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    平成26年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • [2015年5月29日]
    • ID:7845

    平成26年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    日時

    平成26年11月25日(火曜日)午後2時00分~4時

    会場

    羽村市役所2階 203会議室

    出席者

    (会長) 伊藤保久、(副会長) 中野永久榮(委員)新井昭生、岩崎弘美安達和江、田村美世子、

    栗原悦男、下田壮、荻原清、西野礼子、瀧眞一、古谷浩明、山口ひとみ

    欠席者

    (委員) 野島セキ江、小作豊

    議題

    1.第1回審議会会議録の確認について

    2.平成25年度決算について

    3.平成27年度ごみ減量対策について

    傍聴者

    0人

    配布資料  

     ・  平成26年度第1回 羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    ・  資源及びごみの処理費歳入歳出決算等統計

    ・  指定袋手数料・廃棄物処理券 内訳他

    ・  使用済小型家電ボックスのチラシと回収状況

    ・  羽村市のごみ情報紙(No.15.1)

    ・  はむらの資源とごみー羽村市清掃事業概要(H26年度版)-

    ・ 資源リサイクルマニュアル(平成26年8月1日改訂版)

    会議の内容

    1 開会    (生活環境課長)

    2 会長挨拶  (伊藤会長)

    3 議題

    (1)  第1回審議会会議録の確認について 

    事務局より、補足説明(前回以降の経過報告等)

    (会長)第1回審議会会議録について質問はあるか。決算については、次の議題で取り上げるため、何か気付いたことがあれば後ほどでも良いので質問してください。

    (2)平成25年度決算について

     事務局より、配布した資料「資源及びごみの処理費歳入歳出決算等統計」について説明

    (会長)何か意見等はあるか。

    (委員)歳出欄のごみ処理に要する経費が、前年に比べかなり増額となっていますが要因は何か。

    (事務局)2千万円近い増額となっておりますが、これはリサイクルセンターの粗大ごみ破砕に投入する機械の購入費となっております。

    (委員)埼玉県寄居町への不燃物の搬入、処理を始めたとのことですが、その費用は平成25年度に含まれているのか。

    (事務局)寄居町への搬入は、本年6月から開始しております。このため、平成25年度決算にはこの搬入費用は含まれておりません。平成25年度までは、二ツ塚処分場での埋立処理となっております。これらは、陶磁器、ガラス、プラスチック等が混ざったもので、西多摩衛生組合で焼却処分ができないため、最終処分場での埋め立てとなっておりました。この焼却できないものを、寄居町にあるエコ計画という会社において、燃やせるものは燃やし、残りを人工砂としています。可燃分が2~3割で焼却残さが人工砂となります。また、コストは1トン当たり48,000円となっております。費用はかかっておりますが、資源化率は0.5%くらいですが上がることとなります。

    (委員)市でもPDCAを実施するとのことですが、年度計画値と実数がどうなっているのかも今回説明いただけると良かった。今回の回答は不要です。

    (事務局)次回の審議会で説明いたします。

    (委員)ごみ袋の販売数ですが、ごみ排出量が減っているのに、袋の販売数が増えているのはどうしてか。

    (事務局)非常に難しいことですが、確かに疑問に思われることです。平成14年に有料化を開始し、ごみ量の半減とまでは行きませんでしたが、ごみ量が減少し、グラフではアップダウンして見えておりますが、ほぼ安定期に入ってきています。その中でのごみ袋の購入枚数が増えています。有料化開始当時を思い出していただくと、みなさん、袋を引っ張って、パンパンに詰めて出されていたかと思います。その意思が今は無くなり、袋に余裕がありスカスカでも出してしまう方が増えたと考えています。本来であれば、ごみ量に合わせて、ひとサイズ小さい袋を使用していただければ良いのですが、従来のままの大きさの袋を使用されている。また、週2回出せるのを1回で済ますことはできますが、生ごみ等もあることから2回排出されていることもあるかと思います。経済的なインセンティブの働き方が弱まってきているようです。市から分別をお願いし、市民の方がそれに応えてくださって、ごみ量は減少しましたが、個々の気持ちの中で袋の無駄使いが起きているのがあるかもしれません。逆に、使用する袋のサイズが変わってきたのか、みなさんの意識が変わられたのか、ご意見を伺いたいです。

