因になっているのではないかと思う。

     また、私は技術を要する仕事をしており、その技術を用いて協力できることがあればしたいと思うので、例えば、こういった能力を活用していただきたいと市に提案できるようにすると、「はむら人ネット」の登録者が増えるのではないかと思う。

    (事務局) 「はむら人ネット」には、社会教育関係団体等で活動している方の登録が多くあることから、ご意見のとおり、趣味に関する分野の人材が豊富で、仕事に関する分野の人材は数件程度である。ただ、趣味に関する分野の人材が豊富であることから、時間に余裕ができ、これから何かを始めたいという市民の方から相談があれば、数多くの人材を紹介しているところである。

     また、「はむら人ネット」には、前期基本計画の段階から取組んでいるが、5ページ「① 地域人材の活躍できる事業の展開」にも記載したとおり、市民の方からの相談がなければ活用されない制度であるため、今後は行政や各種団体が「はむら人ネット」に登録のある人材を活用し、登録のある方たちが活躍することで制度が充実していくよう、後期基本計画の中で取り上げたところである。

    (金子委員) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) 3ページ「生涯学習サイクル」の図について説明をお願いしたい。

    (事務局) 学んだ成果を還元した人もされた人もさらなる学習を求めるようになるとともに、学んだ成果を還元された人がいずれ学んだ成果を還元する側になるといった循環を表現している。

    (三浦委員) 学んだ人から知識や技能が還元され、そこで得た知識や技能を次の人に還元していくのであれば、サイクル(循環過程)と言うよりスパイラル(らせん状の発展)の方が分かりやすいので、検討していただきたい。

    (事務局) 再検討させていただく。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (堀内委員) 「はむら人ネット」について、先ほど事務局の説明にもあったが、やはり趣味に関する分野の人材が多いと思う。私も職業を通して得た知識や技能を、例えば、学校等で子どもたちに還元できる機会があると良いと思う。そして、このように学校教育との融合を考えていく中で、仕事に関する分野の人材が多く登録されていけば良いと思う。

    (川津委員) 羽村市には私を含めて3人の学校支援地域本部コーディネーターがおり、地域の知識や技能を持った方を学校教育の中で活用することにも取組んでいるが、人材を探すことに大変苦労している。

     それぞれのコーディネーターが持つ人材についての情報は共有しており、また、町内会の回覧板等で求める人材を募集しているが、なかなか学校の要望に応じた人材が見つからない現状がある。ただ、その一方で、地域の方から、自分の知識や技能を活用して欲しいと言ってくれる場合もあるが、学校がその人材を求めていない場合もある。

    そこで、コーディネーターが重要になってくると思う。日頃からさまざまな人材についての情報を収集し、それを学校だけなく、市民全般に提供することで、地域の人材が活用され、循環型生涯学習の実現につながっていくのではないかと思う。

    (事務局) ただ今のご発言のとおり、コーディネーターの方が地域の方との関係を構築しているため、地域の方を学校で活用することにつながっている面もあると思うが、「はむら人ネット」は、なかなか同じようにいかない部分もある。

    そこで、「はむら人ネット」に登録のある人材を市や各種団体の主催する事業に活用することで、地域人材の活用が充実していけば良いと考えている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (沓川委員) これまでのご意見にあるコーディネーターは、個人の知る人材や「はむら人ネット」に登録のある人材と学校をつなぐ役割かと思うが、今後、コーディネーターが地域人材の育成に取組んでいくような形になれば良いと思う。

     例えば、小学生に昔遊びを教えるグループがあるが、会員の高齢化が進み、活動が大変になってきているようである。そういった際に、人材を育成できるコーディネーターがいれば、まず、昔遊びを教える人材を養成し、次にその人材と昔遊びを学びたい人材をつなげることで循環型生涯学習になると思う。

     情報を収集して提供するだけでなく、育成にも取組むコーディネーターが設置されれば良いと思う。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見と捉えさせていただく。

    まだ、ほかにご意見、ご質問等あると思うが、「第2章」についてもこれから審議をしなければならないので、もしご意見がある場合は、また別の機会、あるいは事務局に直接言っていただくようお願いする。

     では、続いて「第2章 生涯学習を通したまちづくり」について、事務局から説明をお願いする。

    (事務局) <「第2章」について、資料1により説明>

    (金子会長) 事務局より「第2章」について説明があった。

     何かご意見、ご質問等はあるか。

    (小松委員) 11ページ「2. 学習活動を通した地域の課題解決」ということで、まずは郷土に関心を持ち、次に市民が地域に関わる機会を設け、そして、市民同士の連携を支援するという流れだが、ここに「地域課題の解決に向けた学習機会の提供」という「柱」を立てても良いのではないか。

