1 日時
平成29年9月1日(金曜日) 午後1時15分~午後3時45分
2 場所
市役所東庁舎3階庁議室
3 出席者
【会長】加瀬哲夫 【職務代理】枦山尚子
【委員】和田豊、内藤智浩、櫻沢康、笠島弘睦、染谷洋児、清水弘美、田島千絵
4 欠席者
【委員】鈴木一弘
5 議題
(1) 羽村市特別職報酬等審議会の傍聴に関する定めについて
(2) 会議録の作成について
(3) 諮問事項の内容及び資料の説明
(4) 審議の進め方について
(5) 次回以降の開催日時の調整について
6 傍聴者
なし
7 配布資料
◆当日配布資料
次第
(1) 羽村市特別職報酬等審議会委員名簿
(2) 羽村市特別職報酬等審議会会議の傍聴に関する定め(案)
(3) 羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準
(4) 羽村市特別職報酬等審議会への諮問について(写)
(5) 羽村市特別職報酬等審議会の日程等について
◆事前配布資料
羽村市特別職報酬等審議会資料(1)
・羽村市特別職報酬等審議会条例
・羽村市審議会等の設置及び運営に関する指針
・羽村市長等の職務について(地方自治法等より抜粋)
・教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例
・政務活動費について
・羽村市長等の給料等に関する条例
・議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例
・羽村市議会政務活動費の交付に関する条例
羽村市特別職報酬等審議会資料(2)
・羽村市特別職報酬等の現行額と改定状況
・26市特別職報酬等一覧表
・西多摩地区の特別職給料月額
・26市特別職報酬等比較(対市長給料月額)
・26市の人口・財政状況(人口・決算額等)
・26市の人口・財政状況(市債残高・積立金残高)
・平成27年度市民一人当たり市債残高・積立金残高(グラフ)
・特別職人件費の歳出に対する比率
・用語の解説
・羽村市職員の給料等の推移、人事院勧告(国)、東京都人事委員会勧告ほか
・平成25年度及び平成27年度羽村市特別職報酬等審議会答申
8 会議の内容
1. 委嘱状の交付
<市長から各委員へ交付>
2. 市長あいさつ
(市長)みなさん、こんにちは。
羽村市特別職報酬等審議会委員の就任をご快諾いただき誠にありがとうございます。
また、本日は、お忙しい中、第一回の羽村市特別職報酬等審議会にご出席いただきありがとうございます。
当審議会は、おおむね4年に1回開催しておりますが、前回の答申から時間が経過しておりますことから、諮問させていただくこととしました。
今回の諮問事項には、議員の報酬、私を含めた市理事者の給料、特別職の期末手当の支給月数、また、議員の政務活動費についてご審議いただきたいと存じます。
つきましては、皆さんの忌憚のないご意見をいただき、ご答申を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
3. 委員の紹介
<羽村市特別職報酬等審議会委員名簿により、職員課長が各委員を紹介>
<委員紹介後、職員課長が事務局出席職員を紹介>
4. 羽村市特別職報酬等審議会の概要について
<羽村市特別職報酬等審議会条例(以下「条例」という。)により、審議会の概要を事務局から説明>
5. 会長及び職務代理の選任
<本審議会には、条例第4条の規定に基づき会長を置く必要があり、その方法は委員の互選になっている旨の説明を行った。>
【染谷委員】公共的団体区分の社会福祉協議会から推薦されている加瀬委員が適任ではないか。
【委員】意義なし
<会長に加瀬委員が選任される。>
<条例第4条第3項の規定に基づき、会長に対し、職務代理の指定を求めたところ、枦山委員を指定>
<枦山委員が了承したため、職務代理に選任される。>
<会長及び職務代理あいさつ>
(会長)ただいま、当審議会の会長に選任されました加瀬でございます。これから予定されている市長からの諮問事項について、皆さんにご協力いただき、答申をしていきたいと考えておりますので、どうぞ、よろしくお願いします。
(職務代理)ただいま、職務代理に選任されました枦山です。会長の補佐役として、スムーズな議事運営の進行に努めていきたいと思いますので、皆さん、どうぞよろしくお願いします。
6. 諮問
<市長から会長へ諮問>
【諮問事項】
(1)市長、副市長及び教育長の給料の額
