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    令和3年度第5回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • 初版公開日:[2022年04月27日]
    • 更新日:[2022年4月21日]
    • ID:16327

    令和3年度第5回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    日時

    令和4年3月22日(火曜日) 午後2時 から 午後3時30分

    会場

    市役所東庁舎4階大会議室A

    出席者

    (会長)小野田弘士、(副会長)市川二三男、(委員)中野晋二、中村洋子、金子由美子、菱田和子、雨宮奈々、小嶋はるか、和栗宝師、下田壯、佐々木美之、矢部要、古谷浩明、荒井和誠

    欠席者

    (委員) 伊藤保久

    議題

    なし

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 令和3年度第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録【資料1】

    • 羽村市一般廃棄物処理基本計画策定までの経過【資料2】

    • 令和3年度ごみ量の見込みについて【資料3】

    • 令和3年度秋の市内いっせい美化運動の結果について【資料4】

    • 令和3年度資源回収事業について【資料5】

    • 小型充電式電池の排出方法について【資料6】

    • 羽村市一般廃棄物処理基本計画

    • 羽村市一般廃棄物処理基本計画-概要版-

    会議の内容

    1 開会 

     

    2 会長あいさつ 

     

    3 報告事項(議事進行:小野田会長)  

    (1)第4回審議会会議録について

    事務局より配布資料「令和3年度第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録【資料1】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    <質疑なし>

     

    (2)羽村市一般廃棄物処理基本計画策定までの経過について

    事務局より配布資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画策定までの経過【資料2】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    <質疑なし>

     

    (3)令和3年度ごみ量の見込みについて

    事務局より配布資料「令和3年度ごみ量の見込みについて【資料3】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (市川副会長) 資料3の道路・公園等の不法投棄ごみについて、近年は数値がほとんど変化していないようですが、不法投棄について何か対策は講じていますか。

    (事務局) 道路・公園等の不法投棄ごみについては、所管課である土木課が清掃した際に回収したごみの量などを示しています。清掃は定期的に行われており、ポイ捨てされたペットボトルや容器包装プラスチックなど、どうしても一定量のごみが発生してしまいます。不法投棄対策については、土木課がパトロールの実施やポイ捨て禁止の看板を設置し対応しています。平成13年度の有料化前は、テレビ、冷蔵庫などの大きなごみが不法投棄されることも多かったですが、現在ではほとんどありません。

    (金子委員) 電子レンジが奥多摩街道沿いに捨てられていたことがあり、市に電話したところ、都道なので東京都に連絡してもらいたいと言われました。都道に捨てられたごみについては、不法投棄の量に計上されていないのでしょうか。

    (事務局) 原則は都道の管理者である東京都が回収することになりますが、状況次第では、市で回収することもあるため、計上されている可能性もあります。

    (市川副会長) アンダーパス(立体交差)を通過した際、ごみが捨てられていることがあります。注意喚起の看板を設置するなど対策をお願いします。

    (中村委員) 次第について、「3.報告事項」の後が「4.閉会」となっていますが、審議内容以外にいろいろとお話を聞きたいこともありますので、「その他」として意見交換の時間を設けて欲しいです。

    (小野田会長) 報告事項終了後、その他として意見交換の時間を設けます。

     

    (4)令和3年度秋の市内いっせい美化運動の結果について

    事務局より配布資料「令和3年度秋の市内いっせい美化運動の結果について【資料4】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (中野委員) 令和3年度は前年度と比べて粗大ごみが減少していますが、平成30年度や令和元年度と比べるとどのような状況なのか教えてください。

    (事務局) 全体的に見ると減少傾向にあります。

    (中村委員) 減少傾向にあるとのことですが、令和3年度は前年度と比べると増加しているようですが理由を教えてください。

    (事務局) 令和2年度の実績については、新型コロナウイルスの影響でいっせい美化への参加者数が減少し、収集量の実績が通常時よりも減少したため、結果的に令和3年度は増加に転じたと考えています。

    (中村委員) 新型コロナウイルスの影響だと考えているのであれば、資料中に平常時の値も記載してもらえるとわかりやすいと思います。

    (中野委員) 平成30年度、令和元年度の結果につて教えてください。

    (事務局) 平成30年度は、燃やせるごみが4,305キログラム、燃やせないごみが190キログラム、粗大ごみが235キログラム、合計が4,730キログラムでした。令和元年度は、燃やせるごみが4,015キログラム、燃やせないごみが170キログラム、粗大ごみが70キログラム、合計が4,255キログラムでした。少しずつではありますが、減っている状況です。

