日時
平成22年11月16日(火曜日)午後7時~午後8時40分
会場
生涯学習センターゆとろぎ 会議室
出席者
議長 川津紘順、副議長 木村兼江、委員 愛甲慎二、田村義明、並木太一、古川光昭、望月光治、石黒奈保美、雨倉千恵子
欠席者
江久保千英
議題
傍聴者
なし
配布資料
会議の内容
1.あいさつ
(生涯学習課長) めっきり寒くなり、今年も残すところ1ヶ月半ということで、大変忙しい中お集まりいただきありがとうございます。ゆとろぎの方もここで文化祭、青少年&子どもフェスティバルという大きな事業が2つ終わって少しほっとしているところである。本当にご協力ありがとうございました。
今日は11月26日、27日に行われる社会教育研究大会についての話が中心になるかと思うが、よろしくお願いする。
(議長) 今日は今年一番の冷え込みだとニュースで言っていたが、寒い中ご出席いただきありがとうございます。先日の青少年健全育成の日、青少年&子どもフェスティバル等、いろいろご出席いただきありがとうございました。今日はよろしくお願いする。
2.11~12月の社会教育関係事業について
(事務局) (資料「11~12月 社会教育関係事業実施予定表」により説明。)
(議長) 質問等はあるか。
(委員) 児童青少年課で、11月21日日曜日にチューリップの球根植えがある。
(議長) 先日、生涯学習について1,000人の方にアンケートを取った集計を見させてもらった。羽村市はいろいろな事業をやっていると思うが、その中の意見では数が少ないという意見もあった。たくさん事業をやっている中で、参加している人は同じなのか、どうなのか。
(事務局) ゆとろぎの事業、特に講座関係では、ターゲットを分けている。子育て中の母親や高齢者、普段働きに出ている壮年層の男性など分けて講座を企画している。それなりにバラけて集まっていると思うが、同じ子育て中の母親という区分だったら同じ人しか来ない、というのは見受けられるかもしれない。
(事務局) 先日、生涯学習の研修があり、その中でも話に出ていたが、10%の人が繰り返し出ており、残りの90%の方はあまり出てないということだった。傾向としてはそういう傾向があると思う。
(委員) 先日、生徒の職場体験の際に、初めて保育室で子どもが保育されているのを見た。利用料金500円で預けられるということで、図書館へ行って勉強する人もいれば、ゆとろぎの中で学んでいる人もいる。このような制度を、ターゲットを絞ってその年代だけに知らせるよりも、もっと幅広く伝えていけば、子育て中の母親へその母親から伝わるなどして、もっと利用率が上がるのかと思う。
(事務局) 「子育てママの読書たいむ」というのがあるが、年々口コミなどで広がっている。
(委員) 「ひろば」について、広げて読むということが少ないという実態がある。もう少し興味を引いて見せるような工夫をしないと、なかなか読まないなと思う。
(事務局) ここで「ひろば」について市民の会に話を伺っているが、「ひろば」に入れたことによって、問題が出てきているという話がある。今までのイベントガイドなら新聞折込もできた、ゆとろぎに置くことができた、それ以外にも配ることができた、ということでいろいろな形で複数回目に触れる機会があり、それによって幅広い人に配ることができていた。ところが「ひろば」になってからは、記事の写真が少なくなった、チラシのようにパッパッと配ることができない、ということで、重ねて広報できなくなり、広報力が落ちているという意見がある。ここであり方を検討しているところである。
(委員) 結局「ひろば」は5つの団体が入っているから分散してしまう。
(委員) 範囲が広いので、読む方は的が絞りきれない。
(議長) 市民活動・ボランティアセンターの関係で言えば、市民にいかに広報するかということでは、羽村のこういう各戸配布のやり方はすばらしい、と都の方から言われている。文化団体や体育団体が一緒になってちゃんと載っており、羽村市は先進的だ評価されているという話も聞いている。ただ、今の話も聞き、確かに内容も大雑把になってしまっているとは思う。
(委員) 見せる工夫、読ませる工夫をしていかないと、ざっと読んでしまい、残らない。ピンポイントで「この記事を見せたい」というようなアクセントをつける工夫をやっていった方がいい。そうすれば目に留まるのではないか。
(委員) 全戸配布はすごくいいことだと思う。内容が詳しくなくなるということは当然そうだと思うが、一つのきっかけになるという点は良い。例えば、文化的なことしか好きじゃなかった人も、こういうこともやっているのか、とわかったりすることもあると思う。もっと詳しく知りたい人はそこに問合せの方法が書いてあれば、調べて行くのではないか。「ひろば」は「ひろば」としていいところもあると思う。