(2)議会の議員の議員報酬の額
(3)期末手当の支給月数
(4)政務活動費の額
<諮問後、市長退席>
7. 議事
<以降、会長により進行>
(1) 羽村市特別職報酬等審議会の傍聴に関する定めについて
(会長)まず、「7議事-(1)羽村市特別職報酬等審議会の傍聴に関する定めについて」事務局から説明をお願いする。
<配布資料 羽村市特別職報酬等審議会会議の傍聴に関する定め(案)」により説明>
(事務局)『羽村市審議会等の設置及び運営に関する指針』では審議会等の公開基準を定めており、審議会等の会議は指針の第7の第1号から第3号に規定する場合を除き、公開としている。当審議会については、条例に非公開の定めはなく、また、審議事項に不開示情報も含まれないことから公開する必要があると考えている。公開するにあたり、傍聴について必要な事項を定める必要があることから、事務局にて『羽村市特別職報酬等審議会の傍聴に関する定め(案)』を作成したので、内容等についてご審議をお願いしたい。
(会長)ただいまの事務局説明について質問等はあるか。
(委員)傍聴に関する定めは一般的なのものなのか。
(事務局)他の審議会等の傍聴に関する定め等を参考に作成している。
(委員)今後の日程等については、広報等を通じて市民に周知されるのか。
(事務局)広報への掲載は、締め切りの関係で難しい場合もあるが、できる限り掲載していく方向で進めていきたい。併せて市公式サイトにも掲載し、広く周知していきたい。
(委員)「羽村市特別職報酬等審議会の傍聴に関する定め(案)」について、前回の審議会等において問題がなければ、事務局案で良いと考える。
(事務局)前々回の審議会については、日程的な問題で広報に掲載することができないこともあった。その際は市公式サイトで周知したが、問題はなかった。
(会長)それでは、「羽村市特別職報酬等審議会の傍聴に関する定め」について、事務局案のとおり決定したいがよろしいか。
(委員)異議なし。
(会長)本日、傍聴の希望者はいますか。
(事務局)傍聴希望者はおりません。
(会長)それでは、次の議事を進行していく。
(2) 会議録の作成について
(会長)会議録の作成について、事務局から説明をお願いする。
<配布資料 羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準」により説明>
(事務局)審議経過が明瞭となるよう会議記録を作成し、情報提供に努めることとしている。会議記録は、詳細記録、要点記録等の方法があるが、当審議会は要点記録とさせていただきたいと考えている。
出席者の氏名については、公表することが原則だが、当審議会は報酬に関して審議することから、利害関係等が生じることも想定されるため、発言者の氏名は記録せず、「委員」と記録し公表したいと考えている。
また、審議会の日程についても、事前に市民に周知することとしているので、市公式サイト等で周知していきますので、ご承知おきいただきたい。
(会長)会議録の作成について事務局から説明がありました。要点記録とし、委員発言については、「委員」と記録し公表することとしたい。
(事務局)会議録作成にあたり、録音することをご了承いただきたい。
(会長)会議録については、事前に委員に確認するのか。
(事務局)会議録作成後、各委員に内容確認をいただき、公表することとしたい。
(3) 諮問事項の内容及び資料の説明
(会長)それでは、「(3)諮問事項の内容及び資料の説明」について事務局から説明をお願いする。
(事務局)市長、副市長及び教育長の給料の額及び議会の議員報酬の額については、平成7年7月1日に改定している。
その間、4回の審議を行っているが、いずれも据え置きとの答申となっている。
次に、特別職の期末手当の給月数については、職員の支給月数に準じて改定してきており、職員の特別給の支給月数は、東京都の人事委員会勧告を踏まえ決定している。その決定のあり方についての諮問となっている。
最後に、政務活動費の額については、会派に所属する議員1人あたり18万円を交付しおり、平成13年以降据え置かれており、この交付額についての諮問となっている。
(事務局)次に、お手元の資料(1)をご覧いただきたい。
資料(1)については、本審議会の位置づけ、ご審議いただく市長、議員等の役割、また給料、報酬に係る規定、市の条例などについて説明させていただく。
<「羽村市特別職報酬等審議会資料(1)」により説明>
(事務局)続きまして、資料(2)をご覧いただきたい。
