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平成27年度第2回羽村市青少年問題協議会会議録

[2016年4月27日]

平成27年度第2回羽村市青少年問題協議会会議録

日時

平成28年3月18日(金曜日) 午後1時30分~午後4時30分

会場

市役所4階特別会議室

出席者

会長:並木 心、委員:島田哲一郎、北村健、桜沢修、高﨑光、長嶋浩一、杉本久吉、石塚健市、渡邉慎吾、愛甲慎二、荻島初美、山下忠義、鈴木将史、折原伸司、柑子木裕美、寺嶋孝、平辰男、井口タヱ子、市川康浩、山崎尚史、伊藤文隆、小林宏子

欠席者

高橋英保

議題

  1. 開会あいさつ
  2. 羽村市における青少年の現状等について
  3. テーマ:インターネット利用に関する保護者向け「メッセージ案」について
  4. 閉会あいさつ

配布資料

  1. 羽村市青少年問題協議会次第
  2. 「SNS東京ルール」の策定について
  3. 「SNS学校ルール」の策定について
  4. 青少年をインターネットの危険からまもるために(案)
  5. リベンジポルノ相談1143件
  6. 子供を守るネットルールTOKYOキャンペーン
  7. STOP!ネット犯罪-あなたのお子さんは大丈夫!?-
  8. 平成27年度における立川児童相談所管内の状況について 

内容

1,会長あいさつ 

 本日は第2回羽村市青少年問題協議会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。日頃から、市の行政運営につきまして、ご理解とご協力をいただき、深く感謝申し上げます。本協議会は年2回行っていますが、前回開かせていただいた時には、それぞれの情報交換とともに、インターネットに関する問題につきまして、インターネット協会の大久保研究員よりいろいろな課題についてご講演をいただいたところでございます。委員の皆さん方からご発言いただきまして、協議会として、保護者に対してインターネットに関する何らかのメッセージを発信したらどうかという積極的なご意見を賜りまして誠にありがとうございます。今日はそれぞれのご報告をいただくともに、インターネットに関するメッセージを発信する内容につきまして、ご審議いただきたいと思いますのでよろしくお願いします。背景は委員の皆さんの方がよくご存じだと思っておりますので、活発なご意見をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 

2,議題

(1)羽村市における青少年の現状等について

(教育委員会) 羽村市内の小・中学校の児童生徒の実態ということで、平成26年度の児童生徒の問題行動等生活指導上の諸問題に関する調査という文部科学省が行っているものですが、こちらを基にいくつか説明をさせていただきたいと思います。内容といたしましては、暴力行為・いじめ・不登校の3点でお話しさせていただきます。まず1点目の暴力行為の発生件数ですが、小学校ではございません。0です。中学校では平成26年度4件ありました。こちらは、生徒同士のトラブルです。平成24年度は中学校で19件、平成25年度12件、そして平成26年度4件ということで、暴力行為等については羽村市では減少しているというような形でとらえています。2点目のいじめの状況でありますが、こちらは平成26年度の認知件数ということで、学校がいじめのような状況を把握した数ですが、小学校で26件、中学校では44件です。こちらは各学校きめ細かく子どもたちにアンケート調査をとっています。学校によって頻度は違いますが、定期的にいじめアンケートに取組んでいます。こういったところで、子どもたちが自分から発信したり、気が付いたということが、アンケートの中に入ってきて、それを基に学校が話を聞いたりするということで発見しているというケースが多くなっています。先ほど小学校26件、中学校44件と申し上げましたが、こういった発見したものはそれぞれ学校が話を聞きながら、子どもたちに関わって解消・解決できるように取組んでいるところです。その中の解消数ですが、中学校44件中41件は解決の方向へ向かい、3件は友だち同士が納得していない状況等未解消であるということです。小学校は26件中1件が未解消で報告があがっています。当然、解消したと思っても復活してきたり、同じような事が起きる場合もありますので、こちらも学校がきめ細かい指導を継続的に行い、子どもたちの状況を確認しながらいじめが起きないように心掛けています。子どもたちには、もし、いじめが起きた時に、自分でもそれはダメだという気持ち、また、周りも防ごうという気持ちを育てることが大切なところです。また、自分でも声をあげられる、アンケート等に書けるというところも非常に大切な力かなと思います。また、学校もそういったものをそのままにせず、受け取って継続してみていくことに取組んでいます。最後に不登校の状況ですが、平成26年度の出現率は中学校は3.15%です。東京都の平均が3.17%です。羽村市は若干ではありますが下回っているところであります。羽村市は以前はずっと都の平均より悪い状況が続いていましたが、平成25年度 26年度とも東京都の平均を下回り、昨年は初めて2.85%と低い状況になったということです。年度によっての上限はありますが、今の傾向としましては不登校も少なくなっている状況にあると捉えています。こちらも小中一貫教育を羽村市では取組んでいますが、いわゆる中1ギャップといわれる小学校から中学校に進学する中で、仕組みが違っていたり、心の成長でつまずいてしまう子どももいます。そういったところを小学校も中学校も同じように配慮をし、引継ぎをしっかりしていく中で、段差を少なくする取組みを継続し、また、一人ひとり人の子どもたちをしっかり責任を持って、それぞれが担当しているところで見ていくんだということが、小中一貫教育に取組む中で、こういった成果となって出てきていると捉えています。今日はインターネットがテーマになっていますが、掲示板等の書き込み、学校のことや個人情報を載せてしまうことがあって、東京都は定期的にインターネット上を監視していて、もし、いじめにつながるような書き込みがあったりするようなものは、件数の報告をさせていただいています。平成27年度中はなかったのですが、ないと言っても、今ご存じのとおりLINEの様なSNSで閉じられたところではどうなっているのかなというところがあります。SNSを使ったいじめはある程度あるだろうと捉えていますが、件数として発見しづらいということが、今の現状としてあると思っています。

 

