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    第6回羽村市地域福祉計画審議会 会議録(第六次羽村市地域福祉計画)

    • 初版公開日:[2023年12月12日]
    • 更新日:[2023年12月12日]
    • ID:18264

    第6回羽村市地域福祉計画審議会 会議録

    日時

    令和5年10月27日(金曜日)午後7時から8時10分

    会場

    羽村市役所4階 特別会議室

    出席者

    会長 市川康浩、副会長 岡﨑久枝、委員 佐藤美知子、榎戸勇也、大内健史、大庭正宏、足立正治、橋本庸明、中土善雄、梅山政尚、中野秀之、中野修、橋之口律子、柴田恵子、池田和生、鈴木由希、関口英代、中山暢子

    欠席者

    委員 松崎博満、矢部要

    議題

    1. 報告

    (1)  第5回審議会会議録の確認について

    (2)  地域福祉計画の施策内容について

    2. 議事

    (1)  第六次羽村市地域福祉計画(案)について

    3. その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 第6回羽村市地域福祉計画審議会 会議次第

    • 【資料1】第5回羽村市地域福祉計画審議会 会議録

    • 【資料2】地域福祉計画の施策内容

    • 【資料3】第六次羽村市地域福祉計画(案)

    内容

    1. 報告

    (1) 第5回審議会会議録の確認について

    (議長) では、はじめに、報告の1項目め「第5回審議会会議録の確認について」である。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) 会議録について事前にご確認いただき、期日までに修正の申し出はなかった。これでよろしければ、市公式サイト等で公表したい。

    (議長) 本件について、この内容でよろしいか。

    それでは、事務局において、会議録の公開を進めるようお願いする。

     

    (2) 地域福祉計画の施策内容について

    (議長) では、次に、報告の2項目め「地域福祉計画の施策内容について」である。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) (資料2により説明)

    (議長) 施策内容について、ご意見、ご質問がある場合は、次の議事の計画(案)の審議の中でお受けしたい。


    2. 議事

    (1) 第六次羽村市地域福祉計画(案)について

    (議長) 議事の1項目め「第六次羽村市地域福祉計画(案)について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) (資料3により説明)

    (議長) 1章ごとに区切って審議していくこととする。本件第1章について、ご意見、ご質問等はあるか。

    第1章 計画策定にあたって(P.1から6)

    (委員) 一点目、「2 計画の位置付け」の図(資料3 P.3)について、「その他の関連する計画」は他にどのようなものが含まれているのか。

    二点目、「3 計画の期間」(資料3 P.5)の年表の図について、第五次計画時の方が文字のフォントが大きく見やすかったのでは。

    (事務局) 一点目について、「その他の関連する計画」は、具体的に環境や防災等の計画が含まれている。図のように大元の「羽村市長期総合計画」に紐づく形となる。

    (委員) 「羽村市地域福祉計画」に関することで、今提示されたような内容とは別に「その他の関連する計画」は考えていないのか。

    (事務局) 「羽村市地域福祉計画」は福祉に関すること、地域福祉を重点に置いている。主に関連する分野は高齢・障害・子ども等の計画となる。

    (委員) 意図はよくわかる。しかし、より良い計画にするために、食育等の計画も組み込むといいのではないか。いろいろと調べたところ、全国で食育関係の計画を包含している地域も多々あった。羽村市としての考えを聞きたかった。

    (事務局) 食育の計画について、現在羽村市では行っていない状況だが、図に表記されていように「健康増進計画(健康はむら21)」が来年度改訂予定で、食育等はこの部分に組み込んでいく方向。その他関連して自殺対策等も計画している。各計画の中に細分化していることをご理解いただきたい。

    (事務局) 二点目について、ご指摘のとおり文字の大きさ等閲覧しやすいように改善していく。

    (委員) 「4 計画の策定体制」(資料3 P.6)において、「羽村市地域福祉に関するアンケート調査」と記載があるが、こちらは鍵括弧の表記により固有名詞が含まれていると認識する。その上で以降のページ「第2章 羽村市の地域福祉の現状と課題」(資料3 P.27)では、「羽村市地域福祉計画策定基礎調査」といった表記となっている。どちらかの表記に統一した方がいいのではないのか。