前回の審議会の議論等を踏まえ、一つの判断材料として、他市との比較、また羽村市の現在の財政状況等を中心にご用意させていただいた。
<「羽村市特別職報酬等審議会資料(2)」より資料の説明>
〔特別職報酬(給料)の状況〕
・羽村市特別職の報酬等の改定状況
・26市特別職報酬等一覧表
・西多摩地区の特別職報酬(給料)月額
・26市特別職報酬等比較(対市長給料月額)
(委員)審議会開始から1時間30分が経過しているので、一度休憩にしてはどうか。
(会長)それでは、10分間休憩としたい。
休憩(10分)
休憩後、引き続き「羽村市特別職報酬等審議会資料(2)」より説明
(事務局)休憩後、引き続き資料(2)の説明
〔市の財政状況〕
・26市の人口・財政状況
・平成27年度市民一人当たりの市債残高・積立金残高(グラフ)
・特別職人件費の歳出に対する比率
・用語の解説
〔職員人件費の状況〕
・羽村市職員の給与等の推移
〔政務活動費の状況〕
・26市の議員数・政務活動費
・西多摩の議員数・政務活動費
・平成27年度会派別政務活動費交付状況
(会長)只今、事務局より説明があったが、資料(1)、資料(2)の内容について、また、その他必要な資料があればご発言をお願いしたい。
(委員)今回提示いただいた資料の根拠は何か。
(事務局)従前の審議会で議論となった点について、まとめたものである。
給料や報酬の額の水準については、人口規模、財政規模、行政面積などにより計算できない。前回の審議会においては、26市との比較が、一つの判断材料となっていた。また、その時の羽村市の財政状況、経済状況などを勘案し、方向性を決めていた。
(委員)前回、前々回の答申では、引き上げ、据え置き等の議論があり、据え置くとの答申であったとのことである。資料6では、職員の平均給料は上がっているが、議員及び特別職については、20年間近く据え置かれている。理事者においては交付団体になった際は、給料の減額もしている。引上げの方向で検討していく必要があるのではないか。
(事務局)職員の平均給料は、職員の平均年齢により影響されるので、一概に給料が上がっているとの判断は難しい。
一方、東京都人事委員会勧告の状況は、羽村市の職員給料も準じていることから、給料の水準を判断する材料としていただければと考えている。
(委員)政務活動費について、会派によって支出項目がさまざまである。どのような要因があるのか。
(委員)会派が広報・研修や調査など、何に力をいれているのかといったことによる。条例で規定している対象となる費用項目の範囲内で執行している。
(委員)清瀬市、多摩市、西東京市など、近年引き上げ、引き下げを行っている自治体もあるので、その際の答申を参考にできればと考えるが、用意できるか。
(事務局)ご用意させていただき、次回の審議会より前に、事前に配布させていただく。
(4) 審議の進め方について
(会長)それでは、「(4)審議の進め方」について、事務局案はあるか。
(事務局)今回の諮問事項は4項目あるが、大きく区分すると、
・特別職の給料及び報酬の額について
・期末手当の支給月数について
・議員の政務活動費について
と3つに区分できると考えており、論点を整理して議論を進めていくため、それぞれの区分に応じて審議を進めていく必要があると考えている。
(会長)事務局より、説明がありましたが、諮問事項を3つの区分に分けて議論していくとの案だが、皆さんいかがか。
(委員)意義なし
(5) 次回以降の開催日時の調整について
(会長)次に「(5)次回以降の開催日時の調整について」事務局から説明をお願いする。
<配布資料 「日程調整表」により事務局案を説明>
(会長)それでは、事務局から提案がありましたが、皆さんいかがか。
(委員)日程的な間隔もあり、事務局案で良いと考える。
(委員)異議なし。
(会長)それでは、第2回を9月27日水曜日の午後1時30分から、第3回目を10月24日火曜日の午後6時30分から、第4回を11月17日金曜日の午後1時30分からに決定する。
その他
(会長)議事は以上となります。その他事務局からあるか。
(事務局)審議の進め方について、「羽村市特別職報酬等審議会の日程ついて」をご覧いただきたい。
実質の審議は、第2回目、第3回目となるかと考えている。それをまとめて、第4回で答申案を審議いただきたい。
(会長)それでは、以上をもって終了とさせていただく。長時間となりましたが、ありがとうございました。