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    令和3年度第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • 初版公開日:[2022年03月28日]
    • 更新日:[2022年4月21日]
    • ID:16225

    令和3年度第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    日時

    令和3年12月13日(月曜日) 午後2時 から 午後3時15分

    会場

    市役所東庁舎4階大会議室A

    出席者

    (会長)小野田弘士、(副会長)市川二三男、(委員)中野晋二、中村洋子、金子由美子、菱田和子、雨宮奈々、小嶋はるか、佐々木美之、矢部要、古谷浩明、荒井和誠

    欠席者

    (委員) 伊藤保久、和栗宝師、下田壯

    議題

    羽村市一般廃棄物処理基本計画(案)について

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 令和3年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録【資料1】

    • 羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) について【資料2】

    • 今後のスケジュールについて【資料3】

    • 羽村市廃棄物減量等推進審議会委員名簿(追加資料)

    • 環境報告書2021 西多摩衛生組合環境センター(追加資料)

    会議の内容

    1 開会 

     

    2 会長あいさつ 

     

    3 報告事項(議事進行:小野田会長)  

    第3回審議会会議録について

    事務局より配布資料「令和3年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録【資料1】」に基づき説明

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    <質疑なし>

     

    4 議題

    羽村市一般廃棄物処理基本計画(案) について

    事務局より配布資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画(案)【資料2】」に基づき説明及び追加資料「羽村市廃棄物減量等推進審議会委員名簿」の記載内容について、誤りがないか確認。

    (小野田会長) 事務局からの説明が終わりましたが、この件につきまして、何かご意見、ご質問などはございますか。

    (古谷委員) 52、53ページの市の行動指針(17)について、枠から文字がはみ出ており、番号も(17)が重複しているので、訂正した方がよいと思います。また、79ページの左上に「災害建築物」との記載がありますが、他のページでは、「被災建築物」と記載されているので、被災建築物に統一した方がよいと思います。

    (事務局) ご指摘のとおり修正します。 

    (市川副会長) 71ページの表7-2-1の注釈について、記載内容が市民に理解しにくい内容であり、93ページの(5)国庫補助金への対応にも同様の内容が記載されていますので、71ページに記載する必要はないと思います。また、93ページの(4)市民への広報について、災害廃棄物を市民も直接搬入できることを記載した方がよいと思います。

    (事務局) 災害廃棄物の仮置場への搬入などについての詳しくは、今後、策定予定である災害廃棄物対策マニュアルで検討する予定です。

    (市川副会長) 市民の直接搬入については、本計画中にも記載した方がよいと思います。また、今後、災害廃棄物対策マニュアルの策定の際は、仮置場周辺の交通整理についても検討してください。

    (荒井委員) 市民の直接搬入については、87ページの表7-5-4に記載がありますが、市民からすると仮置場について、想像しにくい部分もあると思います。仮置場は、市民以外に悪質な事業者が廃棄物を搬入してくることも想定されますので、市民のための仮置場となるように災害廃棄物対策マニュアルの策定時には、しっかりとルールを整備することが大切だと思います。また、先ほどご指摘のあった71ページの表7-2-1は、東京都の災害廃棄物処理計画から引用されたものです。生活ごみや避難所ごみについては、補助金の対象にならないだけであって、収集しないという意味ではありません。基本的には、普段のごみ収集と同様の方法で収集されます。

    (小野田会長) 70ページなどの内容も踏まえることで注釈の意味を理解することはできますが、市民目線で記載されていない印象を受けますので、よりわかりやすい説明に加筆修正してはいかがでしょうか。

    (市川副会長) 83ページの表7-5-1に「仮設トイレ等の設置・管理」とありますが、避難所には仮設トイレやマンホールトイレの設置がほとんどされていると思います。新しく仮設トイレ等の設置が必要とされるのか疑問に思いました。また、仮設トイレの設置・管理については記載がありますが、何故ごみ集積所の設置・管理という項目は入っていないのか教えてください。

    (事務局) 被災状況によっては、設置してある仮設トイレやマンホールトイレだけでは足りず、増設が必要となることも想定されるため記載しています。また、ごみ集積所については、「ごみの収集運搬、処理」の項目中で対応を想定しています。

    (小野田会長) 表7-5-1の項目間で記載内容のレベルに差があるとのご指摘だと思いますので、補足説明を入れるなどして、統一するように検討されてはいかがでしょうか。