     (市川副会長) いっせい美化運動の際に、町内会の会館から排出されるストーブなどの備品も回収してもらえるのでしょうか。

    (事務局) いっせい美化運動で回収するごみは、公園や道路などに捨てられているごみを対象としており、会館内の備品までは対象としていません。

    (菱田委員) 歩きパトロール中に公園で自転車等が捨てられていたことがありましたが、最近は自転車等の大きなごみは減っていると感じています。また、パトロール中にごみを発見した際は、市に報告し、対応してもらっていますが、そういったことも少なくなってきたと感じています。今後もパトロールを継続していき、ごみの減量に貢献してきたいと思います。

     

    (5)令和3年度資源回収事業について

    事務局より配布資料「令和3年度資源回収事業について【資料5】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (中野委員) 先日、市から通知があり、助成金額が来年度8円/kgから7円/kgになるとのことでしたが、何か理由があるのでしょうか。また、理由があるのであれば、通知に記載した方が良いと思います。

    (事務局) 市の予算の総合的な観点から、資源回収事業に限らず、各種事業の助成金などは、見直しが行われています。通知については、説明が不足しており申し訳ございません。

    (市川副会長) 町内会以外では、どのような団体が活動しているのでしょうか。

    (事務局) PTA、マンションの管理組合、NPO法人などが活動しています。

    (金子委員) 団体数が減っているのであれば、支払う助成金額の合計も少なくなると思いますので、助成金額を増やしても良いのではないでしょうか。

     (事務局) 市の予算は、総合的に割り振られています。減っているものがある一方で、社会福祉費のように増えているものもあります。予算の中に占める社会福祉費の割合が増えているため、自由に使えるお金も減ってしまっている状況です。予算の中で減らせる部分がどこにあるのかを各種事業において検討していく中で、資源回収の助成金についても見直しが行われました。また、特に資源回収については、補助金が下がっている一方で、古紙やアルミなど、回収したものの売り払い単価は増えている状況ですので、このような状況を総合的に踏まえて、7円/kg(令和4年度)の金額を設定しました。

     

    (6)小型充電式電池の排出方法について

    事務局より配布資料「小型充電式電池の排出方法について【資料6】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (中村委員) 掃除機にリチウムイオン電池が入っていることを知りませんでした。リチウムイオン電池が入っているかどうかわからないものも多くあります。そのため、広報紙のように多くの人が見る媒体で、どのような製品にリチウムイオン電池が入っているのかなどをお知らせした方が良いと思います。また、広報する際も製品の写真を掲載するなどわかりやすく伝える工夫をした方が良いと思います。

    (事務局) わかりやすく広報するように努めます。また、国に対しては、充電式電池を取り外ししやすい構造とするようにメーカー側へ働き掛けてもらうことを引き続き要望していきます。

    (小野田会長) 製品の中には、充電式電池が取り外せない構造のものもあり、無理やり外すのは危険です。特に海外製の製品は、日本の制度では取り締まれない部分もあり問題となっています。

    (中村委員) 取り外すことができない製品については、どのように対応すれば良いのでしょうか。

    (小野田会長) 充電式電池が付いたまま製品を出すことになります。他のごみにまぎれパッカー車などに入ると危険であるため、充電式電池が含まれる製品だけを回収するなど、発生源での対応が求められます。

     (矢部委員) 収集業者としての意見ですが、リチウムイオン電池などの危険物を隠して排出する人もいます。収集員も注意しながら回収しており、市でも広報紙等で注意喚起をしていると思いますが、中々市民の方に伝わっていない現状があります。危険物が紛れてしまうことは、一般廃棄物のみならず、産業廃棄物など民間の中間処理施設においても大きな問題となっています。市民や排出事業者がしっかりと分別し、排出すれば、適正に処理することができます。以前は、燃やせないごみの中にさまざまなものが入っていました。戸別収集になってからは、収集中の発火事故はほとんどありませんが、引き続き周知に努めてもらいたいと思います。

    (荒井委員) 町田市では、1月に新しく不燃ごみの処理施設ができましたが、2月頃に火災が発生しました。確定ではありませんが、リチウムイオン電池が原因だと考えられています。ごみ処理が困難な状況が続いていましたが、近隣の多摩ニュータウン環境組合や八王子市のごみ処理施設で処理を手伝ってもらうことで、何とか応急復旧ができました。ごみ処理施設で火災が発生してしまうと自分たちのごみが出せなくなってしまいます。東京都としても重大な問題だと認識していますので、各自治体においても適正な処理やその危険性について是非広めていただきたいと思います。

    (金子委員) 売る側の責任が大きいと感じました。販売店は、捨てるときのことまでしっかりと説明したり、自主回収したりするべきだと思います。

    (中村委員) リチウムイオン電池が取り外せない製品があるのであれば、燃やせないごみではなく、有害ごみに出すように案内するなど、しっかりとした制度ができるまでは、回収方法を切り替える必要があると思います。

    (事務局) 現状では、燃やせないごみに出してもらう際に、取り外せないリチウムイオン電池があれば、メモ書で表示してもらい、収集員がわかるようにしてもらうように案内しています。よりわかりやすい排出方法について、今後も検討していきます。

