標記の件について、防衛省北関東防衛局から下記のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
なお、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、北関東防衛局長に対し、口頭要請を行いましたので、あわせてお知らせします。
防衛省北関東防衛局からの情報提供(2月26日)
陸上自衛隊は、下記のとおり国内における米空軍機からの降下訓練を実施します。
概要
訓練の目的
米空軍機を活用して固定翼機からの降下回数の増加を図り、空挺作戦に必要な戦術技量の向上を図ります。
実施期間
令和3年3月8日(月曜日)から同年3月11日(木曜日)
実施場所
降下場所は、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県)の使用を検討しています。この他、隊員を搭乗させるため、米空軍横田基地(東京都)の使用も検討しています。
演習の内容
- 全国各地で実施している空挺部隊の練成訓練の一環として、今回、米空軍機を活用し、東富士演習場において、降下訓練を実施します。なお、米空軍機からの国内での降下訓練は令和元年7月・11月に日出生台演習場(大分県)、昨年7月に王城寺原演習場(宮城県)、8月に北海道大演習場(北海道)、9月に習志野演習場(千葉県)において実施しております。
- 米空軍機から降下するのは、陸上自衛隊員であり、米軍人の米空軍機からの降下はありません。
- 訓練は、新型コロナウイルス感染症への対策を万全に期するとともに、訓練における安全管理を徹底し、周辺住民の皆さんの生活に影響を及ぼさないよう、配慮いたします。
参加規模
陸上自衛隊
米空軍
その他
米空軍機は、米軍横田基地~東富士演習場~米軍横田基地の経路で飛行します。
横田基地周辺市町基地対策連絡会による口頭要請(3月1日)
国内における米空軍機からの降下訓練の実施に当たり、横田基地所属航空機の人員輸送のための使用に関しては、次の事項について、訓練に関わる自衛隊に周知するとともに、米軍横田基地に申し入れるよう要請します。
要請内容
- 騒音が大幅に増加することがないよう周辺住民に十分配慮すること。
- 市街地上空での低空・旋回訓練は行わないこと。
- 基地外に影響を及ぼさないよう安全対策に努めること。
- 通常の運用時間帯以外での航空機の運用を極力実施しないこと。