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    第6回 第五次羽村市地域福祉計画審議会 会議録

    • [2017年12月28日]
    • ID:10738

    第6回 第五次羽村市地域福祉計画審議会 会議録

    日時

    平成29年11月14日(火曜日) 午後7時~午後8時35分

    会場

    市役所東庁舎4階 大会議室A

    出席者

    会 長 雨倉久行

    副会長 内田映子

    委    員  松岡俊夫、江原靖典、斉藤賢、大庭正宏、足立正治、橋本庸明、宇津木牧夫、塩田篤、葛尾豊、綾香きよ子、平泉孝、北浦勝平、菅谷幸恵、吉原恵子、上村信宏

    欠席者

    市川二三男、島田芳雄、熊井文孝

    議題

    次第1 会長挨拶

    次第2 審議 

     議題(1)地域福祉計画の計画期間について

     議題(2)前回審議による修正内容の確認

     議題(3)第1章 計画策定にあたって

     議題(4)第2章 地域福祉をめぐる羽村市の現状と課題

     議題(5)第3章 計画の基本的な考え方

     議題(6)第4章 施策の体系と具体的な展開

      ①基本目標1

        ②基本目標2

        ③基本目標3

        ④基本目標4

     議題(7)第5章 計画の推進にあたって 

    次第3 その他

    次第4 閉会

    傍聴者

    なし

    配布資料

    第6回 第五次羽村市地域福祉計画審議会 次第

    (資料1) 第五次羽村市地域福祉計画【素案】

    内容

    [会議の内容]

     ・事務局(事務局) 配布資料の確認、及び本日の進行内容の説明 


     1.会長挨拶

    (議長)皆さん、こんばんは。本日はまことにお寒い中、ご出席いただきましてありがとうございます。本日の審議会、第6回目となります。6月に第1回目を開催してから、足かけもう半年ぐらいになるのでしょうか。今日の資料としましては、素案まできました。もう、まとめの段階に入っております。本日、この審議会では、このまとめにつきまして、ご意見を伺って、細かいところになってしまうかもしれませんが、詰めていって、次回、第7回のときには答申案になるように、詰めていきたいと思いますので、どうぞ忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。

                 

    2.審議

       ・事務局(事務局) 欠席者と会議成立の確認、傍聴者の有無の確認

       ・事務局(事務局) 本日の審議の進め方の説明

     (事務局)本日意見をいただいた内容を修正したものを答申案として、12月の第7回審議会にかけさせていただきたいと思っております。答申案を見ていただき、修正点があれば、再度修正をした上で答申書としますが、12月の第7回審議会以降、修正した内容を再度委員の皆さんにお諮りすることはできないため、なるべく今回第6回審議会におきまして、大きな修正や疑問点など忌憚のないご意見を頂戴できればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 

    (議長)それでは審議に入ります。


     議題  (1)地域福祉計画の計画期間について

      ・事務局(事務局)より素案4~5ページに基づいて説明

    (事務局)事前にお配りした資料の4ページ、5ページを参考にお開きください。地域福祉計画の計画期間につきましては、これまで5年間として策定してまいりました。ですが、障害福祉計画、介護保険事業計画が3年毎で作成しなければならないと法で定められており、上位計画である地域福祉計画が5年間、障害・介護等の下位計画が3年毎の策定となっていたため、全ての計画のスタート時点が揃うのが、これまでは15年に1度となっておりました。ちなみに、今年度がその年に当たっておりまして、社会福祉課、障害福祉課、高齢福祉介護課の3課でそれぞれの計画を今年度は作成しております。地域福祉計画につきましては、社会福祉法の改正により、これらの計画の上位計画として策定することと改めて明記されておりまして、足並みが揃うのが15年に1度ということでは上位計画としての意義を果たせているといい難いところもあることと、他市でも計画期間については見直しがだいぶ行われておりまして、6年に変更している区市町村も増えてきていることから、今回見直しを行い、平成30年度から平成35年度までの6年間の計画に変更したいと考えております。計画期間を6年間とすることで、6年に1度、障害や介護保険制度と整合性のとれた地域福祉計画を、今後、策定することができると考えております。また、障害福祉計画、介護保険事業計画と同様に、3年毎ではなく6年間で策定する案につきましては、地域福祉計画は、障害、高齢施策だけでなく、児童や防災等地域福祉に関する内容も多く含まれていること、また、地域福祉については理念的な内容も多く含まれておりますので、大きな変更が頻繁ではないということもあり、3年で改定するには期間が短いと考え、今回、計画期間を6年間としたいと考えております。また、途中で法改正などにより計画の内容や事業の見直しが必要な場合につきましては、中間年度の3年後に必要に応じて見直しを図ることとします。計画の期間を5年間から6年間に変更することにつきまして、ご意見がありましたらお願いいたします。

     (議長)ありがとうございました。それでは、「議題(1)地域福祉計画の計画期間について」事務局から案の説明がございました。ご意見、ご質問のある方がいらっしゃいましたらお願いします。


      (委員)私はこの案には賛成です。やはりずっと計画が年度でずれていたものですから、このほうが適正だと思います。


      (議長)他によろしいでしょうか。


      (委員一同)(異議なし)


     (議長)ありがとうございます。それでは、「議題(1)地域福祉計画の計画期間について」は事務局案の通り、6年とさせていただきます。それでは議題(2)に移ります。

     


    議題  (2)前回審議による修正内容の確認

       ・事務局(事務局) 前回審議会の意見に基づく修正内容について説明

      (事務局)8点ほどございます。まず38ページ、第4章、基本目標1の(2)の03、「公共を担う多様な組織の連携」で、消防を防災に前回修正させていただいたのですが、その件につきまして、「犯罪や防火・防災のほうが良いのではないか」とご意見をいただきました。防災という言葉を選んだ経緯ですが、あまりにいろいろな名称が並ぶと逆にわかりづらくなるのではないかということから、火災・水害・地震など、全ての災害を防ぐという意味で、防災という言葉に集約して、修正していたものです。委員の皆さんからのご意見をいただきましたので、担当課とも再度調整を行った結果、担当課のほうでも「交通・防犯や防災関係団体」で十分通じるのではないかということで、こちらでは修正案としまして、「防災関係団体」というふうにさせていただいております。

