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    平成28年第2回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:8936

    平成28年第2回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時

    平成28年2月12日(金)午後3時00分~4時40分

    場所

    羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 島田哲一郎、委員 羽村章、委員 塩田真紀子

    議題

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第3号 平成28年度羽村市教育委員会の教育目標について

    日程第5 議案第4号 平成27年度羽村市一般会計補正予算(第6号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    日程第6 議案第5号 羽村市教育委員会表彰規程の一部を改正する規程

    日程第7 議案第6号 羽村市立小中学校管理職の人事について

    日程第8 報告事項 ①平成28年度羽村市予算(案)について

    ②羽村市生涯学習基本計画後期基本計画策定について

    ③2学期制の検証について ~中間報告~

     

    <会議経過>

    教育長 本日の出席者は5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成28年第2回教育委員会定例会を開催いたします。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において江本裕子委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第2〕

    教育長 教育長報告を行います。それではお手元の教育長報告事項をご覧いただきたいと思います。

    まず1月21日でございます。2回目の総合教育会議を開催したところです。この中で、教育大綱については、平成29年4月から始まる次期の長期総合計画並びに生涯学習基本計画の策定が近々の事業となっているというようなこと、またその検討、審議の進捗に合わせて新しい計画の内容と整合性を図ったものとして編成していくという結果となりました。これから取り組んでまいります長期総合計画、また生涯学習基本計画における検討の中で、長期的な視点、また課題となっている事項への取り組みなどを踏まえまして、羽村市にふさわしい計画が策定されるよう取り組んでいきたいと思いますし、それに基づきました教育大綱についても編さん、策定をしていきたいと考えております。また、長期総合計画、生涯学習基本計画の策定に向けた検討等につきましては、委員の皆さんからも忌憚のないご意見をいただければありがたいと思っているところです。よろしくお願いいたします。

    1月22日ですが、ゆとろぎにおいて東京都小学校音楽教育研究大会が開催され、羽村市からは羽村東小学校と羽村西小学校が参加をしたところです。羽村市で開催をしていただき感謝申し上げますということで、ご挨拶をさせていただきました。全東京都の中で青梅ゾーンというような形でこの小学校音楽教育の研究大会が行われたわけですが、羽村を会場に非常に積極的な研究を各講座室等々で分科会として行った後、全体の発表を大ホールで行ったところです。羽村東小学校については、羽村第一中学校の吹奏楽部の有志も含めてオーケストラのような形で音楽の発表が行われました。

    1月24日です。ふれあい綱引き大会、劇団四季の「人間になりたがった猫」の公演がございました。特に劇団四季の公演につきましては、本当にプロのすばらしい歌と踊り、そしてまた舞台演出を見させていただきました。劇団員の一人ひとりのレベルの高さに感心したところでございます。

    1月28日には中学生の職場体験サポート事業代表者会議が行われました。この中で、羽村第一中学校と羽村第三中学校が対象でありましたが、代表者会議とあわせて職場体験をした中学生の発表が行われました。その中で、小作にあります飲食店に行きました中学生の発表が行われましたが、後でその店主から「そういうことであれば連絡してよ」というような話がありまして、今後の課題とさせていただきたいと思います。「今回の発表では受け入れをいただいたあなたの会社、お店のことについて発表しますよ、ですからぜひお越しください。」というような丁寧な対応がされればよかったと少し反省をしているところです。

    1月30日です。家庭教育セミナーが行われましたが、東京家庭教育研究所の黒田育世講師によります講演が行われまして、子どもの成長やまた保護者の抱えている不安、それから家庭での教育のあり方など、丁寧なお話がなされまして大変参考になりました。また、そういったお話を聞く中で教育委員会としても幼児期から小中学生へと家庭教育の大切さを整理する中で、具体的な取り組みも始める必要があると認識を新たにしたところです。特に小中一貫教育の3つの柱の1つであります親学が、いま一つまだ確立がされていないというようなこともありますので、こういった家庭教育と学力向上も視野に入れた家庭学習の位置づけ、そういったものも含めまして小中一貫教育の親学の定義づけにつなげていければいいと考えているところです。

    2月2日、羽村第一中学校におきます東京都教育委員会言語能力向上拠点校の研究発表です。言語能力について、言語能力とは一体何なのか、また現状はどういうふうな形で授業が持たれているのか、また取り組んだ成果、そして課題はどういうことだということで、非常によく整理をされていて、とてもよい発表だったと感じたところです。

