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    第5回羽村市行政改革審議会(オンライン会議)会議録

    • 初版公開日:[2021年12月27日]
    • 更新日:[2021年12月27日]
    • ID:15863

    第5回羽村市行政改革審議会(オンライン会議)会議録

    日程

    令和3年11月10日(水曜日) 午後6時00分から午後7時15分

    開催方法

    オンライン会議

    出席者

    【会長】金子憲

    【副会長】櫻井政伸

    【委員】新岡健、寺島昌弘、山下敬一、松田達夫、太田知子、宮里まゆみ

    (敬称略)

    欠席者

    なし

    議題

    1.自治体運営の方針について

     ①新たな時代に順応した行政サービスの提供

     ②健全な財政運営

    2.答申(案)について

    3.その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 次第
    • 資料1 自治体運営の方針
    • 資料2 羽村市の行財政改革の推進について(答申)(案)

    第5回羽村市行政改革審議会 配布資料 データ(次第および議事部分の資料について、データで公表します)

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    会議の内容

    1 会長あいさつ

    本日が、最後の審議会となります。委員の皆さんには、それぞれのお立場から忌憚のないご意見を頂き、大変有意義な議論がなされておりますことを、感謝申し上げます。本日も、よろしくお願い致します。


    2 議事

    (1)自治体運営の方針について

    ①新たな時代に順応した行政サービスの提供

    (金子会長)それでは、議事の「(1)自治体運営の方針について」を議題とします。「1 実現を目指す未来の姿」、「2 施策と取組みの方向性」について、事務局から説明をお願いします。


    <事務局より「(1)自治体運営の方針について」説明>


    (金子会長)ご意見、ご質問等はありますか。

    (各委員)特になし


    (金子会長)次に、「施策1 新たな時代に順応した行政サービスの提供」について、事務局から説明をお願いします。


    <事務局より「施策1 新たな時代に順応した行政サービスの提供」について説明>


    (金子会長)ご意見、ご質問等はありますか。

    (新岡委員)方向性2の3点目に記載されているRPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーションのことでよろしいですか。

    (事務局)その通りです。

    (新岡委員)RPAについて、用語解説を載せたほうがよいと思います。

    (事務局)用語解説を追加する方向で調整します。

    (太田委員)方向性5の2点目について、共通化とは何を指しますか。

    (事務局)共通化については、それぞれの自治体で行っている同様のサービスについて、各自治体の市民がどこでも使用できることや、共通のフォーマットで対応できるようにするということを指します。また、施設等の共通利用も含めています。

    (太田委員)市民ニーズに即した事業展開が図れるよう、「他の自治体と共同や広域連携で実施している行政サービスについて見直しを行い」とありますが、見直しを行うということは、マイナスイメージに捉えられてしまうので、「他の自治体と共同事業や広域連携で実施している行政サービスの更なる拡充や共通化などに取り組む」としてはいかがでしょうか。

    (事務局)見直しという言葉は、ネガティブなイメージもありますので、修正を検討させていただきます。


    ②健全な財政運営

    (金子会長)次に、「②健全な財政運営」を議題とします。事務局から説明をお願いします。


    <事務局より「②健全な財政運営」について説明>


    (金子会長)ご意見、ご質問等はありますか。

    (山下委員)方向性5の3点目について、財源の確保と財政負担の年度間の平準化を図るとあり、「均衡」から「平準化」と文言が修正されていますが、違いを教えてください。

    (事務局)市債を活用して、財政負担を平準化し、バランスを取るということであります。「均衡」よりも、「平準化」の方がなじむことから、文言を修正しました。

    (山下委員)支出の平準化を図るということですか。

    (事務局)その通りです。建設事業において、一時の大きな経費をその年度に負担するのではなく、起債することによって、少しずつ返還し、支出の平準化を図るということです。

    (松田委員)方向性1の2点目の補助金や助成金の検証や見直しについて、町内会として独自でプロジェクトチームをつくり、補助金の減額により、今まで行っていた考えのままでは対応できなくなってしまうことから、夏まつりや市民体育祭の今後のあり方について、検討を行っています。限られた予算の中で事業を実施することとなりますが、町内会の意見も取り入れながら、事業の見直し等に対応していただきたいです。

