平成18年度から教育関係者や保護者の代表などで構成する「羽村市立小・中学校一貫教育校検討委員会」を設置し、羽村市の小中一貫教育について検討を重ねてきました。そして、検討委員会からの報告をもとに、計画の素案をまとめ、平成21年10月20日に教育委員会定例会において素案が決定されました。その後、11月9日から12月8日まで意見公募を実施し、また、11月24日・25日・27日には説明会を開催しました。さらに、教職員に対しては学校長から説明し意見を集約しました。そして、平成22年1月8日には、意見公募の結果についての教育委員会としての考え方をまとめたところです。
教育基本法や学校教育法の改正、羽村市の小学校・中学校の教育の現状と課題を踏まえ、義務教育9年間を通して児童・生徒一人ひとりにきめ細かい指導をすることにより、小学校と中学校の接続を円滑にし、中学校1年生の学校生活への不安の解消や学力の向上、不登校の解消などを目指す計画です。
具体的には、現在の義務教育6・3制を維持しながら、子どもの実態に即した弾力的な指導を行います。特に、小学校教員と中学校教員による相互乗り入れ授業や、羽村市の特色あるカリキュラムとして小学校1年生からの英語教育、郷土学習、キャリア教育を行います。さらに、家庭との連携を図る取り組みとして、保護者の子育てを支援する講座も行う内容となっています。
羽村市小中一貫教育基本計画~義務教育9年間を通じた一貫教育を目指して~(平成22年度~平成26年度)
羽村市小中一貫教育基本計画(素案)と羽村市小中一貫教育基本計画対照表
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