    2月3日には西多摩中学校の教育研究発表がありまして、授業改善の取り組みの事例発表が行われました。また、その後の講演会では、日本航空のキャビンアテンダントを30年勤めてきた江上いずみさんという方によるグローバルマナー、いわゆるおもてなしの話がありました。この講師は東京オリンピック・パラリンピック教育の東京都の委員も務めていらっしゃるということで、話の中でいろいろとおもしろい話もありましたが、最後のほうで外国人へのおもてなし、そして外国語を学ぶということと同時に、やはり外国の方に日本の文化を伝えるようになることが大切ではないのかということで、平成28年度からは全小中学校でオリンピック・パラリンピック教育も始まりますので、こういったお話も参考にして各学校での取り組み、また教育委員会としてのオリンピック・パラリンピック教育というものに対する考え方なども煮詰めていければいいと思っています。

    2月5日です。特別支援教育の推進委員会が開催されまして、東洋大学名誉教授の宮崎先生に講演していただきました。講演では「障害を理由とする差別の解消の推進に関する施策とインクルーシブ教育システム構築に向けた動き」ということで、障害を理由とする差別解消の関係では、法律も今年の4月1日から施行され、それが過去の経緯からどういう形でこの法律につながっているのか、またこれからの取り組みはどうしていったらいいのかというようなことも、とても詳しい解説をしていただきました。出席者につきましては、教育委員会、福祉健康部、子ども家庭部の市職員、また正副校長会の会長、それから羽村特別支援学校の副校長も出席をされておりまして、今後の仕事に大変役立つ内容であると思ったところです。また、各部を超えたところで共通の認識もできたのではないかと考えています。

    2月7日です。味の素スタジアムで中学生東京駅伝大会が開催されまして、前半の女子の部のところだけですけれども応援に行ってまいりました。羽村市の中学生は、体力調査では東京都でトップクラスだというようなことが言われておりますが、駅伝のような優秀な選手を選抜して行われます競技会になりますと、どうしても小規模な市であるというようなことなどもありまして、成績は厳しい順位でございました。今後ですが、スポーツ推進計画に基づいて走り方の教室なども開催する計画もありますし、こうした機会を次の取り組みにつなげていくためにも年間を通して、東京駅伝対策といってはなんですけれども、陸上競技、走るということは各スポーツに共通して必要な要素だと思いますので、そういったところにも少し力を入れていければいいというふうに思っています。

    また、この日の夜には、福生の市民会館ですが、ザ・ヤングアメリカンズの公演に、ご招待いただきまして見てまいりました。この公演につきましては、アメリカの若者たちが日本に来まして、ホームステイ等も兼ねながら日本の応募した子どもたちと一緒に舞台公演のワークショップを3日間やって、その成果を1部ではヤングアメリカンズの若者たちの歌、踊り、それから2部では一緒にワークショップで学んできたことを子どもたちと一緒に舞台発表するというような形でした。子どもたちも、アメリカのヤングアメリカンズの皆さん、もちろん英語での会話になると思いますから、そういった方々と一緒に過ごすことで英語の勉強にもなりますし、またコミュニケーションづくりにも役立っていると感じました。羽村でもやりたいという話をしましたが、1,000席以上の発表するホールがないとだめだというような話も聞きました。日本ではこれらの招致をNPO法人がやっているのですが、そこへ申し込んでということで、福生市の教育委員会も含めてPTAの方々が中心になって招致をしてやっているというような活動で、非常におもしろい企画だと感じたところです。

    裏面にいきまして2月10日です。東京都市教育長会が開催されました。東京都からの報告事項ということで、1つ目が教育管理職候補以外からの指導主事への任用について、非常に指導主事への任用が厳しい状況にあるという中でさまざまな形で東京都としても任用については考えているということで説明がありました。

    それから2番目が、不登校と中途退学対策検討委員会の報告が出たということで、特に不登校に対します校外体制の整備で、不登校対策コーディネーターというような役割を担う教員を指定するとか、また市の教育委員会の支援チームの体制づくり、それからスクールソーシャルワーカーの配置経費、都も補助が出ているのですが、それをさらに拡大しますというようなことのお話もありました。

    3点目として、東京都教育ビジョンの一部改定ということで、その骨子についての説明がありました。

    4点目では、学習が困難な子どもを含めた学習支援について地域未来塾、それから放課後子ども教室での学習事業への支援、そういったことについても支援をしていきますということです。

