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    第4回羽村市地域福祉計画審議会 会議録(第六次羽村市地域福祉計画)

    • 初版公開日:[2023年09月11日]
    • 更新日:[2023年9月11日]
    • ID:17992

    第4回羽村市地域福祉計画審議会 会議録

    日時

    令和5年7月26日(水曜日)午後7時から8時26分

    会場

    羽村市役所4階 特別会議室

    出席者

    会長 市川康浩、副会長 岡﨑久枝、委員 佐藤美知子、榎戸勇也、大内健史、大庭正宏、足立正治、橋本庸明、中土善雄、松崎博満、梅山政尚、中野秀之、矢部要、中野修、橋之口律子、柴田恵子、池田和生、鈴木由希

    欠席者

    委員 関口英代、中山暢子

    議題

    1. 報告

    (1)  第3回審議会会議録の確認について

    (2)  参考資料について

    2. 議事

    (1)  地域福祉計画の基本的な考え方について

    (2)  地域福祉計画の施策内容について

    3. その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 第4回羽村市地域福祉計画審議会 会議次第
    • 【資料1】第3回羽村市地域福祉計画審議会 会議録
    • 【資料2】基本理念(案)
    • 【資料3】基本目標(案)
    • 【資料4】地域福祉計画の施策内容
    • (参考資料1)成年後見制度に係るデータ
    • (参考資料2)地域福祉計画と他の計画との関係
    • 第2期羽村市子ども・子育て支援事業計画(概要版)

    内容

    1. 報告

    (1) 第3回審議会会議録の確認について

    (議長) では、はじめに、報告の1項目め「第3回審議会会議録の確認について」である。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) 会議録について事前にご確認いただき、期日までに修正の申し出はなかった。これでよろしければ、市公式サイト等で公表したい。

    (議長) 本件について、この内容でよろしいか。

    それでは、事務局において、会議録の公開を進めるようお願いする。

     

    (2) 参考資料について

    (議長) 次に、報告の2項目め「参考資料について」である。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) (参考資料1、参考資料2により説明)

    (議長) 本件について、ご意見、ご質問等はあるか。

    (委員) 参考資料1より、羽村市では、社会福祉協議会の相談窓口が機能していると推察する。また、全国の推移、東京都の推移からも、成年後見制度の利用支援については重要であると捉えられる。よって、本計画にも盛り込むべき事項であると考える。

    (議長) その他、ご意見、ご質問等ないようなので、これで質疑を打ち切る。参考資料については、審議の参考としていただきたい。

     

    2. 議事

    (1) 地域福祉計画の基本的な考え方について

    (議長) 議事の1項目め「地域福祉計画の基本的な考え方について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) (資料2、資料3により説明)

    (議長) 本件について、ご意見、ご質問等はあるか。

    (委員) 資料3、基本目標(案)の「(5)地域で安心して暮らせるまちづくり」について、(1)から(4)でも共通してまちづくり、であるため、文言としては「まちづくり」ではなく、「体制づくり」なのではないか。市民に理解しやすくなるよう、大きく括らず、「(5)地域で安心・安全な暮らしを支える体制づくり」を提案する。他委員のご意見を伺いたい。また、「(3)地域における助け合い、支え合いのしくみづくり」についても、(1)から(5)でも共通して地域におけるものであるため、「地域における」という文言は不要なのではないか。具体的には、「(3)地域を支える自助、共助、公助のしくみづくり」を提案する。基本目標については、共通して市民に浸透しやすい、具体的にわかりやすい文言を使用する必要があると考える。

    (事務局) 具体的な提案について、他委員の意見を伺いながら策定を進めて参りたい。

    (委員) 資料3、(3)の「地域における」という文言を変更することについて賛成する。理由としては「地域における」という文言を入れると、羽村市における更に細分化された地域、と捉えてしまう可能性があるためである。

    (委員) 資料3、(3)の「地域における」という文言を変更することについては賛成する。また、第3回審議会において、町内会の加入率が低下しているため、学校区といった新しい区分での活動、という案が出たが、そこについては(案)には反映されていないように感じる。どうなっているか。

