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あしあと

    第3回羽村市まち・ひと・しごと創生計画懇談会 会議録

    • [2015年8月31日]
    • ID:8112

    第3回羽村市まち・ひと・しごと創生計画懇談会 会議録

    日時

    平成27年7月31日(金曜日) 午後7時~9時20分

    場所

    市役所東庁舎2階201・202会議室

    出席者

    【委員】松本祐一会長、大和田正樹副会長、岡あけみ委員、山本三喜委員、勝山真澄委員、池田文子委員、田嶋芳明委員、髙橋一朗委員、宇津木政弘委員、寺島昌弘委員、山本哲也委員、伊藤祐三委員、渋谷清委員、羽村綾那委員、小林舞委員(15人)

    【事務局】企画政策課長、企画政策担当主査、企画政策担当主査

    欠席者

    【委員】井手拓郎委員、中村勝司委員、清水直子委員、折原伸司委員(4人)

    傍聴者

    0人

    議題

    1 会長あいさつ
    2 議 事
    (1)羽村市長期人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生計画事業について
    3 その他

    配布資料
    <事前配布資料>
    資料11 羽村市長期人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生計画(案)
    席次表
    <当日配布資料>
    羽村市まち・ひと・しごと創生計画策定のための羽村市に関するイメージ調査(結果速報)
    転入者アンケート調査(結果速報)

    1 会長あいさつ

    松本会長より開会のあいさつ

    2 議事

    (1)羽村市長期人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生計画事業について

    事務局より資料確認

    資料11「羽村市長期人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生計画(案)」 説明

    策定支援委託事業者よりイメージ調査、転入者調査の結果速報 説明

    (松本会長)

    調査結果について、質問があればお願いしたい。
    イメージ調査だが、回答者は羽村市を知っている人か。

    (事務局)

    イメージ調査の対象者は、東京都在住で羽村市(場所、名前等)を認知している人にしている。

    (渋谷委員)

    他市との比較はしていないのか。

    (事務局)

    配布資料は速報段階の為、今後比較をする。調査項目、印象などの選択肢も他市の調査結果事例を見ており、比較分析はこれからになる。

    (松本会長)

    回答者の居住地域も把握できるのか。

    (事務局)

    できるだけ羽村市に近いところということで、多摩地域から対象者を選定している。ただし中央線沿線で新宿区なども対象として広げている。また転入者として多い豊島区、板橋区などのエリアも対象とした。羽村市の認知度がどの程度かということをまずスクリーニングし、多摩地域のみでサンプル数が集まらない場合は、23区全体に広げるという仕組みを使っている。

    (松本会長)

    回答者は多摩地域の人が多いということだろうか。

    (事務局)

    多摩地域を中心に設計している。ただし10代、20代のサンプルはモニター登録者数が少なく、回収率が低いため、一都三県を対象とした。

    (松本会長)

    資料11「羽村市長期人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生計画(案)」には第2回懇談会の議論が盛り込まれており、より具体的になってきているが、もう少し羽村市らしさを出したものがあるとよい。

    資料11について、質問があればお願いしたい。

    (渋谷委員)

    4つのプロジェクトに組み込まれている事業は78あるが、候補として78事業なのか。それとも全て取り組むのか。

    (事務局)

    掲載事業には、既存事業として他計画(長期総合計画、子ども子育て支援事業計画、現在策定中の産業振興計画等)で取り組んでいるものもあり、すべて実施することとしている。新規事業は11事業あり、これからの5年間で取り組んでいく。既存事業については、ブラッシュアップしながら取り組んでいくという視点で盛り込んでいる。

    (松本会長)

    既存事業は方向性・戦略性を加味していき、新規事業は戦略に合わせた形の事業になるという2種類がある。数は多いがいかに味付けしていくかということが本日の議論になる。

    (髙橋委員)

