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    平成29年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • [2017年12月19日]
    • ID:10687

    平成29年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    日時

    平成29年9月28日(木曜日)午後2時~午後3時30分

    会場

    市役所4階特別会議室

    出席者

    会長:和田豊、副会長:阿部啓一、委員: 市川二三男、中村洋子、沓川絢子、野島セキ江、野村博幸、日下部昇、轟誠、矢部要、古谷浩明、宮田満裕

    欠席者

    (委員) 浅見加代子、川島紀子、大野利幸

    議題

    1 第2回審議会会議録の確認について

    2 資源及びごみの処理費歳入歳出決算等統計について

    3 資源リサイクルマニュアル改定に関する基本的な事項について

    傍聴者

    1人

    配布資料

    • 平成29年度第2回 羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • 資源及びごみの処理費歳入歳出決算等統計

    議題

    1 開会     (生活環境課長より)

    2 会長あいさつ

    3 議題

    (1)平成29年度第2回審議会会議録の確認について

    (和田会長) 第2回審議会会議録について、何か意見はありますか。

    (沓川委員) 会議録の3ページから4ページにかけての部分ですが、エコセメント化施設が平成37年度に使えなくなるかもしれないと聞き、ぜひ継続して使えるように交渉をお願いしたいという意見だったのですが、事務局の回答が私の意見と違う内容が載っているように思います。事務局の回答は、「エコセメント化施設は、羽村市だけのものではないので即答できません。今後とも他の自治体と検討します」という内容だったと思います。私は、その回答で納得して質問を終了したのですが、会議録に載っている回答は「不適切物の混入をゼロにする」という内容なので、私の質問と全然違う回答が載っています。

    (事務局)  「羽村市としては、直接、エコセメント化施設について存続する、しないという判断はできない」と説明し、「他の自治体と協議して」とは言っていないと思います。私たちにできることは、周辺住民の方の理解をいただけるよう精いっぱいのことをしていくという回答でした。

    (沓川委員) 「他の自治体と協議して」という内容は私の勝手な判断だったかもしれませんが、回答が唐突に「周辺住民の方々にご迷惑をおかけしないよう」と始まっているので、今の説明の文言を加えていただければと思います。

    (事務局) そのように訂正させていただきます。

    (和田会長) 他に意見はありますか。意見がないようですので、会議録を確定させていただきます。


     (2)資源及びごみの処理費歳入歳出決算等統計について

    (和田会長)  議題の2項目め、資源及びごみの処理費歳入歳出決算等統計について、事務局より説明します。

    事務局より、配布した資料「資源及びごみの処理費歳入歳出決算等統計について」(資料2~5)に基づいて説明

    (和田会長)  何かご意見ございますか。

    (古谷委員) 資料2にある資源ごみ売却代金の約7,100万円ですが、資料3の資源ごみが27年度と28年度を比較すると約3パーセント減少しています。ごみ総量が減少していますので、資源ごみも減少するのはわかるのですが、資源ごみの単価の変動はどうなっているのか教えてください。

    (事務局) 資源として売却したごみは約3,300トンで、一番割合の大きいものは紙類、紙パック、古着・古繊維で約2,650トンです。この紙類などの単価が資源ごみ売却代金の増減に大きく影響を与えています。単価はキロ当たり税抜きで、鉄は約12円、アルミは約108円、生びんは重量換算すると約2.7円になります。ペットボトルは袋の原料として売却しているものとそれ以外のものと全部含めると約20円、硬質プラスチックは約3.8円です。紙類では、ダンボールは17.7円、新聞紙は20.8円、雑誌・雑紙は18.2円、古着・古繊維は12.3円、紙パックは19.8円です。自転車は1台当たり300円、廃家電を重量換算にすると、自転車を含めて約31円です。チップは0.3円、ぬいぐるみなどの雑品は0.1円です。鉄・アルミニウムは3か月に1回、古紙、古着・古繊維、紙パックは4か月に1回入札を行っております。

