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    平成27年度第1回羽村市総合教育会議会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:8317

    平成27年度第1回羽村市総合教育会議会議録

    日時

    平成27年10月21日(水)午後3時30分~4時20分

    場所

    羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    市長 並木心、教育長 桜沢修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 島田哲一郎、委員 羽村章、委員 塩田真紀子

       

    会議に出席した職員の職、氏名

    副市長 北村健、企画総務部長 井上雅彦、子ども家庭部長 小林宏子、生涯学習部長 市川康浩、生涯学習部参事 山崎尚史、(事務局)生涯学習総務課長 西尾洋介、生涯学習総務課総務係長 岩田道也

      

    <会議経過>

    〔1 開会〕

    市長 皆さん、こんにちは。

    ただ今から、平成27年度第1回羽村市総合教育会議を開会します。

     

    〔2 羽村市総合教育会議運営要綱(案)について〕

    市長 それでは、早速、議事に入らさせていただきます。

    次第2、「羽村市総合教育会議運営要綱(案)について」です。

    まず初めに、この総合教育会議ですが、私と教育委員の皆さんで構成され、大綱の策定に関する協議や教育の条件整備など重点的に講ずべき施策、また、児童・生徒等の生命・身体の保護等緊急の場合に講ずべき措置について協議・調整することとされております。

    そこで、本日、第1回会議ということで、これからの会議を進行していくにあたり、あらかじめ必要な事項を定める必要があることから、協議するものであります。

    それでは、生涯学習部長から説明をお願いします。

     

    生涯学習部長 市長。

     

    市長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 それでは、「羽村市総合教育会議運営要綱(案)」についてご説明します。

    資料1をご覧ください。

    この要綱は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第1条の4に規定する総合教育会議の運営について、必要な事項を定めるものであります。

    まず、第1条では、趣旨として、羽村市総合教育会議の運営に関し、必要な事項を定めるものとします。

    第2条では、会議は、市長及び教育委員会をもって構成することを規定しております。

    第3条では、会議は、市長が招集し、市長が会議の進行を行うこと。教育委員会は、必要があるときは、市長に対し、会議の招集を求めることができる。また、緊急を要する場合は、市長と教育長のみで開くことができること。関係者または学識経験者から意見を聴くことができることを規定しております。

    第4条では、この会議を公開することを規定しており、ただし書き以降に、例外規定を設けております。

    第5条では、議事録の作成及び公表について規定しております。

    第6条では、会議の傍聴については、羽村市教育委員会傍聴規則に準ずるものとしております。詳細につきましては、参考資料1をご覧ください。第2条で、傍聴人の定員は10人とし、市長が必要と認めたときは、会議に諮って変更することができる規定となっております。第3条以降は、傍聴券の交付、傍聴できない者、傍聴人の守るべき事項、撮影及び録音等の禁止、傍聴人の退場等が規定されております。

    それでは、資料1へお戻りください。

    第7条では、会議の庶務は、会議に関する事務を所管する課において処理すると規定し、生涯学習部生涯学習総務課が処理することとなります。

    第8条では、このほか、会議の運営に関し必要な事項は、会議に諮って別に定めるものとしております。

    附則では、この要綱の施行日は、本日、ご協議いただき、平成27年10月21日施行といたします。

    以上、「羽村市総合教育会議運営要綱(案)」の説明とさせていただきます。

     

    市長 説明は以上です。

    ご意見、ご質問などありましたらお願いします。

     

    (質疑なし)

     

    市長 それでは、ご質問もないようですので、この要綱をもって羽村市総合教育会議の運営を進めていきます。

    それでは、ここで、議事3に入る前に、本日は傍聴希望者が、5人おられます。

    本日の議題に非公開とする理由はありませんので、「羽村市総合教育会議運営要綱」第4条に基づき、傍聴者の入場を認めることとしたいと思いますが、ご異議はございますか。

     

    (異議なし)

     

    市長 それでは、傍聴人の入室を許可します。

     

    〈 会議 中断 〉 〈 傍聴人 入室 〉

     

    市長 それでは、会議を再開し、次第に沿いまして進めさせていただきます。

     