    他の自治体の委員会にも参加しているが、羽村市ほど議論が進んでいる自治体はない。しかし、今現在、羽村市にないものを作ろうとすることや、今の羽村市と違うものを作ろうとしているならば、「羽村市らしさ」がなくなる。計画案は既存のものを強化していくタイプで、まち・ひと・しごと創生計画のポリシーに合致しているように思う。その中で産業支援の分野は今までと同じような印象だ。今までの産業支援施策を継続しながら、まち・ひと・しごと創生計画ではRESAS上であがってくるデータを活用して、特定の施策を作っていくべきではないだろうか。まち・ひと・しごと創生計画にはRESAS上のデータを用いるべきだという議論が出てきている。78事業の中で数字に置き換えられるものをピックアップし、さらに分析して深く堀掘り下げていくべきだ。

    (松本会長)

    第2回懇談会を踏まえて生まれた言葉として「子どもの笑顔がここにある ~コンパクトでちょうどいい はむらスタイル~」がある。委員の皆さんから見た羽村市として、「コンパクトでちょうどいい」という言葉が出てきた。しかし、外側から見ると羽村市は印象がないようだ。「コンパクトでちょうどいい」という言葉の意味は住んでいる人からは納得できるが、外の人には納得できる言葉ではない。羽村市外の人に羽村市の魅力を知ってもらうには、どのような言葉で「らしさ」を表現するといいだろうか。プロジェクトの独自性を際立たせるには、「はむらスタイルとは何か」を外部の人に明確に見えるようにすることが大事だろう。「はむらスタイル」を説明する言葉を議論していきたい。
    前提として、羽村市の地方創生施策を展開するためのターゲットとニーズがある。ターゲットとして、「ターゲット1 市内在住の未婚女性」、「ターゲット2 市外在住の未婚女性」、「ターゲット3 市外在住のファミリー層」の3つを設定している。特に未婚女性のニーズに応えられることを羽村市として発信し、転入を促せるようにしていきたいという考えだ。まずは設定した3つのターゲットについて議論していただきたい。それを踏まえて方向性の議論をしたい。

    ■3つのターゲットについて

    ●グループ①岡委員、田嶋委員、山本(哲)委員

    「ターゲット1 市内在住の未婚女性」は、未婚率などを考えると30代まで広げたほうがいい。「ターゲット2 市外在住の未婚女性」、「ターゲット3 市外在住のファミリー層」は、ターゲットとしては厳しいのではないだろうか。都内で働く女性、都内在住のファミリー層に羽村市をアピールするには、「はむらスタイル」によほどのインパクトがないとアピールしづらい。具体的な「はむらスタイル」を発信しないと難しい。調査結果を見ると、羽村市の印象は「自然環境」が高い割合になっているが、自然環境にスポットをあてるならば、多摩地区はどの自治体も同じだ。その中で羽村市を選択してもらうための具体性が見えるようにしなければ、都内在住者にアピールすることは難しい。

    ●グループ②大和田副会長、山本(三)委員、伊藤委員、羽村委員

    「ターゲット3 市外在住のファミリー層」に絞ることが現実的ではないか。「ターゲット2 市外在住の未婚女性」では、羽村市を知らない人はターゲットとしてリスクが高い。現在、都内に勤務している人が、羽村市に転入してからも都内に働きに行き続けることは交通アクセスが不便だと人は来ない。「ターゲット1 市内在住の未婚女性」についても、彼氏や相手次第ではないだろうか。「ターゲット3 市外在住のファミリー層」については、家庭を持っている層であれば、家の購入や物価の面を考慮して羽村市に来やすいのではないか。人を増やすという面ではターゲット3に絞ったほうがいい。

    ●グループ③池田委員、宇津木委員、寺島委員、小林委員

    「ターゲット1 市内在住の未婚女性」は20代のみでなくてもいいのではないか。「ターゲット2 市外在住の未婚女性」、「ターゲット3 市外在住のファミリー層」だが、もっと優先順位の高いところをターゲットにした方が良い。優先順位として、市外在住者で羽村市に勤務している人や何らかの縁がある人をターゲットにした方が自然な流れではないか。

    ターゲットは3つあるが、そもそも女性に限定していいのだろうか。子育てを考えると、親の近くに住むという傾向はあると思う。他自治体と同じような層をターゲットにするのではなく、市内在住の未婚女性、市内企業に勤務している羽村市に縁のある未婚女性をターゲットとし、さらに子育て世代をサポートする世代を別のアプローチで持ってくることも、間接的に実を結ぶのではないだろうか。