     この内容は、「2-3 市と市民、団体等との連携」の部分に含まれてはいるが、「柱」として大きく出しても良いと思う。

     また、羽村市は、観光のモデルコースを市民の方が集まって話し合うといった取組みをしており、すごく良いと思うが、例えば、羽村市と同じような地域資源を持つ他の自治体と連携し、PRの方法などを共有することに取組んでも良いと思う。そして、その中に学習的な要素を含ませることで、まちづくりに関する学習の機会が作れると思う。

    (事務局) 「地域課題の解決に向けた学習機会の提供」を「2-3」の中に含ませたままにするか、あるいは「柱」として立てるかについては、検討させていただく。

     また、羽村市と同じような特色がある地域があれば、その地域の情報発信の方法や市のPR方法に着目することは、大切なことと考えている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (齋藤副会長) 8ページの体系の表し方について、「2. 学習活動を通した地域の課題解決」のもとの取組みには「2-1」、「2-2」、「2-3」と番号が付されているのに対し、「1. テーマを持った事業の展開」のもとの取組みには「1-1」、「1-2」といった番号が付されていない。

    これは、「2. 学習活動を通した地域の課題解決」は「2-1」、「2-2」、「2-3」が順番に関連し合うことで「学習活動を通した地域の課題解決」が実現されるのに対し、「1. テーマを持った事業の展開」はそのもとにある取組み同士が関連し合わないため、このような表現になっているのだと理解したが、それでよろしいか。

    (事務局) ただ今のご意見のとおりである。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (中根委員) 10月に市民体育祭が開催されるが、平成27年度以前の参加者数が分かれば教えていただきたい。

    昨年の市民体育際には、マラソンでオリンピックに出場した大島めぐみ氏の参加があり、今年度は陸上でオリンピックに出場した澤野大地氏が参加する予定であるが、こういったオリンピック選手の参加によって、参加者数の増減があるのかを確認させていただきたい。

    また、10ページ「オリンピック・パラリンピックを契機とした事業の展開」の第3段落3行目に「スポーツ活動と文化活動を関連付けた事業の創出」とあるが、これはどのような事業を考えているのか。

    (事務局) 市民体育際の参加者数について、平成25年度が4,591人、平成26年度が4,691人、平成27年度が4,288人となっている。

     また、2点目については、具体的な事業は今後検討していく予定である。

    (企画総務部参事) 2点目について補足させていただく。

     オリンピック憲章には、スポーツを文化や教育と融合させるという言葉があり、リオオリンピックの報告はこれからだが、ロンドンオリンピックでは、文化プログラムという、芸術や美術、民俗芸能など、さまざまなものを含む文化振興に関する事業がオリンピック・パラリンピック開催までに実施された。

    オリンピック・パラリンピックはスポーツのイベントだというイメージがあると思うが、文化プログラムは毎回開催都市を中心として実施されており、そういったことを羽村市としても実施していきたいと考えている。

    実施の内容については今後検討していくが、東京2020オリンピック・パラリンピック大会までの間に、さまざまな事業を展開したいと考えている。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (三浦委員) 10ページ「特色あるテーマを持った事業の展開」の第2段落1行目に「今後、『演劇』をテーマの一つとし、・・・」とあるが、市内各中学校の演劇部は顧問教諭の専門性に左右される部分が大きく、羽村第一中学校で演劇部を立ち上げた教員が現在、羽村第二中学校の演劇部を指導している。

    ただ、羽村第三中学校に演劇部はなく、また、羽村第一中学校の演劇部は、外部指導員が指導をしている状態であり、羽村第二中学校についても、今後、専門的な指導者を確保しないと演劇部の存続が難しくなるのではないか。

    羽村市が長らく取り組んでいる音楽に関しては、各小中学校に専門性を持った指導者がいるので、ある程度継続の見込めるテーマだが、中学校における演劇活動の現状を考えた場合、ここに挙げるテーマとして再検討した方が良いのではないか。

    (事務局) 10ページ「特色あるテーマを持った事業の展開」の第2段落1行目にも記載しているが、今年度演劇祭が開催され、中学生、高校生、大人、高齢者が演劇を通して、一堂に会す機会があった。演劇は取組みの一例として挙げているが、こういった1つのテーマや目的を共通のものとして、いろいろな世代の方たちが交流し、盛り上がっていけば、活気あるまちづくりにつながるのではないかと考えている。

     ただ、「演劇」は今後発展させていきたいテーマでもあり、あえて掲げている部分もあるので、小中学校における課題等について考慮したうえで、計画に記載するかどうか検討していきたいと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    10ページ「特色あるテーマを持った事業の展開」の最終段落1行目に「今後5年間、これらのほかにも特色あるテーマを見出し、事業の展開に取組んでいくことで、・・・」とあるが、特色あるテーマについて何かご意見はあるか。