    (事務局)事業を根本的に見直していくことが大切と考えており、関係団体の意見を踏まえながら、検討していくことが重要であると思っています。また、補助金についても、本来のあり方の部分について、検討していきたいと考えています。


    (金子会長)次に、「3 まちづくりの指標」について、事務局から説明をお願いします。


    <事務局から「3 まちづくりの指標」について説明>


    (金子会長)ご意見、ご質問等はありますか。

    (櫻井副会長)指標の5点目のオンラインによる行政手続きやサービスについて、指標となる市民満足度が設定されていませんが、今後も満足度を設定する予定はないのでしょうか。

    (事務局)オンラインによる行政手続きやサービスについては、令和2年度に実施した市政世論調査には、項目がありませんでした。今後、自治体DXなどの推進は喫緊の課題でありますので、次回の令和7年度に実施する市政世論調査には、この項目を立てていきたいということで、指標として入れています。現在は、物差しとなるものがありませんので、数値を入れていない状況となります。

    (山下委員)指標の7点目、8点目については、第六次羽村市長期総合計画の基本計画に掲げる他の5つのコンセプトとの整合性を図り、まちづくりの指標では記載せず、今後、基本計画に基づき毎年度策定する実施計画に数値目標を示すとともに公表し、着実に進めていくという理解でよろしいですか。

    (事務局)その通りです。

    (山下委員)実施計画とは、どのような計画なのか教えてください。

    (事務局)実施計画は、個別事業の具体的な内容や予算規模、目標値を示したもので、次年度の当初予算の予算案と合わせて、公表しています。

    (新岡委員)指標の1点目から6点目について、市民満足度を指標として活用することは、他の5つのコンセプトとの整合性は図れているのでしょうか。

    (事務局)他の5つのコンセプトにも同様に市政世論調査の市民満足度を指標として掲げており、整合性は図れています。

    (山下委員)市政世論調査について、アンケートの質問項目は市民にとって判断しづらい内容であると思われますので、判断材料となる事例や実績を市民に示した上で、回答を得た方がよいと思います。

    (事務局)令和7年度に市政世論調査を実施する上では、判断材料になるような資料の提供等も考えていきたいと思います。

    (山下委員)実施計画については、毎年検証を行い、結果についても公表していくのはいかがでしょうか。

    (事務局)実施計画の進捗、実績の公表については、現在も進行管理を行い、評価結果を公表しています。また、令和4年度を始期とする第六次長期総合計画では、評価の仕組みについて、見直しを図っていくことを検討しています。


    (2)答申(案)について

    (金子会長)次に、議事の「(2)答申(案)について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。


    <事務局より「(2)答申(案)について」説明>


    (金子会長)ご意見、ご質問等はありますか。

    (各委員)特になし


    (3)その他

    (金子会長)次に、議事の「(3)その他」についてですが、議事全般に渡り、ご意見、ご質問等はありますか。最後の審議会ですので、感想もお伺いしたいと思います。

    (松田委員)羽村市自然休暇村や水上公園は廃止となっており、羽村市全体的に子どもたちの楽しみが減っていると思います。財政難であることから仕方のないことなのかもしれませんが、廃止せずに、お金をかけずに継続していくことは難しいのでしょうか。

    (事務局)これまで多かった税収が少なくなっており、限られた財源の中で、行財政運営を行うことは非常に難しいところであります。子どもたちが、未来に向かって楽しく、羽村市の中で成長していくには、どうしたらいいのかということは、非常に重要な視点であります。どういったものをこれから見直していかなければいけないのか、廃止する事業等については、市民と意見交換をさせていただき、決めていく必要があると考えています。

    (松田委員)羽村市全体の施設の使用料が安いと感じます。使用料の値上げについても、検討してよいと思います。

    (事務局)使用料の見直しは、時代の変化とともに必要となります。さまざまなサービスを存続できるよう、使用料の見直しは、定期的に諮問している使用料等審議会で議論を深めた上で決めていきたいと考えています。使用料等の検証を行う使用料等審議会は、令和5年度の開催を予定しています。