    ●グループ④勝山委員、髙橋委員、渋谷委員

    3つのターゲットがあるが、そもそも羽村市で子育てしている人が大事ではないだろうか。その人たちが羽村市に住んでよかったと感じられれば、他の人に伝わると思う。78事業をすべて行政がやるのではなく、市民が関われる形にしたほうがいい。

    (松本会長)

    3つのターゲットはどのように決まったのか。各グループからは「住んでいる子育て世代などを流出させないこと」、「ターゲット2、3は都内在住者であり、流入させることは現実的ではない」、「親が羽村市に住んでいる人、羽村市に勤務している人をターゲットにしたほうがいいのではないか」という意見があった。このあたりの考え方はどうだったのだろうか。

    (事務局)

    3つのターゲットだが、人口動態分析の中で若い女性の流出傾向をつかんだ。そこから若い世代の流出を防ぐことをひとつの観点とした。流出を防ぐだけでは人口が増えないという部分として、新たな転入を求めていくために特に女性という視点でターゲット1、2を設定した。ターゲット3では、ファミリー層の転入で人口を増やすという視点で設定した。市内居住者をターゲットにしていないのは、子育て世代は比較的定住している傾向がある。そういった意味では、あえて明確なターゲットとしなかった。絞り込んで施策を打っていくのがよいと考え、市内居住者を無視するのではなく、それよりも市外のファミリー層を呼び込みたいという思いから3つに絞った。いただいたご意見をもとに、今後、整理していきたい。

    (髙橋委員)

    流出を防ぐ、流入を増やすために、若い女性をターゲットにすると、そのための施策になってしまう。ターゲットは若い女性でもいいが、そのためには現在、羽村市で子育てしている人が、安全で子育てできる環境があると感じていることを未婚女性にPRしていくべきだ。いま現在、子育てに関わっている人たちにとって子育てしやすい街にしていくことが重要ではないか。そういう意味で市内居住者をターゲットにしたほうがいい。

    (松本会長)

    ターゲットの考え方、捉え方に違いがある。事務局としてはターゲットを絞り込んで、一番留めておきたい、引っ張ってきたいところ(転出防止、転入増加)に注力したいという視点だ。委員の皆さんからは、もっと中心の人(市内居住者)を大事にしたいという思いがあり、子育てしている人たちを大事にすることで、それが外に伝わり、事務局の掲げているターゲットも来てくれるのではないかという考えだ。考え方はどちらもよいが、皆さんはターゲットをどのような人と考えているだろうか。

    (羽村委員)

    今住んでいる人の満足を深めることが重要で、それを外へPRしたほうがいい。女性は自分が満足すると、他者へ発信していくので、その発信力を利用していくことが可能ではないか。

    (小林委員)

    どの世代も大事だと思っている。流出を防ぐことも大事だが、新しい部分を採用することも大事だ。選択と集中という言葉通り、ある程度、特定した人をターゲットとして絞ったほうがいいのではないだろうか。

    (池田委員)

    羽村市に勤務している若い人も多いので、男女関わらず羽村市に縁のある人の満足度を上げることだと思う。何らかのメリットがあれば、女性も男性も惹きつけられる。いま掲載している3つをターゲットにするならば、メリット(いいもの)を提供するとわかりやすいと思う。

    (松本会長)

    逆に言うと、わかりやすく特徴のあるメリットでなければ、いま掲げているターゲットでは難しいという考えだ。

    (勝山委員)

    ネット社会が急速に広がっており、1人の意見が世界中に発信できてしまう世の中だ。母親たちから羽村市での子育てを発信できれば、よさが外に伝わるのではないか。例えばプロジェクト2の施策にある「病児保育の実施」が伝われば、羽村市から都心部に勤務していても対応してくれるという安心を持てる。共働きが多くなっており、子育て環境を充実すれば、インターネットを通じて良さは広がると思う。

    (岡委員)