     同じく2点目、38ページ、基本目標1の(3)の01、「見守り活動の推進」一番下の、具体的な事業の中ですが、こちらの部分で、「郵便局や配達事業者の後に『等』を入れてはどうか」というご意見をいただきました。担当課でも確認をとりまして、「配達業務事業者等」に修正をさせていただいております。

     3点目が42ページ、基本目標3「05 災害時の支援体制の整備」の「02 災害時のボランティア協力体制について」ですが、文言について、「『災害時におけるボランティア協力体制の整備』のほうが良いのではないか」というご意見を頂戴いたしました、こちらはいただきましたご意見通り、「災害時におけるボランティア協力体制の整備」と修正させていただいています。

       4点目、46ページ、「(5)災害時の支援体制の整備」の具体的な事業の「01避難行動要支援者制度の推進」のところになりますが、こちらで「制度についての記載はあるけれど、支援体制の記載がないのではないか」とのご意見を頂戴しました。元の文章では周知するという部分だけで、支援体制の記載がないということでしたので、担当課のほうにももう一度見直しをお願いした結果、「町内会・自治会、民生・児童委員を通じて周知するとともに、推進していきます。また、消防署や警察等の関係機関や避難支援者関係者との連携を図り、避難体制の整備に努めます。」という表現に改めさせていただいております。

       5点目ですが、少しページを戻っていただきまして43ページ、一番上の基本目標3-01-01「相談・支援センターの充実」の具体的な事業について、介護と障害についての部分は書かれていたのですが、子育ての内容が入っていなかったので「子育ての内容も加えたほうが良いのではないか」というご意見を頂戴いたしました。この点につきましても担当課と調整をいたしまして、「児童福祉の分野では」という部分を追加しております。追加した内容を読み上げさせていただきます。「児童福祉の分野では、育児不安の解消や虐待の予防を目的に、専門職が妊娠期からの関わりを開始することで、虐待の早期発見、予防的取組みに努めています。子ども家庭支援センターでは、専門職による虐待対策ワーカーを配置して、機能充実を図るとともに、児童相談所や警察、保健センター、教育相談室、学校等との連携を強化していきます。」というふうに追加をさせていただいています。

       6点目が45ページ、基本目標3の04の01「虐待防止ネットワーク等の強化」の部分ですが、こちらは「連携を図ります」という文章になっていたのですが、「もう1歩進んでどうするかという部分を入れられないか」というご意見をいただいておりました。この部分につきましては、子育て相談課と調整をした結果「児童福祉司、保健師、保育士等の職員の専門職の配置や、職員の研修を重ね、関係機関の対応を統括し、実効ある役割を果たしていきます。」という文章に変更させていただいております。

       続いて7点目になります。委員の方から言っていただいたのは第5章の部分、68、69ページになるのですが、第4章で説明させていただくと48ページになります。生涯学習、学校教育の充実の部分で、「第五次長期総合計画との整合性があるか」というご意見を頂戴いたしました。市の職員で構成する策定委員会においても、第五次長期総合計画の内容からオリンピック・パラリンピック教育の推進について入れるかどうか検討をしておりました。最終的に担当課とも調整をした結果、第五次長期総合計画にも記載があることから、学校教育における取組みの具体的な事業の中で、「オリンピック・パラリンピック教育の推進」を追加することといたしました。48ページ中段の、「学校教育における取組みの推進」の本文中にも「2020オリンピック・パラリンピックを契機とした福祉意識の醸成」という文章を加えております。

        8点目、最後になりますが、31ページにお戻りいただき、基本目標4の「(4)市民意識の高揚」という部分で「市民の意識の高揚」にしてはどうかというご意見を頂戴しておりました、福祉意識の高揚が元々の狙いでございますので、おっしゃる通り、「市民の意識の高揚」のほうがここでは的確と考えまして変更をさせていただいております。

       説明が長くなりましたが、修正部分は以上になります。何かご意見、ご不明な点がございましたらお願いいたします。

     

    (議長)ありがとうございました。事務局から前回の審議における修正内容の確認ということでした。8点ほどありまして、事務局のほうと担当課のほうで協議をしていただきまして、私の感じるところですと、皆さんの意見を担当課で協議して、そのような方向性で訂正ができているのかなと感じました。他に、ご意見、ご質問等ありましたらお願いいたします。


    (委員)文章的なことなのですが、43ページの具体的な事例の「相談支援センターの充実」というところの、「児童福祉分野では」の部分が最後の「す。」だけ残っているので、児童福祉分野を説明して、今度、子ども家庭支援センターを説明される時に「子ども家庭支援センター」を1行下へ下げたほうが読みやすいと思うのです。


     (議長)文章の校正ですね。


    (事務局)はい。ご指摘ありがとうございます。文章の校正につきましては、この後も、最終的に修正が済んだ段階で、もう一度体裁については整えさせていただく予定です。今言っていただいたことにつきましては修正等を検討させていただきたいと思います。


    (議長)ありがとうございます。内容的なものについてご意見等ありましたらお願いいたします。


    (委員)前回、指摘が出ていたのですが、最後の31ページの8項目目の「市民の意識の高揚」ということでタイトルは「の」が入っているけれど文章には「の」が入っていないという、これはどうなのですか。


    (事務局)はい、ありがとうございます。確かに、こちらも合わせて「の」を入れるかたちで修正をしたいと思います。


    (議長)ありがとうございます。他にはありませんか。


    (委員一同)(発言なし)