(小学校) 小学校はいじめ等が起こった場合は、必ず管理職はもちろん生活指導主任、担任、保健主任などが入って丁寧な対応をしていきます。場合によっては保護者に来ていただいたり、もっと重要な案件の場合は臨時保護者会を開いたりし、早期解決に向けてさまざまな取組みをします。今日は金曜日ですが、生活指導会をどの学校でも行っているのですが、問題があった場合、必ずこの会で生活指導関係の話をして共通認識を図っています。ですので、一部だけ知っている状況ではなく、大きな課題については全員が知り、子どもたちに声をかけるような対応をしているところです。先ほどSNSの話がありましたが、本校の5・6年生で携帯の保有率であったり、SNSの活用・利用のアンケートをとったのですが、110名の内、携帯・スマートフォンをもっている子どもは61%。FacebookやLINEを活用している子どもは43%。主にLINEが多いようです。毎日使っている子どもが30%。週2日~3日が32%。週4日~5日が26%。相手は、83%が家族、72%が友だち。主に連絡をすることで使用しているようです。そういう中で、嫌な思いや困ったことがあった子どもは17%いました。理由は、自分の写真を加工してタイムラインに載せられてしまったことや、もう終わりにしようと言っても、何度も何度も繰り返しメールを送ってくるということが理由に挙げられています。

 

 ③(中学校)  現在、羽村の中学校の中では毎月報告し合っていますが、暴力行為はないとなっております。不登校といじめは毎月調査をかけています。細かいことでも気になったり、見たり、聞いたり、されたことや、不登校は出席簿で3日以上休みがあった場合は病気なのか、理由は何かを書いて集約しています。これは中学校3校とも同じです。先ほど出現率で3.15%と言われましたが、年度によってはばらつきがあり、減ってきていることは確かですが、なかなか無くならないのが実態です。いじめに関しては、いじめの定義が受けた側がいじめられたと感じたら全ていじめとして調査をしていますので、いろいろと話をしていく中で、これがいじめなのかいじめじゃないのか、大きないじめや軽いいじめとありますが、それに対して保護者を呼んで対応したり、子どもと保護者と双方合わせて解決を図ったり、いろいろな方法を用いながら、できるだけ早く解決できるよう取組んでいます。いろいろな事が起こると、子どもが先に親に話をし、子どもの都合のいいように言ってしまいますので、保護者がそれを鵜呑みにして相手側を攻撃したり、発言をしたりすることで、トラブルが大きくなることがあります。できるだけ早く子どもから言う前に学校側から連絡を入れて実態把握をしてもらった上で、保護者から対応をしてもらうよう努めています。それから、SNSに関しては一番多いのはLINEで仲間外れにされた、いろいろなことを書かれたとか、これも表面に出てくるのはごく一部で、我々に言わなくても仲間同士でLINE上ではかなりの数発生していると思われます。学校間でのSNSのトラブルもあります。

 

(都立羽村高等学校) 高校生になると範囲が広がっていきますけれども、自分の情報で世の中に出ると恥ずかしいと思われることを、平気で写真を撮ってカミングアウトするということがあります。例えば「自分はお酒を飲んでいますよ」とか、「煙草を吸っているですよ」ということです。実際、今までの生活指導は現行犯でしか対応してこなかったのですが、通称「ばかったー」と言われてるものなのですが、馬鹿な行為をしてそれを自慢げに外に公表しているということがあって、それは問題行為ということで生活指導の撲滅指導の対象にすることになりますし、保護者にも連絡することにしています。少なからずそういった生徒がいますが、実際にそういった情報が出てきた段階で指導しています。中には、東京都の情報監視サイトに載ることもありますが、載らないものもあります。載らないものはどうなっているかといいますと、例えば他の子どもが「そちらの学校の子どものこの子がこういうことをしているけどいいんですか」という形で学校の組織端末に画像が送られてきます。名前は分かります。そんなことで中傷し合っていることもあります。そのような状態は、非常に良くないので、こうべを絶つことを十分に指導しなければならないと思っています。生活指導部の方で生徒部通信を定期的に出しまして、その内容を具体的に述べて生徒に注意喚起を促しているところです。別の観点で、いじめ・不登校の問題ですが、本校は学校生活に気持ちがなかなか向かない子と、学校の規模が大きいので、大人数に入れない子どもが中にはいます。そんな中で不登校になる子どももいますし、実際に黙って授業中に座っていられない生徒もいます。そんな中で、必ずしも中退が少ない学校ではないので、東京都から指定を受けて、中退防止の学校ということでいろいろとキャンペーンを行っています。来年度から都内の34校が、不登校中途退学対策事業に該当する学校になりまして、そこには定期的に東京都教育委員会からスクールソーシャルワーカーが3人1組で派遣されてきます。実際家庭の中でも課題を抱えていまして、家庭に安心していられないタイプの子どももいます。立川の児童相談所にも相談させていただいた時もあります。そういった専門家とも連携を取れるような体制をとっています。新入生の召集日があるのですが、その時に保護者にご案内する内容がありまして、本校では、教職員で自立支援担当教員として主幹教諭を指名します。特別支援教育コーディネーターがおりまして、羽村特別支援学校と連携を図るということ。スクールカウンセラーなどと綿密な連携によって教育相談体制を強化していき、生徒の細かな状況に対応していくという体制を作るために取組んでいます。

 

(都立特別支援学校) 問題行動関連ですが、障害の関係で非常に興味関心が狭かったり、衝動的に欲求を押さえられない生徒が若干おりまして、登校時に通学途中の建物が気になり、中に入ってしまう等、登降指導に務め行動改善を目指して取組んでいます。市内の事例では見られないのですが、本校の通学区域の中では養育困難な家庭がありまして、片親でお母さんがアルコール依存だったりと、問題行動を起こす温床になりかねない状態の家庭には、地域の関係機関と連携して改善に取組んでいることがあります。いじめ等につきましては、都の方から定期的な校内でのアンケートに取組んでいますが、障害の状態等の関係もあって、いじめ事例についてはないところであります。不登校の事例がありまして、携帯に関わってくるところで、生活リズムが乱れていることが中学校から継続して続いているということがあり改善に至らないというケースが若干ですがあります。SNSがらみは常に生活指導の課題にしていて、いじめという風に生徒同士が感じてトラブルになっているということはあります。いじめの報告事案に至らないと申し上げましたが、中学や高校であるようなことはあります。そのあたりはご家庭と連携しながら対応しています。

