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    平成29年第1回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2017年2月2日]
    • ID:9621

    平成29年第1回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時 平成29年1月17日(火)午後4時00分~4時45分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席委員の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本 裕子、委員 島田哲一郎、委員 羽村 章

    傍聴人 なし

    付議事件

    議案第1号 平成29年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    議案第2号 平成29年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択変更について

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 羽村市立小中学校学期制の基本方針について

    日程第5 議案第1号 平成29年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    日程第6 議案第2号 平成29年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択変更について

    会議経過

    教育長 本日の出席委員は4名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成29年第1回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において江本裕子委員を指名します。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    早いもので、年が明けてもう半月が過ぎてしまいました。12月20日の平成28年第12回教育委員会定例会開催の日の夜に、文化祭実行委員会を開催いたしまして、第47回文化祭の実施報告がございました。文化祭につきましては、玉川上水をテーマにした音楽祭がとてもよかったという感想などがございましたし、実行委員会の皆さんの努力のおかげで、実施報告書として1冊にまとめていただいて、いい形で文化祭が開催できたという報告会となりました。

    12月23日に第29回多摩っ子・コンサートが、今年度も、昭島市のKOTORIホールで開催されまして、多摩っ子の金管バンドやコーラスを鑑賞しました。羽村市からは羽村東小学校、羽村西小学校、松林小学校、小作台小学校が参加し、羽村の子どもたちの演奏はレベルが高いという印象を受けました。羽村市でもお世話になった橋本研先生が指導している青梅第三小学校の演奏も大変すばらしかったです。

    年が明けまして、8日に、消防団消防出初式に出席しました。ここでは、羽村第一中学校の子どもたちが例年のように行進曲や国歌を演奏し、また、自分たちの得意な曲の演奏を披露して、出初式を盛り上げてくれました。羽村第一中学校はもちろん、松林小学校も、交通安全推進委員の出動式で演奏をしております。こういった公式行事へ子どもたちに出てもらい、非常に貢献度が高いと捉えています。新年早々で、とても寒い日でしたので、大変だねという話をしたところ、顧問の先生は、私たちはこのようなよい機会をいただいているのですと、話してくれました。指導者が公式行事等に招いていただけることに対する感謝の気持ちを持っていただいて、そういう意味でも指導が子どもたちに行き届き、「ありがとうございます」という感謝の言葉が自然に出てくるのだと感じたところです。

    本当に寒い日でしたので、手がかじかみながらも、とても素晴らしい演奏をしてもらいました。

    1月15日には、富士見公園で走り方教室を行いました。スポーツ習慣定着事業で補助金を使いながら実施しているところですけれども、その他に、体幹を鍛えようという教室と、中高年を対象としたウオーキング、歩き方教室、そして障害者スポーツという分野で開催しています。

    その一つとして、この日は午前10時から小学校低学年と、午後1時からは小学校4年生以上で中学生までの子どもたちに対して、スポーツクラブ専属の指導者に来ていただき、まず走り方の基礎を教えてもらい、タイムをはかりました。また来月には、指導を受けた子どもたちが個人的にトレーニングして、2回目の教室でもう1回タイムをはかり、どのような結果が出るか確認するそうです。小学校低学年の部では定員50人でしたが、最終的に90人の応募があったということで、やはり子どもたちも、そして保護者も走り方教室に関心があるのだと思い驚いたところです。非常にいい形で、盛況に実施できたところでございます。

    その日の午後1時半から、伝統文化交流事業inゆとろぎ「石見神楽公演」が行われました。これは島根県の石見銀山で有名な石見のお神楽で、演目の種類としては39あるということですが、そのうちの5つを披露してくれました。石見の皆さんは前日にゆとろぎに着いて、リハーサルをし、その後、少し歓迎の意を込めて懇親の機会を設けさせていただき、会長さんなどとお話をさせていただきました。

    この石見神楽については、島根県の地方のいろいろな市であるそうですけれども、個々の神社に1つずつぐらい神楽の団体があり、今回お呼びしたのは保持者会、いわゆるお神楽を保持していこうという老舗のようなところで、県の無形文化財の指定を受けているそうです。

