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    令和3年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • 初版公開日:[2021年12月13日]
    • 更新日:[2021年12月23日]
    • ID:15829

    令和3年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    日時

    令和3年11月9日(火曜日) 午後2時 から 午後4時

    会場

    市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者

    (会長)小野田弘士、(副会長)市川二三男、(委員)中野晋二、中村洋子、菱田和子、伊藤保久、雨宮奈々、小嶋はるか、下田壯、矢部要、古谷浩明、荒井和誠

    欠席者

    (委員) 金子由美子、佐々木美之、和栗宝師

    議題

    1. 第4章 ごみ排出量の予測について
    2. 第5章 ごみ処理基本計画について 

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 令和3年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録【資料1】

    • 羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第6章から第7章まで【資料2】

    • 羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第4章から第5章まで【資料3】

    会議の内容

    1 開会 

     

    2 会長あいさつ 

     

    3 報告事項(議事進行:小野田会長)  

    (1)第2回審議会会議録について

    事務局より配布資料「令和3年度第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録【資料1】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    <質疑なし>

     

    (2)第6章から第7章までの修正事項について

    事務局より配布資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第6章から第7章まで【資料2】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    <質疑なし>

     

    4 議題

    (1)第4章 ごみ排出量の予測について

    事務局より配布資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第4章から第5章まで【資料3】」に基づき、第4章について説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (中村委員) 事前に会議資料をメールで送付いただいていますが、予め資料にメモなどを書き込み会議当日に持参したいため、メールではなく紙の資料で送付していただけないでしょうか。

    (事務局) 紙の資料を事前に送付することも可能です。他の委員の方でも紙の資料の送付希望があれば対応します。

    (中村委員) 38ページについて、令和7年度の1人1日あたりの家庭系ごみ排出量の目標値が440gとあり、予測値が471.94gとありますが、これは、目標を達成できない見込みであるということでしょうか。また、この現状を踏まえて、後述にある施策を実施するのだと思いますが、具体的な内容を教えてください。

    (事務局) ご指摘のとおり、現況のままでは目標を達成できない見込みです。また、具体的な施策などについては、この後の第5章ごみ処理基本計画の基本方針で詳しく示す予定です。

    (中野委員) 前回の一般廃棄物処理基本計画では、施策ケースごとの推計結果のグラフなどを載せており見やすかったですが、今回の計画からグラフなどが除かれており、見にくく感じます。グラフなどを除いた理由があれば教えてください。

    (事務局) 本計画については、西多摩衛生組合の構成市町とともに計画の素案を作成しています。グラフなどがあった方が見やすいということであれば、他の関係団体と調整しつつ、可能な範囲で対応を検討します。

    (古谷委員) 33ページ表4-2-1と38ページ表4-3-3-の単位について、「g/人・日」と「g/人/日」の二つの記載があり、同じ意味であれば統一した方がよいと思います。また、38ページ表4-3-3について、令和2年度の下に平成32年度と記載がありますが、他の表では西暦で記載されているため、西暦に統一した方がよいと思います。

    (事務局) ご指摘のとおり、統一するように訂正します。

    (中村委員) 37、38ページにおいて、国や東京都の目標値と比較して羽村市の推計値が目標を達成できているとの記載がありますが、国や東京都の目標を達成できていればよいという趣旨なのでしょうか。達成できているのであれば、更なる目標値を設定し、前向きにごみ減量に努めていくべきだと思います。また、37ページ表4-3-1において、「再生利用率」という記載がありますが、どのような意味なのか教えてください。

    (事務局) 本節については、目標を達成しているからよいという趣旨ではなく、あくまで国や東京都の目標がどこに設定されているのかを記載しています。後述にある羽村市独自の目標を設定するにあたっての比較検討の判断材料の一つとして示しています。また、再生利用率は、35ページ表4-2-3の「総資源化率」と同義であり、カンやビンなど資源として収集した量とごみとして収集した後、選別などにより資源化された量と町内会・自治会等で実施されている資源回収の量を足して、ごみの総排出量で割った値のことです。つまり、ごみの全体量のうちどれだけ資源物になったのかを表しています。