(事務局) 全戸配布しているので、非常にメリットはあると思う。ただデメリットも見えてきた。
(委員) スタートの時点では良いところを見て始めたわけだが、一年やってみて、欠点が出てきているということもあるようなので、改善してみたらどうかと思う。やはり記事は「読む」ではなく「見る」という方向に持っていかないとなかなか注目を浴びない。今の「ひろば」は記事がぎっしり詰まっている。限られた紙面なのでしかたない。たくさん載せる関係でどうしても文字ばかりになってしまうということが多い。そういう点で紙面をもっと広くするか、もっと方向性を変えるかなどして、行事にもっと興味を持ってもらえるような方法を考えなくてはいけない。転機かと思う。
(事務局) 前のイベントガイドと「ひろば」の違いは、「見る」ことだと思う。パッと見て写真が載っているのと、開かないと見られないというのは大きいと感じる。目で見せるところが大切だというのがわかってきた。
(委員) 「ひろば」について、対外的にはとても評価が高い。その反面、各団体ではデメリットの方が大きいような意見が多くなってきている。その辺は見直しが必要だと思う。どちらかというと報告的なイメージで見るため、どうしてもめくらない、開かない、だんだん見なくなる。体育協会などは昔の体協便りのように皆さんわかっており、そうした共通した認識でやっているところと、ゆとろぎのように不特定多数を呼び込むというものを、「ひろば」に集約するところに問題がある、無理があったのではないかと思う。
(事務局) 他の館の広報紙を取り寄せて見てみたが、このような形で出しているところはない。多くのところが1枚のA3くらいの大きさで、以前のイベントガイドのような形で、カラーである。目で見せる。そういうところが多い。
(委員) ピアノの演奏も落語もバレーも同じイメージだと、インパクトに欠ける。どういう意図で5団体がまとまって出すということになったのかよく理解していなかったが、やってきてデメリットが多くなってきたのなら見直すということも必要じゃないかと思う。
(事務局) 前々回の「ひろば」の編集会議の際に、見直しについて議題に上げ、各団体を回って意見を伺いたいということを伝えた。話を伺って今後どうするか決めたいと思っている。
(委員) 「ひろば」はまとまっていていいが、特定のページだけ抜きたい時に不便である。
(委員) 文化協会では、月によっては4分の1ページしかないので、毎月同じ記事を載せるようなことになっている。文化協会としては以前の形の方が内容的にも充実したものを出せる。今のままでは厳しい。
3.第41回関東甲信越静社会教育研究大会(東京大会)について
4.「地域教育フォーラム」について
(事務局) 社会教育委員は手伝いはないが事務局が手伝いを行う。当日2日間にわたっての行事だが、大きく分けると3つになる。整理すると26日午前は、東京都市町村社会教育委員連絡協議会の交流大会、26日午後は関東甲信越静社会教育研究大会(東京大会)の全体会、27日午前は関東甲信越静社会教育研究大会(東京大会)の分科会、27日午後は東京都教育委員会の研修会。
(タイムスケジュール等確認)
(議長) 何か質問はあるか。
(委員) 分科会については何かレポートを出すのか。
(議長) 次回の会議で各分科会からそれぞれ報告してもらうということでどうか。
(各委員了承)
5.その他
(事務局) 先日の都市社連協の役員会で来年度の関東ブロック大会の日程が発表された。今度は茨城県で開催される。日程は8月の25,26日。今年度の東京大会については参加費を予算で手当てし、公費で支払をするが、社会教育委員の任期2年のうちの最初の年に関東ブロック大会への参加を認めるということになっているため、来年度は予算がつかない。もし参加される場合は個人負担となる。ご了解いただきたい。
(事務局) 羽村康次郎さんが22年度の地域文化功労者ということで表彰されたのでご報告する。先日、文部科学省へ随行した。全国で約80人、東京都で3人ということだった。内容としては、長年の祭囃子の保存に功労があったということである。
(議長) 生涯学習基本計画審議会に出ているが、そこで今、生涯学習の基本理念について審議委員で検討している。案について皆さんにお配りしておく。もし何かあったら私の方まで言っていただければと思う。
(副議長) お疲れさまでした。2週間後の金曜日・土曜日よろしくお願いする。風邪をひかないようにしてください。