    (中土委員) 私の住む地域では、3人が水墨画を学習するために高齢者住宅サービスセンターいこいの里に行っているが、その3人が中心となって町内会と連携し、町内会館で月に2回、夜の7時から水墨画の勉強会を実施している。

     このように、地域に開かれた学習の機会を各地域で取組めば、羽村の文化が向上していくのではないかと思う。

     ご質問に対するものではないので、意見として捉えていただきたい。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (小暮委員) 羽村市には羽村市動物公園があり、子どもたちが動物に触れ合う機会が身近にあるほか、動物公園が通学路となっている小学校もあり、これは羽村市の特色の一つである。また、羽村市には多摩川が流れており、そこには豊かな自然やたくさんの生き物がいるので、自然や生き物をテーマとして取り上げても良いと思う。

    (金子会長) ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (大和田委員) 先日も小作駅前でふるさと祭りが開催されていたが、羽村市はさまざまな取組みを展開しており、その取組みの一つ一つにテーマがあると思う。実際ふるさとまつりでも、ソーランが披露されるなど、音楽や演劇がテーマであったのだと思うが、このテーマを多くの人に知ってもらう努力が必要ではないかと思う。

     また、先ほど、オリンピックの開催に向けて文化プログラムが実施されるという話があったが、このことを知らない人もいると思う。こういったことを多くの人に知ってもらうための施策を展開することで、おのずと学習機会の提供につながるのではないかと思う。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見と捉えさせていただく。

    ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (橋本委員) 先ほど学校と地域についてのご意見があったが、保育園も地域に根差した取組みを展開しているところである。

     また、保育園には看護師や栄養士がおり、保育園には、そういった専門職と地域の母親をつなぐコーディネーター的な部分もあると思うので、地域の母親たちにさまざまな情報を発信していく必要があると感じた。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見と捉えさせていただく。

     ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (小山委員) 先ほど、スポーツと文化や教育の融合という言葉がオリンピック憲章に掲げられているという発言があったが、オリンピック・パラリンピックは日本に限らず開催国が注目される良い機会で、その機会に開催国が自国の文化をアピールしたら良いのではないかという考えから、この言葉が含まれることになったのではないかと思う。

     羽村が自慢できるものは、やはり多摩川や玉川上水で、これらを活用すれば、東京の文化のアピールの一つにつながるのではないかと思う。

    (金子会長) ただ今のご発言は、意見として捉えさせていただく。

    ほかにご意見、ご質問等はあるか。

    (海東委員) 9ページ「1. テーマを持った事業の展開」を通してまちづくりをしていく際も、コーディネーターが大きな役割を果たすのではないかと思っている。

     また、テーマの案としては、市内の全小学校が取組んでいるソーランが挙げられるほか、ボランティアをテーマの一つとし、生涯のさまざまな場面でボランティアに関わることができるよう取組んでも良いと思う。

    (金子会長) 時間の都合上、これで最後とするが、何かご意見、ご質問等はあるか。

    (市川委員) 東京2020大会が開催されるにあたり、例えば、市民体育際にオリンピック出場選手を呼ぶなど、気運を醸成するような取組みについても触れる必要があると思う。

    (企画総務部参事) 先ほどのご発言にもあったが、市民体育際にオリンピアンやパラリンピアンを呼ぶことが、気運醸成の分かりやすい例だが、行政主導だけでなく、市民も含めてみんなで東京2020大会の成功に向けて盛り上げることが大事であると考えている。

     また、東京2020大会をきっかけとして、良いものを次世代に残していくことも重要なので、羽村の未来を見据えながら知恵を絞り、さまざまなことに取組んでいきたいと考えている。

    (金子会長) 議事(2)、第2部後期基本計画-第1章 循環型生涯学習の推進・第2章 生涯学習を通したまちづくりについては、以上とする。

     

    2. その他

    (金子会長) 議事以外のことについて、委員の皆さまから何かご意見、ご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (金子会長) それでは、第7回の会議を終了させていただく。皆さまのご協力ありがとうございました。

     では、司会を事務局に戻す。

    (事務局) 本日は、金子会長においては、議事進行、ありがとうございました。また、委員の皆さまにおいては、長時間にわたり、慎重なご審議をいただき、ありがとうございました。

     次回の第8回の審議会は、10月24日(月曜日)午後7時から、本日と同じ会場で予定している。

     今回同様、資料はあらかじめ委員の皆さまに送付させていただくので、本日の会議録と合わせてご確認のうえ、会議に臨んでいただきたいと思う。

     本日はどうもありがとうございました。


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