令和5年6月27日(火曜日) 午前11時 から 正午
市役所東庁舎4階特別会議室
(会長)小野田弘士、(副会長)清水好美、(委員)猪瀬信夫、中村洋子、菱田和子、中土善雄、戸井田久美子、谷口宏乃、和栗宝師、下田壮、大野利幸、矢部要、石川雄一、前田憲一
(委員) 関美智子
1 羽村市廃棄物減量等推進審議会の傍聴に関する定めについて
2 羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について
3 羽村市廃棄物減量等推進審議会委員の役割について
4 羽村市一般廃棄物処理基本計画について
5 昨年度の取組み事案について
6 プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律の概要について
なし
1 開会
2 委嘱状交付
3 市長あいさつ
4 委員・事務局紹介
5 会長・副会長の選任について
事務局より配布資料「羽村市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例施行規則(抜粋)【資料1】」に基づき説明
(事務局) 会長及び副会長を委員の互選により選出することとなりますが、ご意見や推薦などはございますか。
(矢部委員) 早稲田大学院環境・エネルギー研究科の教授で専門的な知識があり、数多くの行政機関で、廃棄物・リサイクル分野の審議会などの会長や座長を兼任している小野田委員を推薦します。
副会長には、さまざまな地域の声を聴いてこられ、これまでの経験から、さまざまな角度からのご助言をいただけると思うので、町内会連合会清水委員を推薦します。
(事務局) 他にご意見がなければ、審議会の会長は小野田委員、副会長は清水委員とさせていただくことで、よろしいでしょうか。
<賛成多数により会長、副会長について承認>
6 会長・副会長あいさつ
7 議題 (議事進行:小野田会長) 傍聴人なし
(1)羽村市廃棄物減量等推進審議会の傍聴に関する定めについて
事務局より配布資料「羽村市廃棄物減量等推進審議会の傍聴に関する定めについて(案)【資料2】」に基づき説明
(小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、ご意見、ご質問などございますか。
<質疑なし>
(小野田会長) ご意見がないようですので、承認としてよろしいでしょうか。<賛成多数により承認>
(2)羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について
事務局より配布資料「羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準について【資料3】」に基づき説明
(事務局) 会議内容は原則公開となりますが、会議内容の記録方法等の必要事項について決定する必要があります。事務局としては、「記録方法」は「要点筆記」、「発言者氏名」は「委員」とだけ表示して、どの委員の発言か、個人を特定できないように記録することが望ましいと考えております。
なお、令和3年度は「記録方法」は「要点筆記」、「発言者氏名」は「記名」となっています。それでは、2点について、ご審議願います。
(小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、ご意見、ご質問などございますか。
(中村委員) 「委員」とのみ記載することについては、反対です。自身の発言に対して責任を持って発言しているわけですから、記名にするべきだと思います。
(小野田会長) 今回の審議については、多数決で決めたいと思います。
事務局の意見は、「記録方法」は「要点筆記」、「発言者氏名」は「委員」とだけ表示、中村委員の意見は、「発言者氏名」は「記名」です。
前回の審議会でも、「発言者氏名」は「記名」となっています。
(石川委員) 事務局では、「発言者氏名」は「委員」とだけ表示ということでしたが、こうなった理由を事務局に確認のうえ、判断したいです。
(事務局) 羽村市のほかのさまざまな審議会の中で、一般的に、「発言者氏名」は「委員」とだけ表示して審議を行っています。
(石川委員) 他の会議録等でも、「発言者氏名」は「委員」とだけ表示ということですか。
(事務局) 市の考え方は、「発言者氏名」は「委員」とだけ表示です。
しかしながら、審議会の中で、委員に決めていただくことなので、全てがすべて「委員」とだけ表示しているわけではありません。
(中村委員) 私が参加した、ほかの審議会の中でも「発言者氏名」は「記名」となっていました。ほかの委員会で「委員」とだけ表示が一般的というのはおかしいのではないでしょうか。
(戸井田委員) 委員の名前が出ることで、発言をしにくくなるのではないでしょうか。
私としては、委員名が出ていても、出ていなくてもどちらでもよいです。
委員の名前を出すことで、事務局が議事録をまとめるのが大変になるのではないでしょうか。
(中村委員) 自身の意見に対して責任を持って発言すべきです。
事務局は、会議の内容をしっかりと記録し、まとめることが仕事なので、労力は考えなくて良いと思います。
(小野田会長) 逆に、事務局案を強く支持する方はいますか。
傍聴者も入れる審議会は、発言者氏名の記名については、一般的なことです。匿名にするときは、会議の中で、個人が特定してしまう可能性があるときです。
この件については、多数決できめたいので、挙手をお願いします。
「記録方法」は「要点筆記」、「発言者氏名」は「記名」に賛成の方は、挙手をお願いします。
<賛成多数により「記録方法」は「要点筆記」、「発言者氏名」は「記名」>
事務局より羽村市廃棄物減量等推進審議会委員の役割について【資料4】に基づき説明
(小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、ご意見、ご質問などございますか。
<質疑なし>
事務局より羽村市一般廃棄物処理基本計画について【資料5】に基づき説明
(小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、ご意見、ご質問などございますか。
<質疑なし>
事務局より昨年度の取組み事案について(「フードドライブ事業について【資料6】」及び「ジモティーを活用したリユースの取り組みについて【資料7】」)に基づき説明