    5点目は、英語村の開設に向けた準備をこれから始めていきますというような話がありました。

    6点目として、いじめ防止対策推進法の規定によります教育委員会の附属機関の設置等についてということで、法的による努力義務等になる部分もありますが、教育委員会における附属機関としていじめ防止対策連絡協議会や、これを条例化した設置をしたらどうかというようなことでの報告でございました。他の教育長からは、条例化は考えていない、規則でやりたいというようなことの話もありましたが、それは東京都が規制するということではないというようなことでございます。今後、これらについても東京都の動向を見ながら具体的な事業について教育委員の皆さんとともに検討をしていきたいと考えていますのでよろしくお願いします。

    以上で教育長報告といたします。

    今の報告の中で何かご質問がございましたらお受けしたいと思います。何かございますでしょうか。

     

    江本委員 教育長

     

    教育長 江本委員

     

    江本委員 東京都市教育長会の幹事会のお話ということで、指導主事の任用についてのお話が出ましたが、学校現場にとってやはりそれぞれの区市町村の指導主事の立場は非常に大きくて、その任用というのがこれからまた変わってくると学校現場にも影響が出てくると思いますが、具体的に今、なり手が少ないので、少しでもそれを広げるため、裾野を広げるためにというようなことで、その対策の一つとしてそういうことが出たということなんでしょうか。

     

    教育長 そうです。少し説明をさせていただきますと、「現状と課題」というところでは教育管理職選考のA選考の受験者数が低調であるということで、組織需要に見合う合格者数を出せない。それから受験者の校種や教科も偏在をしているということで、例えばですが、中学校ではA選考の受験者数が12人、でも東京都としては合格予定者数は25人を予定していた。そのうち11人が合格をしているというようなことですけれども、小学校については55人の合格予定者の中で62人が受験をして55人が合格しているというようなところです。そういった状況の中で先ほどの教育管理職候補者以外からの指導主事への任用というのは、考え方としては各教育委員会において特定の教科、校種での職務経験が必要なポストに適任者を任用することが困難な場合や人材育成の観点から必要な場合は特定主任経験や研究歴等を考慮して指導主事の素養が認められる者を任用可能とするというような意味合いです。ですから、対象者としては任用日において主幹教諭または指導教諭である者、あるいはこれは上限がないのですが、A選考の受験対象年齢から外れる44歳以上の者も含みますというようなことも言われております。任用に当っては、本人同意の下、所属長、教育委員会教育長からの推薦に基づき、任用予定者の適正や配置ポスト等を考慮して、都教育委員会が任用を決定するというようなこと、原則として3年以内の期間だということで指導主事に任用をしまして、学校現場にはまた戻しますというようなことです。この辺についてはいろいろ受験率等々が今の社会の中で変わってきているといったところです。

    他市の教育長からは、やはり指導主事という仕事が本当に魅力ある仕事だというふうにならなければ対応案だけでは難しいのではないかというような意見がありました。確かに大変忙しい仕事だというようなことばかりが言われている中で、大変な仕事は確かですが、やはりそれが魅力ある仕事だというふうにみんなが思うような風土というか、そういったものがないとなかなかなり手がいないというふうにも思います。これは多分、校長職や副校長、管理職への任用といったものにも関わってくる問題で、学校長、副校長の職がやはり魅力あるものだというふうに教員の皆さんが思わないと受験していかないというようなことがあると思います。今はそんなことを考えていますということでの報告です。詳しい内容はまたいろいろ出てくると思いますが、今の段階ではそんなようなことを考えていますということです。よろしいですか。

     

    江本委員 はい、わかりました。どうもありがとうございました。

     

    教育長 ほかに何かございますでしょうか。よろしいですか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 では、次に行かせていただきます。

    〔日程第3〕

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の1月19日から2月12日までの活動については別紙に記載のとおりです。

    これから質疑を行います。何かご質問またはご意見はございませんでしょうか。

     

    江本委員 教育長

     

    教育長 江本委員

     

