令和6年7月24日(水曜日) 午前10時00分から午前11時15分
市役所 4階 特別会議室
会長:橋本弘山
委員:野島信樹(代理)、佐々木昇平、中村駿木(代理)、渡部裕之、田代義昭、櫻井浩昭(代理)、加藤大亮(代理)、小林宏子、儘田文雄、高橋誠、小髙城司、市川二三男、羽村伊左雄、三浦利信、永井英義(代理)、村垣隆司、花井昭典、森山祐二、池田敦(代理)、児玉大藏、松下記代一、小澤修(代理)、市川康浩、鈴木雅代 会長含め計25名
委員:池上大、松田直樹、吉田英彰 計3名
1 開会
2 会長(市長)あいさつ
3 委員紹介
4 審議事項
(1)羽村市地域防災計画の修正について
・羽村市地域防災計画(令和6年修正案)の概要について
・羽村市地域防災計画(令和6年修正案)について
5 その他
(1)羽村市地域防災計画修正スケジュールについて
6 閉会
なし
配布資料
資料1 羽村市防災会議委員名簿
資料2 羽村市地域防災計画(令和6年修正案)の概要
資料3 羽村市地域防災計画(令和6年修正案)
資料4 羽村市地域防災計画修正スケジュール
資料 防災マップはむら・洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ
資料 「羽村市防災会議条例」「羽村市防災会議傍聴に関する定め」
1.開会
(事務局) 配布資料の確認、会議録の作成及び取扱い、傍聴(傍聴者なし)について説明
2 会長(市長)あいさつ
市では、震災や風水害等の災害から市民の皆様の生命、身体、財産を保護することを目的として、「羽村市地域防災計画」を定め、さまざまな防災対策を推進しております。この地域防災計画は、災害対策基本法の規定により、「防災会議」が作成するものとされており、令和5年3月に、関係防災機関や現状を踏まえた見直しを行いました。今年度については、令和5年に修正された東京都地域防災計画(震災編)との整合を図るとともに、令和3年以降の台風や大雪時の市の対応にも則しながら修正を行っております。
本日は、関係機関と調整し、まとめた修正案について御審議していただきます。
修正箇所が全編に及ぶことから、効率的な進行に努めますので、皆様の御協力をお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
3 委員紹介
(事務局) 資料1「羽村市防災会議委員名簿」に基づき、全委員を御紹介させていただきます。
(委員紹介あり)
それでは、早速ですが、ここからは、羽村市防災会議条例第3条第3項により、議事進行を会長にお願いいたします。
4 審議事項
(1)羽村市地域防災計画の修正について
(会長) 事務局より、羽村市地域防災計画(令和6年修正案)の概要及び羽村市地域防災計画(令和6年修正案)についての説明を求めます。
(事務局) 「資料2」により、羽村市地域防災計画(令和6年修正案)の概要及び修正に至る経緯について説明「資料3」により、羽村市地域防災計画(令和6年修正案)、「第1部 総則」について説明
(会長) 「第1部 総則」の説明について、意見・質疑等ありますか。
(委員) P.1-21に、災害時の業務が記載されているが、防災訓練に参加していくことなのか、自衛隊だけで何かやっていくものなのかお聞きしたい。
(事務局) 各関係機関からの御意見を反映したものなので、部内において御確認ください。
(会長) ほかに御意見等ありますか。
(委員) 意見・質疑等なし。
(会長) 次に事務局より、「第2部 震災対策」についての説明を求めます。
(事務局) 「第2部 震災対策」についての説明
(会長) ただ今の説明について、意見・質疑等ありますか。
(委員) P.2-114に、配備態勢の表があるが震災第二非常配備態勢の項目、活動態勢の文書が震災非常配備態勢となっているので、震災第二非常配備態勢に修正してもらいたい。また、不要な罫線が入っているので削除いただきたい。
(事務局) 修正します。
(会長) ほかに御意見等ありますか。
(委員) P.2-38、指定避難所収容人数とP.1-52、羽村市における想定被害の避難者数の差について、市ではどのように考えているのか。
(事務局) 指定避難所のスペースには限度があるため、民間との協定の締結で避難場所を確保したり在宅避難の啓発や市外への広域避難なども含めて、差の解消に努めていく考えです。
(会長) ほかに御意見等ありますか。
