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    令和2年度 第2回羽村市障害者計画等審議会会議録

    • [2020年7月17日]
    • ID:13800

    令和2年度 第2回羽村市障害者計画等審議会会議録

    第2回羽村市障害者計画等審議会 会議録

    日時

    令和2年6月18日(木曜日)午後7時~午後9時00分

    会場

    羽村市役所 特別会議室

    出席者

    会長 井上克巳、副会長 田口克己、委員 鈴木茂泰、根岸徹、河村茂、青木岳彦、田口尚子、押江起久子、浅見加代子、松田達夫、小山玉恵、雨倉みよ子、石垣文子、正親和代

    欠席者

    1名(委員 源真希)

    議題

      開 会

      会長あいさつ

      議題

    (1) 障害者に関する基礎データについて

    (2) 羽村市の障害者計画策定のための基礎調査(案)について

    (3) 障害者計画(現計画)これまでの取組みについて

    (4) 障害者計画(現計画)の進捗状況について

      今後のスケジュールについて

      その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

      資料1 市の障害者の状況

      資料2 羽村市障害者計画策定のための基礎調査報告書(案)

      資料3 これまでの取組み

      資料4 障害福祉サービスの実施状況

      資料5 羽村市障害者計画進捗状況(令和元年度)

    会議の内容

      開会

     

      会長あいさつ

     井上会長あいさつ

     

      議題

    (議長) 本日の傍聴人はいらっしゃいますか。

    (事務局) おりません。

    (議長) 本日の傍聴希望者はいらっしゃらないとのことです。それでは、議題に入ります。

    (1)障害者に関する基礎データについて

    事務局から「資料1 市の障害者の状況」の説明

    (議長) 事務局から説明がありました。ご意見やご質問はありますか。

    (委員) 難病患者の数と難病とはどのような病気があるのか。

    (事務局) 難病については、厚生労働省指定の難病が300以上あります。個別の説明が難しいので、資料2の18ページにアンケート調査の結果として回答者の難病名が記載してあるので参照していただきたいと思います。

    (委員) 就学の状況で市内の小中学校の状況はわかるが、都立特別支援学校の状況については把握しているのか。

    (事務局) 今回の計画においては羽村市の状況ということで市内の小中学校の状況を報告させていただきました。現状では都立特別支援学校の状況は把握しておりません。

    (委員) 本日の資料で都立特別支援学校との連携を保護者や教員も含め書かれていますよね。必要と思いますが。

    (委員) 都立特別支援学校の校長です。都立特別支援学校は6市2町が通学区域となっています。羽村市の状況につきましては近隣の市町も同様な傾向となっています。よって都立特別支援学校の状況もここ10年くらいで1.5倍ぐらい増えております。特に小中学校の年代が増えていて、資料の表と同じ状況です。また、4度が増えている状況も同じで、以前は知的障害の面でファジーな状況であった子供たちが保護者の認識が変わり、増えているように感じています。

    (議長) その他にはありますか。無いようですので進めます。

     

    (2)羽村市の障害者計画策定のための基礎調査(案)について

    事務局から「資料2 羽村市障害者計画策定のための基礎調査報告書(案)」の説明

    (議長) 事務局から説明がありました。ご意見やご質問はありますか。

    (委員) 2点あります。愛の手帳の所持数と等級について市内の実際の数値は把握していますか。それから、障害サービス情報の入手先ということで、しおり・広報があげられておりますが、移動や外出にかかわるサービスに関する問いの回答で「知らない」との回答が非常に多く感じる。いろいろな広報活動をしているにもかかわらず、なぜ「知らない」との回答が多いのか。

    (事務局) 前半の愛の手帳所持者数の件ですが、このアンケートは回答者を取りまとめたものになっています。資料1に市内の愛の手帳所持者の集計数値の記載があるので、市内の実際の数値につきましてはそちらをご覧いただきたいと思います。

    (事務局) 移動支援に関して知らない人が多いとの指摘ですが、実際にサービスの利用が必要な方に対しては、窓口等で説明を行っております。サービスの必要のない方にとっては移動支援や同行支援といった言葉が難しくわかりにくい状況があると思われます。複雑な障害福祉サービスの制度も一つの原因と考えています。

    (委員) 災害時の対策についてですが、昨年の台風による災害を受けて、この調査において前回調査との変わったところはありますか。

    (事務局) 回答の傾向についてはほとんど変わらない状況ですが、精神障害者について「特に対策をしていない」の項目が前回調査では35.9%でありましたが、今回の調査では12.3%と少なくなっています。

    (委員) 「近所の人に災害時の手助けを頼んでいる」の項目の数値が2%前後と低い。昨年の台風の時に防災無線で避難を呼びかけていたが、聴覚障害の方について何か良い手立てはないかと感じました。市では今後どのように考えているのか。

    (事務局) 災害時の聴覚障害者への対応ですが、防災安全課において、防災無線の内容が文字で表示される機器を聴覚障害者へ貸与する事業を予定していると聞いております。また、手話通訳者とろう者協会で安全に関する委員会を作り、数年前からどこへ避難するかなどのマップを作成する取り組みを行っていると聞いています。一部の聴覚障害者の方は町内会に参加して災害時等の地域の方と協力しているとも聞いています。

    (委員) 「移動や外出にかかわるサービスの利用頻度」について、精神障害者に対するサービスはどのようなものがあるのか。

    (事務局) 同行援護は視覚障害の方が利用されるものです。行動援護は行動障害といいまして自身で行動が抑制できないなど行動の障害が強い方へのサービスです。重度訪問介護は身体的な障害が重度の方を対象としたサービスで市内でも対象者は僅かです。移動支援は一人で外出するのが不安な方を対象としており、多く利用しているのは知的障害者の方ですが、精神障害者の方についても利用があります。