 

(福生警察署) 平成27年度中の少年事件の取扱い状況ですが、昨年1年間では239件。平成26年に比べると46件減少している現状です。少年事件を種別分けしますと逮捕事案26件、任意捜査152件、14歳に満たない児童の触法事件が61件という取扱いとなっています。そのうち羽村市内では44件です。逮捕者3件、任意捜査事件が33件、触法事件8件で取扱いしています。次に補導状況についてですが、平成27年中は503件。前年よりも222件増加しています。そのうち、羽村市内では153件、内容は深夜徘徊が87件で約56%を占めています。今年に入りまして、2月末で108人の補導を行いまして、そのうち羽村市内の取扱いは46件を補導している現状であります。最近増えているところで、警視庁が取組みを強化しているのですが、児童虐待についてです。平成27年中の東京都内の警察が認知した児童虐待が1721件ということで、一昨年に比べますと約倍増しているという危機的な状態であります。内容は心理的な虐待が増えています。昨年の福生警察署管内でも55件の児童通告を行っておりまして、今年に入りましても、児童虐待による逮捕を2件行っています。いずれも養父からの暴行・傷害になっています。警視庁としましても、DV・ストーカー・児童虐待は人身関連事案ということで特に取締り等を強化しています。福生警察においてもそういった取組みを強化していますので、児童虐待は外部から分かりづらいということもありますので、何かそういった情報があった際には遠慮なく警察署に通報していただければと思いますのでよろしくお願いします。

 

(立川児童相談所) スマートフォン等の関係で児童相談所に上がってくるのは、インターネットのやりすぎで過大な料金が送られてくるということで、保護者がそれを知って実は子どもがそういうことをやっていたことが分かり、親子喧嘩になり、親が手をだして暴力になるというようなことです。機械を壊してしまって、それがきっかけで親子喧嘩になったというような形で相談があがってくることもあります。また、深夜遅くまでインターネット等を行って学校に行けなくなるなどの原因で親子が不調になるということがあります。日常茶飯的にそのような内容が上がってきます。資料の説明になりますが、児童虐待相談は、平成27年度は1月末現在、虐待相談だけで684件ということで、平成26年度の年間通しての数字を越えている状況です。2月末を確認したのですが、722件になっております。次に児童相談所で受けた189相談対応件数ですが、これは昨年7月から今まで共通ダイヤル11ケタだったのですが、「いちはやく」ということで3ケタ化しまして国のほうで導入した制度です。7月から1月までで67件ということで、27年度実績の約1割が189という形で加算されています。次に相談別受理状況ですが、12月末ということで1,337件のうち養護相談が847件ということです。その他、障害相談・非行相談になります。養護相談の847件の内の虐待相談がウエイトを占めている状況です。次に、管内市町村における虐待相談受理状況ということですが、27年度1月末現在の各市町村における実数をここに記載しています。対前年度比は、26年度実績ベースにおける1月末での状況になっています。次に年齢別発生件数ということですが、27年度はどの年齢層におきましても虐待が増えています。特に、就学前・小学生の年齢でトータルしますと、この年齢に78%が集中していることが分かります。次に対前年度比較の4月から12月ですが、注意して見ていただきたいのは養護相談847件、虐待相談622件、養護相談に占める虐待相談の割合が73.4%ということで、75%に近づく勢いの状況です。虐待相談の飛躍的な右肩上がりの伸びですが、背景としましては、兄弟受理ということで兄弟がいた場合は、ABCD4人いた場合Aが虐待を受けている場合は、BCDについても受理をして安全確保をしています。従来1件だったのが、兄弟の分も受理をしていることが挙げられます。先ほど福生警察署からも報告があったのですが、児童の面前DVがあったりして警察に通報した場合は、子どもが目撃した場合、心理的虐待ということで書類通告をもらいます。そういった意味で、警察からの通告が飛躍的に伸びていることもあります。また、虐待案件で傷害事件ということで逮捕される割合が非常に高くなっています。ある市で、学校に登校した時に痣があるということで、子ども家庭支援センターへ通告が行き、児童相談所へ相談があったので、迷わず100当番通報させていただきました。病院に連れて行き、即刻保護となったということが実際に起きています。このような状況がありまして、虐待相談については、伸びていく可能性が非常に高いです。

 

(8)(青少年育成委員会) 公園パトロールをした時のお話しをしたいと思います。市内公園の5,6カ所を回ったのですが、この日はこの冬一番の寒い日でした。でも、どこの公園も大勢の子どもたちが、ドッジボールやバドミントン、縄跳びや遊具、ゲームなどで元気いっぱいに遊んでいました。冬空に歓声が響き、心が暖まる想いでした。パトロールの後、市役所の会議室で話し合いをしました。福生警察署の方から、「羽村市は大人の関心が高いです。さくら祭りやチューリップ祭り、産業祭やどんど焼きなど年中行事が多く、これらはとてもすごいことだと思われます。私たちが一緒に周るパトロール活動も福生警察署管内では羽村市のみです。これからも続けてください。羽村市の公園のトイレは古いけれど、常に清掃されていて、落書きが一つもない。これは大人の目が届いているからです。羽村市の子どもは大切にされているんですね」と言われました。次に、「スマートフォンについて、東京ルールができるとのことです。インターネットを使う際のルールが広がるようになります。これは良いことです。それだけ事件が多いということです。」と話されました。私たちは青少年が健やかに成長することを願って安心・安全なまちを子どもたちにを目標に活動の輪を広げている状態です。

 

質疑・応答等 

 

(委員) 中学校への具体的にいじめが上がってくるときにはどんな形で上がってきますか。子どもから上がってくるのか、先生が発見するのか、親御さんからなのか。どういう形が一番多いですか。

 