    (事務局) 冒頭の「羽村市地域福祉に関するアンケート調査」という表記は、羽村市民にアンケート調査を発送した際の表題であった。表記については今後検討していく。

    (議長) 他に皆様から何かあるか。

    ご指摘やご意見のあった部分は、事務局で修正及び検討をお願いし、事務局案のとおりとする。よろしければ次の第2章の議事へ移る。事務局から説明をお願いする。

    第2章 羽村市の地域福祉の現状と課題(P.7から50)

    (事務局) (資料3により説明)

    (議長) 本件について、ご意見、ご質問等はあるか。

    (委員) ≪地域福祉に関わる主な法律の状況≫(資料3 P.11)について、表内に令和4年6月に改正した「児童福祉法」を追記していただきたい。

    (事務局) ご意見のとおり、追記することを検討する。

    (議長) 事務局にはその他の福祉関係の法律の改正等を今一度確認していただきたい。

    他に皆様から何かあるか。

    ご指摘やご意見のあった部分は、事務局で修正及び検討をお願いし、事務局案のとおりとする。よろしければ次の第3章の議事へ移る。事務局から説明をお願いする。

    第3章 計画の基本的な考え方(P.51から53)

    (事務局) (資料3により説明)

    (議長) 本件について、ご意見、ご質問等はあるか。

    第3章については事務局案のとおりとし、よろしければ次の第4章の議事へ移る。事務局から説明をお願いする。

    第4章 施策の体系と具体的な展開(P.55から75)

    (事務局) (資料3により説明)

    (議長) 本件について、ご意見、ご質問等はあるか。

    (委員) 基本目標2(2)①(資料3 P.62)について、「多様な手段による情報提供」とあるが、多様な手段の項目について伺いたい。表内の事業内容には「広報紙、公式サイト、SNS、ガイドブック、パンフレット、しおり等の多様な手段」と表記されており、行政から一方的に断言されている感覚。もう少し積極的に市から発信してほしい。

    高齢者の分野で特化して話すと、実際に私自身も介護保険被保険者証を交付されているが、使い方が分からなかった。例えば、この審議会の委員構成において20名中65歳以上の方が11名と半分を占めている。割合的にも介護保険被保険者証を交付される65歳で同じように思っている方は多いと思う。当事者になってから右往左往するケースがほとんどではないか。事前に、また元気なうちに介護保険被保険者証の使い方や知識を持つためにも、行政側がこの件について積極的に介入していただきたい。その上で冒頭の表現が、介護福祉についての位置付けが下位、中途半端に感じるので、もう少し具体的に表記してほしい。

    (事務局) ご意見については理解しており、いざ自分がその立場にならないと分からないケースも多いと認識している。確かに本計画は「羽村市長期総合計画」に紐づいている形ではあるが、ブレイクダウンしながら進めていきたい。情報発信についても、行政としては、該当する方々が事前に情報を理解しやすい形で取得できるよう、引き続き地道に情報発信していきたい。例えば、発信先が若者であればSNSを活用する、高齢者の場合はどのように発信するか等、対象者・分野別に工夫していく。

    (委員) 重複となるが、介護の問題は当事者にならないと分からない、支える家族が必要であり負担が大きいということ。いち早く情報を入手して対応していかないと良い介護福祉が得られないと考える。現状の65歳の節目に交付するのではなく、要介護認定の際に交付する形式にすればいいのでは。健康保険証と違って交付されただけでは介護サービスの通所等は利用できない。積極的な認識ができる施策を考えて発信してほしい。

    (議長) ただいま頂戴したご意見については、先程の事務局の説明に代えさせていただく。他に皆様から何かあるか。

    (委員) このような課題は介護の分野だけではない。この後に提示されている基本目標3(3)①(資料3 P.67)に記載の啓発活動についても同様のことが言える。情報発信することも大事であるが、事前に情報を入手できるように進めていくことが啓発活動なのではないか。どうしても市から一方的な発信というイメージが生まれる。対象側が多く難しいかもしれないが、本当の意味でさまざまなサービス等を把握できるよう理解しやすい形で情報を届け、受け取った方が活用できるように配慮してほしい。母子手帳であれば交付される際に詳しい説明がある。情報提供や啓発活動に努めるのであれば、必要に応じて具体的な文言を明記してほしい。