    出し物の中では、ゆとろぎでも展示しましたが、大蛇をスサノオノミコトが退治するというもので、大きな蛇のつくりものを一人で操作し、ステージに8体出てきて、いろいろなかけ合いの形で、見ていて迫力もあり、すばらしいものだと感じたところです。

    やはり、歴史・文化をこのような形で継承していくということは大変なことだと思いました。歓迎の会では、小学校5年生の子どもたちがお神楽を踊って、太鼓や笛の演奏も見させていただきました。本番もこの子どもたちが出演していました。

    公演が終わり羽村を出発して、島根県の石見に帰るにはバスで16時間ほどかかり、翌日、午前9時半ごろ到着したと聞きました。遠くから来ていただいて、850席のゆとろぎが満員御礼で、入場券も完売であったということです。すばらしい演目を見させていただいたところです。

    昨年12月から1月にかけては、その他にどんど焼きや、成人式がありました。いろいろと感じたところを報告させていただきました。

    以上です。

    ご質問等がありますか。

    質疑なし

    教育長 教育長報告は以上で終わります。

    日程第3

    教育長 教育委員会委員活動報告です。

    教育委員会委員の12月20日から1月16日までの活動については別紙に記載のとおりです。

    これから質疑を行いますが、何かご質問、または、実際に出席したご感想等もありましたらお願いします。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 先ほど教育長から報告があった石見神楽の公演の1週間前の1月7日に、伝統文化交流事業で、檜原村の小沢式三番と湯久保の獅子舞の公演を見させていただきました。

    私は、10年ほど前に檜原小学校に4年間ほど勤務しておりまして、見ておりましたら、かかわった子どもたちがたくさん舞台の上で演じておりまして、小さかった子たちが本当に立派な若者になって、地域文化の担い手となり一生懸命演じている姿に非常に感慨深いものがありました。

    特に、学校では結構てこずらせていたような子どもたちが、本当に朗々たる声でセリフを言い、舞踊る姿を見ますと、子どもは家庭や学校だけで育つのではなく、地域でも育ててもらっているということを痛感いたしました。

    羽村市も同じように地域行事が盛んで、さまざまな地域の大人の皆さんと子どもたちがかかわる機会が多いわけですけれども、あのようにたくさんの大人の人たちから見守られていろいろなことを教わって大きくなる子どもたちというのは幸せだということを、改めて感じた事業でした。

    観客席にも檜原村での知り合いの方がたくさん来ていらっしゃって、久しぶりにお会いする方も多く、本当にいい新年のひとときでございました。

    2点目ですが、1月13日に東京都市町村教育委員会連合会の理事会に出席させていただきました。事務局にも大変お世話になり、ありがとうございました。

    主な議題は、平成28年度の研修会の実施報告やブロック別研修会の報告等で、議事が終わった後に、理事研修会として、東京都多摩教育事務所の黒田所長さんの講演会がございました。

    多摩地区での教育行政課題を3点に絞って、お話がありました。1点目が、多摩地域の児童・生徒の学力の状況、これを最重要課題として、お話しされていました。2点目は指導主事の育成、そして、3点目が副校長の負担軽減ということで、3点お話があったのですが、やはり私としては、その最重要課題である学力の状況というところに非常に興味を持って聞かせていただいたわけですけれども、習得目標値と到達目標値があって、つまりここだけは最低限身につけておいてほしいという習得目標値と、ある程度のところまで到達してそれ以上行ったらすばらしいという到達目標値があるのですが、基礎基本の部分よりも到達目標値の達成率が非常に23区に比べて多摩地区が低い。要するに、はっきり言うと点数のとれる子が少ないというお話がありました。それは、塾に通っている子が多いとか少ないとか、そういうものも多少は影響するかもしれませんが、やはり学校としても、また家庭としても、より学びたいとか、より深めたいという子どもの意欲に即した授業なり、家庭学習なりをきちんとさせていかなければ、その到達目標値は上がっていかないだろうということを思います。

    教師は、基礎基本が欠けている子に対して一生懸命教えようというところはあるのですけれども、ある一定の基準に達した子について、より伸ばすという部分の授業の工夫や、課題の与え方など、そういうことについてはまだまだこれから工夫や、改善していく余地があるということを、今回のお話を聞いて思いを新たにいたしました。