    (太田委員)本審議会の委員を務めることで、羽村市の財政が大変な状況であるということを把握しましたが、財政状況が厳しいことを一般市民は知らない人が多いと思います。公共施設の総量の削減や、補助金の見直しについては、市民が納得する説明をしなければならないと思いますので、市の広報紙等で財政状況が厳しいことを周知する必要があると思います。また、公共施設の使用料については、使用料の値上げよりも、職員がホスピタリティを持ってサービスを向上させることで、利用率を上げて歳入確保に繋げてほしいと思います。

    (事務局)市民の皆さんと財政状況を共有することは、非常に重要であり、現在は、広報はむらなどでお知らせしています。また、公共施設の使用料については、まずは利用率の向上に努めた上で、適正な使用料について検討していきたいと思います。

    (寺島委員)私も審議会に参加したことで、羽村市の現状を知った状況です。羽村市は財政が豊かなイメージがあるので、市民に現状を知ってもらうことは、必要なことであると思います。行政だけではできないこともあることから、事業者も含めて一緒になって考える機会があるといいと思います。

    (宮里委員)市民が財政状況を理解することは、とても必要なことと思っていますが、財政状況が厳しいことだけを聞くとネガティブになってしまいますので、ポジティブな提案も一緒に提示できればいいと思います。

    (山下委員)私も本審議会に参加するまでは、羽村市は裕福な自治体という先入観がありましたが、深刻な状況であると改めて認識しました。事務局では、経常収支比率を95%にすることや、基金残高を増やすことについて、強い意志を持って進めていることがわかりましたので、感銘を受けた次第です。重点的に守っていく部分、伸ばしていく部分といったメリハリのある政策を考えていただき、市民を巻き込みながら、非常に難しい課題に取り組んでいってもらいたいと思います。

    (新岡委員)現在、産業振興計画懇談会にも携わっており、羽村市内の農業、商業、工業、観光をどのように良くしていくか、議論している最中です。長期総合計画の考え方の中で、行政改革審議会と産業振興計画懇談会でリンクしている部分について、良い形で発信していくことで、より前向きな流れになると感じました。

    (櫻井副会長)この審議会では、鋭い意見、深い意見を聞くことができ、私自身も勉強になりました。素晴らしい意見が集まり、この自治体運営の方針が上手く市の行財政運営に活かされ、効果がでることを願っています。

    (金子会長)委員の皆さんには、毎回、それぞれのお立場から忌憚のない大変有意義で貴重なご意見を多数頂き、感謝申し上げます。今回の答申が、羽村市の行財政運営に役立てられることを願っております。


    (金子会長)以上で、本日の議事等はすべて終了しました。ご協力ありがとうございました。進行を事務局へお返しします。


    3 その他

    (事務局)今後のスケジュールについて報告します。答申については、今回の自治体運営の方針について、ご意見をいただいた部分の修正など、内部の検討委員会で内容を整理させていただきます。軽微な修正等を行う場合には、金子会長、櫻井副会長と調整させていただき、後ほど皆さんに報告させていただきます。内容に関わる大きな修正等が入った場合には、メール等で皆さんに意見を伺い対応させていただきます。答申の日程については、金子会長、櫻井副会長とスケジュールの調整をさせていただき、市長に答申書を提出いただきます。後日、皆さんに答申書の写しを郵送させていただきます。自治体運営の方針は、第六次長期総合計画に包含することとしており、長期総合計画についても、現在、同時に審議が進んでいますので、年内を目途に長期総合計画審議会から答申が提出される予定であります。答申を受け、1月中には市民の皆さんから意見をいただくパブリックコメントを行い、それを踏まえて、今年度中に長期総合計画を策定してまいります。策定後には、計画書本体も、提供させていただきます。

    最後になりますが、企画総務部長の高橋からお礼の挨拶をさせていただきます。


    (事務局)皆さん、半年近くにわたり、5回にわたって審議会にご尽力いただき大変ありがとうございました。皆さんからは活発な意見、審議をいただきまして、大変参考になりました。今後の行財政運営に活かしてまいりたいと考えております。大変ありがとうございました。


    (事務局)以上で会議を終了とさせていただきます。皆さん、大変ありがとうございました。

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