    (荒井委員) 33ページ表4-2-1の家庭ごみの中の資源物について、「硬質プラスチック」との記載がありますが、プラスチック資源循環促進法が制定されたことで、プラスチックは容器包装プラスチックと製品プラスチックという分類で整理されていると思います。ここで記載されている硬質プラスチックが製品プラスチックと同義であれば、今回の一般廃棄物処理基本計画については、「硬質プラスチック(製品プラスチック)」と記載し、次回の計画策定の際は、「製品プラスチック」に改めてはいかがでしょうか。また、38ページ表4-3-3について、令和7年度の予測値と目標値の記載がありますが、同じ年度であれば、実線ではなく点線で区切った方が見やすいと思います。

    (事務局) ご指摘いただいた内容について、修正を検討します。

    (小嶋委員) 最近、宅配を利用して食材を頼むとスキンパックで包装されたものが届くことがあり、スーパーで食材を包装するために使われている白色トレーや柄付きのトレーなどと比べて非常に出るごみの量が少ないと感じています。スーパーなどでもごみの出る量が少ない容器包装を導入するという話題は出ているのでしょうか。

    (中村委員) 白色トレーの利用を市内の事業者に働き掛けるとともに、羽村市独自で、柄付きトレー廃止の先駆けとなる取り組みを進めていただきたいです。羽村市の先進的な取り組みとしては、市内の豆腐屋が協力し、食品添加物であるAF2を抜いた豆腐の販売を先駆けて実現しました。この様な先進的な取り組みを進めてきた歴史が羽村市にはありますので、是非、周りの動向ばかり気にせず積極的に取り組みを進めていただきたいです。

    (事務局) 容器包装の減量化という考え方は、羽村市に限らず全国的に小売業界の流れとしてあると聞いています。今後、市内のスーパーにおいても普及することになると思いますが、羽村市としても容器包装の減量化などについて、事業者に働きかけ、連携して取り組んで行きたいと思います。

     

    (2)第5章 ごみ処理基本計画

    事務局より配布資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) 第4章から第5章まで【資料3】」に基づき、第5章について説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (市川副会長) 44ページ1.ごみ処理における基本方針において、「市民・事業者・行政」という記載がありますが、第五次長期総合計画の記載内容であるため、現在策定中である第六次長期総合計画の「市と市民・事業者」という表現に統一した方がよいと思います。また、51ページの行政の行動指針(14)について、何のことを指しているのかよくわからないため、詳しい説明をお願いします。

    (事務局) 羽村市では、生活保護受給者などの生活困窮者に対して、廃棄物処理手数料の減免という形で、燃やせるごみや燃やせないごみの袋などを規定枚数交付しています。しかし、本日欠席されている金子委員からも事前に意見をいただきましたが、その交付枚数について多いのではないかといった意見も寄せられており、事務局としても適正な交付枚数の検討を進めていきたいと考えています。

    (市川副会長) どのような対象者に対して減免しているのかなどについて、記載がないとわかりにくいと思いますので、本文中に補足説明を入れるように検討をお願いします。

    (事務局) 補足説明を入れるなど、わかりやすい記載内容とするように表現について検討します。

    (中村委員) 羽村市では、容器包装プラスチックを無料で収集していますが、無料であるため減量化の努力をせず、容器包装プラスチックを多く排出される方も散見されるため、有料での収集を検討してみてはいかがでしょうか。その場合、容器包装プラスチックを燃やせるごみ袋に入れられてしまう可能性もあるため、燃やせるごみの袋より値段を安価に設定してはいかがでしょうか。また、ごみ袋の価格設定にあたっては、現状、サイズによって定量的な価格設定がされていますが、燃やせるごみの袋については、大きくなるにつれて値段を高くしていく累進性を取り入れるなど、排出抑制を後押しできるような柔軟な対応を検討していくべきだと思います。

    (事務局) 近隣の青梅市などでも容器包装プラスチックの有料化を実施していると聞いています。周辺自治体の情報を収集しつつ、本市においても有料化やごみ袋の価格設定などについて検討していきたいと思います。

    (荒井委員) 46ページ1)焼却処理について、「脱炭素社会」との記載がありますが、プラスチックを資源化して焼却に回さないことを記載した方がよいと思います。また、先ほど中村委員より容器包装プラスチックの有料化の話やごみ袋の大きさごとの価格設定などについてお話がありましたが、八王子市では小さいごみ袋ほど安くなる価格設定をしているようですので、他の自治体の事例も是非参考にしてみてください。