(小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、ご意見、ご質問などございますか。
(中村委員) ジモティーと協定締結後のジモティーの活用実績はどうなっていますか。
(事務局) 6月までにジモティーを通して直接リサイクル品を購入された件数は1件となっています。
ジモティーに出品されている商品を見て、直接羽村市リサイクルショップに来て、購入する方は多数います。
(中村委員) ジモティーを経由して購入するのではなく、出品されたものを見て、直接リサイクルショップに足を運ぶ方がいるということですか。
(事務局) はい、そうです。
(前田委員) ジモティーとはどのような会社ですか。
(事務局) ジモティーは、インターネットを通じて、個人間のリユース品の受け渡しを行っている会社です。
(小野田会長) いくつか同じような取組みを行っている民間企業もあります。また、民間企業が、自治体と提携して行う事業を国が支援する取組みもあります。
取組み自体は、いいと思いますが、審議会では、市の取組みの結果がどうだったのか、フードドライブの取組みが、当初の計画と比べて、どうだったのか、今後どのようにしていきたいのかなどの視点で、話をしていただきたいと思います。
数字だけで見ても善し悪しが分かりません。
始まったばかりの取組みですが、今後報告する際は注意していただきたいと思います。
(菱田委員) 家庭で余っている食品をフードバンクを利用して、リユースする取組みはとても良いことだと思います。今後も引き続き続けていただきたいと思います。
(事務局) プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律の概要について【資料8】に基づき説明
(小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、ご意見、ご質問などございますか。
(戸井田委員) たばこの吸殻などのごみのポイ捨てが多いです。
たばこの吸殻にプラスチックが含まれていることを、生産元や販売店が購入者に周知していく必要があると思います。
(事務局) ポイ捨てについては、ポイ捨て禁止条例で対応しています。
市としては、広報紙や市公式サイト等を活用して市民へ周知していきたいと思います。
(小野田会長) 意見をあげていただくことは、とても良いことだと思います。
(中土委員) ポイ捨ては地域の大きな問題になっています。
市も定期的にたばこのポイ捨て調査等で実態調査していることも知っています。しかしながら、駅から離れた公園では、最近たばこのポイ捨てが増えています。子供たちがいるので、たばこのポイ捨て禁止の看板を付けてほしいと思います。
看板の要請を市へ行っていますが、なかなか設置していただけません。
(谷口委員) 市が、公園のごみ箱を撤去してからだいぶ経つと思いますが、ごみ箱を撤去したことによって、ポイ捨てがどうなりましたか。
(事務局) 公園や道路に落ちているごみは不法投棄のごみとして処理しています。また、不法投棄の看板については、土木課と連携して、設置しています。ごみの不法投棄があった場合は、生活環境課に連絡していただきたい。
公園に設置していたごみ箱を撤去して、かなり年数が経ちますが、ごみ箱の撤去は羽村市だけでなく、全国的にその傾向があります。
なかなか、市民の意識が追い付いていないのが現状です。
市としても、考えられる施策は実行しているがなかなか全体的に浸透していません。
どうすれば浸透していくか、委員の皆さんからのお知恵を拝借しながら進めていきたいと思います。
(小野田会長) ほかの自治体では、デジタル技術を駆使しながら不法投棄を監視していく必要があるという話もあります。
プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が開始されて、市で これまでと違う見解はありますか。
(事務局) 当市は、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が開始されて、現時点で考え方が大きく変わったことはありません。
(中村委員) 審議会は市長の諮問に基づいて行われるとのことですが、
審議会を設置するうえで今回は、どのようなことを審議するのですか。
諮問、答申が無いのであれば、羽村のごみに対する現状についてを審議する場であってほしい。
(事務局) 前回の審議会では、一般廃棄物処理基本計画の策定に関する審議をしていただきました。今回は、今のところ計画の修正等はありませんので、計画について審議していただくことはありません。
その他、審議をいただく内容については、現在のところありません。
委員の皆さんから今後、一般廃棄物処理基本計画の内容等についてご意見がありましたら、今後の開催について調整します。
(中村委員) 資源リサイクルマニュアルの中で、市民が実践できないようなことが書いてあります。例えば、紙類の出し方について、人によって全然認識が違っていると思います。
コーティング紙について、資源にならないとしていますが、一般の方からすれば、紙のマークが付いていれば、リサイクルの紙だと思い、資源Aに入れてしまうと思います。
白色トレーの出し方についても、納豆の容器は拠点回収ボックスで出せないと言っていますが、一般の方からすると、ただの白色トレーだと思い拠点回収ボックスに入れます。
このように、分別の細かいところを審議して、資源リサイクルマニュアルに反映させるなど分かりやすいマニュアルを作成する必要があると思います。
(戸井田委員) 生ごみをエネルギーに変える取り組みについて審議していく必要があると思います。
市民から生ごみを集めて、生ごみから電気を発電できる民間企業に持込めば、家庭系ごみの資源化率が上がるのではないでしょうか。
(小野田会長) いったん受け止めて、事務局でご検討いただきたいと思います。
また、基本的には、策定した一般廃棄物処理基本計画に沿って、その目標に向かいPDCAを回していく意義が審議会にはあると考えます。
8 閉会
羽村市産業環境部生活環境課
電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211
ファクス: 042-554-2921
電話番号のかけ間違いにご注意ください!