    (菱田委員) 資料6に充電式電池が使われているものが例示されていますが、ここに掲載してあるものだけでしょうか。

    (小野田会長) ここで例示してあるもの以外にも玩具やイヤホンなど充電できるものには、広く使われています。また先ほど、売る側の責任についての話がありましたが、オンラインショップなども増えてきており、販売元を辿るのが難しいなどさまざまな問題があります。関係者全体で共通認識を持つことが大切です。

    (金子委員) 充電式電池の排出方法について、マニュアルには記載しているのでしょうか。

    (事務局) マニュアルには記載しています。

     

    (小野田会長) 本日の議事は全て終了しましたが、その他、何かご意見はございますか。

     (中村委員) ごみのマニュアルの改訂はいつあるのでしょうか。本審議会において、いろいろと意見を述べてきましたが、今回作成した基本計画には細かい内容は載せられないということでした。発言者側からすると、細かい具体的なことからごみ減量のためのさまざまな提案をさせてもらいました。基本計画中には、市や事業者の行動指針やプラスチックごみなどを減らしていくことなどが掲げられていますが、実現するための具体的な方法が一番重要だと思います。本審議会では、プラスチックや燃やせるごみの減量について、有料袋やごみ袋の値段に累進性を導入することなどを提案してきましたが、そういった提案については、今後、マニュアルなどに反映されるのだと考えています。そのため、ごみのマニュアルがいつ、どのような形で改訂されるのか教えてください。

    (事務局) 基本計画は、市として廃棄物の処理をどのように進めていくのかについて、大きな枠組みとして捉えた計画になっています。本審議会で具体的にいただいた提案については、基本計画中に盛り込むことは難しいですが、今後のマニュアル改訂などの際に反映していきたいと思います。マニュアルの改訂については、プラスチックに関する新しい法律やリチウムイオン電池の処分方法等、さまざまな状況を考慮し、進めていく必要があります。そのため、具体的な改訂時期をこの場ですぐに申し上げることはできませんが、必要に応じて見直していく予定です。

    (金子委員) 基本計画51ページの市民の行動指針には、プラスチックごみを減らしていくとの記載がありますが、何年も前から市役所の玄関に傘用のビニールが置いてあり、廃止するようお願いしていました。契約管財課からは書面で検討しますとの回答をもらいましたが、改めて契約管財課長に直接お話をしたところ、今後も傘用のビニールは廃止しないとの回答でした。基本計画では、プラスチックごみの削減を謳っているのに、市として何も行動しなくてよいのでしょうか。

     (事務局) 市が率先してごみ減量の取組みを進めていく必要はあると思います。傘用のビニールについては、大量に在庫を抱えており、在庫がなくなるまで使っていると聞いています。

    (金子委員) 5年、10年ほど前からまだ在庫がありますとの回答でした。5年、10年が経過した現在でも契約管財課からは在庫があるとの回答でした。最近は、映画館や西多摩保健所、駅ビルなどで傘の水滴を拭き取る道具が設置してあります。市でもこの道具を傘用のビニールと併用して設置してみてはどうかと提案したところ、それもできないとの回答でした。基本計画の内容を市が実践できておらず、残念に思いました。

    (中村委員) 金子委員の発言にもありましたが、在庫があったとしても、併用して使っていけば良いと思います。また、在庫が多く残っているのは、購入の際に計画性が足りなかったことや多くの人が傘用のビニールを必要としていないからだと思います。基本計画の内容を実践できるように市の職員には前向きに取り組んで欲しいと思います。

    (小野田会長) 行政の考え方と市民の考え方が一致していないため、このような意見が出てきたのだと思います。答申の際に市長へ審議会以外にも市民とのコミュニケーションの場が必要だということを伝えました。今後、行政として市民の意見をうまく受け止められるように検討してみてください。

    (荒井委員) 16日に福島県沖で地震がありましたが、18日には仮置場が開設されました。基本計画85ページには、仮置場として江戸街道公園を予定していますが、具体的に誰がどのように対応していくのかについて、今後検討しなければいけません。災害が発生すると翌日、翌々日には片付けごみが発生し始めることがこれまでの震災の経験でわかってきています。また、国立環境研究所でもそのような調査結果が示されています。来年度以降は、詳細な内容を災害廃棄物のマニュアルを策定し、定めていくことになると思います。東京都としてもバックアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

    (小野田会長) マニュアルなどの改訂作業は、従来は会議を開催して策定をしてきましたが、時代とともに変化しており、私たちが使っているオンライン講義のマニュアルについては、リアルタイムで内容が更新されています。行政としてこのような変化にすぐに対応していくことは難しいと思いますが、市民の皆さんの意見をさまざまな場面で集約しつつ、新しい取り組みと融合させながら進めていくことが大切だと思います。

     

    4 閉会

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