    連合会の理事たちも納得しながら聞いていたところです。私も、学力向上については、また自分の個人的なテーマとしてもずっと考えていきたいと思っています。

    以上です。

    教育長 ありがとうございました。

    檜原村の小沢式三番・湯久保の獅子舞も島根県の石見神楽も、八尾のおわらもそうですけれども、子どもたちや若手の踊り手の人たちに話を聞くと、物心ついた4歳くらいから民俗芸能や伝統芸能に取り組んでいると伺います。話を聞いた子のおじいさんは、そのお神楽の保持者会の会長さんですという話もありましたが、そういうところで取り組んでいる子どもたちは、本当に大人顔負けの演じ方をしますから、スポーツなどもそうなのかもしれませんけれども、小さいころから始めたことというのは、すごく吸収力も大きいし、形になっていくのだと感じます。

    江本委員に理事として出席いただいた東京都市町村教育委員会連合会の理事研修会での黒田所長さんの話では、子どもたちの学力の状況について、到達目標値以前という話はなかったですか。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 市町村によって随分実態が違うので、その市町村の実態に即した対策をお願いしたいということは何回もおっしゃっていました。

    教育長 学力向上というのも一つの課題ですが、学校というのは、1年を通じていろいろと課題があり、いろいろな取り組みをしていくなかで、本当に大変だということを感じています。

    昨年、交通事故に遭ったお子さんも、先日の校長会で報告がありましたが、順調に回復をしているということです。

    子どもたちの交通事故についても、不登校やいじめの問題もそうですが、いろいろな課題を抱えながら、学校では先生たちが一生懸命頑張ってくれています。

    学力についても、状況等を個々に分析しながら、どのように取り組んでいくべきなのかというところを学校と一緒になって、教育委員会としても考えていきたいと思います。

    ほかに何かご意見等ございますか。よろしいですか。

    質疑なし

    教育長 それでは、教育委員会委員活動報告については以上で終了させていただきます。

    日程第4

    教育長 羽村市立小中学校学期制の基本方針についてを議題といたします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部参事 教育長

    教育長 生涯学習部参事

    生涯学習部参事 それでは、お手元の羽村市立小中学校学期制の基本方針について(案)をご覧ください。

    これは、これまで検討してまいりました羽村市における学期制の検討の経緯と今後の準備を進めるに当たっての基本的な考え方についてまとめたものです。

    まず、中学校3学期制移行の経緯についてですけれども、1ページ目から2ページ目は、検討委員会の提言をまとめてございます。こちらにつきましては、以前よりご報告させていただいておりますが、2ページの中ほどの、「学期制を検討するうえで考慮すべき事項」で、ここまでが提言の内容でございます。これを踏まえて、2ページの一番下に「学校への意見聴取」として、平成28年4月の教育委員会定例会で報告をさせていただきましたけれども、教育委員会では、最終報告の提言等について、学校からの意見聴取を行うことを結論として出していただきましたので、こちらに従いまして、3ページの「学校からの意見集約」を行いました。

    ①から③の観点で各学校に意見を求めました。①では、提言どおり小学校は2学期制継続、中学校においては「新たな3学期制」へ移行することで良いかどうか。②では、小学校2学期制、中学校3学期制になった場合、市全体、または小中一貫教育等の面で支障はないかどうか。③では、実施時期はいつ頃が良いかというところです。

    これにつきまして、各学校からは、おおむね提言どおりで構わない、そして、小中一貫教育の面での支障というのは考えづらい、また、実施時期については、平成30年度実施が一番多い意見でございました。

    こちらは、昨年9月、10月の教育委員会定例会におきまして報告また審議いただきながら、学校の意見等も踏まえていただきまして、教育委員会の最終的な決定ということで、小学校は2学期制を継続する、中学校は新たな3学期制に移行し、実施時期については平成30年度からということを決定していただきました。