    すべての世代が大事だと思う。また若い世代もだが、ベテランママからの発信力も大事だ。

    チューリップ祭りに香港からいらした方がいた。パソコンで「桜」と検索すると「羽村市」と出たとおっしゃっていた。やはり街に住んでいる人の発信力は凄いものがある。

    (松本会長)

    基盤となる人を大事にしながら、ターゲット層にPRしていくことが描かれていないから違和感がある。全体像を描いた中で、ターゲット層を最終的には引っ張ってくるという表現にしないと誤解を受けるのではないか。網羅的にストーリーを描くようにすれば印象が違うだろう。いま羽村市に居住している人を大事にしながら、ターゲット層にもPRしていくことを意識してほしい。

    (渋谷委員)

    市内で子育てしている方のニーズを明確にして、解決するうえで施策があれば納得感があるが、資料としてない。ニーズを把握しているのか。

    (事務局)

    計画策定を9月目標としてタイトなスケジュールの中で進めている。本来ならば、ニーズ把握をしたうえで、懇談会資料として施策を示し、時間をかけて計画策定を検討することが理想的だ。すべてを同時進行している関係で、わかりづらくなっている点があるが本日の段階ではニーズ(調査結果)は速報だ。ただし事務局で捉えているニーズと大きな差はない。調査結果が揃い、ニーズを把握したうえで再度検証していく。基本的にはニーズに沿った施策を計画としてまとめていきたい。

    (髙橋委員)

    第2章 5節に「転入者アンケート、転出者アンケート、グループミーティングの結果から導き出されたニーズに応えていく」とあり、3つのターゲットを設定しているが、導き出されたニーズが不明だ。若い女性が羽村市から出ていくのは、何が足らないのか。「子育ての街」というニーズではないから流出しているのではないか。職場が遠い、親の転勤などの理由であり、子育てが理由で若い女性が流出しているとは思えない。

    (事務局)

    若い世代の女性の流出は事実としてあり、その理由を捉えてメインターゲットとしていくという基本的な考えがある。人口ビジョンの人口形態を考え、絞り込んだターゲットとして設定した。ターゲットが求めていることをアンケート結果などからうまく導き出していきたいと考えている。交通アクセスといった意見が多くあるのは現実だが、逆に市内に住んでいる若者たちからは、若い世代が活動する場所がないという意見が多くある。「ターゲットが求めるニーズ」は空白になっているが、そういった若者からのニーズや意見を今回のアンケート調査結果と含め、しっかり入れ込んだ形でストーリーを作っていくという流れで進めていきたいと思っている。

    (松本会長)

    同時進行なので、懇談会で求められていることは、ニーズ部分だ。それをアンケートだけでなく、皆さんの肌感覚や経験の中で出していただきたい。

    (松本会長)

    次の議論だが、「はむらスタイル」とはどのようなものかを考えていきたい。ターゲットをイメージしながら、羽村市に入ってくればできること、可能になること、羽村市での生活など、さまざまな要素を出してほしい。それを「はむらスタイル」の具体化のデータとし、事務局で整理して、ニーズに反映させたい。
    第2回懇談会で「コンパクトである」という言葉が出てきた。これは「特徴」や「らしさ」だ。その「特徴」や「らしさ」から生まれるメリット、ターゲットや住んでいる人たちが何を得られるのかということを議論してほしい。それが「はむらスタイル」の中心的価値になる。さらにそれを高めるために何をすればいいだろうか。

    ■羽村市らしさ「はむらスタイル」について

    ●グループ③池田委員、宇津木委員、寺島委員、小林委員

    人口増減よりも、羽村市の質をレベルアップするといい。子育てしやすい街にするには、学校の質を上げ評判が伝われば、他所からも来たいと感じる。コンパクトな街なので、学区域を外し、どこの学校にでも行けるようにして、学校同士の良さを築くこともあると思う。また有名学校の私立小中学校を誘致する、杏林大学と提携しているなら付属小学校などをつくってもいいと思う。国立市など他のコンパクトな市をみると、学校がいいと人が集まっている。羽村市もいい人が来てくれる街になってほしい。