    (委員)買い溜めもあるかと思います。ただ、ご近所を見ても、みなさん袋に余裕があるようで、やはり気持ちに余裕というか隙が生まれているのでしょう。

    (事務局)市の歳入は減りますが、せっかくみなさんが減量に意識をもって取り組んでくださっておりますので、そのごみ量に見合ったサイズの袋を購入し、余計な費用をかけないでいただくのがよろしいかと思います。

    (会長)他にお気付きの点はありませんか。寄居町への搬出について、再度その経緯も含めて説明願いたい。

    (事務局)以前は、プラスチックも含め、最終処分場での埋立としておりました。その後、プラスチックは資源化に切り替えましたが、焼却処分できない年間70トン程の不燃物を埋立てせざるを得ませんでした。一方で、二ツ塚処分場の延命化により、極力埋立てをしないこととなり、実際、今年の配分量は21トンくらいしか貰えておりません。この配分量を超過した搬入量に対しては、ペナルティが課されます。市としても、資源化を目標としておりますので、埋立てをするよりも、多少の費用がかかっても資源化の道を選ぶこととしました。そこで、事業者を探したところ、路床材に使う人工砂として、また、そのまま路面に撒くと草が生えず雑草の防止にも使えるということです。このように、不燃物の資源化ができる業者が見つかり、本年度76トンの契約をし、寄居町に運んで人工砂にしています。

    (会長)埋立てごみを減らすために、費用が嵩んでも資源化に変えたということですね。処分場は、エコセメント化施設ができて、かなり減ったと聞いたことがありますが。

    (事務局)エコセメントにしているのは焼却灰となります。資源リサイクルマニュアルの8ページ以降のフローシートをご覧いただくと、紙やびん等の資源が、それぞれ再商品化製品となっております。燃やせるごみは、焼却しており、その余熱を使ってフレッシュランドや西多摩衛生組合の電気の約6割を賄っています。そして、焼却灰は、エコセメントとして再利用しています。燃やせないごみや粗大ごみも、それぞれ素材ごとに再資源化している中で、陶磁器・ガラスくずのみが二ツ塚処分場の埋立てとなっています。この部分だけが今までリサイクルされていなかったものです。これを寄居町に持っていくことで、他の資源ごみのようにリサイクルできるようになりましたので、机上から言えばこれで100%の資源化となりました。実際は、処理の中で不適合なものも出てしまい100%にはなりませんが、机上ではゼロエミッションが26年度に完成したことになります。

    (会長)他にありませんか。

    (委員)ごみ量の中で、家庭ごみ、資源回収分が減っている一方で、事業系ごみが増えているのはどうしてか。この事業系ごみを少なくすることはできないのか。また、一人当たりのごみ排出量は事業系ごみを含んだものなのか。

    (事務局)事業系ごみについては、3,000平方メートル以上の大規模事業所については、毎年のごみ処理計画やその実績報告を提出してもらって推計しておりますが、それ以下の事業所については報告を受けていないため詳細が把握できておりません。今後、精査してご報告できるようにしていきたいと思います。また、一人当たりのごみ量には事業系ごみは含んでおりません。

    (会長)資源回収量ですが、各町内会等は積極的に実施しているが減っていますね。

    (事務局)実施団体の数は減っておりませんが、収集量が減ってきています。資源回収助成金についても、減少しております。

    (事務局)先程の事業系ごみも、資源回収につきましても、数値的には変動がありますが、事務局では、ほぼ安定した中での増減と捉えております。

    (会長)西多摩衛生組合の負担金はどのように使われているのですか。

    (事務局)西多摩衛生組合は平成10年に新しい清掃工場を建てましたが、その時に

    15年の返済期間で借り入れをし、その返済が終わったことにより、負担金額が大幅に減少しました。また、電気の削減も図り、各構成市町の負担金額を抑えております。

    (委員)ごみ処理費等が変動する理由として何かあるのですか。

    (事務局)ごみ収集費や処理費に関してはほとんど変わらないものとなっております。一番負担金が変動するのが、西多摩衛生組合や処分場である東京たま広域資源循環組合の分担金です。この分担金額によって、処理経費等の金額が大きく異なってきます。

    (委員)集団回収は、会館等から出る分も含まれるのでしょうか。

    (事務局)各町内会・自治会やPTAで実施している、資源回収の分のみで、地域集会所から出るごみは含まれておりません。

    (委員)ごみ排出量は、一人当たりのごみ量ともに、平成21年度からほぼ変わっていない量とのことですが、処理原価はご努力もあり減っています。これは、各家庭でもっと減量をしていかなければならないものなのでしょうか。

