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    令和2年度 第3回羽村市障害者計画等審議会会議録

    • [2020年8月25日]
    • ID:13950

    令和2年度 第3回羽村市障害者計画等審議会会議録

    第3回羽村市障害者計画等審議会 会議録

    日時

    令和2年7月16日(木曜日)午後7時~午後8時30分

    会場

    羽村市役所 特別会議室

    出席者

    会長 井上克巳、副会長 田口克己、委員 鈴木茂泰、根岸徹、河村茂、青木岳彦、田口尚子、浅見加代子、松田達夫、小山玉恵、雨倉みよ子、石垣文子、正親和代

    欠席者

    2名(委員 押江起久子、源真希)

    議題

      開 会

      会長あいさつ

      議題

    (1) 取り組むべき主な課題について

    (2) 基本理念・基本的視点について

    (3) 基本目標について

      今後のスケジュールについて

      その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

      資料1 現状と課題整理

      資料2 取組むべき主な課題

      資料3 基本理念

      資料4 基本的視点

      資料5 基本目標・施策の体系


    会議の内容

      開会

     

      会長あいさつ

     井上会長あいさつ

     

      議題

    (議長) 本日の傍聴人はいらっしゃいますか。

    (事務局) おりません。

    (議長) 本日の傍聴希望者はいらっしゃらないとのことです。それでは、議題に入ります。

    (1)取り組むべき主な課題について

    事務局から「資料1 現状と課題整理」及び「資料2 取組むべき主な課題」により説明

    (議長) 事務局から説明がありました。ご意見やご質問はありますか。

    (委員) 「健康づくり」について、こころの健康相談の日程や申し込みは広報などに掲載されるのか。

    (事務局) こころの健康相談単独ではなく、「健康なんでも相談」という形で他の健康相談を行う際にこころの相談も受付しています。また、電話による相談も随時受付しています。

    (委員) その相談について、資料に社会復帰相談の件数の記載があるが、そのうち就労した方の人数は把握しているのか。

    (事務局) ここに記載の社会復帰相談の内容についての確認は行っていません。また、障害者の就労支援はエールにおいて行っているので、就労の相談はそちらでも行っていることになります。

    (委員) 虐待について伺います。羽村市ではどのような虐待が、どの程度あるのですか。

    (事務局) 虐待が疑われる通報は平成29年が6件、30年度が0件、31年度が3件ありました。通報の内容としては施設従事者による虐待ではないかとの通報が多い状況です。

    (委員) スポーツ文化活動の推進について、昨年実施されたボッチャ大会に参加して良い経験となった。パラリンピック関連の開催であったと思うが、来年以降も開催されるのか。

    (事務局) 昨年、スポーツ推進課で大会を実施し、ボッチャ大会用の用具も購入しており、今後も実施していくと聞いている。

    (委員) ボッチャに限らず、健常者と障害者がともに楽しめる競技は今後も実施していただくようお願いする。

    (委員) 障害者の差別解消の普及啓発の具体的な方法と声の広報について伺いたい。CDを作成しているのか。

    (事務局) 差別解消の普及啓発については毎年1回講演会を行っています。近年は発達障害をテーマとしています。また、自立支援協議会の権利擁護部会において情報共有を行っています。2点目の声の広報についてはCDを作成しています。

    (委員) 「差別解消・権利擁護」に関連して質問ではなく意見として。社協で実施している成年後見相談については、本人による申し立てが難しいため保護者の方への周知や啓発が必要と感じている。

    (委員) 3点質問があります。就労継続支援A型事業所の必要性について、ニーズが少ないのか。精神障害者のグループホームで短期入所を行っているケースはあるのか。はばたきファイルが十分に活用されていない状況があるのか。

    (事務局) 1点目のA型事業所については、西多摩地区でも事業所が少ない状況です。A型は雇用契約を結ぶ作業所で、B型は契約が必要ない作業所です。雇用契約を必要としないB型事業の方がニーズは高い状況です。2点目のグループホームでの短期入所の件ですが、現在は精神障害者の短期入所の相談自体が少ない状況で、利用の相談があれば丁寧に対応していきたいと考えております。

     3点目のはばたきファイルについては、現在使っているものについて保護者の方から書きづらいとの指摘や持ちやすいサイズの検討などの課題があります。これらを踏まえ十分に活用できるよう再検討をしているところです。

    (議長) その他にはありますか。無いようですので進めます。

     

    (2)基本理念・基本的視点について

    事務局から「資料3 基本理念」及び「資料4 基本的視点」により説明。

    (議長) 事務局から説明がありました。ご意見やご質問はありますか。

    (委員) 資料3基本理念について、基本的視点にある「人権」という言葉の記載がない。「すべての市民がお互いの個性と人格を尊重し、」の部分を「すべての市民がお互いの人権と個性を尊重し、」と変更したらどうか。2行目の「自己選択と自己決定」について、4行目の「障害者等の自己決定」を「障害者の自己選択と自己決定」に変えて、2行目の「自己選択と自己決定」を削除したほうが言葉的に良いのでは。文章の中で「共生社会」と「地域共生社会」という言葉が混在している。「地域共生社会」に統一した方がよいのでは。

     資料4の基本的視点について、「人権の尊重」の文の中に「障害者理解の推進」を入れるべきでは。「ともに生きる地域づくりを推進するため、障害者理解の推進、障害を理由とする差別や偏見の解消への理解、虐待の防止に努めます。」という表現が良いのでは。「ライフステージに応じた切れ目のない支援の推進」について「就労まで」となっているが、ライフステージは就労で終わるのではなく、高齢の問題もあるのでは。「高齢化した障害者が地域で暮らしていけるよう日中サービス支援、グループホーム等」を入れた方が良いのでは。