     (議長)それでは議題(2)の「前回の審議による修正内容の確認」については、少しありましたが、ほとんど事務局案の通りとしてよろしいでしょうか。


     (委員一同)はい。


     (議長)ありがとうございます。では事務局案の通り、あと、意見のあった点については修正をお願いします。

     続きまして、「議題(3)第1章計画策定にあたって」に移ります。

     


     (3)第1章 計画策定にあたって

     

    ・事務局(事務局) 第1章について素案3~6ページに基づいて説明                                         


    (事務局)修正をした部分については赤字で表示しています。こちらの修正については、第1回の審議会から修正をさせていただいた部分も含めて赤字になっているところもあります。

     前回審議会からの大きな変更点ですが、4ページ「2 計画の位置付け」におきまして、「障害者計画・高齢者福祉計画等の福祉分野の上位計画として策定します。」という一文を加えさせていただいております。また、5ページに、先ほどご審議いただきましたが、計画の期間を6年間としたこと、それに伴いまして図表3-1「計画の期間」を修正しております。また、5ページから6ページの「4 計画の策定体制」においての部分で、策定委員会の内容を加えさせていただいております。主な修正箇所については以上です。ご審議のほどお願いいたします。


     (議長)ありがとうございます。それでは、「第1章 計画の策定にあたって」について、ご意見、ご質問のある方はお願いいたします。


    (委員一同)(発言なし)


    (議長)よろしいですか。これについては議題(1)で行いました地域福祉計画の計画期間についてのところを主に直したということで、あとは大きな変更はありませんので、よろしいでしょうか。


    (委員一同)はい。


    (議長)ありがとうございます。議題(3)「第1章 計画の策定にあたって」につきましては事務局案通りとさせていただきます。

      続きまして、議題(4)「第2章 地域福祉をめぐる羽村市の現状と課題」に移ります。

     


      (4)第2章 地域福祉をめぐる羽村市の現状と課題

     ・事務局(事務局) 第2章について、素案9~26ページに基づいて説明

     

    (事務局)主な修正についてご説明させていただきます。まず12ページ、「(6)合計特殊出生率等の推移」の部分ですが、元は表題が「次世代育成の支援」となっておりましたが、策定委員会におきまして、「データに関するものはデータから読み取れる内容で記載すべきであり、図表1-6の(1)(2)の2つのグラフから次世代育成支援と言い切ってしまうのは少々無理があるのではないか」というご意見がございまして、表題をグラフ1の内容に合わせましてこのように改めております。また、合計特殊出生率のグラフについても、羽村市のものだけを載せていたのですが、全国と東京都のデータを追加しまして、さらに28年度に数字に大きく変化がありましたので、28年度の部分も加えたグラフに変更をさせていただいております。「女性の就業率の推移」につきましても、前回の国勢調査のデータを追加して、推移というかたちに直させていただいております。

     続いて、21ページをお開きください。21ページの⑦、一番上の部分になりますが、「相談窓口や相談機関の認知・利用状況」の説明文ですが、「『知っており、利用したことがある』との回答が多いのは」という文章になっていたのですが、それに対応するアンケート結果が表記されていなかったため、少々わかりにくいというご意見がありまして、図表2-7の(1)の図を追加しています。この他にも、グラフの数字が説明文に反映されるように修正をいくつか行っております。

     その他の変更としましては、25ページをお開きください。25ページ「アンケート調査結果から見うけられる課題」につきまして、前段のアンケート調査内容により即した表現に改めております。具体的には、一番上の段落の部分でも、「声をかけあう程度」というのが、実際のところは「一緒にお茶を飲んだり留守のときに声をかけあう程度」と、なかなかつながりが深いものではあるのですが、「声をかけあう程度」という言葉だけになってしまうと、あまり付き合いがないというふうに読み取れてしまうので、正式なアンケート調査の結果に合わせた文章としております。また、26ページの「3 社会情勢からみた課題」におきましても文言の精査を行いましたが、内容としましてはこれまで皆さんにご審議いただいた内容から大きな変更はしておりません。25、26ページにおきましては、変更となっている部分が赤字になっておりますので、こちらでご検討いただければと思います。

     説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

     

    (議長)はい、ありがとうございました。それでは議題(4)の「第2章 地域福祉をめぐる羽村市の現状と課題」の内容について、今、修正箇所等事務局から説明がございましたが。全体を通してご意見、ご質問がございましたらお願いいたします。


    (委員一同)(発言なし)


    (議長)ご質問はありませんか。よろしいですか。


    (委員一同)はい。


    (議長)言葉も丁寧にわかりやすく追加していただいております。それでは、「地域福祉をめぐる羽村市の現状と課題」につきましては、ただ今事務局からありました、事務局案の通りとさせていただきます。ありがとうございました。


    (委員)1つだけ、17ページなのですが、生活保護のところに、葬祭と出産が欠けているのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。8種類あるはずなのですね、生業扶助からずっといって、最近では葬祭、出産が入ってきていると思うのですが。これは6年間も続きますから、入れておいたほうがいいのかなという気がするのですが。あるいはどこかに入れてしまえばそれでいいのかもしれませんが。確か28年度の改正か何かで、葬祭と出産は入っていたと思います。


    (事務局)委員のおっしゃる通り、葬祭扶助というのもございます。ただ、件数としては本当に少ない件数ということもありまして、この推移という部分の中で載せる数字的な部分については、どうかなという部分はありますので。ただ、生活保護法の中での扶助の種類という部分を考えたときには、検討をさせていただくということでよろしいですか。