    (日下部委員) 資料3を見ると、家庭系ごみ量は減少していますが、事業系の燃やせるごみ量は景気により変動しているとの説明でした。事業系ごみの減量に対して、どんな対策をとっていますか。

    (事務局) 延床面積が3,000平方メートルを超える大規模事業所につきましては3年に1度訪問し、ごみ減量と分別促進の指導をしております。小規模事業所につきましては、申請により家庭ごみと一緒に収集をしております。分別方法などは一般家庭と同じですが、排出量を制限しており、燃やせるごみでしたら大袋で上限2袋まで、3袋以上出ていたら回収しないという形で、減量に協力をいただいております。

    (市川委員) 資料2ですが、平成28年度の歳入の合計は約2億7,200万円、歳出の合計は約9億6,700万円となっています。その差分の経費はどのようにしていますか。

    (事務局) 歳入から歳出を差し引いた約7億円ですが、市税が充てられております。

    (市川委員) 構成市町から経費をいただいているのではないのですか。

    (事務局) 資料2は羽村市の決算統計でして、西多摩衛生組合の決算統計ではないので、構成市町からお金が入ることはありません。

    (和田会長) 西多摩衛生組合の会計は別会計で、資料2は市の会計の統計資料ということです。

    (事務局) その通りでございます。

    (和田会長) 他にご意見はありますか。ご意見がないようですので、次の議題に入ります。


    (3)資源リサイクルマニュアル改定に関する基本的な事項について

    (和田会長)  議題の3項目め、資源リサイクルマニュアル改定に関する基本的な事項について、事務局より説明します。

    (事務局) 資源リサイクルマニュアルは、この審議会からご意見を頂き、見直しを行っております。資源やごみを分別する際の、バイブルとなるのが、資源リサイクルマニュアルや資源収集カレンダーです。現在のマニュアルは第5版となっており、その後も見直しを行っておりますが、月日が経ち、廃棄物の種類にも変化が生じており、問合せが多く、改善の余地があると考えております。そこで、この度、机上に配布させていただきました諮問書写しのとおり、羽村市廃棄物減量等推進審議会へ羽村市長からの諮問として、このマニュアルの改定について諮問させていただくこととなりました。具体的には、理解しにくいと感じるもの、ここ数年の新しい商品で流通量が多いのに記載されていないもの、ごみ処理に関する改善などご意見をいただき、マニュアルの改善を図りたいと考えております。検討を要する内容につきましては、今年度予算で印刷する資源リサイクルマニュアルの原稿としては、間に合いませんので、じっくり時間をかけて煮詰めていきたいと存じます。審議委員の皆さんからの意見を記載する様式を送付させていただきますので、返送していただいて、次回の審議会にて事務局作成資料を基にご審議いただければと考えております。

    (中村委員) マニュアル改定がねらいとなっているようですが、この審議会は廃棄物の減量を審議する会です。マニュアル改定を審議するにしても、どんな視点で審議するのかはっきりした方がいいと思います。マニュアルの改定がごみ減量の推進に結びつくのかをどう考えていらっしゃるのか。推進ができるのか。改定の審議に1年を費やしてよいものなのかどうかと思います。

    (事務局) マニュアル改定の表現内容が審議の全てではなく、ごみの減量と資源化の促進が重要でありますので、マニュアル改定を契機に審議いただきたいと思います。

    (中村委員) 目的はマニュアル改定だけではなく、他の事項も審議するということでよろしいでしょうか。委員からの提案も加えていただけるのでしょうか。

    (事務局) 提案いただいたことを全て実行できるかは別の判断となりますが、ごみの排出者としての目線で見ていただき、なるべく見やすく、どんな方でもわかるようにしたいと思っております。また、期間も1年かけるとお話ししておりません。3か月くらいで意見が出そろうかと思いますので、その後、反映できるものを決めていきたいと思います。ごみ減量、リサイクルができるような出し方、例えば生ごみの水切りなど、具体的なご提案をいただければと思います。

