キルギス共和国男子柔道ナショナルチーム「東京2020オリンピック」事前キャンプ受入れが中止となり、予定していた交流事業も実施できなかったため、東京2020オリンピック後における柔道キルギス共和国代表選手とのオンライン等を活用した交流(2事業)を企画し、その一つとして次の事業を実施しました。
*2事業のうちのもう一つの事業については、こちらのページをご覧ください。
東京2020オリンピック柔道キルギス共和国代表選手(ゾロエフ選手)と羽村市柔道会とのオンラインによる交流会を実施しました。
キルギス側からは、ゾロエフ選手の他に2名のオリンピアンにも参加いただきました。
●参加者
キルギス側
・ゾロエフ選手(81kg級 東京2020オリンピック出場)
・ユラ選手(100kg超級
ロンドン2012オリンピック・リオ2016オリンピック出場)
・オター選手(60kg級
リオ2016オリンピック出場)
*3選手全員が羽村市での事前キャンプに参加経験あり(ゾロエフ選手とユラ選手は2回参加)
羽村市側
・羽村市柔道会の皆さん
*通訳は在日キルギス人のティムル氏
●日時:令和3年10月3日(日曜日)午前11時00分から11時45分まで
*キルギス側は同日の午前8時00分から8時45分まで
●会場:羽村市スポーツセンター第3ホール
*キルギス側はゾロエフ選手の自宅から参加
*通訳はつくば市内から参加
この交流会の実施により、次のとおりホストタウン相手国であるキルギス共和国に対する市民意識を高めることや同国との繋がりを深めること等ができました。
・今回はオンラインでの交流であり、一緒に稽古をすること等はできなかったが、過去2回の事前キャンプでの直接交流と同様にお互いに楽しんでいただくことができました。
・久しぶりの再会にも関わらずお互いの顔を覚えている等、感動の再会にもなり、お互いに繋がりをさらに深めることができました。
・羽村市柔道会(特に子ども達)に対し、遠く離れたキルギス共和国の選手と話ができる貴重な機会を提供することにより、同国に対する意識を高めることや、豊かな国際感覚の醸成・グローバル人材の育成に繋がる取組みができました。
・キルギス側からの羽村市柔道会の子ども達へのメッセージでは、オリンピアンならではの重みのある言葉をいただき、子ども達の心に響いたと思われました。
・キルギス側からのコメントでは、何度も羽村市への感謝の言葉をいただき、数年に渡る事前キャンプ誘致事業等のこれまでの取組みの成果を感じることができ、同国との繋がりをあらためて感じることもできました。