    (委員)よろしくお願いします。


    (議長)ありがとうございます。ここに表になった時に、入るのかどうかですね。件数が少ないですからね。特別な扶助という感じがしますので。


    (委員)ただ、8種類というのは法律で決まっていたかと思うのですが。


    (議長)言葉ではわかりますが、この表に入れた時に、形になるかどうかというのがありますので、事務局のほうでお願いいたします。

    他にありますか。よろしいですか。


    (委員一同)はい。


    (議長)ありがとうございます。

    続きまして議題の(5)「第3章 計画の基本的な考え方」に移ります。

     

     

     (5)第3章 計画の基本的な考え方

     

    ・事務局(事務局) 第3章について29~32ページに基づいて説明

     

    (事務局)前回審議会からの大きな変更はございません。議題(2)でご説明させていただいた通り、31ページ(4)「市民意識の高揚」を「市民の意識の高揚」に変更した点が前回からの修正点になります。説明は以上になります。

     

    (議長)ありがとうございました。ただ今事務局から議題(5)の「第3章 計画の基本的な考え方」について説明がありました。特に大きな変更はないということですが、何か意見がありましたらお願いいたします。

     

    (委員一同)(発言なし)

     

    (議長)よろしいですか。

     

    (委員一同)はい。

     

    (議長)ありがとうございます。それでは議題(5)「第3章 計画の基本的な考え方」につきましては、事務局案の通りとさせていただきます。

    次に、これは長く細かくなりますが、議題(6)「第4章 施策の体系と具体的な展開」に移ります。

          


    (6)第4章 施策の体系と具体的な展開

     

     (議長)議題(6)「第4章 施策の体系と具体的な展開」につきましては、基本目標ごとに審議を進めるということでしたので、議題(6)の第4章の基本目標①から審議したいと思います。事務局より説明をお願いします。                                                   

      ・事務局(事務局) ①基本目標1について36~38ページに基づいて説明

     

    (事務局)第4章ですが、35ページからになります。議題(6)

    ①では35ページの「1 施策の体系」の部分と基本目標①についてご審議いただければと思います。該当ページにつきましては、35ページから38ページまでとなります。こちらも、これまでの審議会や庁舎内の策定委員会で変更した部分を赤字で表記させていただいております。

    まず35ページですが、以前は基本目標1の02「地域の社会資源を活かしたネットワークづくり」となっていましたが、策定委員会のほうで、ネットワークは既に形成されているところもあるので、もちろんこれからつくっていく部分もあるのですが、改めてつくるということではなく、「ネットワークづくり」から「ネットワークの充実」としてはどうかということで、今回、「ネットワークの充実」というふうに修正させていただいております。また、36ページから38ページの基本目標1で前回審議から変更となった箇所ですが、具体的な事業内容につきまして担当課とも調整をし、確認をしていただきまして、今後の事業展開や現在の事業内容に合わせた内容に一部修正をしております。ただ、大きく現状と課題ですとか事業内容についても大きく変更になっているところはございません。ご審議のほどお願いいたします。

     

    (議長)ありがとうございます。それでは議題(6)の①第4章の基本目標1の内容について、ご意見、ご質問を受けたいと思います。よろしくお願いいたします。何かありますでしょうか。

     

    (委員一同)(発言なし)

     

    (議長)よろしいですか。

     

    (委員一同)はい。

     

    (議長)ありがとうございます。それでは議題6の①、第4章の基本目標1につきましては、事務局案の通りとさせていただきます。

         それでは、議題(6)の②、基本目標2に移ります。

     

    ・事務局(事務局) ②基本目標2について39~41ページに基づいて説明

     

    (事務局)基本目標2に移らせていただきます。資料は39ページから41ページとなります。まず39ページの事業名のところですが、基本目標2の施策名が01、事業名が03、「都の補助制度の有効活用」となっておりましたところを、04の「国や東京都への要請」と合わせるようなかたちで03につきましても「国や東京都の補助制度の有効活用」と改めさせていただいております。また、39ページの下に行きまして、現状と課題の部分につきまして、庁舎内の策定委員会及び担当課との調整を図った結果、児童福祉の分野の文章について大きく見直しを行っております。40ページの「多様なサービスの提供」につきましても、児童福祉の分野において、今年度から事業を開始しております「子育て世代包括支援センター『羽っぴー』」の内容を組み込むなどより現状のサービスに即した内容に改めました。大きな変更点につきましては以上です。

     

    (議長)ありがとうございます。それでは議題(6)の②、基本目標2の内容について、ご意見等伺いたいと思います。

     

    (委員一同)(発言なし)

     

    (議長)よろしいでしょうか。

     

    (委員一同)はい。

     

    (議長)ありがとうございます。それでは議題6の②、第4章、基本目標2につきましては事務局案の通りとさせていただきます。

     続いて、議題(6)の③、第4章、基本目標3に移ります。


    ・事務局(事務局)③基本目標3について42~46ページに基づいて説明 


    (事務局)基本目標3ですが42ページから46ページまでとなっております。まず42ページをご覧ください。42ページの事業名のところですが、前回審議会から修正をさせていただいたのが、3-01-03「包括的な相談を行うための各課との連携」となっていた部分を「包括的な相談を行うための連携体制の整備」というふうに、文言の整理をさせていただいております。

     43ページに移りまして、具体的な事業の1、「相談支援センターの充実」、43ページ一番上の段落ですが、こちらの部分で、前回審議会からの変更では、他のかたちと同様に、高齢者福祉の分野、障害者福祉の分野、児童福祉の分野というふうに順番を揃えるようなかたちをとらせていただいたことと、児童福祉の内容について、議題(2)でもご説明をさせていただいたのですが、修正をしております。