    (委員) 精神障害者の場合は訪問看護を受けているような方が対象と考えてよいのか。

    (事務局) 移動支援の場合は、外出に不安がある方について相談を受けるかたちとなっております。

    (議長) その他にはありますか。無いようですので次に進めます。

     

    (3)障害者計画(現計画)これまでの取組みについて

    事務局から「資料3 これまでの取組み」及び「資料4 障害福祉サービスの実施状況」の説明

    (議長) 事務局から説明がありました。現在の計画についての説明とのことです。ご意見やご質問はありますか。

    (委員) 資料4「放課後等デイサービス」の数値について、計画より実績が多くなっていますが、計画値を超えた人数をどのようにしてサービスを実施できたのか。

    (事務局) 計画値を超えた利用者につきましては、この間市内の事業所も増えていること、また市外の事業所を利用している方もおりますことから、計画値をこえた人数にも対応できているものです。

    (委員) 資料4「自立訓練(生活訓練)」実績値について平成30年の人数が7人から平成31年の6人に減っているのですが、「人日分」については32から55に増えているのはどういうことですか。

    もう一つは、この項目の対計画に対する達成率が75%と他のサービスに比べて低いと思うがその理由は。

    (事務局) 「人日分」についてはサービスの量を示していることから、H31年は継続してサービスを利用する利用者が多かったため、数値が大きくなっているものです。

    達成率の件につきましては、このサービスは入院されていた方が退院した時等に使用するものですが、その場合、このサービスに限らず就労継続支援ですとか就労移行支援などの支援を受けることがあります。このような他のサービスにより対応できたため、達成率が低くなったものと考えております。

    (委員) 資料3、4のまとめが資料5ということでよろしいでしょうか。

    (事務局) 関連はしているのですが、資料5は令和元年度の進捗状況、資料3と4は平成30年度と令和元年度の資料となっております。

    (委員) この資料3を見て「ボランティアや専門的知識を持つ人が不足する」という表現が多かった。このことからこれからは人材育成が重要だと感じた。

    (事務局) 次回の審議会において「取り組むべき主な課題」を検討していきますので、その際に検討させていただきます。

    (委員) 町内会に障害のある方のリストが来ているが、町内会長が持っているだけである。今後これをどのように扱ったらよいか。

    (事務局) 市では避難行動要支援者名簿を作成しておりまして、障害のある方についても本人の意思確認をしたうえで情報を掲載しています。障害者の方から災害時の相談があった際には、町内会に相談してみてはと伝えております。しかしながら実際の取り扱いについては難しいところがあり、プライバシーとの関係も含め今後も検討していきたい考えております。

    (委員) 2年位前から町内会で赤い袋と黄色いタオルを「助けを求める」または「無事です」のサインとして使用できるよう配布している。本人の意思表示ができるので、町内会も少し対応しやすくなっている。

    (議長) その他にはありますか。無いようですので次に進めます。

     

    (4)障害者計画(現計画)の進捗状況について

    事務局から「羽村市障害者計画進捗状況(令和元年度)」の説明

    (議長) 事務局から説明がありました。ご意見やご質問はありますか。

    (委員) 「企業からの受注促進及び授産製品の販売拡大への支援」の今後の取組みについて「市内大手コンビニとの協定協議を継続して行う。」との記載がありますが、具体的な内容を教えていただきたい。

    (事務局) これにつきましては住民票の交付など市の施策として市内コンビニ業者と協定を結んでおりまして、今後、障害の分野におきましても協定を検討していく一環として記載されているものです。

    (委員) 昨年保育園の子供が散歩中に交通事故にあったことを受けて、市内の保育園において道路の点検を行い市へ道路改善を要望した。このことが計画にもある安全・安心なまちづくりに生かされると良いなと考えている。

    (事務局) 市に要望していただいているということで、このような件については、市の最上位計画である長期総合計画において交通の分野で、検討していくことになりますが、長期総合計画の下位計画でもある障害者計画においても整合性をとって検討していきたいと思います。

    (委員) 障害者の就労支援について、市役所で行った職場体験が良かった。これが市内の事業者にも広がると良いと思っています。

    (事務局) 障害者の市役所内実習は始まって3年になります。就労支援の面からも普段と違う環境での実習が指導に生きてきていると聞いております。市役所以外の事業者での実施につきましては、今後の課題と考えております。

    (委員) 特別支援学校ではインターシップという形で事業者へ実習を依頼し実施しています。これが広がっていくのは希望でありますが、実際は経済状況から難しいものがあります。市役所では受け入れていただきありがたいことであり、これが他の事業者にも広がっていくとよいと考えております。

    (委員) 就労支援について、市でジョブコーチにより障害者の就労を支援していただきたい。障害者の就労支援について個人的な指導を行うことが効果的と考えているが。

    (事務局) 現状の就労支援について市ではエールという事業所で実施していますが、その事業所においても就労後の訪問という形で支援を行っています。また、サービスの面では就労移行支援というサービスがあるのと就労された後の就労定着支援というサービスも行っている。ハローワークでは障害を持った方の相談を受ける窓口があり、対応しています。

    (事務局) 障害者の就労支援について市で実施しているのはエール、都で実施しているのはハローワークということになりますが、ハローワークについてはジョブコーチ的な対応もしていると聞いております。今後も市以外の事業についても周知に努めていきたいと思います。

    (議長) その他にはありますか。無いようですので本日の議題については、以上で終了します。

     

      今後のスケジュールについて

     事務局から次回審議会スケジュールの説明

     

      その他

    特になし。