羽村市の選挙啓発活動について（出前授業）

羽村市選挙管理委員会事務局では、啓発活動の一環として、市内の学校で選挙に関する出前授業を実施しています。

令和6年3月21日（木曜日）に、都立羽村高等学校の2年生（151名）を対象とした出前授業を実施しました。

出前授業では、選挙の仕組みや意義についてクイズ形式を取り入れた講義やDVDを視聴し、正しい知識を得て近い将来の投票行動につながるような内容としました。

その後、空き地の利活用を争点とした選挙を想定し、候補者の演説動画を視聴のうえ、模擬投票を実施し、実際に選挙で使用する投票箱や記載台等を用いて、投票から開票までの流れを体験してもらいました。また、各クラスの選挙管理委員の生徒による開票作業も行いました。計数機を用いて票の枚数を数えたり、票の有効・無効を判断する考え方には、生徒の皆さんも驚かれていました。

授業後にアンケートを行ったところ、多くの生徒が選挙制度や投票方法について理解できた、また、18歳選挙権によりこれから初めての選挙を迎えるに当たり、約77%の生徒が投票に行きたいとの回答でした。その他、講座を受講し、選挙について学べた、選挙の一票が大事なことが分かった等の感想があった一方で、少数ではありましたが、難しくて分かりづらいとの感想も寄せられました。今回寄せられた意見を踏まえて、より分かり易い授業となるよう工夫し、投票に行きたいという生徒が100％となることを目標に取組みを進めていきます。

最後に…

選挙権は、18歳以上の全日本国民に与えられた平等な権利です。私たちの生活や社会をよくするためには、日本の未来を担う若い世代の投票が不可欠です。出前授業を受講した2年生の中には、今年の7月7日（日曜日）に執行予定の東京都知事選挙で投票できる方もいらっしゃると思います。今回学んだことを忘れず、18歳になったら、ぜひ選挙に行って投票してくださいね！