     44ページに移りまして、「(2)保健医療機関との連携」の部分の具体的な事業になりますが、3番目となるこちらが、元は「健康づくりについて意識啓発事業」というのが前回まで入っていたのですが、担当課のほうから、内容的に医療機関との連携というよりは意識啓発ということになるので、事業内容として、基本目標4の01-02、「講演会・講座等の開催」のほうが内容的に良いのではないかということで、そちらに事業内容として入れさせていただいております。その代わりに医療機関との連携というところで、「各種健診やがん検診の実施(30203)」を新たに加えております。各種健診やがん検診の実施、「疾病の早期発見・早期治療を行い、地域で自立した生活が送れるよう市医師会や協力医療機関と連携し、健(検)診を実施します。」というのが新たに加えた部分となっております。

     44ページの下に行きまして、「(3)生活困窮者支援の充実」につきましては、第五次で新たに加えた内容になりますので、第四次からの変更という意味で、全て赤字で表記しておりますが、前回審議会からの大きな変更はございません。

     続きまして45ページになります。上段「(4)虐待防止と権利擁護支援体制の充実」の現状と課題の部分の、文章表現自体は変えているところが多々あるのですが、内容的には大きな変更はしておりません。具体的な事業に関しては議題(2)でもお話させていただきましたが、児童虐待の内容について見直しをしております。また、虐待の分野につきましては、その他のページでは、高齢者の分野、障害者福祉の分野、児童福祉の分野というふうに並び順を揃えているのですが、虐待の分野につきましては、以前から一番問題視されている児童からの強化というのを敢えてしております。続いて高齢者、障害者の順に挙げているような状況でございます。

     また、46ページ「(5)災害時の支援体制の整備」につきましては、議題(2)でご説明させていただいた通り、周知のみではなく避難体制も整備を行っていきますという内容に改めております。基本目標3ですが、ボリュームもたくさんございますし、修正した部分も多数ございますので、何かご意見、ご質問等ございましたらお願いいたします。以上となります。

     

    (議長)ありがとうございました。それでは議題(6)の③、基本目標3について、ご意見等ありましたら伺います。

    44ページの先ほどの各種健診の、その上にも02がありますね。

     

    (事務局)失礼しました。「(30203)」ですね。

     

    (議長)他にありますか。

     

    (委員)内容は問題にしていないのですけれど、44ページの一番上の「福生病院の充実(30201)」というところで、ソフト面の充実というように文章を読んでいくとわかるのですが、タイトルのほうで見ると、もしかしてハードの充実かなというふうな誤解を、私はしたのです。これで問題なければいいのですが、もしも検討する余地があれば是非検討してもらえたらと思います。病院の充実というと、例えば建物をもっと増やしたりとか、何かそういう感じに最初思ったのです。でも中を見るとソフト的な充実なのですが、あちこちに充実という言葉が出てくるので。

     

    (事務局)ご意見ありがとうございます。確かにハード面と読めてしまうところもありますので、支援の充実とか連携とか、担当課と再度協議をさせていただきたいと思います。

     

    (議長)ありがとうございました。他にありますか。

     

    (委員一同)(発言なし)

     

    (議長)よろしいですか。

     

    (委員一同)はい。

     

    (議長)それでは、議題の(6)の③、第4章の基本目標3につきましては、ただ今1、2点ありましたが、そこを事務局のほうで検討をお願いしたいと思います。続きまして議題(6)の④、第4章の基本目標4に移ります。事務局より説明をお願いします。

     

    ・事務局(事務局)④基本目標4について47~50ページに基づいて説明

     

    (事務局)基本目標4ですが、47ページから50ページまでとなります。

         48ページをお開きください。上から4行目の、「講演会・講座等の開催」に、「健康づくりに関するイベント」を基本目標3から移動させ、ここに加えております。加えた内容としましては、意識啓発の部分をこちらに持ってきたということもありまして、「健康の分野では、健康づくりに関する講座等の開催の他、健康づくり推進委員等、健康づくりと意識啓発を図るイベントを開催します」というのをこちらに移動させております。

         また、その下に行きまして、「(2)福祉教育の推進の具体的な事業の部分になりますが、こちらにつきましても、担当課と調整をしまして、内容を一部変更しております。「学校教育における取組みの推進」につきましては、先ほど前回からの修正というところでお話させていただきましたが、「オリンピック・パラリンピックを契機とした福祉意識の醸成」というのを加えております。

         また、「家庭教育における取組み」のところにつきましては文章を精査させていただいたようなかたちとなっております。

         49ページに移ります。49ページ「(3)地域活動への参加の推進」につきましては、社会福祉法人の地域における公益的な取組み」というものを加えさせていただいております。主な修正点については以上となります。よろしくお願いいたします。

     

    (議長)ありがとうございました。それでは議題(6)の④、第4章の基本目標4の内容について、ご意見等伺います。

     

    (委員一同)(発言なし)

     

    (議長)よろしいでしょうか。

     

    (委員一同)はい。

     

    (議長)それでは、議題(6)の④、第4章の基本目標4については事務局案の通りとさせていただきます。

         続きまして議題(7)「第5章 計画の推進にあたって」に移ります。事務局より説明をお願いいたします。

     

           (7)第5章 計画の推進にあたって

     

    ・事務局(事務局) 第5章について53~72ページに基づいて説明

     

    (事務局)第5章につきましては、53ページからとなっております。こちらの「1 計画推進の体制」につきましては、第4章で書かれている具体的な事業について、一覧にまとめたものとなっております。第4章で変更のあったものにつきましては、第5章についても連動して修正を行っております。赤字になっている部分が第四次地域福祉計画から変更している内容となっています。72ページ、最後のページになりますが、こちらにつきましては第四次の計画と大きな変更はしておりません。ページ数もかなり多いものになりますが、何かご意見等ございましたらお願いいたします。説明は以上となります。

     

    (議長)ありがとうございます。それでは議題(7)「第5章 計画の推進にあたって」の内容につきまして、ご意見等ありましたらお願いします。

     