    〔3 あいさつ〕

    市長 それでは、まず初めに、私からご挨拶を述べさせていただきます。

    改めまして、皆さん、こんにちは。

    本日、第1回総合教育会議の開催にあたり、お忙しいところお集まりいただきありがとうございます。

    羽村市もこの10月1日付で、新教育委員会制度に移行し、新制度のもとで、本日、初めての総合教育会議となります。

    新制度に移行したことで、これまでの委員長と教育長を、教育長に1本化し、教育行政における責任体制の明確化が図られたということでございます。

    島田委員におかれましては、これまでの間、委員長という職にご尽力をいただき感謝いたします。

    さて、総合教育会議は、市長が招集することとなりますが、この会議に求められていることの一つに、「市長と教育委員会が協議・調整することにより、教育政策の方向性を共有し、一致して執行にあたることが可能」となることが挙げられております。

    この会議は、決定機関ではなく、あくまでも私と委員の皆さんとの連携をより一層深めていくことが目的でありますが、これまでも教育長を始め、委員の皆さんとは、学校訪問やスポーツ・文化行事など機会あるごとに教育行政について意思疎通を図っておりますが、これからも引き続き、教育の充実に向けて一緒になって取り組んでいきたいと思いますので、どうぞご協力いただきますようお願いいたします。

     

    〔4 出席者の紹介〕

    市長 それでは、出席者の紹介です。お手元の出席者名簿の構成員の順に一言ごあいさつをお願いいたします。

    まず初めに、桜沢教育長からお願いします。

     

    教育長 教育長の桜沢でございます。

    本日は第1回の総合教育会議ということで、市長といろいろなお話し、議論ができるということで、皆さんも楽しみにしていた会議ではないかと思っております。

    平成27年4月1日に制度改正が施行されましてから、教育委員会の中でもこの内容につきましてはいろいろと説明させていただきましたし、皆さまもこの制度改正については、十分ご承知だと思っております。私ごとではございますが、先ほど市長のごあいさつにもありましたように、10月1日からは委員長と教育長の一本化ということで、教育長として拝命いたしまして、皆さまと一緒に教育委員会の運営に携わっているところでございます。

    教育委員会と市長とがこういった一つの席の中で、話し合いができるということで、大変私としても楽しみにしているところでございます。ぜひよろしくお願いいたします。

     

    江本委員 皆さまこんにちは。江本でございます。

    私は教育委員を拝命いたしまして、3年が過ぎ4年目を迎えました。それ以前は、学校現場そして保育の現場にもおりまして、特に学校現場におりました時は、学校訪問の折に市長直々に学校にお出でいただき、また親しくお話しをさせていただく中で、他の市町村にはない市長と学校現場の者とが直にお話しをさせていただく機会があるということで、非常にありがたいことだと感じておりました。教育委員になりましてからは違った立場で、またこのように会議でもいろいろお話させていただく機会が増えたということで、非常に喜んでおります。

    このように行政と学校の現場が、またいろいろな職員等が近い立場にいるということは、いろんな意味で意思疎通ができてありがたいことだと思っております。

    また、この貴重な会議の場を活かしながら、私もいろいろ意見発信をし、市長や他の委員からいろいろなご意見を拝聴したいというふうに考えております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

     

    島田委員 改めまして、皆さまこんにちは。島田でございます。

    先ほど市長のごあいさつの中でお話いただきましたけれども、この10月より立場を代えて改めて教育委員ということで、皆さま方にはお世話になるところでございます。

    教育委員を拝命した当初、私は保護者枠ということで5年前にこの職に立たせていただきました。改めまして、また教育委員ということでございますが、本日お集まりの構成員の皆さまとともに羽村のために十分仕事をさせていただきたいという思いが高まっております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

     

    羽村委員 皆さんこんにちは。羽村章です。

    この10月1日から2期目の教育委員に任命いただきました。私は、娘が小学生の時に栄小学校のPTA会長をさせていただいて、そんなに日にちは経っていないと思うのですが、先ほど島田委員から保護者枠という話がありましたけれども、私は保護者枠ではないですが、どうしても自分では保護者枠の感覚が非常に強いと思っております。

    私自身が高等教育に関わっている立場上、この初等教育やまた地域の教育がどれだけ大事かということは、身に染みて分かっているつもりですので、こういう場で、いろいろディスカッションできる、意思の疎通ができるということで、本当に楽しみにしております。これからもよろしくお願い申し上げます。

     