    教育委員会の意見としては、3ページの一番下にありますが、①から⑤までの観点につきましては、これからも継続して考えていく必要があるということでございます。

    こちらを踏まえ、今後の準備に向けての基本的な考えをまとめさせていただいております。

    4ページの「学期制の基本方針について」ですが、「学習の連続性の継続」の観点では、従来、長期休業期間は学期の区切りという考え方でしたけれども、羽村市が2学期制を取り組んでいく中では、学期の区切りではなく学期の途中であり、学習は継続しているという考え方のもと、さまざまな教育課程、また夏期休業中や、長期休業期間のいろいろな学びが展開されてきているところです。

    こちらにつきましては、やはり継続していく必要があるという考え方のもと、教育課程をつくっていく必要があるということです。

    2つ目は、「発達段階に応じた評価期間」ですが、小中一貫教育9年間の中で、児童・生徒の発達段階に応じた評価期間を設定し、きめ細かく見ていくということを基本にしていきたい。そういった考えの中では、小学校においては個性の形成期として捉え、長いスパンでじっくりと育成をするという観点で教育活動を行っていく。中学校におきましては、小学校で育成した土台をもとに、個性の発展期として捉え、短い評価スパンの中での指導・評価により、自分の力を振り返り、自身の課題を見つけ、学習にフィードバックさせることで、さらに力を伸ばしていくという観点で、この2学期制、新たな3学期制という取り組みをしていくことの確認でございます。

    最後に、「よりよい学びを推進するために」では、今後、学校の中で目指す学習の姿として、子どもたちの「主体的な学び」の実現や「確かな学力」を身につけていくこと。こちらは、学期制にかかわらず取り組まねばならぬことでございますけれども、こういったところをきちんと果たしていくためにこの制度を利用していくという基本方針として挙げさせていただきました。

    5ページの、「移行準備・周知活動について」の留意点としては、児童・生徒、保護者への丁寧な説明が必要であること、そして、移行準備会や、移行の作業部会等を通じて、あらゆるところで検討を丁寧に行い、また、内容についてしっかりと周知していくことを今後の取り組みとしてまとめさせていただいております。

    表紙のサブタイトルとしまして、「子どもたちのよりよい学びを支えていくために」としております。これは、学期制という制度論だけではなく、これを手段として考え、子どもたちの教育活動によりよい学びとなっていくよう第一に考え、これからの準備に取り組み、新しい教育につなげていくことを示したものです。

    以上で、羽村市立小中学校学期制の基本方針についての説明とさせていただきます。

    なお、この基本方針につきましては、本日、ご意見等をいただいて、その後、学校に配布していきたいと考えております。

    また、各学校の新入生に向けての説明会でも学期制のことについて触れていただき、保護者への説明を順次していくことになっております。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 就学時の新入生保護者説明会に間に合ったのは、とてもよかったと思いました。その説明をするときに、ぜひ学校の先生方が主体的な学びとは何か、確かな学力とは何か、成績や学力についての基本的な考え方や、評価の方法というものが、きちんと保護者に対して、説明できるようにならなくてはいけないと思っています。

    この基本方針が出ることを機会に、保護者や市民に向けて、先生方自身が自分の言葉で語れるようにしていく機会になったらいいと感じています。

    以上です。

    教育長 生涯学習部参事、ただ今のご意見に対して何かありますか。

    生涯学習部参事 教育長

    教育長 生涯学習部参事

    生涯学習部参事 ありがとうございます。江本委員のご指摘のとおり、今までも大切にしてきているところですが、これからの学校教育では、全ての教職員が同じ考えで子どもたちに接し、学校の組織として主体的に子どもたちと向き合い、どのように子どもたちを育てていくか、どのような力を身につけさせていくのかというところを一体となって進めていくことが、本当に大切になってくると捉えております。

    先生方が自分の言葉で、さまざまな今の教育課題や、子どもたちをどのように育てていくかということを話せることが、保護者の安心にもつながりますし、先生方の自己研鑽にもつながっていくと考えますので、ご指摘の点につきましては、校長会等も含め、さまざまな機会の中で発信をしていきたいと考えております。

    教育長 学期制に関する基本方針について、ほかに何かご意見はございますか。

    この基本方針の原案ですけれども、方針としてこのようにまとめたということで、これにつきましてご承認いただければと思いますが、よろしいですか。

    異議なしの声あり

    教育長 それでは、ご異議なしと認めます。よって、この基本方針(案)につきましては、原案のとおり承認することに決定させていただきます。

    日程第5

    教育長 議案第1号 平成29年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    生涯学習部長 議案第1号 平成29年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明いたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、平成29年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分について教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し、意見を求めるものです。