    江本委員 3点簡単に感想も含めて述べさせていただきます。

    まず、1月22日の東京都小学校音楽教育研究会の青梅ゾーン研究大会に出させていただきました。教育長からもお話があったとおり、大変質の高い羽村の音楽を、青梅ゾーンの音楽の先生方に発表ができて大変よかったと思いました。羽村の音楽の先生方の本当に熱心なご指導と、それを受けて一生懸命真面目に練習して力をつけている子どもたち、そして手前みそになるかもしれませんが、やはり教育委員会が楽器や場所も含めて、物心両面のバックアップをしているということが非常に目に見える形で出ていた研究大会だったというふうに思いました。本当に羽村の音楽については、20年、30年前から力を入れていただいて予算もつけてもらって学校現場では一生懸命取り組んできたわけですが、本当に今、実を結んだ形を外に向けて発表できているということは大変うれしいことだと思っていますし、それを継続してくださっている先生方に感謝だというふうに思いました。

    それから2点目です。1月30日の家庭教育セミナーにも参加させていただきましたが、私もやはり親学というものの位置づけ、またその定義づけというのでしょうか、それが学校に現役でいたときから、どういうふうに位置づけてどういうふうに関わっていったらいいのか、またどういうふうに保護者に向けてアピールしていったらいいのかということをずっと考えておりましたし、この家庭教育セミナーの時期になると、そのことが課題として自分にいつも残っておりました。今回3つの中学校区が合同で初めてこういうセミナーを持たれたということで、それはまた違った一歩を踏み出せてよかったと思っています。講師の選任や運営も、まだまだ課題があるところだと思います。今回、地域の方も結構お見えになっていて、またここでひとつ幅も広がったという感想を持ちました。小中一貫教育の中の非常に大きな部分を占めるものという捉え方はもちろん持っておりますが、やはり親学というものをもう少しきちんと関係者と整理していかないとこれから先厳しいと感じています。参加者も努力していかないと年々減っていく可能性もありますので、やはりその辺も含めて整理していくときではないかということも少し考えた次第です。

    3点目、2月2日の羽村第一中学校の言語能力研究発表会ですが、一言で申し上げて中学校の授業改善が着実に進んでいっているという感想を持ちました。中学校の校内研究というのは教科担任制ということで、教科を1本に絞れない研究のしにくさということもあると思うのですが、こういう言語能力ということに絞って研究を続けておられるということで、それも中学校部で続けているということで非常に成果が見えてきているということを感じました。

    以上です。

     

    教育長 どうもありがとうございました。

    ほかに何かございますか。

     

    島田委員 教育長

     

    教育長 島田委員

     

    島田委員 2月8日、第4回羽村市史編さん委員会に、教育委員代表ということで出席させていただいております。平成25年に市史編さん本部が開設、平成26年からは市史編さん室が開設され、さらに平成26年10月より市史編さん委員会が組織されたという流れでございます。その中で「伸びゆく羽村」という冊子等も出刊されているので、皆さん方も内容は理解されているのかという思いでおりますが、現在、第1部会から第5部会に分かれておりまして、その中の第5部会、民俗部会の中で昭和30年以降の生活ぶりということで、それぞれ町内会館に市民の皆さんをお招きしながらいろいろな生活ぶりの様子をお聞きするという作業に入っているということでございます。また、中世編並びに近現代、さらには図録編というものを、部会ごとに分冊されて今回5巻構成で発行されるということでございますが、その中世編と近現代それから図録編というものを平成29年度に発行予定で取り組んでいるところでございます。また、来年度以降引き続き市史編さん委員会が開催されてまいりますので、引き続き出席させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

     

    教育長 どうもありがとうございます。

    ほかに委員さんからご意見等ございますでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    以上で教育委員会委員活動報告を終了いします。

    〔日程第4〕

    教育長 議案第3号 平成28年度羽村市教育委員会の教育目標についてを議題といたします。

    それでは、提案理由の説明を求めます。

     

    生涯学習部長 教育長

     

    教育長 生涯学習部長

     

    生涯学習部長 それでは議案第3号 平成28年度羽村市教育委員会の教育目標についてご説明をさせていただきます。

    本議案は、羽村市教育委員会の教育目標について教育委員会において審議する必要があるため提出するものです。細部につきましては、生涯学習総務課長よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

     

    生涯学習総務課長 教育長

     

    教育長 生涯学習総務課長

     

    生涯学習総務課長 それでは、議案第3号 平成28年度羽村市教育委員会の教育目標についてご説明をさせていただきます。

    平成28年度の教育目標につきましては、これまでと同様で市の最上位計画であります羽村市長期総合計画、また生涯学習基本計画等との整合を図りながら策定をさせていただいております。なお、昨年12月の教育委員会協議会で教育目標の案として一度ご説明をさせていただいております。