    (事務局)ごみ情報紙の1ページ目に、ごみの収集状況が平成19年度から掲載されております。平成20年度までは、減少しており、21年度からはほぼ横ばいとなっています。これは、市で取り組んできた内容が、制度として成熟してきたと思われます。今は、市民のみなさんに現状を維持していただくことが当面の目標となります。ごみ量は多少の増減はあるものの、ほぼ安定した状況となっておりますので、市としては、今後も生ごみの減量を掲げておりまして、堆肥化する方もいらっしゃれば必要な分だけを購入される方など、市民一人ひとりがそれぞれの工夫と努力で、一日50グラムのごみを減らせれば、年間1,000トンの減量ができることを周知していきたいと思います。

    (委員)いろんな考えを持った市民の方がいるとは思いますが、ごみは増えていく世の中だと思います。ごみを絶えず減らしていくことは大事なことですが、やはり状況をみて減量だけでなく、ごみ量の維持なら維持という計画を立てても良いかと思います。

    (事務局)有料化を平成14年に開始して、ごみ量は減りました。しかし、他市ではリバウンドが起きて元に戻ってしまったところもありました。その様な中で、羽村は市民のみなさんのご協力により、同じレベルを保っていただいています。これは非常に評価されるべきことです。市も、絶えず啓発活動を続け、みなさんがその意識を消さないようにしているところです。もちろん減量は大事ですが、とにかくリバウンドだけは起こさせないことが重要であります。

    (委員)今年になってから、スーパーで回収ボックスというか、広告等の紙を入れるボックスを設置しているのを見かけました。それがスーパーのポイントになるようです。その紙類は、最終的にどうなっているのか、市に入ってきているのですか。

    (事務局)市で設置した回収ボックスのものは市で回収しておりますが、店舗等が設置した回収ボックスは、その店舗が売却なりしていると思われます。市で回収しているのは、ペットボトル、牛乳パック、白色トレーの3品目です。

    (委員)資源リサイクルマニュアルですが、袋等の取扱店舗一覧が掲載されております。それらの店舗には、この改訂版マニュアルは配布されたのでしょうか。

    (事務局)今回の改訂版については、取扱店舗には、配布をしておりません。

    (委員)取扱店なのですが、粗大ごみシールを買いに来るお客さんの中には、料金が分からず、いくらの券を買えばいいのかというご質問が多くあります。今、使っているのがだいぶ古くなってしまっているので、取扱店舗に改訂版を配布してもらえないか。

    (事務局)各取扱い店舗に改訂版をお配りするようにいたします。

    (会長)他にご意見はありませんか。なければ、次の審議に入ります。

    (3)平成27年度ごみ減量対策について

    (事務局)資料はありませんが、平成27年度のごみ減量対策として、引き続き生ごみ堆肥化の講習会を実施し、生ごみ減量容器の展示も行う予定です。また、ごみの情報紙も作成し、各自治会・町内会への回覧を通してごみ減量の啓発活動を実施していきます。その他、今年の10月から実施しております、小型家電のリサイクルボックスを引き続き設置していきます。次年度もごみ減量と申しますか、現状維持のためのごみ政策を進めて参ります。委員のみなさんには、今後の啓発活動等へのご意見をいただければと思います。

    (事務局)小型家電の回収ボックスについてご説明します。資料のチラシと使用済小型家電ボックス回収状況をご覧ください。市役所1階の総合案内横とリサイクルセンターの窓口横にそれぞれ1台ずつ設置しました。対象品目は、国が推奨します、資源性と分別のしやすさから特にリサイクルすべきと16分類したものとなっております。回収状況は、市役所の方が数が多く、またその中でも小型家電の付属品であるアダプターや充電器が多く入っておりました。その次に多いのは携帯電話となっております。回収を開始して約2か月の状況は資料のとおりです。

