標記の件について、防衛省北関東防衛局から下記のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
なお、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し、口頭要請を行いましたので、あわせてお知らせします。
防衛省北関東防衛局からの情報提供(7月31日)
演習の名称
サムライ即応監査(SRI: Samurai Readiness Inspection)
日程
令和2年8月3日(月曜日)~8月5日(水曜日)
通常の運用時間内(午前6時から午後10時の間)で実施予定です。
内容
実施に伴う航空機の運用
-
現時点で、航空機の使用増加の予定はありません。
- CV-22の参加はありません。
PAS、GBS及び煙幕等の使用
-
現時点で、PASを8月3日(月曜日)午前中に使用予定です。
- 現時点で、GBS及び煙幕等については使用の予定はありません。
その他
- 8月3日(月曜日)、一時的にゲートの閉鎖を実施予定です。
- 演習終了の通報を行う予定です。
- 演習等の予定については、諸事情により変更される場合があります。
参考
SRI:Samurai Readiness Inspection (サムライ即応監査)
有事における即応態勢の維持強化及びORE※に対する監査。
※ORE:Operational Readiness Exercise(運用即応演習)
仮想戦闘環境における基地の機能テストであり、テロ攻撃や航空機または地上戦闘力等による基地への攻撃を想定し、実践的な即応態勢をとることを訓練するものです。
PAS(Public Address System):パブリック・アドレス・システム
以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報を行います。
GBS(Ground Burst Simulator):グラウンド・バースト・シミュレーター
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させます。
北関東防衛局における対応
北関東防衛局から米軍に対し、本演習の実施に当たっては、日米合同委員会合意の遵守に努め、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう配慮を申し入れました。
横田基地周辺市町基地対策連絡会による口頭要請(8月3日)
令和2年8月3日から同月5日までの間において実施される演習等について、次のとおり要請する。
要請内容
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基地外に影響を及ぼさないよう十分な配慮を行うこと。
- 使用する航空機においては、安全対策の徹底を図り運用すること。
- 市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
- PASの使用に当たっては、音量及び時間帯など十分な配慮を行うこと。
- 周辺住民への不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。