    (委員)細かいことなのですが気になっていたので、64ページの虐待防止のところの事業内容のところの記載、児童、配偶者、高齢者、障害の順番で書かれていますが、45ページの虐待の、高齢と児童の順番を替えたというご説明があった箇所ですよね。文章は、上の、現状と課題のところの順番は、児童、障害、高齢、配偶者パートナーとなっているのですが、具体的な事業の順番は、児童、配偶者パートナー、高齢者、障害となっていて、順番が、文章のほうの順番と、下の事業の順番が違っているので何か理由があるのかなというところです。

     

    (事務局)45ページを見ていただきまして、「児童虐待の対応については」ということで児童から始まっておりまして、次に配偶者やパートナーからの暴力、高齢者虐待、障害者というふうにはなっておりまして。

     

    (委員)そこは統一できているのですが、上の現状と課題の文章のところの、下の3段目の児童・障害のところの、順番が下の記載と違うかなと。

     

    (事務局)ありがとうございます。現状と課題の「また、」以降のところということでよろしいでしょうか。

     

    (委員)そうですね。

     

    (事務局)こちらのほうは精査をさせていただきたいと思います。どうもありがとうございます。

     

    (委員)このような6年間の計画の推進を進めていくわけなのですが、その最後の「進行の管理と評価」というところについてなのですが、具体的には地域福祉計画推進委員会というものを設置して進捗状況のチェックをしているということになっておりますが、例えば、具体的にどういう、例えば1年おきに年度単位でチェックしながら進捗状況を確認していくとか、そういうことを考えておられるのか、具体的にはどういうことをやろうとしているのか、その辺をできればご説明いただきたいのですが。

     

    (委員)関連で少しよろしいでしょうか。私もそれはすごく懸念していたのです。私は市民公募の1人として入ってきているので、専門家だとかコミュニティワーカーさんとか、そういう人たちと全然違うのです。ところがこれをずっと見ていて、何をやればいいのかというのがわからなくなってしまったのですよ。それでいろいろ考えて、ちょっと専門の、市会議員の人に聞いたら、「これは市の基本計画と目標だから、あと、実際に何をやるかは各市の専門の部署がどれを遂行していくかということ、それをやるのに基本目標、計画を作ったのだから、だから、あなたみたいな一般の人間が出ていって、何をやればいいかと言っても、何もやることはないよ」といわれてしまったのです。今度の議会でその辺は質問しておくような話をして別れたのですが、その辺のこと、実際に地域社会が何をやればいいのか、あるいはどこが、いつまで、どのようにやるかは大体これで決められてわかっているのですよね。ただ、地域社会が地域福祉というものにどういうふうに関わっていけばいいのかという基本的な目標が、私は一般公募として入ってきて全然わからないでこれを見たのですね。だからこれは、市が基本計画をつくってあとは各課が、地域振興課だとかそういうところがこれを目標に遂行してあるいは地域に「この辺はこういうふうに協力してよ」というふうに言ってくるのかなと、そんなふうに今、関連で考えました。今日入っていた羽村市民活動情報紙「きずな」というのがあるのですね。これにはちょっと豆知識というので「市民活動とは何か」というのがよく説明してあるのです。それから協働という言葉、市と市民と地域との協働についてもきちんと説明されているのです。こういうものを見ないと、私のように頭の悪い男はわからない部分もあるのですよね。ですので、その辺は是非どこかに頭に入れておいていただいて、地域にこういうものを下ろしている場合、例えば「実際にやることは社協がみんなやればいいんだよ」なんてうちの町内会はそう言っているのですよね。「社協の方が実際にいろいろなことをやってくれるのだから、我々はそれに従えばいいのだ」と言われてしまいまして。その辺のことを、基本的な問題ですが、どこかに、頭に入れておいていただきたいなという気がします。もう1点は、会長にお聞きしたいのですが、これを全部作った時に、例えば羽村の第五次の長期総合計画ではダイジェスト版というのをつくっているのですよね。その後、生涯学習基本計画も概要版というのをつくっているのです。そういうものをつくって地域の福祉について、地域の人たちにわかりやすい、そういうものをつくる計画があるかどうかをお聞きしたいと思ったのです。以上です。

     

    (議長)ありがとうございました。先ほどからの進行管理と評価というところと関連すると思うのですが、これもやはり計画、先ほどあった基本目標1、2、3、4とあって、その目標を立てて議題(7)の第5章の「計画の推進にあたって」ということで、その基本目標に沿って、これから各課でどのような事業を、その目標に沿ってこういう事業をやっていきます、それで進めていくわけですね。それで、進行管理と評価ということで、委員から先ほどありましたが、この公表的なものを、6年あってこれをずっと事業を進めていって、目標に従って事業を進めていって、市民がその計画がどの程度進んでいるのか知らないと困るというようなことで、公表をどういうふうにするかというのがまず第1点だと思います。その辺りをまず事務局のほうからお話しいただけますか。

     

    (事務局)まず、進行管理と評価につきましては、年度単位で進行管理を行っていきます。各課のほうで、1年に1度、進行状況についてご報告をいただきまして、その内容について推進委員会にかけさせていただくというような流れになっております。この進行状況につきましても、公式サイト等を使いまして1年に1度、公表はしていく予定でおります。

     

    (議長)はい、ありがとうございました。委員、その辺はよろしいですか。

     

    (委員)関わった以上は、どういうかたちで進んでいるかということについては、当然私はこれから関心を持って見ていくことになると思いますが、それはどこを見ればいいのかというのがちょっと見えなかったものですから。年度単位でそういったところで報告をされるということであれば、そういったところで確認をしていきたいと思います。ありがとうございました。

     

    (議長)それから、委員のダイジェスト版についてですね。 この地域福祉計画は特にダイジェスト版の予定はありますか。

     