    ●グループ④勝山委員、髙橋委員、渋谷委員

    高層化している街だと人同士が繋がりにくく、助け合いのない街になっているように感じる。一方、過疎化しているところでは、もっと稀薄になっていて、助け合いが難しくなっている。羽村市に住んでいる人は当たり前になっているかもしれないが、優しい人が多く、協力し合え、人との距離が近いように思う。そういうところを強化すれば、住みやすいのではないだろうか。人同士が近ければ、保育園に入れなくても隣近所で子どもを預かってくれるような関係も築ける街になるのではないだろうか。

    ●グループ①岡委員、田嶋委員、山本(哲)委員

    調査結果に「子育て教育環境が整っている」とあるが、実際にどのようなことで、20~30代の人がそう感じているのかよくわからない。その辺りのアピールが少ないのではないか。そこをもっとアピールしていけば、羽村市はいいところと感じてもらえると思う。
    ゆとろぎではさまざまな社会教育事業を行っているが、周知が足りないのではないか。実施しているいいことをもっと周知すれば、ターゲットである20~30代の人を呼び込める。もっと広めて深く追求すればいいと思う。
    都内と比べると羽村市の土地は安いが、近隣市と比べると高いようだ。家を建てようとする人は金額面から瑞穂町や青梅市に流れている。プロジェクト1の定住促進として「羽村deいい家助成制度の導入」とあるので、各方面で助成するものがあれば若い人が羽村市に住みやすいと思う。

    ●グループ②大和田副会長、山本(三)委員、伊藤委員、羽村委員

    まず「歩いて暮らせる街」がいいのではないかという意見が出た。サラリーマンにとっては、「青梅ライナーが停まる駅」だと住みやすいと思う。
    はむら若者フォーラムが主催する未来カフェで「羽村のおしゃれを考える」というテーマで話し合いが行われた。羽村市の特徴である水を炭酸水にして蛇口から出るようにする、水を使ったカフェの運営、ランナーやサイクリストに飲み水の提供、シャワー利用などのさまざまなアイディアが出されていた。創生計画は20代の若い女性がターゲットになっているが、観光を誘致して若い人の目を引くこともいいのではないだろうか。若者フォーラムでは斬新なアイディアが出るが、企業との出会いがなく実現に至らない。羽村市を盛り上げるための若者フォーラムなので、企業と繋がる機会を斡旋し、若い人の提案を市民が支援してくれるような活気のある街になればと思う。

    (松本会長)

    皆さんが感じている羽村市らしさをブレイクダウンしてより具体的になってきた。住みやすさとして、「(子育て環境ならば)学校や学ぶ環境のメリットを出す」、「住むための具体的な支援が必要」、「コンパクトであることは人とのコミュニティがある」、「羽村市の水」など多くの意見が出てきた。いま出てきた意見がそれぞれ繋がっていくことが大事だ。若い人のアイディアを拾ってくれる企業ということで言えば、プロジェクトにもある若者の集える場所、産業振興に繋がってくる。ここが繋がっていけば、羽村市の特徴になるだろう。

    本日の議論を事務局で整理し、施策間のつながりなども意識して反映していくと羽村市らしさが出てくるだろう。

    8 その他

    (事務局)

    次回は8月21日(金曜日) 午後7時~ ※資料は次回の会議までに事前配布。
    次回である程度の形のものを提示する。
    8月中には計画をかため、9月にパブリックコメントを実施する。

    (髙橋委員)

    まち・ひと・しごと創生計画は、行政にやってもらうのではなく、市民が参加し、自分たちで力を発揮するという参加型がポイントではないか。行政だけでなく、市民や企業がそれぞれできることはまだあると思う。それらをお互いに出し合えば、行政に頼らない暮らしやすい街ができるのではないだろうか。そこに交付金を利用し、効果が倍になるようなものが作れるように思う。78事業あるが、どの事業を自分は担当できるといったことを考えられるといい。

    (松本会長)

    今の意見は重要だ。直接、行政がやってしまうのではなく、促すことが大事だ。行政が舵を取ることによって、市民が刺激を受けて自分たちで動き始めるというイメージ。そういうことが促せる施策を考えて味付けしていくことで、市民の主体性が広がっていくのではないだろうか。