    (事務局) 町内会・自治会については、今後も地域において欠かせないものであると考える。また、新しく学校区という区分での活動については、今後の検討事項であるため、今回お示しした基本目標(案)には組み込んでいない。

    (委員) 何かしら検討し、そういったニュアンスの文言を組み込んだ方が良いのではないか。

    (事務局) 本計画において、「重層的」な支援体制の構築が重要であると考える。切れ目のない支援を目指す過程において、地域参加が必要不可欠である。確かに、ご意見があるように、地域における協力体制が厳しい状況になっており、新しい区分という提案も理解できるが、まずは今ある関わりの維持、強化を進めて参りたいと考える。

    (委員) 今ある町内会・自治会の役割については、もちろん重要であると考えるが、第3回審議会において、その加入率が低下しているため、新しい何かが必要なのではないか、という審議があった。よって、今ある関わりの維持、強化も重要であるが、さらにプラスアルファとして、新たな関わりを検討することを提案する。

    (議長) 今出たご意見について、再度事務局で検討するようお願いする。

    (委員) 先ほど(3)において、自助、共助、公助の文言について意見が出たが、そちらについては賛成する。具体的に文言を入れることについて意見を伺いたい。

    (委員) 地域を支えることについて、自助、共助、公助は必要不可欠であると考える。よって、具体的に文言を入れたいと考える。

    (委員) 何でも公助に頼るのではなく、まずは自分たちでやってみる、ということが大切であるため、具体的な文言について入れる必要があると考える。

    (事務局) 他の計画の施策との兼ね合いも踏まえ、今後も必要に応じて検討していく必要がある。よって、現段階では変更の決定はできないと考える。今後審議が進み、基本目標に振り返って変更が必要であれば、再度検討を提案させていただきたい。

    (委員) 自助、共助が大切であることは理解できる。しかし、地域福祉計画において、自助、共助を求める、ということについては個人的には疑問を覚える。また、(3)の説明において、社会福祉法人が記載されていないため、入れた方がいいのではないかと考える。

    (事務局) 社会福祉法人の記載については、入れる方向で検討する。また、自助、共助、公助の記載については、今後の審議に応じて再度検討を提案させていただく。

    (委員) 資料3、資料4の内容も踏まえ、自助、共助の文言を入れるべきであると考えた。

    (議長) 自助、共助、公助の文言については、今後の審議の進捗において、再度検討していくことでよろしいか。

    (各委員) (異議なし)

     

    (2) 地域福祉計画の施策内容について

    (議長) 次に、議事の2項目め、「地域福祉計画の施策内容について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

    (事務局) (資料4により説明)

    (議長) 本件について、ご意見、ご質問等はあるか。

    (委員) 事務局より施策内容について、次回、第5回審議会においてブレイクダウンしていくとの説明があったが、その際は各所管課長等からの説明があるのか。

    (事務局) お見込みの通り、各所管課長が次回、第5回審議会に出席し、説明するよう考えている。

    (委員) 資料4の基本目標5の(2)について、第六次地域福祉計画で新たに加えられた事業であるため、具体的な内容がわからない。事務局より、次回、第5回審議会で詳細について説明があると伺ったが、ぜひ組み込んでほしい内容について、あらかじめ意見を述べたい。(2)の1つ目、再犯防止に関する支援については3項目を挙げたい。1つ目は、対象者のための就労支援や住居支援である。対象者とは、保護観察の対象者という意味で、少年の場合は保護観察処分を受けた少年、少年院を仮退院した少年、その他には仮釈放者、保護観察付きの執行猶予者等が対象者となる。その者たちの就労支援としては、相談支援の充実、協力雇用主の開拓等がある。住居支援としては、公営住宅、セーフティネット住宅、更生保護施設等の紹介等がある。2つ目は、高齢・障害者の対象者に対して、保健医療や福祉サービスの利用の促進のための取組みを挙げたい。3つ目は、最近再犯が増加しており、特に薬物依存の対象者に保健医療や福祉サービスの利用の促進のための取組みを挙げたい。次に、(2)の2つ目、関係機関への支援と連携強化については、2項目を挙げたい。1つ目は、学校等と連携した修学支援の実施等のための取組みを挙げたい。2つ目は、学校以外の関係機関との支援・連携を挙げたい。就労支援から薬物依存者まで支援連携機関は、非常に異なる。次に、(2)の3つ目、再犯防止に関する広報・啓発活動の推進については、3項目を挙げたい。1つ目は、民間協力者の活動の促進等、広報・啓発活動の推進の取組みを挙げたい。2つ目は、再発防止に関する広報・啓発活動の推進を挙げたい。3つ目は、国、民間団体等との連携強化のための取組みを挙げたい。