(委員) 多いのはアンケートで子どもが直接訴えるのと、見ていたということで上がってくるパターンです。保護者から来るのも少なくはないですが、一番は日頃の生活の中で最近元気ないなとかそういったことで発見されることが同じくらいの割合で発生していると思います。

 

(委員)  いじめの中でLINEが原因になっていることが多いですか。それとも、現場で子どもたちが言い合ってとかなのか、どんな感じですか。

 

(委員)  LINEで我々がキャッチする時には、かなりこじれてからです。少なくはないです。

 

(委員)  立川児童相談所にお聞きしたいのですが、虐待が増えているということですが、原因としてどんなことが挙げられますか。例えば、価値観が変わってきていることもあるでしょうし、或いは、親の経済的な原因もあるのかなという気もするのですが。

 

(委員)  原因としてはいろいろとファクターはあります。経済的に貧困であるというようなこともありますし、虐待の連鎖によるもので、親から親へ虐待が引き継がれるということも挙げられます。保護者、特に母親の精神疾患。若年出産ということで、高校年代の女子が出産をするということがあります。そういうことからすると、親の資質が備わっていない若年の出産があると、当然命に関わる問題となってくることがあります。大人になりきれないカップルが一つ屋根の下に住んで、子どもがいた場合に虐待に発展することがあります。先ほど警察の方からも、逮捕案件が増えているとありましたが、養父や継父などの家族構成の場合、多く虐待が発生する場合もあります。生活保護の母子家庭の中に男性が転がりこんで、子どもに虐待をするなどもあります。そういった意味で、精神的にパーソナリティの低い男性女性が、拘りなく精神的に何らかの疾患を抱えている場合が非常に多いという傾向です。そんなようなことが背景にあって虐待に及んでしまうというようなことが挙げられます。

 

 

 

(2) インターネット利用に関する保護者向け「メッセージ案」について

(会長)  これまで、「インターネット関連の議題」につきましては、平成25年度第2回の会議で「青少年のインターネット・携帯電話との関わり」として、東京都ファミリeルール事務局統括マネージャーの山本様から講演をいただき、また、前回の協議会では「インターネット社会における子どもたちの人権とトラブル」と題して、一般社団法人インターネット協会の大久保様にも講演をいただきました。これらの内容も参考にして、さっそく、協議いただきたいと思います。本協議会から発信するメッセージ案については保護者向けのものとし、家庭でのルール作りの参考にしていただくものにしたいと考えております。青少年が自ら策定するルールにつきましては、平成27年11月に、東京都が「東京都教育施策大綱」の具体的な取組の一つとして、「SNS東京ルール」を策定し、全ての公立学校において、この東京ルールを受けての学校ルール作りを推進しております。羽村市では、平成28年度に「SNS東京ルール」を踏まえた「SNS学校ルール」、すなわち「自分たちのルール」を策定して行く予定です。策定にあたっては、子どもたちが自分たち自身でルールを決めていくという計画です。これは子どもたちにとって、非常に大切なことであると考えます。はじめに、教育委員会の山崎生涯学習部参事から、東京都の動きや教育委員会の対応について、説明をお願いします。

 

(教育委員会生涯学習部参事) 今、ご説明がありましたとおりですが、お配りしている資料に「SNS東京ルール」の策定についてをご覧ください。全体の流れですが、東京都教育委員会は、都内全公立学校の児童・生徒がいじめ等のトラブルや犯罪に巻き込まれないようにするとともに、学習への悪影響を防ぐため、SNSを利用する際のルールを策定していこうというところです。また、学校や区市町村教育委員会と連携して、児童・生徒の発達段階に応じた指導を強力に推進していくという大きな趣旨があります。現状というところをご覧ください。スマートフォン・携帯電話の使用率というグラフがあります。小学生は全ての子どもが持っているわけではないのですが、ご家庭の家族のものを使ったりということで、使用するというところにつきましては、小学校中学年の段階から使用している子どもが多いということがあります。次にネット利用に関するルールづくりの状況というところでは、小学校は家庭内でのルールは半数ぐらい決めているというところもありますが、全体としましてはルールがない中でインターネットやSNSを利用している状況があります。また、SNSを使い始めると段々遅い時間になったり、時間が長くなる傾向があるというのが全体的な流れです。次に右側を見ていただきますと、そういった状況の中で少なからずトラブルに巻き込まれたり、嫌な思いをするという子どもが増えています。また、スマートフォン等の使用時間と学力の関係では、長ければ長いほど当然の部分もあろうかと思いますが、学力調査の正答率が下がるということです。次のページでは、情報機器の長時間使用による健康被害というところですが、睡眠時間の関係であったり、視力等の関係を示しています。また、諸外国の状況、インターネット利用のルールという全体的な流れが書かれています。3枚目では、こういった色んな状況の中で、東京都がSNS東京ルールを作って、学校が取組んでいこう、そういった中で家庭の中でも話し合いながらルールを作っていく必要性があるのではないかという取組みをこれから進めていきたいということです。次の資料は、これらを受けまして、羽村市教育委員会として学校と協力しあいながら、どのように進めていくかというところの計画です。平成28年度中の取組みとして、来年度教育課程といわれる学校の計画書ですが、年間の計画の中に各校ともSNS学校ルールの策定を位置づけていきます。その策定にあたっては、東京ルールを踏まえて教員の指導の下、生徒会・児童会等を活用しまして、子どもたち同士の意見を取り入れて進めていきます。子どもたちの主体的なものでなければ、上からこういうところが必要ですよと言ってもなかなかこういったルールは守られないということが多いかと思います。子どもたちの自発的なものからスタートしていきたいという考えです。中学校の校長会長に相談しましたところ、子どもたちが生徒会を使えるのではないかというアイディアをいただきまして、その中で3校の中学校の生徒会の連合会の中で、合同で話し合いを進めながら今年度の夏くらいを目安に大きな羽村市としての取組みについて検討しようという形になります。また、羽村市では小中一貫教育を進めておりますので、中学校が旗振り役になっていただき、そのあたりを利用しながら、中学校区ごとに生徒会の中学生のお兄さん・お姉さんが考えたものだというところで、小学校も発達段階も違いますので、そのあたりを踏まえながら各小学校が秋から12月くらいまでのところで小学校も検討していくというような流れになっています。その後、そういった全ての小学校・中学校にそれぞれの取組みの指標を作っていただき、携帯やスマートフォンは家庭が持たせているところもありますので、家庭での啓発として、「子どもたちがこういうことを考えましたが、ご家庭ではどうでしょうか」というところをこの後、青少年問題協議会で発信したものと連動しながらいろいろな場面でご家庭へ伝えていきながら、子どもたちが困ったことにならないようにしていきたいという計画であります。