    (中村委員) 抜本的にごみを減量しようという気持ちを市民の人が持たない限り、いくらマニュアルを改定しても、見る人は見るけれど見ない人は見ないでごみを出してしまうのではないでしょうか。マニュアルがごみの減量に加担していけるのでしょうか。ごみを減らすにはどうしたらよいか、根本的なところをみんなで意見を出し合っていかないと、審議会の役割を果たしていけないのではないでしょうか。みんなにごみを減量しようという意識をどうしたら持ってもらえるのか。マニュアルの48ページに「廃棄物処理手数料の減免」の制度が記載されていますが、4人以上の対象世帯には中袋で、5人以上の対象世帯には大袋で交付するとなっています。分別をすれば、中袋や大袋で出すことはないのではないでしょうか。ごみ袋を小さくするとか、小さくした人にはその努力を認める方法はないかとか、減量を推進するということはそういうことではないかと感じています。

    (事務局) そのような意見を出していただければと考えております。ただ、中村委員のおっしゃる意識の改革というものは、意識を根付けてから行動を起こすのか、行動を起こしてから意識付けがなされるのか、どちらが先ということではないと思います。意識付けは継続して努めていきます。

    (市川委員) 現行のマニュアルは非常に分かりやすいと思います。3Rのことが記載されていますが、4Rはどうなっていますか。長期総合計画の後期基本計画の中に、分別の徹底が必要という文章があったと思います。この分析はできているのかなと思いました。意識の醸成については、何か別に考えた方がいいと思います。産業祭で分別ゲームをするなどです。また、歳入で金属を売っているという話しが出ましたが、「こんなものが売れた」というようなPRをしてはどうでしょうか。また、5月3日を「ごみの日」と決めてキャンペーンを行うというのはいかがでしょうか。

    (事務局) マニュアルが「細かすぎる」というご批判をいただくこともあります。特に、転入者、高齢者の方には、「ごみを出す行為が煩わしい」というご意見をいただいているのが現状です。委員の皆さまにマニュアルを見直していただく中で、拠点回収の種類や数を増やした方がよいとか、廃棄物処理手数料の減免対象者に交付する袋の大きさや枚数を変えた方がよいとか、分別の種類を細かくする、あるいは大雑把にするなど、いろいろな意見が波及的に出てくると思います。そういった意見については、即座に直せるものと、予算や近隣市町村、一部事務組合と相談しなければ解決方法が導き出せないものもあろうかと思います。そのようなことを踏まえ、短期的、中期的、長期的なものにすみ分けを行いながら、市民の皆さんにご理解をいただいてごみの減量や資源化の促進につなげていけるよう、建設的なご意見をいただければと思います。

    (中村委員) さきほどの事務局の説明では今年のマニュアル改定に間に合わないということでしたが、今年改定するのでしょうか。

    (事務局) 今年の印刷には間に合わないという意味です。毎年、転入者や希望者の方用に印刷をしています。大幅な改定は、今年度分のマニュアルの印刷には間に合わないという意味で、言葉の訂正等の簡単なものであれば、今年のマニュアル印刷に取り入れられるということです。

    (中村委員) マニュアルをじっくり見てみましたが、小型家電回収場所の記載がありません。事務局がどこまで改定する気持ちでいるのか分かりません。

    (事務局) ご指摘のとおりです。また、今年から始めたインクカートリッジの回収場所の記載もありません。そういった制度改正によるものは、事務局で修正していきます。

    (日下部委員) ごみ出しは私の仕事のため、よくマニュアルをみるのですが、ごみを材質で分けたり商品名で分けていたりして、分かりづらいところがあります。別の側面、視点から分別の表記を考えていただきたいと思います。間違えやすいものを載せたらどうでしょうか。