    (議長) 今のご意見を受けて、現状で事務局からあるか。

    (事務局) 今あったご意見を参考にして、次回の審議会でお示ししたい。

    (委員) 資料4、基本目標5、(3)災害時の支援体制の整備、について事務局にお尋ねしたい。これは、羽村市地域防災計画と関連してくるという理解で良いか。

    (事務局) お見込みの通りである。

    (委員) 資料4、基本目標1、(2)生活困窮者支援の充実の1つ目、生活困窮者自立支援制度の充実について、国が定めている法に基づくということか。また、それ以外に何か制度があるということか。

    (事務局) 生活困窮者自立支援法に基づいて相談支援実施体制を整えて参りたいと考える。

    (委員) 生活困窮者自立支援法は自治体に応じて必須事業、選択事業があると理解している。2つ目のフードバンク団体との連携による食糧支援については具体的に示しているが、1つ目は生活困窮者自立支援制度と記載するとかなり広義と捉えられる。あえて制度の充実とすると理解が薄まるのではないか。

    (事務局) 現在実施している事業を継続していくことを前提に、新たに需要に応じて事業を追加していくという意味で施策として記載している。

    (委員) それでは、制度の充実という記載ではないと考える。事務局で検討し、次回以降お示しいただければと考える。

    (委員) 資料4、基本目標1について、子どもの貧困対策を組み込んでいただきたい。子どもの貧困対策については、全国的な問題になっており、貧困の連鎖が子どもの就学、就労の選択肢を狭めている現状がある。もちろん、子ども・子育て支援事業計画でも挙げられているが、地域福祉計画についても、上部計画として子どもの貧困対策を挙げ、子ども・子育て支援事業計画との整合性を図ることが必要であると考える。実際に、現在も子どもの学習支援事業等は実施しているが、これは子どもの貧困対策と関係している。第五次地域福祉計画の中でも、内容としては子どもに関する事業は盛り込まれているが、施策名として子どもという言葉がない。第六次地域福祉計画においては、施策名として子どもという言葉を盛り込んでいただきたい。

    (事務局) いただいたご意見を踏まえ、次回の審議会でお示しできるよう検討したい。

    (委員) 資料4、基本目標1、(2)生活困窮者支援の充実において、障害者も含めた内容を検討いただきたい。また、基本目標5、(1)、4つ目の消費者被害の防止についても、障害者も含めた内容で検討いただきたい。

    (事務局) いただいたご意見を踏まえ、次回の審議会でお示しできるよう検討したい。また、資料4、基本目標5、(1)、4つ目の消費者被害の防止については、障害者だけでなく、高齢者も含めた事業内容を検討している。

    (委員) 資料4、基本目標3、(1)地域での見守り・助け合いの促進について、前審議会でも意見が挙がったが、個人情報の開示が難しいという現状を踏まえて、何か具体的な施策をお示しいただきたい。

    (事務局) 地域の見守りに関しては、ご意見いただいたように現状個人情報というところが壁になっていることは理解している。しかし、見守りの方法については少しずつ変化しており、例えば新聞配達業者や宅配業者と市が協定を組み、見守りを実施している等が挙げられる。もちろん町内会・自治会の見守りの必要性も理解している。また、地域でも隣人から市役所に連絡をいただくこともある。時代の変化で見守り方法も変化しており、ICTの利用等も挙げられる。個人情報の開示については、個人の考え方もあるため、見守りに関しては今後検討を重ねていき、その際はご意見をいただければと考える。

