令和2年度水質検査計画について
[2020年4月8日]
[2020年4月8日]
令和2年度水質検査計画について
羽村市では、市民のみなさんが安心して、水道水をご利用いただけるよう、毎年水質検査計画を策定し公表しています。
この計画では、水道法で検査が義務付けられている法定検査≪水質基準項目≫と法定検査を補完するために任意で実施している≪水質管理目標設定項目≫および≪要検討項目≫に区分されます。
法定検査は、原則給水栓から採水した水道水ついて、項目ごとに検査頻度が定められています。羽村市では給水栓(市内公園の蛇口)での検査を毎月(年12回)行うとともに、浄水施設および取水施設にも採水地点を設定しています。また、任意で実施している検査も浄水施設および取水施設に採水地点を設定しています。
任意で実施している検査については、毎年、過去の検査結果の推移や農薬類の使用状況等を考慮して、検査項目、採水地点等の見直しを行います。
放射性物質の検査は、放射性セシウム134、137を定期的に行います。
第1配水場、第2配水場高区・低区の各配水区域末端給水栓の水質を監視する自動水質監視装置で24時間・365日連続監視を行います。
自動水質監視装置は、水道水の消毒効果の有無を確認する「残留塩素」、水の性状を監視する「pH・電気伝導率」及び水の外観を監視する「濁度・色度」を24時間測定し、水道事務所の操作室において水質を監視すことで、「安心安全な水道水」を供給していきます。
今年度から取水施設で有機フッ素化合物の「ぺルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)・ぺルフルオロオクタン酸(PFOA)」を水質管理目標設定項目として検査を行います。
項目 | 法で必要とされている検査頻度 | 採水地点 | ||||||||
給水栓 | 浄水池 出口 | 膜ろ過 出口 | 膜ろ過 入口 | 水源水 | ||||||
給水栓 | ||||||||||
健康に関する項目 | 病原生物(2項目) | 大腸菌・一般細菌 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | ||
金属類 (4項目) | カドミウム・水銀・鉛・六価クロム | 4回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 4回 | |||
金属類 (2項目) | ヒ素・セレン | 4回 | ‐ | ‐ | ‐ | 4回 | ‐ | |||
無機物 (4項目) | 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素・フッ素・ | 4回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | |||
ほう素 | 4回 | 12回 | 4回 | 4回 | 4回 | 4回 | ||||
シアン | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | 4回 | ‐ | ||||
有機物質 (7項目) | 四塩化炭素・1,4-ジオキサン・シス-1,2-ジクロロエチレン・トランス-1,2-ジクロロエチレン・ジクロロメタン・テトラクロロエチレン・トリクロロエチレン・ベンゼン | 4回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 4回 | |||
消毒副生生物 (11項目) | クロロホルム・ジブロモクロロメタン・ブロモジクロロメタン・ブロモホルム・総トリハロメタン・クロロ酢酸・ジクロロ酢酸・トリクロロ酢酸 | 4回 | 12回 | 12回 | ‐ | ‐ | ‐ | |||
塩素酸 | 12回 | 12回 | 12回 | ‐ | ‐ | ‐ | ||||
臭素酸 ホルムアルデヒド シアン | 4回 | 4回 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ||||
生活上に支障が生じる項目 | 無機物 (8項目) | 亜鉛・アルミニウム・硬度・鉄・銅・ナトリウム・マンガン | 4回 | 8回 | 12回 | 12回 | 12回 | 4回 | ||
塩化物イオン | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | ||||
有機物 (2項目) | 陰イオン界面活性剤・非イオン界面活性剤 | 4回 | 4回 | ‐ | ‐ | 4回 | ‐ | |||