    (事務局) 基本的理念・基本的視点については国の基本方針等を踏まえ、前回のものから変更しているところですが、本日の意見を参考に、検討していきたいと思います。ライフステージのところで指摘のありました「日中サービス支援、グループホーム等」の表現につきましては、基本的視点という面から考えると表現が具体的すぎると感じております。また委員指摘のとおりライフステージは「就労」で終わるものではないので、この部分の表現についても検討していきたいと思います。

    (委員) 資料4基本的視点の「自己決定の尊重」ですが、精神障害がある人は自己決定が難しい状況があるので、考慮してほしい。

    (事務局) ここでは「自己決定の尊重」と大枠で説明している形となっておりますが、障害によっては自分で決めることが難しい状況があることは承知しております。この後の基本目標等でご家族や支援者の方と相談しながら本人に適切な決定ができるよう支援していくこととしておりまして、本人のみで決定することとしているわけではないことを了承していただければと思います。

    (議長) その他にはありますか。無いようですので次に進めます。

     

    (3)基本目標について

    事務局から「資料5 基本目標・施策の体系」により説明

    (議長) 事務局から説明がありました。ご意見やご質問はありますか。

    (委員) 「ともに生きる地域づくり」について、前回は「ヘルプカードの普及啓発を図る」との記載があったが、今回は無かった。事業としては継続していくようなので残した方がよいのでは。

     「障害児の健やかな育成のための支援」に「乳幼児期から学校卒業まで切れ目なく」と記載がありますが、前回は「乳幼児から就労」という表現になっていた。他の障害児計画を見ると学校で区切る場合と就労まで入れている場合と二通りある。自分の考えとしては就労までとした方が良いと思う。

     「また、障害児通所支援等における障害児及びその家族に対する支援について、障害児の障害種別や年齢別等のニーズに応じて、身近な場所で提供できるように、地域における支援体制の整備を進めていきます。」の部分について、「また、地域における支援体制の整備として、障害児通所支援等について、障害児の障害種別や年齢別等のニーズに応じて、身近な場所で提供できるように進めていきます。」とした方が良いのでは。

     「重症心身障害児・医療的ケア児」の記載が新たに加わっているが、これは国の動きを見て入れたと理解しているがどうか。

     前回記載のあった「成人期への移行支援」が今回は無いが、成人期が16歳から25歳と言われているようなので、この言葉も残した方が良いと思う。

    (事務局) 1点目の「ヘルプカード」の件ですが、前回策定当時はこの制度が始まったばかりで周知を積極的に進めていた時期であるため、具体的に名称まで入れていたものと思われます。今回は文書から削除しましたが、ヘルプカードについては委員指摘のとおり、今後も実施していくものとして施策として記載もありますことから、他の文章とのバランスを見て検討していきたいと思います。

     「障害児の健やかな育成のための支援」について、今回国の指針等の変更もあり文章を見直したところであります。重症心身障害児・医療的ケア児については新たに加えました。「乳幼児から学校卒業まで」については義務教育を終えた後、特別支援学校の高等部までを見据えてこのような表現となっているところです。その他「成人期への移行支援」の記載を含め、全体的に検討させていただきたいと思います。

    (委員) 「自立を支援する基盤づくり」について、「障害のある人の地域生活を支援するための継続支援、就労支援等の課題に対応したサービス提供体制の整備を進めます。」の中の「地域生活を支援するための継続支援」という表現が曖昧と感じる。具体的な表現の方が良いのでは。この後の主な施策との整合性も確認を。

    (事務局) 指摘いただいた部分については検討し改めて提案いたします。

    (議長) 私からも質問をさせていただきたい。「障害児の健やかな育成のための支援」の中で「早期発見から療育、療育、就学支援と切れ目ない支援を推進」となっているが、4ページの「施策の体系」には「成人期への移行支援」との記載がある。なぜ基本目標の文書から「成人期への移行支援」が無くなったのか。就労との関連があるのか。

    (事務局) 今回の「障害児の健やかな育成のための支援」の基本目標の中では「切れ目のない支援」という部分を重要と捉え文章を作成しました。特別支援学校の高等部では就労に向けた支援も行っており学校から就労へ切れ目のない支援が行われていると認識しております。「成人期の移行支援」については先ほど委員からも指摘のあった件でありますので、事務局において再度検討したいと思います。

    (委員) 「障害児の健やかな育成のための支援」の部分で就労を含めるかどうかとの話があったが、障害児すべてが就労できる訳ではない。就労については基本目標5「就労と社会参加の支援の充実」の位置づけがあるので「障害児の健やかな育成のための支援」でどこまで記載すべきは検討の余地があるのでは。

    (事務局) 就労に至らない障害児がいることは確かであり、基本目標5との関連も含め、事務局で検討していきたいと思います。

    (委員) 「安全・安心まちづくり」に記載のある「ユニバーサルデザイン化の視点に立ったまちづくり」とは。

    (事務局) ユニバーサルデザインとは「だれもがはじめから利用しやすいように、施設・もの・サービス等に配慮を行う」こととされており、このような考えのもとにまちづくりを進めることです。

    (委員) 臨床心理士として引きこもりの30代40代の方と会うことがあるが、そのような方は障害者手帳を持つこともなく家庭の中で過ごしている。このような方にはどのような支援があるのか。また、この障害者計画の枠組みにはいるのかどうか。

    (事務局) 引きこもりの問題については青少年期から高齢になるまで長い年齢層が対象になりますが、市としては基本的に地域福祉という分野で対応をしております。

    (議長) その他にはありますか。無いようですので本日の議題については、以上で終了します。

     

      今後のスケジュールについて

     事務局から次回審議会スケジュールの説明

     

      その他

    特になし。