(委員) P.2-127に、水道の被害が生じないように耐震対策を進めていく必要があるとの記載があるが、能登半島地震では、上水道が壊滅的被害を受けたことで、復旧に時間がかかり、帰宅困難な状況にもつながっている。羽村市では、被害想定において断水率がどれくらいを想定しているのか。
(事務局) P.1-51に、立川断層帯地震の被害想定を掲載していますが、上水道の断水率は67.1%となっています。東京都の小作浄水場からの給水などの支援をいただきながら、別に水道施設の復旧に関する協定も締結しており対応していきたいと考えております。
(委員) 復旧が長期にわたる場合もあるため、今回の見直しにあたっては、能登半島地震の課題を踏まえて、対策として不足する部分がもしあれば内容を組み入れたらよいと思う。
(会長) ほかに御意見等ありますか。
(委員) 意見・質疑等なし。
(会長) 次に事務局より、「第3部 災害(震災)復興計画と第4部 南海トラフ地震防災対策」についての説明を求めます。
(事務局) 「第3部 災害(震災)復興計画と第4部 南海トラフ地震防災対策」についての説明
(会長) ただ今の説明について、意見・質疑等ありますか。
(委員) 意見・質疑等なし。
(会長) 次に事務局より、「第5部 風水害対策」と「第6部 その他災害対策」、「資料編」についての説明を求めます。
(事務局)「第5部 風水害対策」、「第6部 その他災害対策」、「資料編」についての説明
(会長) ひととおりの説明が終わりましたが、全体をとおして、意見・質疑等ありますか。
(委員) P.5-82に、福祉避難所の開設・運営があるが、風水害の場合、小中学校の指定避難所と一部の福祉避難所を同時のタイミングで開設する話を聞いているが、要配慮者だけでなく一般の人も避難し混乱することが想定されるが、どうなっているのか。また、そうであれば、記載内容を修正する必要があるのではないか。
(事務局) 福祉避難所は、小中学校の指定避難所が開設すると同時に開設することをお願いしています。同時開設は、風水害だけでなく、全ての災害において対象となります。また、記載内容については検討しますが、今後、福祉避難所の管理運営マニュアルを作成していくので、御意見を伺いたいと考えています。
(会長) ほかに御意見等ありますか。
(委員) P.2-127の、水道の耐震化についてお話がありましたが、断水率が67.1%と他と比べて高い数値になっています。前回の被害想定と比較して、10年で10ポイントしか向上しなかったわけですが、これは、羽村市が市単独で水道事業を行っており、安価で安心な水を提供してきたこともあり、耐震化にまで手が回らなかったという面があり、大きな課題であると認識しています。来年度から水道料金の改正を実施していく予定であり、耐震化を進めていく考えです。
また、P.2-168に、応援協力のフローがありますが、耐震化については、補助金の活用などをしながら対応をしつつ、災害時には、広域的な御支援をいただきながらカバーしていきたいと思っています。
(会長) 今、委員から話があったとおり、市としては、水道管の耐震化を進めていく考えですので、是非、御理解をいただきたいと思います。
(会長) ほかに御意見等ありますか。
(委員) 昨日、ガス施設に落雷があり被害が発生している。バックアップで圧を下げて対応しているので情報共有させていただく。
(会長) ほかに御意見等ありますか。ないようですので、この「羽村市地域防災計画(令和6年修正案)」について、いただいた御意見を踏まえて修正し、今後、意見公募手続きや東京都との協議などを実施していくこととして、御承認いただきたいと存じますが、いかがでしょうか。
(委員) 異議なし。
(会長) 以上で、本日予定いたしました審議事項は終了いたしました。委員の皆様方、誠にありがとうございました。進行を事務局に戻します。
5 その他
(1)羽村市地域防災計画修正スケジュールについて
(事務局) 事務局より、羽村市地域防災計画修正スケジュールについて、説明いたします。
(事務局) 「資料4」により、羽村市地域防災計画修正スケジュールについての説明。委員の皆様、何か御意見・御質問等ございますか。
(委員) 意見・質疑等なし。
(事務局) それでは、以上をもちまして、「令和6年度第1回羽村市防災会議」を閉会いたします。長時間にわたり御審議いただき大変ありがとうございました。