 

(会長)  素案として事務局でこんな形で保護者にメッセージを送ったらいいか、これについて粗々の案ですが作成しました。協議を効率良く進めていくために、もう少し基本的な議論をすべきという気持ちもありますが、素案を示させていただいて、それに基づいて協議をいただくということでよろしいでしょうか。

 

(事務局) 「保護者の皆さまへ」ということで、メッセージ案です。「青少年をインターネットの危険からまもるために」という表題です。その表題の下の四角い部分です。導入部分としまして、「小型パソコンとしてのスマートフォン等の急速な普及に伴い、インターネットは、有用で便利な情報・コミュニケーション手段として青少年の間に浸透している状況でありますが、こうしたスマートフォン等によるインターネット利用は便利な反面、LINEなどを通じたいじめ、犯罪被害、夜更かし、学習への影響など、子どもたちを取り巻くインターネット上の問題はとても深刻で見えにくく、大きな問題になってきている」というようなことで、状況を表現させてもらいました。次の緑の四角です。「ルールを守って、インターネット(SNS)を利用させましょう」の部分です。始めに、インターネットの向こうにはという序文で、「スマートフォンや携帯電話を使ったインターネット利用は、仲間内だけで利用しているように惑わされてしまいますが、全世界に繋がっていて、さまざまな人間がいることを伝えるべき」と考えまして、序文として挿入をさせていただいたものです。これにつきましては、平成25年度第2回の東京都ファミリeルール事務局マネージャーのお話しでも一番初めに話された内容です。続きまして、1番から6番までの内容です。1番としまして、利用時間と使用時間を決めるということです。夜更かしなどによる弊害を除去するため、使用時間を決めるよう訴えかける内容のものです。2番と3番につきましては、個人情報の問題や意志の疎通がうまくいかないために、いじめに発展するなど防げるようにと注意喚起を促すような内容となっています。自分の考えが十分に相手に伝わるか、勘違いされないか、読み直しをするよう訴える内容のものです。また、個人情報の関係につきましては、十分に注意してアップしましたが、写真の脇に写っていたマンホールの図柄で個人の居場所が判明しまったという例もあるということですので、画像等にも十分注意をしていきましょうということで記載させていただいています。4番につきましては、さまざまなアプリケーションを使用する際には、IDやパスワードなどを忘れないようにメモを取ることが大事であるということを伝えさせていただいています。これにつきましては、間違って掲載してしまった内容を相手に違っている意味で捉えられたような場合につきまして、取消・削除をするために必須のものであるということです。これにつきましては、前回のインターネット協会の大久保講師の話しの中でも一番最初に出てきた内容となっています。5番のインターネットで知り合った人とは会わない。単純なことです。犯罪防止の意味から、面識のない人とは会わないことを推奨する内容のものです。6番、約束を守れない場合のルール「メタルール」を作るということです。これにつきましては、罰ゲームというようなことではないですが、約束を守れなかった場合の次の約束、メタルールを保護者と子どもたちの間で作りましょうということで記載をさせてもらいました。この内容につきましても、平成25年度第2回の会議の講演会でお話しをいただいた内容となっています。その下にルール例ということで、メタルールの例として、記載をさせていただきました。例では、1番、2番の約束を守れなかった場合は、3番のように1週間スマートフォンを親に預けて使いませんと約束するものです。メタルールを作りましょうということです。次の緑の四角です。「フィルタリングを設定しましょう」の部分です。有害情報などから青少年を守るために、スマートフォンや携帯には「フィルタリング」を設定することが非常に重要なことで、代表例として4社の無料フィルタリングサービスの内容を掲載させていただきました。先日、市民活動講座がありましたが、そこの「スマホ・ケータイ安全教室」の中でもフィルタリングの重要性につきましては、講師の方からお話しがあったような状況です。次の青の四角の部分です。「子どもとの対話を心掛けましょう」の部分です。わが子との対話は非常に大切な要素で、親子のコミュニケーションの重要性を訴える目的で、5つの質問を例に挙げさせていただきました。本内容の出典先につきましては、ノートンという会社で、ウェブ上に公開されております。マリアン・メリットさんという方の著作の「家族のためのインターネットセキュリティガイド」と題した本で、17ページ以降ですが、こちらから引用させていただいて例としてあげさせていただいたということです。この5つの質問を順番にしましょうというのも、前回の大久保先生のお話しの中に出てきた状況です。その下の黄色い四角の部分です。「困ったなと思ったら」という部分です。困った場合の相談先としまして、東京都青少年・治安対策本部青少年課が実施していますネット・ケータイのトラブル相談こたエールについて、記載をさせていただき、もし何かあった時には対応をしていただこうということで番号を記載させていただきました。その下には※で用語の定義を掲載させていただいたということです。内容のメッセージ案につきましての説明は以上です。この案につきましては、前回のインターネット協会の大久保先生に内容について一読していただきまして加筆いただきながら、案として事務局でお示しをしたという内容です。

 

質疑・意見交換

 

(委員) フィルタリングは非常に重要だと思いますが、羽村市の小・中学校のフィルタリングをかけている実態の具体的な数字があるのかどうか、ないようであればそれを調べることができるのか。

(教育委員会生涯学習部参事) 現在そういった携帯電話やスマートフォンは、各ご家庭の方がどういうふうにしているのかという形になっていますので、教育委員会や学校でそういった実態の詳しい把握はありません。ただ、全体的な抽出調査などはあります。フィルタリングがどうなっているかというのは、申し訳ないですが数字的な部分はお答えできません。