    (古谷委員) 4ページの第3節について、本文中に災害廃棄物処理計画の内容が入っていないので、記載した方がよいと思います。

    (事務局) ご指摘のとおり修正します。

    (菱田委員) 10ページの(2)農業の状況について、データだけが記載してありますが、農家戸数が減少している現状を踏まえ、今後どのような対策を検討しているのか教えてください。

    (事務局) 本計画については、一般廃棄物に関する個別の計画であるため、農業などの産業分野に関するデータは、参考資料として掲載しています。農業の振興などについては、本計画とは別に、産業振興計画やその上位計画である長期総合計画で検討しています。農家戸数の減少については、産業分野などにおいて非常に重要な視点です。今後、生産緑地の解除等により、農地の減少が予想されますが、市では国の法改正により新しくできた特定生産緑地の制度などの活用を農家の皆さんと協議しながら進めていき、農地を残していけるように取り組みます。また、農業従事者の減少を抑えるため、農業が魅力ある産業として市内で営まれるようにさまざまな支援を検討していきます。

    (荒井委員) 22ページの3.収集・運搬量の推移について、令和2年度は家庭系ごみが増え、事業系ごみが減っており、恐らく新型コロナウイルス感染症などが影響していると予想されますので、今後のためにもそういった状況を記載した方がよいと思います。 

    (金子委員) 本計画には、ごみ処理の課題や行動指針などが記載されていますが、どのように課題を解決するのか疑問に思いました。本文中では、マイバックの持参などについて記載されていますが、マイバックは有料化されたことで市民の中に広まったのであり、市が本計画中に記載したから広まったわけではないと思います。マイボトルやマイハシなどについても記載がありますが、市ではどのくらいの方が実際に所持しているのかを把握しているのか気になりました。燃やせるごみの中に紙ごみが多いとの記載を広報紙でよく目にしますが、それでも減らないのは市民への呼びかけに何か問題があるのだと思います。あるデータでは、羽村市は、東京都の中でも市民一人当たりのごみの排出量が非常に多く、悪い成績でした。羽村市民がごみを多く排出していることを意識してもらえるように広報していった方がよいと思います。

    (事務局) 羽村市では、小規模の事業者については、申請があれば特例として家庭系と同様に収集していますので、一概に他市と比較して、家庭系のごみ排出量を比較することはできません。この家庭系に含まれる事業者からの排出を如何に減少されるかが課題であると捉えています。また、年に一回組成分析を実施しており、令和2年度は新型コロナウイルスの関係で実施できませんでしたが、組成分析が再開できれば、その結果を広報するとともに、ごみ減量のための指導に役立てたいと思います。

    (金子委員) 組成分析を実施するよりも燃やせるごみの中に紙ごみが入らないように対策をすることがデータの収集よりも大切だと思います。例えば、小学校においては、ごみ箱が各教室に一つしか設置されていませんが、これでは分別されずに捨てられてしまいます。また、市役所では、雨の日に傘用のビニール袋が設置されていますが、資源の無駄であると思います。まずは公共施設の指導を進めた方がよいと思います。

    (事務局) 小学校などの公共施設は、数年に一度、立入検査を実施し、ごみの排出方法などについて指導をしていますので、引き続き立入検査を実施し、ご指摘いただいた内容について、徹底されるように指導していきます。

    (小野田会長) ごみ関係の統計については、データの比較方法等がさまざまであり、単純に比較することはできませんが、市として正しく市民へ情報を伝える努力をした方がよいと思います。また、組成分析については、実施が義務付けられていると思いますので、やらなければいけないことについても正しく市民に理解してもらえるように努力した方がよいと思います。

    (古谷委員) 組成分析は、どのようなごみがどの程度排出されているのかを確認するための大切な調査ですので、必要だと思います。

    (荒井委員) 事業所から排出されるごみについての話がありましたが、プラスチックなどは産業廃棄物に区分され、東京都の所管となりますので、指導などの際は協力します。また、20ページの(4)ごみ質分析結果について、燃やせるごみの中でリサイクルできるものが何パーセント入っていたのかを整理し、そのデータを基に、分別の徹底を図るように市民や事業者へ案内するとよいと思います。