    (会長)質問等はありますか。小型家電回収ボックスについては、もっと設置場所を増やす考えはありませんか。

    (事務局) これまでは、小型家電等は燃やせないごみ袋に入れて戸別収集しており、その集まった袋を破いて、手選別で売却できるものは売却しておりました。基本的にはリユースとして、そのまま再利用できるものはそのままで売り、売却できないものは資源として処理していました。平成24年に小型家電リサイクル法ができ、平成25年度から取り組んでいかなければならないとなりました。従来通り、手選別でも可能ではありますが、他市でも回収ボックスに取り組みを始め、また、市民のみなさんへリサイクルという意識を持っていただきたいということで、試行的に設置をいたしました。条例では、この小型家電は燃やせないごみとして有料袋での回収をすることとなっており、回収ボックスは無料で回収となります。このため、試行的に実施することで、ボックスを設置しました。この試行状況を参考に、ボックスを増やしていくのか、個別収集として新たな分別品目とするのか等を検討していきます。なお、現在2か所に置いていますのは、金属の売却価格が高い時期で、バブル期は古鉄が1kgあたり30円近くあったのですが、現在はそれに近い24円前後となっております。純金も円安の影響もあり5,000円近い値段がついています。回収ボックスに一杯に入れていただいた携帯電話を3度回収すれば、ボックス購入費が回収できてしまいます。そのようなものを、人目が付かない所に設置してしまうと盗まれてしまったりします。今は、市役所は総合案内の職員から見える位置に設置し、リサイクルセンターも職員の目が届くところに置いております。市役所では、自動販売機も近くにあるため、ごみ箱と勘違いされてしまう懸念もあり、こうした問題も含め試験的に実施して様子をみている状況です。図書館や駅、あるいは協力店での設置をという意見もありますが、この2台の運用状況をみながらどうしていくか検討していきたいと思います。また、意識が高まれば、ちょっと手間にはなるかもしれませんが、戸別収集という形も考えられます。

    (会長)平成27年度は、2台で様子をみていくということでよろしいか。

    (事務局)はい。また、現在は、回収したものをそのままリユースとして古物商に売却をしており、実際一番高額で売却でき、かつ効率的なのですが、国が示しているのは、破砕をしてプラスチックはプラスチック、鉄は鉄と素材ごとに処理ができる国の認定業者に出すようにとなっております。市は破砕をしてそれぞれの素材を出す工場には持ち込んでおりません。このため、来年度はリユースできないものを、ちゃんとリサイクルできるルートも確保したいと思っております。

    (事務局)3Rの基本的なルールで、リユース、それからリサイクルとなっておりますが、羽村市はリサイクルではなくその一段上のリユースをやっており、国が地方公共団体に言っている処理方法のリサイクルより上のレベルで処理しています。国がなぜそこまで求めないかというのは、やはり大変だからです。羽村市は、有料化をし、分別をきちんとしているからこそできるのですが、有料化をしていないところは、いろんな物が一緒に入ってしまっていて、燃やせないごみの袋から金属等を抜き取ることは到底できない作業となります。羽村市は、市民のみなさんが、分別をしっかりやってくださっているからできることなのです。リサイクルではなく、更に上のレベルのリユースができるのは、市民のみなさんのお陰です。

    (委員)小型家電ですが、産業祭の時に、消費者展のテントの中でもそれを掲示した団体があったのですが、かなり市民の方からの質問等がありまして、どの位の大きさの物が入るのかと。一度、広報に載っていましたが、読み切れていないようです。ですので、このチラシのような内容で、まめに広報やごみ情報紙等で小型家電の回収がリユース、リサイクルを目指す手段であることを周知していって欲しい。回収ボックスがあることを、まだご存じない方もいるようですので、ぜひ皆さんに知ってもらい、意識を高められるようにしていただきたい。

    (事務局)ごみ情報紙と小型家電回収ボックスちらしを1階の回収ボックスの上に置いてありますが、小型家電のちらしの方が持ち帰る方が多く、やはり興味があるようです。今後はPRの方法も工夫して取り組んでいきたいと思います。

    (会長)他にご意見は。

    (委員)小・中学校への教育はされているのでしょうか。青空市やイベント等で、お子さんが来て見たりすることもあるのでしょうが、長い目で見て、お子さん達にごみの事を知ってもらうためにも、また、そうすることで親への感化もあるかと思いますので。

    (事務局)小学4年生の社会科の授業などで、リサイクルセンターの見学が組み込まれています。その時に、ごみの話やリサイクルが大事な事等をお話しさせていただいております。また、学校にも、消費者生活団体の方が出前講座で出向き、堆肥化等のことを説明されており、市も側面から支援していきたいと思っています。また、町内会・自治会でも、ご希望があれば市の職員がご説明に伺います。ぜひ、団体の方からお声掛けいただき、出前講座をご利用いただければと思います。