 

(委員) 中学に入ってくる保護者に対しては、福生警察の方に来てもらい、フィルタリングが大事だよ、持たせたら親が責任を持って管理するんだよということを中学校3校で話しをしてもらっています。学校は、持っていても携帯・スマートフォンは学校への持ち込みを禁止しています。もし、どうしても必要であれば、朝来た時に、担任に預けなさい、帰る時にもらって帰りなさいということになっています。フィルタリングがかかっているのか、かかっていないのかは調べようがないです。学校に持ってくるなと言っていて、見せなさいといのもおかしな話ですし、拒否されたものを強引に見るわけにはいかないです。アンケートを取って、素直に書いてくれればいいのですが、外してあっても「フィルタリングをしてあります」と、賢い子はみんな答えるでしょうから、自分たちが危険に遭遇しないためにこういうことをやっているというのを理解させるしかないというのが現状です。

 

(委員) 大人はフィルタリングをかけなくても危険にさらされる形が非常に少ないので、知識がないのではないかと思います。それを、子どもの監視をするためにそういうシステムを採用しないと、事件に巻き込まれてしまうわけなので、親を対象にしたアンケートを実施して自分の子どもがフィルタリングをかけているのかを親は監視できると思います。

 

(委員) 今現在、抽出で調査は都が実施しているものを行っていますが、学年で1クラスづつ抽出で、子どもと保護者と学校とでアンケートを取って送ってはいますが、全部封をしてありますので我々が点検をするような状況ではないです。そういった調査は協力しています。

 

(委員) ルールの策定について、生徒会によるルールの作成ということで、いいことだなとお聞きしてましたが、これが実行段階に移ると生徒の手を離れてしまうことがあると思います。今後、これを実行していく中で生徒会の分科会ではないですが、チームを組ませてこういったものについて継続・見守りや相談を受けるなどを生徒会の中で自主的に作らせて、問題提起をさせるだとか改訂の提案をさせるなどを、そういうものがないと、ここでぽつんと生徒会が作成したら終わりではなく、もっと生徒自身に自分たちの問題点や困っていることが大人より一番分かっていると思うので、そこをうまく引き出せて継続させることを考えられるといいかなと思います。例えば、PTA総会の後やセーフティ教室の後にこういったテーマで勉強会をやるのでどうぞ残ってくださいと言っても、だいたい父兄の方は集まりません。PTAの役員や民生委員何人かいて、町内会長さんだけという状態なので、こういうせっかくいいことを親御さんに知らせようとしても伝わらないわけです。ですから、その辺のとこの発信を子ども自身にさせて、年間のどこかで発表会をやらせるなど、大人に対して投げ合いを子ども自身がさせるようなことを考えていただけたらいいのかなと思います。せっかく生徒会が作ったものがポツンと切れないように、ずっとこれをもっと身を膨らませられるようなことができればと感じました。

 

(委員) 中学校は西多摩15校で生徒会が集まって勉強会をしたり、色んなことを続けてきています。年に2回勉強会をやり、弁論大会をしています。羽村市内の場合は、市内だけで集まる勉強会は今までなかったのですが、それを今回作って、SNSに関して、一番大事なことは何かという大きな柱を完成させて、それぞれが家に持って帰って独自のそれぞれの家庭のルールを作るというふうに持っていこうとしています。各学校には小学校が武蔵野小学校と羽村三中は1校1校ですが、残りは中学に対して3校の小学校がありますから、高学年の子どもたちや児童会の子どもたちと生徒会と話合わせて、小学校はこういったルールを作っていきましょうと足並みを揃えます。高学年・中学年・低学年といろいろあるでしょうから、それを継続して毎年やっていきます。現在、二中校区ではハートフルフューチャーと言っていじめをなくすためにどんな取組みをしたらいいかを毎年やっています。標語などを作ったりしています。それと同じように、一中校区も三中校区もやっていこうというような計画です。また、どれだけ実効性があるかという確認はそれぞれの児童会がアンケートを取るなり、中学校は生徒会がアンケートを取るなりして、それを集計して、来年度はこうしよう進めていければいいなと考えています。

 

(委員) あまり我々が考えると枠にはめがちなのですが、多分子どもの中には、こういうことを好きな子がいたり、ホームページを作ったりとかそういう子がいると思うので、学校の先生方や我々などの指導者側が口を挟まないようにしながら、いいものだけひっぱってあげるような、相談を自分たちで受けて自分たちで情報発信して、解決に向かうかどうか分かりませんが、その方向性だけを我々が少し介入するというか、そういうソフトな部分からぜひやって、自発性をひっぱっていただけるようなことを考えていただけるとありがたいと思います。

 

(会長) 協議会はこれだけ各分野の皆さんが、この一つのテーマで貴重なご意見を交わすことがないと思いますので、メッセージを出すにしてもそれらの最大公約数がメッセージとして保護者の方にも伝わって、具体的なことを協議会から発信して、その効果とか結果を招かなければいけないという、そういう性格のメッセージではないと承知をしています。各分野でのそれぞれの施策について、実効性の上がるようなものについて、協議会から最大公約数の皆さんのご意見を集約したものを保護者にメッセージとして送るという性格のものだと思いますので、ざっくばらんにご意見をいただいて最終的なメッセージ案について提案させてもらいたいと思います。

 