    (中村委員) 52ページの市の行動指針について、前計画と比べてみてもほぼ同じ文面になっています。37ページの1.国、東京都の目標とその検証の中で三つの柱の記載がありますが、特に「社会的課題への果敢なチャレンジ」という言葉があり、非常に大切なことだと感じました。羽村市ではどのくらい果敢なチャレンジをしているのかについて考えた際に、広報紙ではいつも同じような一般的な内容ばかり掲載されており、果敢なチャレンジが感じられません。52ページの⑤についても、文面だけ見ると果敢なチャレンジのように感じられますが、言葉だけが先行してしまっている印象を受けました。前回の審議会の中で市民の意見交換の場を設けてもらうように意見を出したところ、事務局から廃棄物減量等推進員会議があるとの回答でしたが、この推進員が町内会において、ごみ減量にどのような働きかけをしているのか教えてください。

    (市川副会長) 推進員については、市から各町内会へ推薦の依頼があり、それに基づき選出しています。推進員に選ばれた人は、年2回の会議に出席し、市からごみ減量に関する情報提供などを受け、その内容を各町内会の役員会などに必要に応じで報告する仕組みになっています。

    (事務局) 町内会のイベントなどでは、通常の家庭ごみの収集とは異なる形でごみが排出されることになるため、分別されずにごみが排出されることもあります。このような場面で、推進員が先頭に立ってごみの減量や分別の仕方について取り仕切ってもらえるようにするため、推進員会議においてさまざまな案内をしています。また、リユース食器を利用してもらい、町内会のイベント等のごみ減量に取り組んでもらえるようにも案内しています。

    (中村委員) 推進員会議では、一般家庭を対象としたごみ減量の話題ではなく、イベントの際のごみ減量について伝えているということでしょうか。

    (事務局) イベントだけではなく食品ロスなど、一般家庭に広めてもらいたい内容についても、町内会へ持ち帰り情報共有してもらうように案内しています。

    (金子委員) 町内会の会議に出席していますが、推進員からごみについての話題は一度も出ていません。そのため、推進員会議の内容が、地域まで下りてきていないと感じます。

    (中村委員) 推進員が選出され、会議が開催されているのであれば、しっかりと組織化して、ごみ減量についてどんな取り組みができるのか具体的に検討した方がよいと思います。

    (市川副会長) 町内会では、さまざまな課題に挑戦しており、ごみの問題だけ取り組むことは難しい部分もありますが、推進員が町内会の役員会などに会議内容をしっかりと報告するなど、取り組みが地域に周知されるようにしていきたいと思います。

    (佐々木委員) 事務局の説明の中でマニュアルについての話がありましたが、本計画に基づいて何かマニュアルを作成するということでしょうか。

    (事務局) 本計画には、災害廃棄物処理計画が盛り込まれており、より実践的な内容については、本計画を基に災害廃棄物対策マニュアルを西多摩衛生組合の構成市町である青梅市などと共同で作成する予定です。

    (小嶋委員) 羽村市では、容器包装プラスチックが無料回収であるため、羽村市の知人に容器包装プラスチックの処理を依頼している他市町の方がいると耳にしたことがあります。容器包装プラスチックなどを削減するためには、売る人や買う人などがそれぞれ責任を持ってもらうことが大切であり、そのために有料化などの具体的な対策を講じる必要があると思います。

    (雨宮委員) 本計画の目標などについて、関東一や東京都一を目指すなど、具体的な指標があると市民も目標に向けて行動しやすいのではないかと感じました。例えば、鹿児島県大崎市はリサイクル日本一の街として有名であり、家庭ごみの80%以上がリサイクルされているそうです。このような目指すべき具体的な指標があるとより市民に伝わりやすいと思いました。

    (事務局) 羽村市としては、48ページに記載のある目標を掲げています。この計画期間中に目標を達成できるように後段の行動指針を実践していく予定です。計画の進捗状況を評価、検証していく仕組みは必要だと思いますので検討していきます。

    (中野委員) 市内を歩いているとポイ捨てなどが目立ちますので、マナーが悪い市民に対しての啓発活動を積極的に取り組んでいただきたいです。

     

    5 その他

    (1)今後のスケジュールについて 

    事務局より配布資料「今後のスケジュールについて【資料3】」に基づき説明

    <質疑なし>

     

    (2)第5回羽村市廃棄物減量等推進審議会 開催予定日について

     令和4年3月中旬ごろを予定。開催日については、改めて調整。 

     

    6 閉会


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    羽村市産業環境部生活環境課

    電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211

    ファクス: 042-554-2921

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