    (事務局) ご意見を参考にし、文言について協議していく。

    (委員) 基本目標1(1)①(資料3 p.57)について、社会福祉法の改正による「重層的支援体制整備」について伺いたい。手上げ方式で自治体が着手していくのだと思うが、「取組の推進」とは市民参加での地域づくりやアウトリーチを通じた支援等、助けが必要な方に対して働きかける基盤づくりの期間という認識でいいのか。本格的な実施は次期計画期間となる令和12年度以降となるのか。

    (事務局) 「重層的支援体制整備」については、来年度から準備期間として実施予定。整備していくには最長でも三年間はかかる認識。最初の段階は、どうしても「整備に向けた取組」という表現になる。着地点はしっかり決めているので、それに向けて着実に取り組んでいく。

    (委員) 行政が先陣を切って進めているような一方的な施策に感じてしまう。先立って計画することも大事だが、本審議会のように市民が参画できるような場づくりが地域福祉には必要不可欠であると考える。市民の中でいろいろな活動をしている方、考えている方はいると思うので、この準備期間の段階から参画できるような仕組みが望ましい。

    (事務局) ご意見について心強く思う。制度と制度の狭間に落ちてしまう方々を救っていく包括的な相談は現在も取り組んでいることだが、更に手と手を繋いで取り組んでいくことがこの重層的な支援体制と捉えている。それ以外に、ひきこもりの方への社会参加支援や居場所探し等も必要であり、行政発信の取組だけでなく民間が行っている事業等も視野に入れている。地域づくりに向けて、現に稼働している取組等地域資源を活用していきたい。このように包括的に支援していくには具体的にどうするか、足りないものは何か模索している段階なので、「推進」という積極性に欠ける表現になってしまう。今後進めていくということでご理解していただきたい。

    (委員) 基本目標1(1)②(資料3 P.57)について、「市全体の相談窓口となる市民相談室」とあるが、相談の最初の窓口として市民相談室に行くのか。また、担当課の秘書広報課は実際に相談を受けているのか。

    (事務局) 秘書広報課の一つの係でもある市民相談窓口は、子ども・福祉・環境等市民からの幅広い問合せ内容に対し、各種専門相談へつなげていく庁内全体の窓口である。

    (委員) 基本目標4(1)③(資料3 P.70)について、「また、市長申立てを実施し、基準に該当する方に、から」とあるが、「基準に該当する方」ではなく「対象の方」という表現の方がいいのでは。

    (事務局) ご意見を参考に修正していく。

    (委員) 基本目標4(1)(2)(資料3 P.70から73)について、「権利擁護支援体制の充実(羽村市成年後見制度利用促進基本計画)」また「再犯防止の推進(羽村市再犯防止推進計画)」は、各種事業内容で計画をカバーできるのか。

    (事務局) これらについては計画に盛り込むことが望ましい内容があり、それを踏まえている。

    (委員) 一点目、全体的なことだが各分野の枠組みがしっかり決まっている感じを受ける。課と課のつながり、横の連携が読み取れない。

    二点目、基本目標3(4)②(資料3 P.68)について、「住民主体の通いの場等」とあるが、このような場がたくさんあると情報共有、情報交換の場にもなるので充実化してほしい。地域リーダーだけの場なのか。

    (事務局) 一点目について、各分野対象となる方が該当する専門相談窓口で支援や制度を利用する流れとなる。比較的最近起こっている問題としては、「ヤングケアラー」「8050問題」等、親子共に支援が必要なケースが多い。現在も情報・意見交換しながら連携しているが、より重層的につながりを深めて支援していく。

    二点目について、「通いの場」というのは介護予防リーダーが自発的に体操教室等を開催している。高齢福祉の分野では、特に住民の方が共に歩んでいるケースが多い。その他の分野においても、子ども食堂等を自主的に行っている事例があるので、このように地域の中で住民同士の共助を大切にしたい。各分野で発展を期待したい。

    (委員) 以前の審議会でも申し上げたが、全体的に各事業に対して担当課欄に複数の課が記載されているが、主となる課を表記した方がいいのでは。どの窓口に尋ねたらいいか分からなくなってしまうので、もう少し明文化してほしい。また、各方面で「連携」という表記が目立つが、個人情報の関係で連携しづらい部分があるのではないか。実際に町内会においても情報がなかなか入ってこないのが現状。