     50ページの事業者の行動指針について、容器包装プラスチックは店頭回収が認められていますので、市のごみ収集に出されないように白色トレーなどの店頭回収の協力を事業者に要請することなども行動指針に入れてみてはいかがでしょうか。事業者側としては、回収した容器包装プラスチックの処分費用が掛かるため、より減量化を意識した容器包装が進められると思います。

    (事務局) ご指摘いただいた内容については、非常に重要な視点であり、近隣の動向なども踏まえながら、よりよい方策を検討していきます。

    (中村委員) 55ページの行政の行動指針③について、「いつでも相互の意見交換ができる場を持ち」との記載がありますが、このような審議会以外で市民の声を聴く場を設置できていないように思いますので、市民の声を聴く場を設けるように努めてください。

    (事務局) 市民の意見を聴く場が設けられていないとのご指摘でしたが、本会議以外にも廃棄物減量等推進員会議を設けており、各町内会・自治会から委員を選出してもらい、定期的に意見交換をしております。また、今後も引き続き、より多くの市民目線での意見を聴く場を設けることが重要だと思います。環境問題は、生活環境課だけの問題ではなく、羽村市全体の問題であると認識していますので、産業部門や環境部門などあらゆる主体が意見を聴く場を設けられるように全庁的に取り組んで行きたいと思います。

    (中村委員) 町内会・自治会への加入率は下がってきていると聞きます。町内会・自治会の意見が市民の意見であると捉えるのは古い考え方だと思います。本計画中に具体的な内容を記載することは難しいと思いますが、市民の声を聴く場を是非設けていただきたいと思います。

    (事務局) 本計画中に具体的な施策などを記載することは難しいですが、ご指摘いただいた視点を踏まえて、今後、具体的な施策などを検討していきます。

    (矢部委員) 39ページ表4-3-5について、平成27年実績に対する令和13年度の目標値について、5.2%削減とありますが、数値が誤っていると思いますので、再度確認をお願いします。また、市内の収集業者としての意見ですが、先ほど荒井委員からも意見がありましたが、硬質プラスチックという表現は、硬いプラスチックというイメージが強く、シャンプーの容器を誤って硬質プラスチックの収集日に出す人も多いため、製品プラスチックと表現した方が市民にもわかりやすいと思います。

    (事務局) 39ページの数値については、確認し、誤りがあれば修正します。

    (雨宮委員) 私の家はディスポーザーを設置しており、生ごみはほとんど出ていません。新しく建てた家にディスポーザーを設置した場合に補助金を交付するなど、新規のディスポーザーの設定を働きかけてみてはいかがでしょうか。また、生ごみを堆肥化する容器について、昔は畑に置いてあるようなサイズが大きいものが多かったですが、現在では、台所に置ける小さいサイズのものもあります。生ごみの堆肥化などさまざまな情報を羽村市から積極的に発信していけば、若い世代の方も興味を持ち、ごみを減らそうという考えを持ってもらえると思います。

    (事務局) 生ごみの堆肥化については、講習会の開催のほか、環境保全課で生ごみ堆肥化容器の助成制度などもあり、そういった情報を積極的に発信していくように努めていきます。

    (下田委員) 資源回収ボックスについて、ほとんどの方は正しく使っていますが、飲み残しのペットボトルをそのまま出すなど、正しく使っていない方も一部見受けられます。マナーを守れない市民に対して、改めて広報紙やテレビはむらなどで定期的に周知してもらいたいと思います。

    (事務局) 広報紙などで引き続き周知徹底に努めます。

    (菱田委員) リチウムイオン電池の回収中に発火した事故をテレビなどで見ましたが、事故の防止やごみの減量には市民の意識が重要であり、一人一人がごみを排出する際に気を引き締めなければならないと思いました。

    (伊藤委員) ごみ問題は市民一人一人がどのように行動するかが重要です。市民がこの行動指針に沿って、水切りなどを本当に実践できるのか疑問に思いました。本計画の内容を如何に実現していくかが重要であり、細かいところまで市民に伝えていく方法をよく検討していただきたいと思います。また、マイバックを持っている方を多く見かけますが、市内でどのくらいの方が持っているのでしょうか。