    (委員)リサイクルセンターの見学は、毎年実施されているのですか。

    (事務局)はい。学校のカリキュラムの中に組み込まれており、授業の中で西多摩衛生組合とリサイクルセンターの見学が実施されています。以前は、中学2年生を対象に、中学校に出前講座で毎年呼んでいただいていたのですが、現在はカリキュラムの関係でその時間が取れなくなってしまったようで実施はしておりません。委員がおっしゃったとおり、小学校・中学校の子供の内からの教育がとても大事です。消費者生活団体の方も、幼稚園で活動されたりしており、行政だけでなく市民団体の方も子供たちへの教育をしてくださっています。

    (委員)生ごみ堆肥化は大変良い取り組みだと思いますが、出来た堆肥はどうしているのでしょうか。家庭菜園ができる場所がある人ばかりではないですので。

    (委員) 堆肥化をしている団体で引き取ることもできます。団地等にお住いの方など、堆肥が使用できない場合は引き取って団体の畑で使用しています。

    (委員) 増えすぎてしまうことはありませんか。

    (委員)  土に還るものなので、そんなに増えることはありません。

    (事務局)一般家庭の生ごみですと、ベランダの鉢植えに撒く程度で、庭に撒けるほどの堆肥の量にはなりません。

    (委員) 堆肥化のことですが、先日、埼玉県戸田のリサイクルフラワーセンターに視察に行きました。そこに登録されている方が、生ごみを専用のバケツにボカシと一緒に入れてものを持ち込んで堆肥を作っていました。出来た堆肥は販売もしており、また、温室で堆肥を使ってお花を育てており、生ごみを提供された方にはお花の苗を無料配布して還元していました。

    (事務局) フラワーセンターは、高齢者と障害者の就労の場にもなっています。バケツを無償で貸し出し、家庭で生ごみを発酵させたものを回収して花を作っています。その花の苗を、毎月1回、堆肥の提供者に配布しています。シンボル的な事業としており、また障害者の方等の就労の場としても大変役立っています。こうした事業は、場所もかなりの広さを必要としますし、年間5,000万円の持ち出しがあるそうです。良い事業ではありますが、羽村市単独で実施できるかとなると難しいです。戸田市と蕨市の1,300世帯の方が登録されているそうですが、もうそれ以上は増やさないそうです。また、臭いが伴うもので、実施するにはさまざまな課題があります。例えば、西多摩衛生組合で広域的に取り組む等の研究課題としていただけると良いかと思われます。

    (事務局) フラワーセンターの温室は、灯油を使っているそうです。この、燃料費もかなりなものとなりますが、西多摩衛生組合でやった場合は、ごみを燃やす余熱利用が可能となるかと思います。

    (委員)フラワーセンターの近くにも焼却施設があって、その余熱を使わないのはもったいないと思ったのですが、聞きましたところ、焼却施設とセンターの間に道路があり、どうしても蒸気を持って行けないそうです。

    (会長) 私も見学をしましたが、高齢者の仕事としては大変良いかと思いますが、やはり費用その他の面で課題が多いようです。他にご意見はないか。

    (委員) 町内会で文化祭を実施し、その時にリユースコップ等を使用したのですが、来てくださった方の反響が大きく、ごみ減量に繋がると話がありました。ですので、機会あるごとにリユース食器のPRすることも大事だと思いました。

    (委員) リユース食器は、ごみの削減と燃やせるごみを減らすことで、CO2削減になるとPRをさせていただいておりますが、最近需要が大変伸びております。

    (会長) 実際、リユース食器はどの位の数が紛失してしまうのか。なかり無くなると聞いているが。

    (委員) 町内会やPTA等で使用されると、一生懸命探してくださるお陰で、紛失数はかなり少ない状況です。紛失した場合は、その分の負担金をいただいております。

    (委員)昨年、町内会でお借りしたが、食べ終わるとごみ箱に捨てている人が見受けられました。翌日、会場のあちこちにも落ちていて、回収して返却したのですが、それでも10枚ほど紛失しました。今年はお借りしなかったのですが、他の町内会の会長が、借りようと思ったが借りられなかったと聞きましたが、使用可能枚数の限度があるのですよね。その数を増やすことはできないのでしょうか。