(委員) 過去2回の勉強会をやられているということで、かなりSNSやインターネットの関係で勉強されているとは思うのですが、実は保護者の方がまだ色んなものに関して理解がまだまだ甘いというのが現状です。普通の仕事されている大人ですとインターネットの知識は子どもの方がはるかに高いのが現状です。昨年も福生警察でも2件ほどスマートフォンを使ったいわゆるリベンジポルノといわれるものだとか、この画像を流すから俺の言うことを聞けという、いわゆる強要を2件ほど扱っているのですが、現状として親御さんの知識はまだまだそこまでいたっていないということがあります。犯罪に使われた場合の匿名性はかなり高くて、格安シムカードを売り出しています。格安シム・格安スマホと言われるもので、通信網はNTTドコモなどの通信会社の大きなものを使っているのですが、実際にカードを運用しているのはその下に数十社ある会社が売り出しています。これは、総務省の施策として、料金の低額化を狙ったものですが、キャリア会社以外でもそういったものを販売できることがあります。また、データー通信専用シムカードがありまして、これは今の現行法上ですと携帯電話にあたらないので、本人確認の義務がありません。それでLINEも実際できます。そういった知識を親御さんにつけていただくのが、効果的ではないのかなと思います。今日手元に資料をお配りさせていただいたのですが、今も警察でもそういった強要、こういったものが犯罪に使われるということを呼んでいただいた講演でさせていただいているところなのですが、ぜひ保護者の方についても福生警察にお声かけいただければ、現状どういったところに注意したほうがいいのかというメッセージを発信させていただきたいと思いますので、お申し付けいただければと思います。やはり、まだまだ自分の子どもがインターネットを通じて、犯罪被害に合うということ事態が、どうしても遠い存在のような感覚でいらっしゃる方が多いので、保護者の方に向けてもそういった危険性の情報発信をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

(委員) 親のネットに対する知識が甘いからこそ、子どもがネットを通じて犯罪に巻き込まれるような周りを見ていると、我が家では通信が優れた社会の中でスマートフォンを持たせるのは早い方だと思います。今中学生、小学校3年生の子もスマートフォンを持っていて、小学生に対してはフィルタリングを行っています。今高校生に女の子が2人いるのですが、中学生の時にフィルタリングをすると言ったら、スマートフォンの意味がないと、辞典替わりにもなるというので、勉強や高校の受験などにもスマートフォンを活用していました。中学の時に娘がやはりLINEで友達に悪口を言った言わないで少し問題になって、それからはだいぶ勉強したのか、一切トラブルもなくなりました。親もそうですが子どもも怖い目に合わせなくてもやったらどうなるかを、親が親身になって教えていく必要があります。私はPTA会長も長くやっていますので、人一倍友達や仲間から多くこういった情報が早く入りやすくなっています。SNS学校ルールの政策についてですが、やって1回で終わらせるのではなく2ヵ月に1回とか、ほとぼりが冷めると子どもは絶対忘れて、忘れたころにまた繰り返すというのを今までの経験とか周りを見ていて特に思います。根付かせることが大事なのではないかと感じています。

 

(教育委員会生涯学習部参事) やはり繰り返し、見直しを図っていきながら、子どもたちに知らせて行く事が一つ大切な事かなと考えています。また、もう一つお願いの部分ですが、今後各学校のほうで、取組みの指標を作っていきますが、ご家庭のほうでそれぞれが家庭のルールも作っていくことが、非常にこの件に関しては大切なところかなと考えています。また、ご相談等をさせていただきたいと思っていますので、市P連等も大きい課題であると捉えていただいて、周知をご協力いただきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

 

(委員) 案の中の大きなくくりの中の一番上の所に、ネットいじめとか犯罪の被害と書かれていますが、児童相談所に寄せられる相談の中には性非行という年齢相応ではない処理できない性知識が簡単にこういった所から得られるということで、安易な性情報がどんどんとられています。それがどういう風に影響してくるかというと、兄弟間での性交渉が始まってしまいます。こういうことが現実に起こっています。ネットいじめと犯罪の被害ということもあるのですが、そういうことも実際にあるということを、できるだけ保護者に危機感を持っていただく、こんな実態があるということを強く打ち出した上で危険から守るんだという少しインパクトを強めることが必要なのかなと思います。字数の制限等もあると思いますが、あまり情報が多いと保護者の方は毛嫌いしてしまいますが、そこそこの文量でそういったところの現実もあるというようなことを入れたうえでインパクトを強めた方がいいのかなと思いました。

 

(会長) それぞれの各分野から実情についてご報告をいただいていますが、保護者に向けてきちんと通じるような、あるいは威力のもったものとして、あまりに過激にならないようなきちんとした形で、情報を集約した実情に関する情報、基本的なところに対する情報を保護者の方にメッセージとして送るということを構成の中できちんとしていければと思います。

 

(委員) ここで例えば、「危険から身をまもるために」ということで、利用時間や使用時間を決めるというのは、善良なる常識的な保護者ならこの範囲内なんですが、今非常に保護者自身が一般常識から外れて、おこずかいを持たせたらいい、こういった道具やSNSも使わせればいいみたいな親御さんもいるわけです。そこが、大きなネック、そこのお子さんがこういう犯罪に巻き込まれていくことが非常に強いのではないかと思います。そこの部分は何でガードをするか、ここにはなかなか謳いづらい部分はありますけれども、そこは非常に重要なところかなと思います。これは友だち同士で相談をしてそれを継承し合うとか、いろいろな警察等からもそういった事例をあってはならないことだと、常識なのだと、子どもにも伝えていきませんと、親御さんから常識がない文化を子どもに伝えているということが、そんなすごいことではなく、かなりの1割に近いような子どもがそういう実態にあるという認識のもとにいかないと、表向きの善良なる両親に対して何度言っても、それはそれで当たり前にやってますよという話なんですが、そうではない所の部分をもう少し加味させて、子ども自身にも認識させて運用してくことが非常に大事かなと思います。その辺りのところを見ていただければなと思います。

 

(会長) その辺りは、一番大事だと思います。こういうメッセージの発信先をどういう方に、分かっている方に発信してもということもありますので、そういう意味では当事者になりかねないあるいはメッセージについて分かっていただくというメッセージの性格のものがいいのか、それについてご意見はありますか。

 