    (事務局) 重々承知している。横の連携をしているケースもある。ただ、情報の開示が部分的であり、一辺倒にはいかない。この部分は表現が難しい。

    (委員) よく理解できるが、横の連携とはどこまで情報を流してくれるのか。それぞれの部署が各計画等を作成して情報連携が欠けると不十分となり得る。実際、住民が亡くなった場合はどこに発信していいか不明な場面があった。やはり主軸の市が主体として上手く円滑に流れるように展開していくことを望む。

    (事務局) 要望について重々承知している。検討しながら進めていく。

    (委員) 地域活動は特に民生・児童委員の存在、活動が重要である。民生・児童委員が不在の地域は町内会長の負担が大きくなってしまう。推薦についても検討していただき、広く育んでいけるよう推進してほしい。民生・児童委員と連携できている町内会は円滑に進んでいる。この部分についても情報共有が必要不可欠で、不十分な部分があるのではないか。

    (事務局) 民生・児童委員は地域福祉の要である。欠員の地区もあるのは事実。現在、委員推薦を検討、着任100%を目指し、欠員を埋めるように努めている。皆様からの情報もいただきたい。

    (委員) 前回申し伝え忘れたが、基本目標1(1)②(資料3 P.58)について、「妊娠、出産期から子育て期までのから」とあるが、「特定妊婦」(=出産後の子どもの養育について出産前において支援を行うことが特に必要と認められる妊婦のこと。具体的には、不安定な就労等収入基盤が安定しないことや家族構成が複雑、親の知的・精神的障害などで育児困難が予測される。)も追記した方がいいのではないか。上記と整合性がつく。

    (事務局) 子育て相談課にも協議していきながら検討していく。

    (議長) 他に皆様から何かあるか。

    ご指摘やご意見のあった部分は、事務局で修正及び検討をお願いし、事務局案のとおりとする。よろしければ次の第5章の議事へ移る。事務局から説明をお願いする。

    第5章 計画の推進に向けて(P.77・78)

    (事務局) (資料3により説明)

    (委員) 一点目、「2 計画の進行管理と評価について」(資料3 P.78)において、「庁内横断的に進捗管理や評価を行う内部組織」とあるが、実際市民はこの計画を知らない方も多いのでは。本審議会で多く議事に上がっていた情報提供について、この部分でも具現化してほしい。

    計画の進行状況、各事業の実施の有無等を定期的に公表していくなど進捗管理や評価について明文化した表記を入れ込むのはどうか。

    二点目、第2章「1 地域福祉に関わる法制度の近年の動向」(資料3 P.8)の図表について、今回の目玉でもある「重層的支援体制整備事業」の内容が図として表現されているのはこの部分だけである。見づらいので、もう少し大きく表記し、強調してほしい。

    (事務局) 一点目の進捗管理・評価については、ご意見を参考に情報提供を徹底しながら進めていく。表現については検討する。

    二点目については、ご指摘のとおり閲覧しやすいよう工夫する。

    (議長) 他に皆様から何かあるか。

    ご指摘やご意見のあった部分は、事務局で修正及び検討をお願いし、事務局案のとおりとする。よろしければ次の第6章の議事へ移る。事務局から説明をお願いする。

    第6章 資料編(P.79から83)

    (事務局) (資料3により説明)

    (議長) 本件について、ご意見、ご質問等はあるか。

    第6章については事務局案のとおりする。他に全体を通して皆様から何かあるか。

    (委員) 「4 地域福祉の課題の整理」(資料3 P.49)について、

    この番号は冒頭の「4」で合っているのか。乱れがあるように思う。

    (事務局) 修正する。

    (議長) 他に皆様から何かあるか。

    ご指摘やご意見のあった部分は、事務局で修正及び検討をお願いし、事務局案のとおりとする。その他、ご意見や誤字脱字等あった場合は事務局までお願いする。


    3.  その他

    (議長) 以上で、予定していた議事は全て終了とする。「3 その他」として、事務局から、何かあるか。

    (事務局) 事務局からは特にない。

    (議長) 他に皆様から何かあるか。

    特にないようなので、これで第6回の審議会を閉会させていただく。皆様のご協力大変ありがとうございました。