    塩田委員 皆さまこんにちは。塩田と申します。

    私は昨年の12月に教育委員を拝命いたしまして、まだ経験も少ないのですけれども、ただ、その中でも羽村委員より私はさらにPTAの経験が今年の3月までありました。羽村市でも、富士見小学校と羽村第三中学校でPTAの役員はやらせていただいておりました。PTAの立場はもう卒業しておりますが、現在、外部の部活の指導者という事であったり、地域の読み聞かせのボランティアということで、学校に入っていたり、今はもうやってないですけれども、学習サポーターとしても学校現場で授業に入らせていただいた経験がありますので、そういう経験を思い出しながら、また、踏まえて羽村の児童、生徒の皆さんのために何か役に立つことができたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

     

    市長 委員の皆さん、どうもありがとうございました。

    今後、どうぞよろしくお願いします。

    また、この会議を進めていくにあたり、市職員が出席しておりますので、名簿の順に自己紹介をお願いします。

    それでは、北村副市長からお願いします。

     

    〈 北村副市長から順に自己紹介 〉

    〈 井上企画総務部長、小林子ども家庭部長、市川生涯学習部長、山崎生涯学習部参事 〉

    〈 事務局:西尾生涯学習総務課長、岩田生涯学習総務課総務係長 〉

     

    〔5 総合教育会議について〕

    市長 それでは、次第5、「総合教育会議について」に入ります。

    生涯学習部長より説明をお願いします。

     

    生涯学習部長 市長。

     

    市長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 それでは、「総合教育会議について」ご説明させていただきます。

    資料2をご覧ください。また、参考資料2も併せてご覧いただきたいと思います。

    総合教育会議は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第1条の4として、法改正に伴い新たに規定されました。

    この総合教育会議では、大綱の策定に関する協議及び教育を行うための諸条件の整備その他の地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図るため重点的に講ずべき施策や児童・生徒等の生命または身体に現に被害が生じ、またはまさに被害が生ずるおそれがあると見込まれる場合等の緊急の場合に講ずべき措置について協議・調整することとされております。

    次に、この会議は、市長と教育委員会で構成され、市長が招集しますが、教育委員会は、必要に応じて市長に対し、総合教育会議の招集を求めることができるものであります。

    また、協議を行うにあたって必要があると認めるときは、関係者や学識経験者の意見を聴くことができます。

    第6項では、総合教育会議は、個人情報の保護、または会議の公正が害されるおそれがあるなど公益上必要があると認めるとき以外は、公開と規定しております。

    第7項では、市長は、会議終了後、遅滞なく、その議事録を作成し、公表するよう努めなければならないとし、

    第9項では、総合教育会議の運営に関し必要な事項は、この会議が定めることと規定されており、先ほど、「羽村市総合教育会議運営要綱」について決定していただきました。

    なお、この総合教育会議は、すべての地方公共団体に設置することとされております。

    以上で、「総合教育会議について」の説明を終わります。

     

    市長 ただ今説明のありました内容について、何かご質問があればお願いします。

     

    羽村委員 市長。

     

    市長 羽村委員。

       

    羽村委員 総合教育会議の年間の開催回数というのは決められているのでしょうか。

     

    事務局 市長。

     

    市長 事務局。

     

    事務局 年の開催回数につきましては、法律上では特に規定されておりません。各市それぞれの取組みの中で、回数はばらばらで、いろいろな自治体に聴取した中でも2回から3回であるということの情報は得ております。羽村市におきましても、今後必要に応じて市長のもとで開催していくこととなります。

     

    羽村委員 市長。

     

    市長 羽村委員。

       

    羽村委員 定例会として設置する場合と緊急の場合にも会議をするということになっておりますので、それは年間予定として今後決定していくということになりますでしょうか。

     

    生涯学習部長 市長。

     

    市長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 会議の内容につきましては、緊急の場合は別として、基本的には、教育を行うための諸条件の整備や学術文化の振興を図るための重点的に講ずべき施策と規定がされておりますので、おのずと回数等、基本的なところのスタンスというのは、決まってくるかと思います。まずは最初に大きな事項として大綱の策定というのがございますので、それらの状況を見ながら、あとはご説明させていただきました内容等によりまして回数が決まっていくものと考えております。

    なお、臨時の場合等、その都度所要によっては市長から招集がかかるということになろうかと思います。

     

    市長 他にご質問はございますか。

    それでは、ご質問もないようですので、「総合教育会議について」は、終了します。

     

