表題の件につきまして、5月13日付で防衛省北関東防衛局から情報提供がありましたのでお知らせします。
今回の情報は、4月22日付、4月28日付及び5月6日付で受けた防衛省北関東防衛局からの情報提供に係る追加情報です。
横田基地広報部から情報提供がありましたので、以下のとおりお知らせいたします。
(情報提供内容)
標記について、横田基地広報部から情報提供がありましたので、以下のとおりお知らせいたします。
また、これを受けて、当局局長から横田基地司令官に対し、演習の実施に当たっては、安全対策に万全を期するとともに、可能な限り、運用差し控え時間帯の飛行を回避し、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう、改めて特段の配慮を申し入れております。
Beverly Morning 22-01
令和4年5月9日(月曜日)から同年5月13日(金曜日)
通常の運用時間帯(午前6時00分-午後10時00分)の範囲で実施予定
迅速機敏戦闘展開(ACE)と重大事故即応演習(MARE)の訓練を実施予定
(参考)
・PAS(Public Address System):パブリック・アドレス・システム
以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報を行なう。
・バッシュキャノン(Bash Cannons):滑走路上の鳥を追い払うための、疑似音を出す装置
・GBS(Ground Burst Simulator):グラウンド・バースト・シミュレーター
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。
北関東防衛局から米軍に対し、本演習の実施に当たっては、安全対策に万全を期すとともに、日米合同委員会合意を遵守し、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう配慮を申し入れた。
横田基地周辺市町基地対策連絡会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長及び横田防衛事務所長に対して、以下のとおり、令和4年4月27日に口頭要請を行いました。
令和4年4月22日に、北関東防衛局から、「本年5月8日から15日まで、横田基地で「Beverly Morning 22-01」演習を行う。この演習は、複数の三沢基地所属戦闘機による迅速機敏戦闘展開(ACE)並びに重大事故即応演習(MARE)の訓練である。現在、日曜日及び通常運用時間帯(午前6時から午後10時)外の飛行運用は予定していないが、訓練期間前後及び訓練中は航空機騒音の増大が見込まれる。」との米軍からの情報が、基地周辺自治体に提供されました。
横田基地は、人口が密集した市街地に所在しており、周辺住民は、日頃から昼夜を分かたぬ航空機騒音に悩まされるとともに、事故への不安も抱えています。この上、横田基地本来の機能と異なる訓練が実施され、周辺住民の生活環境がさらに損なわれることを容認することはできません。
戦闘機による訓練が実施されることは、周辺住民の感情悪化を招くばかりでなく、ひいては、日米友好関係にも悪影響を及ぼしかねないと懸念しています。
貴職におかれましては、このような状況を十分認識され、昼夜を問わず、横田基地における戦闘機による訓練を実施しないよう、強く要請します。
(*)国に対しては「貴職におかれましては、このような状況を十分認識され、昼夜を問わず、横田基地における戦闘機による訓練を実施しないよう、米軍に申し入れることを強く要請します。」と要請
(*)口頭要請は、4月22日付で防衛省北関東防衛局から情報提供された内容を基に行っており、4月28日付の同局からの情報提供で、訓練日程等が変更になっています。