(委員) 保護者の方が逆にスマートフォンに一生懸命になってしまって、子どもが何しても知らん顔をしている状況があったりします。こういうチラシをそういうお母さんに見せたいけど、なかなかそういう機会がないということもあります。この「保護者の皆さまへ」という正案を作って、いつごろのタイミングで発出するのかということと、手段として紙を使うのか、ホームページに載せて幅広く発出するのか、その辺りもよく詰めたうえで、タイミングとしては今卒業式の時期で新学期が始まりますから、この春休み中にある程度流すというのが効果的かなと思いますが、保護者会に向けてとか新年度の生徒を前にとかタイミングについては検討していただくと思うのですが、時期を選んで紙なのか、どういった形でということは練った上で戦略的に行ったほうが効果は上がるかなと思います。

 

(事務局) メッセージ案の情報発信につきましては、子どもたちのルールは今子どもたちがいろいろこうやっていこうということで、保護者向けの家庭ルール作りのメッセージにつきましては、なるべく早いうちに出して、参考としていただきながら、学校ルールの状況がおりてきて、それらを全部加味して、それぞれの家庭ルールを作っていただければいいのかなと考えています。保護者の皆さまには、年度の終わりか、年度の始めには紙の形では、見た目のレイアウトも見やすいものにしながら、保護者の皆さまにはお配りしたいなと考えています。ウェブページ等にも掲載ができるようになりましたら、そういうところもやっていきます。また、広報等でも紙面の関係もありますので、どんな形になるか分かりませんが、出来ればそんなこともやっていきたいなと事務局の方では考えている状況です。

 

(委員) 紙ベースであろうとウェブであろうと、今はリンクを貼ればいくらでも共有できるので、市のホームページに掲載された時に各学校のSNSルールづくり等の中身と一緒にこういう保護者向けのチラシも見られるように10校に配布してリンク貼れるようにしておけばいいのかなと思いますので、そのように進めていきたいと思います。

 

(会長) 協議会としてできる、今ある情報、保護者に知っていただきたい情報をきちんと提供すること、それに基づく実態の中でこういうことがあるといことを実例で挙げる。対策とか具体的にこうしたらいい、ああしたらいいということは協議会から出すべき性格ではないと思っています。学校側の方と合わせながら、みなさんのご意見を集約した形で、協議会らしい保護者向けのメッセージを出させていただきたい。対象につきましても、一つの完結型っていうのはそういう形のメッセージというのはなかなか出来ないというふうに思っています。そういう意味で今お話しさせていただいたような基本的な所を理解のある保護者あるいは無理解な方、その辺のところの最大公約数で皆さんに情報提供できるようメッセージを第1弾としては出させていただき、そして、実情に合わせて協議会としてもう少し具体的なものについて、合わせて保護者の方に実情等含めてできるようなことがあれば、臨機応変に次のメッセージを送っていくと、こういう形で協議会としてのメッセージの意味づけをさせていただくという形で進めさせていただくといことでよろしいでしょうか。

 

(委員) 福生警察の方にお願いですが、もしこういうパンフレットやリーフレットみたいなものがあって、保護者会を学校でそれぞれ開くわけですが、新入生の保護者会には来て説明していただいていますが、こういうものがあるならいただければ学校で配布することも可能だなと思いましたので、そういう情報もいただければ有難いなと思います。

 

(委員) 常時こういった犯罪のリーフレット、福生警察署独自でもそういった発信もしていきたいと思いますので、順次発送させていただければと思います。もう1枚こちらにあるリーフレットですが、先ほど子どもがなかなか言うことを聞かないというご意見もあったかと思うのですが、依存が高くなるとなかなかもう今さらフィルタリングをかけられないというところがあります。警視庁の調査によりますと、依存は中学生・高校生に上がっていくことによって、かなり高くなっていくということですので、小学生の依存度が低いうちから、スマートフォンの怖さとかの教育を徹底していくとこういった犯罪に巻き込まれる可能性が減るのではないかと思いましたのでよろしくお願いします。

 

(委員) 小学校では、警察の方にも来ていただいたりして、1・2・3年生、4・5・6年生向けに毎年そのような話をしてもらっています。保護者の方にも入っていただいて、一緒になって勉強しているところです。こういったリーフレットがあると説得力が出てくるかなと思います。

 

(委員) 「困ったなと思ったら」というところに、東京都の青少年・治安対策本部だけなのですが、できたら羽村市のどこか身近なところがないと、東京都までわざわざ相談すると気が引けてしまうなという感覚を持ちますので、ぜひ、そういう窓口がご用意できるなら用意してもらうといいかなと思います。

 

(子ども家庭部長) 今議論の中でもお分かりになったかと思うのですが、専門性が高いです。羽村市の児童青少年課が協議会の担当にはなっているのですが、情報の治安対策のところの担当になると防災安全課になってくるのですが、おそらくそういった場合ここに書き込まれるのは警察であったり、あるいは児童青少年課の電話番号は書けますが、そうしたところで、ご紹介をするという形になってきますので、そういった羽村市の相談窓口ということで防災安全課の方とも協議して、必要な情報は載せられれば載せていきたいと思っています。

 

(会長) これだけの分野の皆さんが本件について関心を持って、保護者に向けてそういうメッセージを出すということの意味というのは大変重要だと思っています。先ほど、ご説明したような形での意味のあるメッセージを、今日のご意見等を参考にさせてもらいまして原案作りをできるだけ早くさせていただきまして、協議会の皆さん方に会議で集まる機会がないと思いますので、こんな素案でこれを出したいと思うという形でまずはご提案をさせていただきまして、コメントつけていただいて返していただくということで、きちんとした協議会としてのメッセージを発信させていただくという方向性でよろしいでしょうか。

 

3,閉会あいさつ 

(副会長) 本日は長時間に渡りまして、それぞれの分野からのご報告貴重なる発言、活発なる意見交換をいただきまして、誠にありがとうございました。市内においても今まで審議していただきました内容を小中一貫教育、また、生徒会利用などを検討しながら、また家庭ルールとも協調しながら、青少年自身の自発性の中で健全なる取扱いが出来ますように、構築していきたいと存じています。委員の皆さんの中には、来年度も引き続き羽村市の青少年健全育成のためにお力添えをいただくことをここにお願い申し上げまして閉会の挨拶とさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。

 

 

 

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