臭いに関する項目(2項目) | ジェオスミン・2-メチルイソボルネオール | 藻の発生時に実施 | - | ‐ | 藻の発生時に実施 | |||||
有機物 (1項目) | フェノール類 | 1回 | 1回 | ‐ | ‐ | 2回 | ‐ | |||
性状に関する項目(6項目) | 味・臭気・色度・濁度・pH・有機物(TOC) | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | |||
性状に関する項目 (1項目) | 蒸発残留物 | 4回 | 12回 | 12回 | 12回 | 12回 | 4回 | |||
毎日の水質検査 (7項目) | 残留塩素・pH・導電率・水温・外観・臭い・味 | 毎日 | 毎日 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | |||
病原虫類 | クリプトスポリジウム 指標菌検査 | ‐ | ‐ | ※指標菌検出時のみ病原虫類検査を実施 | 12回 | ‐ | ||||
項 目 | 採水地点 | |||||
各水源水 | 膜ろ過施設 入口 | 浄水 | ||||
健康に関する項目 | 金属類(4項目) | ウラン | ― | 1回 | 1回 | |
アンチモン・ニッケル・アルミニウム | 4回 | 12回 | 12回 | |||
有機物質(6項目) | 1,2-ジクロロエタン・1,1-ジクロロエチレン・1,1,1-トリクロロエタン・トルエン | 4回 | 12回 | 12回 | ||
フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)・メチル-t-ブチルエーテル | 1回 | 1回 | 1回 | |||
農薬27物質 | 殺菌剤 (2物質) | クロロタロニル・ジチオカルバメート系農薬 | 必要と思われたとき | 1回 | - | |
殺虫剤 (7物質) | アセフェート・イソキチオン及びオキソン体・フェニトロチオン及びオキソン体・マラソン・アセタプリド・トリフルミゾール・ジノテフラン | |||||
除草剤 (12物質) | グリホサート及びアミノ体・エスプリカルブ・ジクワット・ベンチオカルブ・トリフルラリン・パラコート・ピラクロニル・ビリブチカルブ・ベンゾフェナップ・ナフェナセット・イマゾスルフロン・ベンスルフロンメチル | |||||
殺菌・殺虫剤 (6物質) | エトフェンプロックス・カフェンストロール・ピロキロン・ブロモブチド・イミダクトプロミド・アスベンゾランSメチル | |||||
生活上に支障が生じる項目 | 消毒副生物質 (2項目) | ジクロロアセトニトリル・抱水クロラール | ― | 1回 | 1回 | |
無機物(4項目) | 残留塩素 | ― | ― | 12回 | ||
硬度・マンガン・遊離炭酸 | 4回 | 12回 | ||||
有機物質(1項目) | 有機物等 | 4回 | 12回 | 12回 | ||
性状に関する項目 (6項目) | 臭気度・蒸発残留物・濁度・pH | 4回 | 12回 | 12回 | ||
腐食性 | ― | 1回 | 1回 | |||
従属栄養細菌 | 4回 | 12回 | 12回 |
項目 | 採水地点 | 検査回数 | |
ぺルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS) | 第1水源 第2水源1号井 第2水源2号井 第3水源 |
1回 | |
ぺルフルオロオクタン酸(PFOA) |
1回 |
項 目 | 採水地点 | ||
膜ろ過 入口 | |||
ダイオキシン類 | ポリ塩化ジベンゾフラン | 1回 | |
ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン | |||
コプラナーポリ塩化ビフェニル | |||
内分泌かく乱化学物質 | フタル酸エステル類 (2項目) | フタル酸ブチルベンジル | 1回 |
フタル酸ジ-n-ブチル | |||
アルキルフェノール類 (1項目) | ノニルフェノール | 1回 | |
ビスフェノールA(1項目) | ビスフェノールA | 1回 | |
スチレン(1項目) | スチレン | 1回 | |
人畜由来ホルモン(2項目) | 17β-エストラジオール | 1回 | |
エチニル-エストラジオール |
詳しくは、下記のダウンロードファイルをご覧ください。
ダウンロードファイル
開庁時間:午前8時30分から午後5時15分(祝日および年末年始を除く、土・日曜日は一部窓口のみ)