    (事務局)申し訳ございません、ダイジェスト版につきましては予定をしておりません。ただ、地域の皆さん、特に町内会・自治会の皆さんですとか、民生委員さん、関係団体の皆さん、社会福祉法人の方々にご協力をお願いしていくことが、今後、多いかと思いますので、関係部署については配布させていただく予定ではおります。その他については、市民の方お1人お1人におかれましては、皆さんそういった環境があるわけではないと思いますが、公式サイトのほうでは公表というのはしてまいります。以上になります。

     

    (議長)ありがとうございました。先ほど委員から、こういう計画は社協に任せておけばいいんだという話がありましたが、私はちょっと社会福祉協議会のほうから出ておりますので、本年度、この地域福祉計画ができますと、社協のほうではこれと整合性を持たせて、これを参考にというか元にして、地域福祉の活動計画という、もう少し計画の、どういう活動をしていくかというようなことで、来年度計画の策定を予定しております。

       

    (委員)これ(羽村市社会福祉協議会ガイドブック)が2018年になるのですかね。これは16年度分ですが。

     

    (議長)それはガイドブックですよね。もう、活動計画という、これと同じような冊子をつくってまいります。

        他に議題(7)の「第5章 計画の推進」にあたってというところでご意見ありますでしょうか。

     

    (委員)58ページの、「安心してサービスを利用できるしくみの充実」の、「多様なサービスの提供」のところの話なのですが、羽村の人ではないのですが青梅市のほうで、身近で65歳に満たなくて、足が悪くなって生活保護を受けるような状態になったのですが、完全に歩けなくなってしまって、どこのサービスをもらうかというところが何も受けられなくて周りのボランティア等がとりあえず代わりみたいになっているところがあるのですけれど、そういうようなことも、この3つのサービスでは抜けてしまうのかなという感じがして、最終的に認知症のほうで2回ぐらい病院にいってなんとか繋げることができて介護のほうにいけるようになっているのですが、そういう相談のサービスとか仕組みはいらないのかなという感じがするのです。若年性認知症でもあると思いますので、その辺りはどうお考えですか。

     

    (事務局)多様なサービスの提供という部分では、今ここに主に挙がっているところでは確かに漏れてしまう狭間の方というのも多々いらっしゃるかと思いまして、全てを明記できないというところもございまして、どの福祉サービスにも該当しないという方というのが出てくることもあるかと思います。そちらにつきましては63ページになりますが、包括的な相談を行うための連携体制の整備というところで、どこであればサービスを遂行していけるのかという辺りを連携していきたいというふうには考えております。具体的にこのサービスで対応できますということを58ページの部分で表記するのは難しいかなと考えておりますので、連携した相談体制をとっていくということでご理解いただければと思うのですが、いかがでしょうか。

     

    (議長)62ページ基本目標3のところで、「地域で安心して暮らすための包括的支援体制の充実」「相談・支援センターの充実」というようなことで、今のようなところですと、若年性認知症ですか、そういうようなところですと、一応40歳以上であれば介護保険の対象となりますので、まず地域包括支援センター等への相談をしていただければよろしいのかなとは思います。多様なサービスというところに抜けているのかもしれませんが、その前に相談というようなところで見ていただければよろしいのかなという気がします。

     

    (委員)そういう診断を受ける手前のところでまず困っていると思うのですね。若年性認知症だったとしても。そこに行く手前のところで困る人は困ると思うので、たぶんどこにも分類されていないのかなと。相談したいときにそこに持っていくまでのサービスが欲しいのではないかと思います。

     

    (委員)青梅の方ということで私も青梅に関わりがあるのですが、そういう相談というのは、市によっては福祉総合相談窓口というところもありますが、青梅市では、生活保護の部門と高齢の部門、障害の部門、あるいは子育て支援センター等が連携して、ケースに応じて各課の職員が集まって対応しているはずです。ですので、そこまで、そういうのをやっているということを市民の方が理解していないとまた次の問題が出てくるかもしれないのですが、窓口に来た場合に、どういうケースでこの方を支援できるかというのは担当同士で相談することになっていますので、それはこの計画の中でも、各課の連携だとか包括支援センターの活用とかそういった中で含まれていると思うのです。後は、その時の窓口に出た職員の対応ということになりますので、これとは別に、職員のスキルの向上という別なものになっていくのかなという気がするのです。たまたまちょっと不幸な結果だと思うのですが、まずはそういったケースは包括支援センターに相談していただければ、会長が言ったように40歳以上ならば特定疾病の制度がありますから、そういう相談が簡単にできる体制が必要ですよね。そういった広報が必要だと思います。

     

    (委員)民生委員の方が月3回ぐらい来てくださるのですよね。そういう相談というのも可能ではないかと思うのですが。

     

    (副会長)そういう場合、専門的などこに言ったらいいかというときに、是非民生委員に相談していただきたいと思います。一緒に考えて、関係機関との橋渡しをしたいと思っています。

     

    (委員)関連で、羽村市地域包括支援センターというのが、これが非常にいいのですよね。よく書けていて、高齢者の総合相談窓口と書いてあって、例のお金の問題、成年後見制度、これも非常に複雑なのですよね。法廷後見と任意後見とあって、家裁に行かなくはいけないこともあるのですよね。こういう説明が、ずっと見ていくと、子育ての支援センターもあるし障がいの方の支援センターもあるのですよね。そういうものもこういうかたちで出したらどうなのかなと思います。町内会でこれを見ていたら、なかなかいいよねと。ただ、羽村に3つしかないから各学区ごとに、例えば7学区あるのですが、学区ごとに1つぐらいこういう支援センターが欲しいよねと。ただ、これは民間に委託するのですよね。だからそういう問題がいろいろあるのではないですかなどと言っていました。こういう、子育ての問題もそうですし、障がいの問題も、どんどん広報で出して、市民の意識の高揚というか、認識、そういう、一般の市民の常識を高めるというのを、是非これをお願いしたいと思うのです。

     