    それでは、細部についてご説明申し上げます。

    資料の平成29年度一般会計当初予算(教育費)〈案〉をご覧ください。

    教育費につきましては、平成29年度当初予算では21億7,561万円、市全体の構成比からは9.6%となります。前年度の当初予算と比較しますと、6億3,725万1,000円、22.7%の減となります。平成28年度は小作台小学校の大規模改修工事、羽村東小学校と栄小学校、羽村第二中学校の太陽光発電設置工事、羽村西小学校の防音機能復旧(機器取替)工事、羽村第一中学校のトイレ改修工事、スイミングセンターの空調設備改修工事等を行ったための予算がございましたが、平成29年度の事業はこれから説明いたしますが、そういった大きな事業がないことから大きな減額となっています。

    それでは、平成29年度の主要事業の新規事業・レベルアップ事業等について所属別に説明させていただきます。事業名に◎としているものは新規事業、○はレベルアップ事業、△は推進事業です。

    生涯学習総務課です。学校放送設備機器使用料の240万3,000円ですが、今年度は羽村西小学校の放送機器を更新しましたが、平成29年度は羽村東小学校、羽村第三中学校を更新します。

    高校等入学資金融資制度では、高校等へ入学するための融資あっせんに伴う利子補給等でございます。

    小中学校防犯カメラ等設置工事の679万2,000円は、防犯カメラの機器の取り替えの更新です。今年度の4校に引き続き、平成29年度は松林小学校、小作台小学校、羽村第一中学校の対応をします。

    トイレ改修工事設計業務委託の1,477万3,000円です。学校トイレの洋式化等の改修工事の設計を行います。富士見小学校と羽村第二中学校です。

    中学校防音機能復旧(機器取替)工事設計業務委託の1,342万7,000円は、羽村第一中学校の空調機器取替工事に伴う設計です。

    初心者講座講師謝礼の2万5,000円です。初心者を対象とした各種生涯学習講座を実施します。

    青少年スポーツ・文化活動等補助金ですが、市内に住所を有する青少年が全国大会などに出場した場合に、その経費の一部を補助するものです。

    少年自然の家指定管理委託は、グリーンハウス・太平ビルサービスの指定管理者による自然休暇村の管理委託料です。

    学校教育課です。学力ステップアップ推進地域指定事業の1,199万円ですが、今年度同様に、算数、数学、理科における授業力向上事業を実施します。

    オリンピック・パラリンピック教育推進校事業の320万円です。市内全校におけるオリンピック・パラリンピックの歴史・意義や国際親善など、その役割を理解するとともに、国際理解を深めることを目的とした事業を実施します。

    2ページをご覧ください。

    国際理解教育、英語教育の推進で1,426万5,000円です。授業時数の増に伴う英語教育外国人講師(ALT)の授業数の増に対応します。

    校務支援システム機器等の充実で2,606万2,000円です。特別支援教室(巡回校)へのパソコンの配備、非常勤職員分の増加に対応します。

    ストレスチェック委託として、教職員を対象としたストレスチェックを行います。

    教育支援課です。学校適応指導教室指導員の充実593万2,000円です。学校適応指導教室に配置する指導員の充実を図ります。

    特別支援教育支援員の充実で1,538万8,000円です。小学校、中学校に配備します。

    就学相談員の充実としまして、本年度までは発達相談員として市内保育園・幼稚園等を巡回していますが、平成29年度からは就学相談員として配置をします。

    なお、未就学児の相談等につきましては、子ども家庭部で充実を図っていきます。

    特別支援学級介助員の充実で1,930万4,000円です。特別支援学級へ配置する介助員の充実を図ります。

    生涯学習センターゆとろぎです。イベントガイドの印刷及び配布として、近隣自治体までに配布範囲を広げます。

    公共施設予約システムの更新です。現在の予約システムの更新をします。

    子ども体験塾「科学で遊ぶ夏休み!」は、毎年実施している事業ですが、平成29年度は科学実験やワークショップ等で、子どもたちの科学技術への興味関心を高め、知的好奇心を喚起する事業とします。