    (事務局) 細かい内容まで市民の方々に伝えていけるように、広報紙などで丁寧に周知していきたいと思います。マイバックの所持率については、把握しておりません。

    (荒井委員) イヤホンや扇風機などリチウムイオン電池が内蔵されている携帯型の製品については、羽村市ではどのように回収しているのでしょうか。今後、リチウムイオン電池が使われる製品は増えていくことが予想されるほか、季節により排出が増える製品もありますので、そういったさまざまなことにも注意を払うことが重要です。

    (事務局) 有害ごみもしくは燃やせないごみで回収していますが、リチウムイオン電池の回収協力店で回収可能な製品については、そちらへ排出するように案内しています。

    (中村委員) 以前、東京都ではプラスチック製品を全部一括で回収するような話を聞いたのですが、現状について教えてください。

    (荒井委員) 東京都ではなく国の法案の中で容器包装プラスチックと製品プラスチックについて、一括で回収する方法もあることが示されました。多摩地域では、日野市が一括回収していると聞いています。容器包装リサイクルについては、容器包装の製造業者が集まり協会を創設し、そこで処理費用を負担しています。容器包装リサイクル協会に自治体が容器包装プラスチックを持ち込むとその分のお金が貰えます。一方で、製品プラスチックを製造している業者については、その協会に所属していないため、自治体が持ち込んでもお金を貰うことができないため、製品プラスチックの処理をどうするかが問題となっています。羽村市においては、硬質プラスチックをリサイクルしてくれる業者と契約し、処理ルートが確立されているため、一括回収をするよりは、現状のまま分別回収した方が効果的であると思います。

    (中村委員) 先ほどディスポーザーの設置を進めてみてはどうかとの意見がありましたが、川のBODが増えるから良くないと聞いたことがあるため、推進するべきではないと思います。

    (小野田会長) ディスポーザーが水質に悪影響を及ぼすというよりは、その後の下水処理などのやり方が関係していると思います。

    (事務局) 上下水道の所管課からは、基本的には設置は認めておらず、特定の条件を満たした場合のみ設置できると聞いています。

    (中村委員) 生ごみの堆肥化について、マンションなどの集合住宅が増えており、できた堆肥をどこに持って行けばよいのか困っている人が多くいるため、堆肥化を進めるだけではなく、その後の処理ルートも検討してみてください。

    (事務局) 堆肥化後の処理ルートについては、改めて検討したいと思います。

    (中野委員) 46ページ(3)適正処理の推進について、前回の一般廃棄物処理基本計画では、最終処分についての記載がありましたが、今回は削除されている理由を教えてください。

    (事務局) 最終処分の記載については、現在、羽村市では埋め立て処理を行っていないため削除しましたが、前回の計画においても埋め立て処理がゼロであっても記載していたため、今回の計画についても説明を加えるように検討します。

    (矢部委員) 会議の進行についての提案ですが、事務局より事前に資料が配布されていますので、本会議では事務局からの説明を省き、意見のみの集約でよいのではないでしょうか。

    (事務局) 会議の進行については、改めて検討いたします。

    (小野田会長) 47ページの「総資源化率」という言葉について、「再生利用率」と同じ意味なのであれば、同じであることを補足説明するべきだと思います。54ページの中間処理の目標(2)について、ここで「脱炭素社会」という表現を使うと、中間処理の過程から二酸化炭素をまったく出さないことだと捉えられかねないため、「脱炭素社会に貢献する」程度の表現にした方がよいと思います。

    羽村市の現状としては、国や東京都の目標値と比較するとごみの排出量が低い水準を保てており、今までの取り組みの成果が現れているのだと思います。しかし、世の中全体の動向に注目してみると、今後、高齢化やそれに伴う収集運搬に係る労働力の減少などさまざまな問題が起こる可能性があります。行政として、如何に今の取り組みの状態を持続可能にしていくのかについて、問題意識を持って検討していくことが重要だと思います。

     

    5 その他

    (事務局) 次回については、ご指摘いただいた部分を修正しながら第1章から第7章までの内容を統括し、答申案としてご審議いただきます。

    (古谷委員) 答申はいつ頃を予定していますか。

    (事務局) 12月中の答申を予定しています。

     

    第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会の日程について

    日時:令和3年12月13日(月曜日) 午後2時から 

    会場:羽村市役所東庁舎4階 大会議室

     

    6 閉会

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    羽村市産業環境部生活環境課

    電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211

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