    (議長)先ほど委員からもありましたが、制度的に、行政のほうでも今言ったように地域包括支援センターが今度3つになるというようなことで、そういうことはやっているのですが、やはりPRがまだ行き届いていないというのがあるのですかね。そうだと思います。成年後見制度の関係でも、今度社協のほうで10月から利用支援機関の設置をしてやっていこうということでありますが、これからもっともっと成年後見制度等も使う方が多くなると思いますので、やはりPRをしていかなければいけないなと感じました。橋本委員、よろしいですか。答えにならないのかもしれませんが、すみません。他にありますか。

     

    (委員)「若者の引きこもりに対する支援」というところ、64ページですが、実は羽村にもそういったグループがあって、そういった活動をやっている方を知っているのですが、ここでは具体的に、「東京都の引きこもりサポートネットへの連係および情報提供など」と、非常に消極的なようなことを明記していますが、羽村市としては具体的にどういった対応のしかたでこういったことに対する支援をやっていこうとしているのかが見えてこないような気がするのです。具体的にどのようなことを考えているのかもしわかれば、もう1つは具体的に是非それに取り組んでいただければありがたいと思うのです。

     

    (議長)ありがとうございます。今の64ページのところでは、そうですね、東京都への関係なのですが、所管課が児童青少年課となっているので、今ここでわかりますか。

     

    (事務局)現在におきましても、児童青少年課のほうでは、若者の引きこもり対策ということで、今年度、新たな事業として講演会等を開催しているという経緯がございます。そういった中で、ここに今記載しているような部分ではありますが、もう一度担当課のほうに、今後の市の取り組みとしてここに記載できるような事業内容があるかどうか確認をいたしまして、もう少し、できればボリュームがあるようなかたちで載せられればと、検討させていただいきたいと思います。

     

    (議長)よろしいですか。ここは若者の引きこもりとなっていますが、引きこもり問題というのはなかなか表に出てこなくて難しい問題ですね。ありがとうございます。

     

    (委員)もう1つよろしいですか。児童生徒の場合は、各学校が学校評議委員会というのを作っているのですね。PTAの代表や地域の代表、町内会長なども出てくるのですが、そこでよくこの話題が出ています。児童生徒の不登校とか引きこもりとか。先生方も出てきているから、現場の知識を教えてくれるのですが、ものすごく難しいのですよ。まず個人情報の問題もありますし、教育的な問題もあります。先生方が言うのはやはり最後は親の問題なのです。私も高校の教員でしたからそういう経験があるのですが、確かに親の問題で、例えば高校生でたばこを吸ったり、万引きしたりで捕まると、それを家庭訪問したりいろいろやっていくのですが、学校に来なくなってしまったり、引きこもってしまう生徒がいるのです。この辺は、学校と、社会教育の問題とか、そういう問題をきちんとやっていかないといけないのではないかなと思います。私の近所の人でも20歳過ぎていて引きこもりがあるのですが、やはり難しくてどうしようもないと言っています。時期が来るまでやるしかないのかなと。もう少し慎重に、各課と対応しながらやっていただきたいなと思うのです。学校としてはすごく困っている問題です。

     

    (議長)ありがとうございます。引きこもりはかなりの問題ですが、学校とのそういう繋がりがあればまだいいのですが、20歳を過ぎて、34歳までですか、そのぐらいの引きこもりの方がどことも接していないということで、社会問題になっていて、それをどうするかということで、やはりなかなか難しい問題かと思います。

    他によろしいですか。ここのところで何点かありましたが、ここのところは事務局のほうでもう一度、修正をお願いしたいと思います。大変ありがとうございました。

    本日の議題については以上になります。

    それでは次第の(3)、その他に入らせていただきます。                                                                                                                            

                  3.その他

     

                  ・事務局より連絡事項

    (事務局)本日は、非常にボリュームのある素案につきましてご審議いただきましてありがとうございました。本日頂戴いたしました素案のご意見を元に、再度修正をさせていただきます。また、委員からもお話がございましたが、段落等の体裁はこれからまた整えさせていただきますし、文言の統一につきましてももう一度見直しをして、修正をしていきたいと考えております。修正しました内容を、再度皆さんに答申案というかたちでご覧いただきたいと思っておりまして、当初の会議、この審議会を始めた際には年間で6回から7回の開催の予定というお話をさせていただきまして、本日が6回目に当たるのですが、最後に答申案の確認ということで第7回の審議会を12月に開催させていただきたいと考えております。第7回の審議会ですが、事前の通知でもお知らせさせていただいているのですが、当初12月1日ということで年間スケジュールとしてお知らせしていましたが、これから修正等もさせていただいて、答申というかたちで皆さんにお送りする都合上、12月11日月曜日7時からに変更させていただきたいと思います。現時点でご都合の悪い方がいらっしゃいましたら挙手をお願いいたします。

                                 

    (委 員)(挙手)

                                 

    (事務局)ありがとうございます。現時点で、ご都合の悪い方ということで、本日ご欠席の方もいらっしゃいますが、2年3月以上の出席が見込めそうですので、12月11日月曜日、午後7時からの開催とさせていただきたいと思います。場所は、いつもと同じ4階の奥のお部屋、特別会議室になります。第7回が最後の審議会となります。審議会の約1週間前に、答申案というかたちで資料を送らせていただく予定です。お手元に届きましたら内容の確認をお願いできればと思っております。連絡事項は以上になります。

     

    (議長)ありがとうございました。この他に委員の皆さんから何かありましたらお願いいたします。

                   

    (副会長)お疲れ様でした。ここまで皆さんの貴重なご意見があって、こういう素案ができるまでになりました。あと一息、皆さんよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

     

     

    4.閉会

    (議長)それでは、以上をもちまして、第6回の審議会を閉会とさせていただきます。夜遅くまでありがとうございました。