    (事務局) 今までいただいたように、いろいろなご意見、お考えをいただき、より良い方向に改定していきたいと思います。

    (事務局) 一番最初に作成した平成12年のマニュアルではごみの品目を記載し、後の改定版で材質を追記しました。細かく記載すればするほど、かえって難しくなるということもありますので、市民の皆さんの取り組みやすさなどの兼ね合いを大切に取り組んでいきたいと思います。

    (和田会長) いろいろな意見が出て、幅が広かったり厚かったりありますので、時間をかけて取り組んではいかがでしょうか。

    (中村委員) マニュアル改定への意見は、次回の審議会までに全てを書かなくてはいけないのでしょうか。

    (事務局) 項目だけでもよいですし、後から追加していただいてもよいです。

    (事務局) 細かな差異でも大局的な見地からのご意見でもよいので、ご意見をお願いします。

    (沓川委員) ごみ減量を主に考えて改定したらどうかと思います。先ほど話しのあった生ごみの水切りについては、マニュアル26ページに「水を切って」とありますが、「もっと大きく」などでもよいでしょうか。例えば、バッグなどは燃やせるごみとありますが、「できるだけ」という表現を使って、ベルト部分を切って金具の部分は金属に出すなど、分別する工夫を載せたらいかがでしょうか。

    (事務局) 今いただいたご意見のような、事務局とは違った視点でのご意見をお願いいたします。

    (中村委員) 例えばアルミ缶はつぶして出してもらうとか、分解して金具等をはずすなど、行政に何か提案すると、すぐに「危ないから市民にやらせられない」と言われます。「こう捨てて」というだけではなく、沓川委員のご意見のように、「できたらこう分けて捨てて」という、減量になるような回答をして欲しいと思います。

    (事務局) 全ての人にそのような意識がある訳ではなく、全ての人が同じようにできる訳でもありませんので、人によって危ないことをやるようになってしまうことは勧められません。

    (事務局) 空きかんは、アルミとスチールに分けて処分をしています。リサイクルセンターの処理機の関係で、空きかんは潰さず出していただきたいのが実情です。

    (中村委員) アルミとスチールを分けて収集してはいかがですか。

    (事務局) 今いただいたようなご意見を今後もいただければと思います。

    (和田会長) いろいろなご意見があると思いますので、事務局から配られる用紙に記入して提出してください。それでは、「資源リサイクルマニュアル改定に関する基本的な事項について」は、審議を終了いたします。


    4 その他

    (1)次回の羽村市廃棄物減量等推進審議会の開催について

    (事務局) 前回の審議会で年間の審議会のスケジュールを決定し、第3回審議会を11月16日としましたが、会長、副会長が不在となります。つきましては、別の日に変更させていただきたいと思います。日程調整につきましては、事務局に一任いただき、出席人数の最も多い日に決定したいと思います、日程調整の調査票をお配りしますので、10月13日までに返送してください。

    (事務局) この日程変更に関しましては、事務局で自治会関係の行事を全て把握できていなかったために、町内会・自治会全体としてのイベントがありまして、今回のような開催できないということにつながりました。大変申し訳ございませんでした。ぜひ、次の日程で調整をお願いいたします。

    (和田会長) 日程の調整をよろしくお願いします。

    (事務局) 申し訳ありません、時間を記載しておりませんでした。時間は全ての日程で午後2時開始ということでお願いいたします。

    (矢部委員) 収集業者と市役所で、年に3回、意見交換の場をもっています。少しでも市民の方の意見を吸い上げるためにも、町内会などの理解をいただいた上で、各種団体にアンケートを配る形でご意見をいただくのもよいのではと思いました。

    (和田会長) 他にご意見ございますか。特にないようですので、これで第3回の審議会を閉会させていただきます。それでは、事務局に司会進行を返します。

    (事務局)  本日は、和田会長におかれましては、議事進行どうもありがとうございました。また、委員の皆さんにおかれましても、慎重なご審議ありがとうございました。本日はありがとうございました.


    お問い合わせ

    羽村市産業環境部生活環境課

    電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211

    ファクス: 042-554-2921

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