    〔6 羽村市の教育大綱について〕

     

    市長 次第6、「羽村市の教育大綱について」を議題といたします。

    生涯学習部長から説明をお願いします。

     

    生涯学習部長 市長。

     

    市長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 それでは、「羽村市の教育大綱」についてご説明します。

    資料3をご覧ください。

    教育に関する大綱は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第1条の3の規定に基づき、市長が定めることとなっております。また、策定にあたりましては、地域の実情に応じ、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策となります。

    策定にあたりましては、文部科学省から主な留意事項として通知があり、主なものを(1)から(5)まで挙げさせていただきました。

    まず、1つ目として、大綱とは、教育の目標や施策の根本的な方針を定めるものである。

    2つ目として、地域の実情に応じて策定するものである。

    3つ目として、教育振興基本計画その他の計画がすでに定められている場合には、当該計画をもって大綱と代えることができる。

    4つ目として、大綱が対象とする期間については、法律では定められておりませんが4年から5年程度を想定する。

    5つ目として、大綱は、教育行政における地域住民の意向をより一層反映させるなどの観点から、市長が策定するものとしており、策定にあたりましては、総合教育会議において、市長と教育委員会が十分に協議・調整を尽くすことが必要であるとされております。

    裏面は、参考までに、法律の抜粋を挙げております。

    以上で、「羽村市の教育大綱について」の説明とさせていただきます。

        

    市長 ただ今、説明のあったように、大綱の策定にあたりましては、国からも留意事項という形で示されておりますが、羽村市の教育大綱がより良いものとなるよう、この総合教育会議において、十分に協議・調整していきたいと考えております。

    本日の会議の時間も限られておりますので、第2回以降も、大綱の策定に向けて、皆さんと意見を交わしていきたいと思います。

    それでは、委員の皆さんからご意見などいただきたいと思います。

     

    羽村委員 市長。

     

    市長 羽村委員。

     

    羽村委員 留意事項の3番目に地方公共団体において、教育基本法に規定する教育振興基本計画その他の計画を定めている場合には、別途大綱を策定する必要はないというふうに書いてありますけれども、羽村市の場合はどうするのでしょうか。

     

    市長 私としましては、事務局が大綱案を作成するというよりは、まずはこの会議でどういう形にしていくかというそれぞれのご意見を聞いた上で、既存の物を活用した方が良いか、改めて大綱という形にするか、また、この教育振興基本計画というのは教育に関する計画ですけれども、今回の大綱というのは市民の皆さん全体の教育関係を大きく結集したものにしていきたいということになれば、教育関係だけではなくて、長期総合計画との関係とか、羽村市では生涯学習基本計画、子ども子育て等、そういう基本計画との関係がありますので、そういうものをどこまでどういうふうに活用して進めていくかということは、ここで合意形成したいと思っております。委員の皆さんから次回にはたたき台をというご意見がありましたら、用意したいと思いますが、まずは皆さんのご意見を聞かせていただくことが大切だと思っております。

     

    羽村委員 市長。

     

    市長 羽村委員。

     

    羽村委員 長期総合計画がございますので、それに沿ったものというのは、必要だと思いますので、まったく違うものを作るわけにはいかないと思います。また、大綱を作ることによって、市民が分かりやすくなるということがとても良いことだと思いますので、そのような形で進めていければ良いと思っています。

     

    江本委員 市長。

     

    市長 江本委員。

     

    江本委員 基本的な計画については、長期総合計画や生涯学習基本計画がありますので、当然それに沿って行くべきだと考えております。ただ、羽村の教育の課題ですとか、特性というものはあると思いますので、そういうものがこの場でいろいろと話し合われた上で、その大綱というものに落とし込めていければよりすばらしいものになると考えております。

     

    島田委員 市長。

     

    市長 島田委員。

     

    島田委員 長期総合計画に準じて、また、生涯学習基本計画に準じてということでしたが、そのとおりで結構だと思っております。その中で、長期総合計画は平成28年度を末にしているものでしょうか、その中で、大綱については4、5年程度を想定しているという国からの通知がございますが、その辺の取扱いというか、制定の年度は統一するのでしょうか。

     

    生涯学習部長 市長。

     

    市長 生涯学習部長。

     

