羽村市家庭教育セミナーとは
子どもが家庭で学ぶことは、これからの社会を生きていく力の基礎となります。基本的な生活習慣、人に対する信頼感や思いやり、基本的倫理や社会的なマナーを身につけるために、家庭は重要な役割を担っています。
羽村市では、子どもの健全な育成に大きな影響を及ぼす家庭教育のあり方について、羽村市小・中学校のPTAと連携してテーマを決定し、共催で家庭教育セミナーを開催しています。
家庭教育セミナーは、子育てをしている皆さん、学校の先生方、地域の方々が課題を共有し、一緒に学ぶ場です。
令和5年12月10日(日曜日) 午後1時30分から3時30分 (受付:1時から)
コミュニティセンター 3階ホール
「うちの子勉強しないんですけど」への処方箋
子育ての悩みで最も多いのが「子どもが勉強してくれない」というもの。教育熱心な親ほど余計なことをして親子関係が険悪になり、苦悩を抱えているケースが非常に多いそうです。
「自ら勉強する子」とは、人に言われなくても行動できる子のこと。つまり、子どもの自立心を育むためには、成長段階に応じて、少しずつ手を放していくことが重要なのです。
子育てのステージを「動物」にたとえて、「動物園型」「牧場型」「サバンナ型」に分類して、はじめは親が全てのお世話をする「動物園型」で育て、子どもが行動するようになれば「牧場型」に、そして子どもが巣立つときは「サバンナ型」と、成長に応じて移行していくことが大切です。
教育熱心な親ほど「動物園型」から「牧場型」に切り替えることができず、子どもの自立を妨げる傾向にあるといいます。子どもの生まれ持った個性や才能を最大限に活かすためには、親が少しずつ手を放していくことに必要な考え方や具体的なやり方を本セミナーでは解説します。
石田 勝紀 (いしだ かつのり) 氏
一般社団法人 教育デザインラボ代表理事
1968年、横浜市生まれ。20歳で学習塾を起業。これまで4000人以上の生徒を直接指導する傍ら、講演会、セミナーなどを通じて5万人以上の子どもたちを指導してきた。35歳で、都内私立中高一貫校の常務理事に就任し、経営、教育改革を実践。現在は「日本から勉強嫌いな子をひとり残らずなくしたい」という信念のもと、1万人のママさんが参加した「Mama Café」を主宰。『東洋経済オンライン』での人気教育連載コラムは、累計1.2億PVを記録している。
主な著書に『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』『同じ勉強していてなぜ差がつくか?』『子育て言い換え事典』『子どものやる気の引き出し方(新刊)』はじめ、全25冊出版している。
令和5年10月19日 NHK総合テレビ 「所さん!事件ですよ」 子どもの教育をどう支える?親たちの葛藤 に出演
小学生・中学生の保護者、学校関係者、子育てや地域の見守りに携わる方
お子さんの参加はご遠慮ください。(講演内容がお子さんへのアプローチ方法について話すため)
11月10日から、電話、ゆとろぎ窓口で申し込みください。(電話・ゆとろぎ窓口は、申込み期間中の午前9時から午後8時まで受け付けています。)
羽村市立小・中学校PTA連合会
羽村市教育委員会