    (委員) 事務局で回答いただいた内容については理解できる。しかし、行政側は各事業所、市民からの情報が集約されるが、一町内会の立場で考えると、少しでも情報が降りてくることが求められている。今後具体的な施策について、検討いただきたい。

    (委員) 事務局へ3つ伺いたい。1つ目は、資料4、基本目標1、(2)、2つ目のフードバンク団体との連携による食糧支援について、所管課の生活環境課からの申し出で入れたのか。2つ目は、(3)保健・医療機関との連携について、公立福生病院では診ることができないものについて充実するという意味か。また、平日夜間急患センター事業については、夜間公立福生病院で診きれないものについて対応するという意味か。3つ目は、基本目標3、(1)の見守り活動の推進について、町内会は加入率によって違うが、自身の町内会では避難行動要支援者リストがある。それについても問題がある。その件について解決しないと、いくら地域に情報が来ても地域では掌握しきれないという問題がある。

    (事務局) 1つ目については、生活環境課だけでなく社会福祉課も窓口となっている。3つ目の、避難行動要支援者リストについては、今後個人計画の作成をしていく予定と伺っている。それにより、見直しが進んでいくと考えている。2つ目については、現在検討中である。現在お示ししている施策内容については、今後変更になる可能性がある。ただし、平日夜間急患センターについては一次医療の対応である。公立福生病院の役割については今後検討し、状況により修正が入る可能性がある。

    (委員) 1つ目のフードバンク団体との連携による食糧支援については、個人的に問題があると考える。充実するよう、検討いただきたい。

    (委員) 資料4、基本目標4、(2)地域福祉の担い手づくり、について、その対象に子どもを入れてほしい。子どもたちが地元を大切にすることが、羽村市の将来を決めていくと考える。子どもたち自身が、羽村市を担っていく、盛り上げていくという自覚を持つことが、羽村市の明るい未来に繋がると考える。

    (事務局) 現在も、中学生等が夏休みにボランティア活動を行っている。また、羽村市防災訓練においても、活動に参画している。そういったことを踏まえて、これからも子どもたちに地域福祉の担い手としての自覚が芽生えるよう、施策に組み込んでいきたいと考える。

    (委員) 事務局に2点伺いたい。1点目は、資料4、基本目標2、(1)、3つ目の地域包括ケアシステムの深化について、あえて深化という文言を使用した経緯について伺いたい。2点目は、本計画において、孤独・孤立対策推進法との関連、関係について伺いたい。

    (事務局) 1点目の地域包括ケアシステムについては、高齢福祉介護課の所管となる。現状、介護福祉サービスについては比較的充実してきていると言われている。そのため、本計画においては、そのサービスに深み、厚みを出す、という意味合いで深化という文言を使用する提案をさせていただいた。また、高齢者福祉計画においても同様の文言を使用している。2点目は、資料4、基本目標1、(1)の1つ目、重層的支援体制整備に向けた取組みの推進、に関連、関係していると考える。今後具体的な施策について検討し、お示ししていきたいと考えている。

    (委員) 1点目について、他の計画でも、例えば充実、推進といった文言が多く、あまり深化という文言は聞かないため、質問させていただいた。2点目については、法律が制定されているため、その関連、関係については検討していく必要があると考える。

    (委員) 本計画において、外国籍の方について記載がないが、外国籍の方については、どのように考えているか伺いたい。

    (事務局) おっしゃる通り、外国籍の方も本計画において組み込んでいく必要があるため、今後検討していきたいと考える。

    (議長) 委員の皆様から多くのご意見をいただいた。地域福祉計画の施策内容については、次回も引き続き審議するということなので、今回いただいたご意見等について、事務局の方で検討するようお願いする。

     

    3. その他

    (議長) 以上で、予定していた議事は全て終了とする。「3 その他」として、事務局から、何かあるか。

    (事務局) 事務局からの連絡は特にない。

    (議長) その他に委員の皆様から何かあるか。

    (委員) (はむらいい市場について説明)

    (議長) 他に皆様から何かあるか。

    特にないようなので、これで第4回の審議会を閉会させていただく。皆様のご協力大変ありがとうございました。