    生涯学習部長 今、島田委員からご質問のあった点でございますけれども、国では、想定として概ね4年から5年としております。一方で、他の計画があればそれでもいいという言い方もされておりますけれども、今の時点でそれに合わせるとか、いずれの選択肢もあろうかと思っております。

    市の基本方針がということであれば、大綱は大枠の話になりますので、おのずと内容について他の計画と整合が図られてくるものなのかと事務局では思っております。特段目標の期間に合わせるですとか、また、4、5年にするとかは特に定めがございませんので、それらも含めて協議いただく中で市長が決定していくものと考えております。

     

    教育長 市長。

     

    市長 教育長。

     

    教育長 生涯学習部長から説明がありましたけれども、考え方をもう一つ別の視点からいけば、期限を設けずに羽村市の大綱というものを、市長が策定したとすれば、今の第5次長期総合計画や生涯学習基本計画の前期の計画を基に作られた中で、今後、平成29年4月には、後期計画が始まるということでございますので、それに合わせて大綱を見直す、または全面改定をするというような形で、そちらの方に内容をしっかり合わせていく、また、指導要領等の関係もいろいろと動いてきておりますので、当然長期総合計画の中で、指導要領等の動きも見ながら、学校教育等に関する部分については、今後も長期総合計画の中で定めていく教育分野のものについても変更等も見越した中で作られていくのかと思います。それらも見越して同時に併行して、今ここで定められた大綱が動きながら、他に新しい教育的ないろいろな課題等が出てくれば、それらも含めて見直していくということも可能かと思っています。あらかじめ、今回策定する大綱が、あと4年間でという期間を決めずに、動くことも可能かと思っているところです。

     

    市長 本日は、時間は短かったですが、大事なところについて共通理解をさせていただいたと思っております。教育委員の皆さま方は、大変お忙しい身でございますので、総合教育会議の開催につきましては、効率的な開催をしたいと思っております。

    大綱の策定にあたりまして、私としては羽村市の特徴をつかみながら、また、長期総合計画をにらみながら良いものを作っていきたいと思います。本日は具体的な内容まで入らずに次回から大綱について肉付けをしていきたいという方向にしたいと思いますけれどもいかがでしょうか。

     

    (異議なし)

     

    市長 本日の議題につきましては、この程度にとどめ、次回以降も引き続き、協議していきたいと思います。

    日程等も含めまして、その他について事務局から何かありましたらお願いいたします。

     

    〔7 その他〕

    事務局 市長。

     

    市長 事務局。

     

    事務局 本日の会議の内容は、議事録を作成させていただきますのでご承知おきください。

    また、第2回会議の開催につきましては、後日、日程調整をさせていただきます。

    事務局からの説明は以上です。

     

    市長 次回の会議を進めるうえで、大綱(案)は必要でしょうか。もう一回フリーで議論いたしましょうか。どちらがよろしいでしょうか。

     

    羽村委員 市長。

     

    市長 羽村委員。

     

    羽村委員 大綱(案)があった方が、議論が進むと思います。

     

    市長 それでは、今日の意見を反映させた大綱(案)を作り、年内には1回または2回開くというように意欲的に臨むということでよろしいでしょうか。

      

    羽村委員 市長。

     

    市長 羽村委員。

     

    羽村委員 折角踏み込んだ話ができていますので、できるだけ早く策定できればと思いますのでよろしくお願いします。

     

    市長 それではそうさせていただくこととしますので、よろしくお願いします。

     

    教育長 市長

     

    市長 教育長

     

    教育長 限られた時間の中での会議でございますけれども、今まで教育委員会等を開き、教育委員の皆さまとも羽村の教育について議論してきたところです。折角の良い機会ですので、もし委員から直接この場で市長に、「私は羽村の教育についてこういったことを考えている」というようなことがありましたら、発言の機会を設けていただければと思うのですがいかがでしょうか。

     

    市長 それでは、そうさせていただきます。何かございますか。

     

    江本委員 市長。

     

    市長 江本委員。

     

    江本委員 学校教育に身を置いた立場として、やはり羽村の教育を語るうえでは、小中一貫教育ということが、一つの大きな柱になっていると思っております。小中一貫教育がかなり認知され、成果も少しずつ広がってきていて、このまま充実していってくれたら本当に一生懸命やってきたかいがあるのかなと、先生方も子どもたちも、この成果が生み出していけるとやってきたかいがあるのかなと思っております。