    (委員) 工夫していきたいと思います。

    (委員)洗わずに返せるとのことですが、夏場ですとどうしても臭いが出てしまい、水で流したのですがそれでも臭ってしまいました。傷が付くから洗わないで欲しいと言われましたが、洗うことはできないのでしょうか。

    (委員) 洗浄をしますので、ふき取っていただくだけでも良いのですが、確認をいたします。貸出時に、返却時についての説明等をお配りするようにします。

    (会長)事務局より、講習会の実施やごみ情報紙等の発行等で平成27年度のごみ減量対策の案がありましたが、これ以外に委員のみなさんの案件はありますか。ある程度のレベルにきておりますから、特効薬を見つけるのは難しいことかと思いますが、何か新たな取り組み等はありますか。

    (委員) 個人レベルではかなり分別をしっかりしていると思いますが、団体はなかなか難しいのではないでしょうか。私の町内会では、かなり徹底して分別するようにはしており、4月のお祭りから秋の体育祭まで、割りばしを全部取って置きました。それを焼き鳥の串とともに、来月実施する餅つきのときの薪の代わりにしています。他の団体の事業にお邪魔しますが、やはりほとんどが燃やせるごみになっているようで、もったいないなと思う次第です。資源になると分かっていても、大勢の参加の中での分別は大変なようですが、各団体で、もう少し分別に取り組んでみれば減量や資源化ができると思います。

    (事務局) 平成17年頃に町内会連合会から、餅つき等の事業で出るごみについては、家庭ごみの分別とは別にして欲しいとの要望がありました。大勢の参加者が使うトレー等、全て洗うことは困難なため、洗わずに燃やせるごみとして認めて欲しいとの要望があり、町内会連合会と協議した結果、燃やせるごみとして認めた経緯がございます。今そのようなお話を頂戴して、昔はこのような経緯があったが、今の町内会連合会は意識が変わったからこうだよと言っていただけたら、こちらとしてもぜひともお願いしたいところです。

    (会長) 今後の計画や施策の中で、団体に対するPRも出前講座も含めて、協力や周知もお願いしたいとの意見でよろしいでしょうか。出前講座の計画的な実施等も検討していただきたい。

    (事務局) 市民全体に一律にというのは難しいので、町内会・自治会で勉強会等があった時に呼んでいただきたいと思います。

    (会長)老人会の会長もおられますので、ぜひ老人会でも広めていただいて。

    (委員)老人会でも、先を見据えて死に支度をしないと、との話もありますが、家の中は物が溢れています。皆、もったいないと捨てることができない年代です。家電も使わないものも取ってある状況です。小型家電の話がありましたが、ワープロは回収ボックスに入るのでしょうか。

    (事務局) ワープロは入らないので、燃やせないごみで出してください。

    (委員) かなり古いワープロですが、液晶ではなくブラウン管が使われているものはどうなのでしょうか。

    (事務局) パソコンになってしまうと、パソコンリサイクル法の縛りがありますが、ワープロは市の収集となります。

    (委員) 仕事柄、賃貸のマンション等の管理もしているのですが、最近は外国籍の方が多く住まわれています。集積所の苦情があって見に行くと、英語やハングル語のごみが置いてあったりします。外国の方が増えて、サークルも出来ているようですから、そのようなサークルの方を通じて、結局的に働きかけていただけないものか。

    (会長) 外国籍の方に対する周知も、今後の計画の中で検討していただきたい。

    (事務局)複数の言語版のリサイクルマニュアルも作成しておりますが、日本語サークル等についても、機会があれば声をかけていきたいと思います。また、外国籍の方がいるアパート等は、必要な言語のリサイクルマニュアルもお渡ししますのでご利用ください。

    (委員) 入居の時に渡しているのですが、習慣の違いからなのか分別がされていない状況です。

    (会長) 市だけの問題ではなく、オリンピックもあることから、いろんな表記が日本語だけでは済まなくなってきているようです。もう、日本語だけでは済まされない時代となり、難しい世の中になりますが、市でも検討願いたい。

    (会長) 他にご意見は。ないようですが、この減量委員会の委員の任期が、来年の5月末までとなっております。恐らく3月頃になってしまうかと思いますが、次の審議会が開催されると思います。その時にでも、間に合うようであれば、新たな取り組みや意見もいただけたらと思います。それでは、これで第2回審議会を終了します。

     

     

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