    ゆとろぎ市民協働組織助成金は今年度同様の1,038万6,000円です。

    非構造部材耐震調査の160万4,000円です。大ホール、ホワイエが、この耐震調査の対象となります。図書館、スイミングセンターも同様に実施します。

    スポーツ推進課です。多摩島しょスポーツ習慣定着促進事業です。市長会の補助事業として、今年度と同様に「歩き方教室」、「障害者スポーツのススメ」等を実施します。

    3ページをご覧ください。

    市民体育祭町内会・自治会総合優勝旗の作成です。平成29年度に市民体育祭70周年を迎えることから、優勝旗を作成します。

    公共施設予約システムの更新につきましては、ゆとろぎと同様です。

    エレベーター改修工事2,000万円は、スポーツセンターのエレベーターを障害者対応の仕様として改修します。

    非構造部材耐震調査(スイミングセンター)です。スイミングセンターのロッカーが使用不能となっておりますので更新します。

    図書館です。読書手帳の表彰を引き続き実施します。

    図書の購入1,217万1,000円として、第三次子ども読書活動推進計画の策定に伴い、子ども用図書を購入し、子どもの読書推進を図ります。

    非構造部材耐震調査は、図書館も実施します。

    郷土博物館です。多摩島しょ広域連携活動として、多摩川中上流域上層群調査研究プロジェクトとして、市長会の補助金を獲得し、多摩川沿線の近隣自治体等と共同して、郷土博物館が中心となって調査研究をします。3カ年事業で実施します。

    旧下田家の修繕の502万2,000円です。旧下田家の屋根、天井等の修繕を行います。

    以上で、平成29年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の説明とさせていただきます。

    本予算につきましては、最終的には議案の提出までに若干の調整を経た上で、議会へ提案していくことになります。

    以上、説明とさせていただきます。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 生涯学習総務課の事業で、初心者講座講師謝礼が、新規事業として挙がっておりますけれども、これは生涯学習コーディネーターと関連している事業ですか。

    生涯学習総務課長 教育長

    教育長 生涯学習総務課長

    生涯学習総務課長 初心者講座につきましては、生涯学習まちづくり人材バンク制度や、社会教育関係団体として個々に活動されている方たちに講師としてご協力をいただいて、初心者向けの講座を行っていくことで、学び合いや、学んだことが次に循環されるようなイメージを持った事業を実施していきます。

    市民活動やボランティア団体など、生涯学習まちづくり人材バンクに登録されている人材を積極的に活用する方策として考えております。

    また一方で、生涯学習コーディネーターという人材の活用構築に向けて取り組んでいきたいと考えていますが、来年度は他の先進自治体の取組みなどを参考にさせていただきながら、羽村市としてどのような取組みを構築していくことが望ましいかを検討していきたいと考えています。

    以上です。

    教育長 ほかにご質問ございますか。よろしいですか。

    質疑なし

    教育長 お諮りします。議案第1号 平成29年度羽村市一般会計予算要求のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    異議なしの声あり

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    日程第6

    教育長 議案第2号 平成29年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択変更についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    生涯学習部長 議案第2号 平成29年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択変更についてご説明いたします。

    本議案は、平成28年8月16日に開催しました、平成28年第8回教育委員会定例会において採択した平成29年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の一部が絶版等により供給不能となったため採択の変更を行うものです。

    細部につきましては、生涯学習部参事よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    生涯学習部参事 教育長

    教育長 生涯学習部参事

    生涯学習部参事 生涯学習部長より説明がありましたとおり、供給不能ということで採択変更するものです。

    選定理由書をご覧ください。小学校の図工の2冊、中学校の音楽の1冊につきまして、変更させていただくものです。

    教育長 以上で説明が終わりました。何か質疑はございますか。

    質疑なし

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第2号 平成29年度使用小・中学校特別支援学級教科用図書の採択変更については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    異議なしの声あり

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    これをもちまして平成29年第1回羽村市教育委員会(定例会)を閉会します。

    ありがとうございました。

    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

    電話: 042-555-1111 (総務係)内線352

    ファクス: 042-578-0131

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