    小中一貫教育に取組まれている中、次の課題になるものを考えておりまして、幼保小の連携というものについても、やはりお話をさせていただく機会が欲しいなということを考えているところです。今年度から子ども子育てに関しては、新しい段階に入ってきておりますし、幼稚園、保育園がさまざまな形で幼児教育に取り組んできております。保育園についても、非常に教育という部分を強く打ち出しておりまして、幼稚園だけでなく、保育園でもかなりの特色が保育園ごとに出てきております。ただ、そういう特色が出れば出るほど、それを一身に受ける小学校側としてはその対応がより難しくなってきているというのが、現状ではないかと思っております。

    小1プロブレムということも言われてきていますけれど、多種多様な幼児教育を受けた子どもたちが、小学校に集まってきて、それをどういうふうにまとめ上げていくかということは、小学校ではかなり大きな問題になってきております。今も現実に行政としてやってくださってはおりますけれど、幼児期から小学校就学期への移行への支援、特に小1プロブレムの課題解消のための、連続性を意識した会議だとか、実際の情報交換ですとか、具体的にどうしていこうかというような視点を持って、学校教育も考えていけたら良いと思っているところです。

    それを論じると必ず家庭教育というものが付いてきます。特に子どもが小さいうちは家庭教育の締める割合というのは大きくなってくるわけですけれども、家庭というものも羽村の場合も多種多様になってきていて、当然子育てに対する価値観というのも保護者によって、多様になってきております。そういうものをどういうふうに受け止めて、幼児教育や学校教育をやっていくかということも、真剣に考えていかないと、どんどん家庭というものと学校が乖離していってしまう。本当に家庭というのが、今何を望んでいて、保護者は何を求めていてということをしっかり受け止めて、幼児教育なり学校教育なりをやっていかないと、厳しい時代になっていると思っております。家庭教育を充実させるためには、家庭支援というものも必要ですし、家庭の理解というのも非常に必要になってきていると思いますので、そのあたりの経験も踏まえ、いろいろな情報も入手しながら、話し合っていきたいと考えております。

     

    市長 子ども家庭部長、今のご意見につきまして何かありますか。

     

    子ども家庭部長 市長。

     

    市長 子ども家庭部長

     

    子ども家庭部長 幼保小の連携というのは、羽村市だけでなく全国的に課題となっており、文部科学省と厚生労働省の関係もあるなど、なかなか進まないということもありますけれど、羽村市では子ども家庭部が所管で幼保小の連携をしていこうという取組みを少しずつ始めております。学校の先生、保育園の保育士、幼稚園の幼稚園教諭等の現場の方たちが集まって、話をしています。ありがたいことに、羽村市の場合は、特に保育園からは、言ってもらえれば、どういうところのレベルまで子どもたちを育てていけば学校が困らないのかということを教えてほしいとの意見もいただいております。まだ、小学校の先生からはどういうところというところまでは、なかなか出てこないところはありますが、そういう土壌も地域性もありますので、ぜひそういったところは、こういった会議の中でもいろんな形でご指導ご鞭撻いただけたらと思っております。

     

    市長 江本委員よろしいでしょうか。この会議の中で大綱を策定いたしますが、その大綱にダイレクトに結びつく課題でもありますし、原案を作るところでも、今言われた視点について考えながら組み込んでいくというふうにしていきたいと思っています。

     

    羽村委員 市長。

     

    市長 羽村委員。

     

    羽村委員 小中学校の学校訪問の時に必ず市長もいらしていただいて、いろいろ私どもの話を聞いてくださっていると思うのですが、ぜひ市長からもその時の感想など聞かせていただければと思っています。

     

    市長 学校訪問など学校現場を見聞きさせていただくということが、教育行政の中での私にとっての大事なことだと思っておりますので、できる限り参加させていただいています。言いたいことをあえて言わないとか、そういうことは考えておりませんでしたので、総合教育会議という機会ができましたので、皆さんとの話し合いの中で自分の思いや経験等についても発言していきたいと思います。

     

    市長 他に何かございますか。

    それでは、以上をもちまして、平成27年度第1回羽村市総合教育会議を閉会とさせていただきます.

    委員の皆さん、どうもお疲れさまでした。

    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

    電話: 042-555-1111 (総務係)内線352

    ファクス: 042-578-0131

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