表題の件につきまして、令和6年10月10日付で防衛省北関東防衛局から情報提供がありましたのでお知らせします。
また、横田基地周辺市町基地対策連絡会では、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、防衛省北関東防衛局長、横田防衛事務所長に対し、口頭要請しましたので、併せてお知らせします。
令和6年10月10日(木曜日)に北関東防衛局から「令和6年10月15日(火曜日)から同年10月25日(金曜日)までの横田基地における演習の実施等について、土曜日・日曜日を含む24時間体制で行い、航空機の運用や、PASの使用に加え、GBSを使用する場合がある。この他、10月21日(月曜日)、22日(火曜日)にいずれかのゲートで約60分間の計画的なゲート閉鎖がある。また、演習期間全体を通じて、断続的なゲート閉鎖の可能性がある」との情報提供を受けた。
従前より、当連絡会からは、土曜日、日曜日、日本の祝日等において、航空機の飛行等による騒音を発生させないことや、通常の運用時間帯以外での訓練を極力実施しないよう求めてきた。
夜間早朝に行われる航空機の運用やPAS等の使用による騒音は、健康被害や不安の増大につながるとともに、横田基地周辺の住民の睡眠等を妨げるなど、その影響は非常に大きなものである。
こうした周辺住民の生活環境への影響を踏まえ、次のとおり要請する。(注意)
○ 当該期間には、土曜日、日曜日が含まれていることから、騒音の発生について特に配慮すること。
○ 市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
○ 夜間早朝に航空機の運用やPAS等の使用を行わないこと。
○ 通常の運用時間帯以外での訓練を極力実施しないこと。
○ 使用する航空機においては、安全対策の徹底を図り運用すること。
○ 周辺住民への不安軽減を図るため、特に、通常の運用時間帯以外で実施される騒音を伴う訓練については、その詳細な日時等について情報提供を行うこと。
○ ゲート閉鎖に伴う周辺道路への混雑等の影響が出ないよう、努めること。
(注意)国に対しては、「貴職に置かれては、こうした周辺住民の生活環境への影響を踏まえ、次のとおり米軍に改めて申し入れを行うよう要請する。」と要請。