    それではお手元の資料の1ページ目をご覧ください。

    教育目標を下段の枠の中にお示ししております。昨年度までの教育目標と大きく変更した箇所はございません。

    次に、2ページに移ります。2ページは教育目標の実現に向けまして4つの基本方針を掲げております。これら4つの基本方針のうち、基本方針2「豊かな個性」と「想像力の伸長」におきましては、内容の一部、文言整理をさせていただいておりますが、大きな内容の変更は特にございません。こちらにつきましても昨年の12月の協議会で一度ご説明させていただいているところでございます。

    3ページ目をご覧ください。平成28年度に取り組む教育委員会の主な事務事業を掲載しております。今年度の教育目標までは、この教育目標に掲げます基本方針の1から4に沿いまして事業を掲載しておりましたが、来年度、平成28年度におきましては、最上位計画であります羽村市長期総合計画に基づきまして事務事業を掲載させていただいております。

    まず3ページに掲げます、「1 小中一貫教育を柱とした教育の充実」、「2 多様なニーズに対応した教育の推進」、「3 教育環境の整備」につきましては、長期総合計画の基本目標1のうちの「学校教育」に該当する部分として、掲載した事務事業は学校教育に当たるものを掲げております。

    次に、4ページですが、「4 学習活動の活性化」、「5 学習成果の積極的な活用」につきましては、長期総合計画基本目標1の「生涯学習」に該当する部分として事務事業を掲げさせていただいております。

    記載のあります事業の前段に◎、または○という印のつく事業がございます。こちらは記載のとおり◎が新規事業、○がレベルアップ事業として位置づけさせていただいております。

    なお、今回、長期総合計画との整合を図り、市の計画との明確化を図るという観点から、長期総合計画に掲げます学校教育、生涯学習という基本目標の1を柱として事業立てをさせていただいております。なお、教育目標の基本方針1から4との整合も図った上での掲載とさせていただいております。これらの事務事業の概要につきましては、第1回定例会においてあらかじめご説明させていただいているところもありますが、この後の報告事項であります平成28年度羽村市予算(案)におきましても、改めてご説明する事務事業もございます。

    また、今後の予定として事務局で考えておりますが、次回の総合教育会議を4月以降の早い段階で開催したいと考えております。その際の議題といたしまして、平成28年度の教育に関する主な事務事業として、3ページ、4ページに掲載している事業を中心としまして、平成28年度の取り組むべき事業を改めてご説明させていただく等の議題を考えているところでございます。

    事務事業につきましては現段階で、来年度の事業なものですから、個別な事業もあればまだ少し大まかな、大きな表現となっているところが混在しているところもございますが、こういった形で来年度は主な事務事業として取り組まさせていただきたいと考えております。

    以上で簡単ではございますが、議案第3号 平成28年度羽村市教育委員会の教育目標についての説明とさせていただきます。

     

    教育長 以上で説明が終わりました。これから質疑を行います。何か質疑はございますでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 また、報告がありましたように、これらの中で充実というような言葉が入っている部分、レベルアップしている部分については、平成28年度予算の説明の中でまた説明があろうかと思いますので、こちらにつきましてはこの程度にさせていただければと思います。よろしいですか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 それでは、以上で質疑を終了します。

    それでは、お諮りします。議案第3号 平成28年度羽村市教育委員会の教育目標については原案のとおり承認することにご異議ありませんでしょうか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第5〕

    教育長 議案第4号 平成27年度羽村市一般会計補正予算(第6号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

     

    生涯学習部長 教育長

     

    教育長 生涯学習部長

     

    生涯学習部長 それでは、議案第4号 平成27年度羽村市一般会計補正予算(第6号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明をいたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規程により、平成27年度羽村市一般会計補正予算のうち教育費に係る部分について教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し、意見を求めるものでございます。

    それでは議案書の2枚目のA4の資料をご覧ください。大変恐縮ですが裏面の歳出をまずご覧ください。

    今回の補正予算につきましては、今年度の事業実施に伴い、年度末に向けた整理等を行うものでございます。

    教育費でございますけれども、補正額1億2,752万円の増額となります。

    それでは細部を説明させていただきます。

    1番は職員人件費です。給与改定等に伴いまして配置された職員等の精査を行って93万8,000円の減額となります。2番目は、羽村・瑞穂地区学校給食組合の負担金でございます。組合におきまして今年度の予算に不用額が生じたということで、198万5,000円の減でございます。

    3番、4番でございますけれども、学力ステップアップ推進地域指定事業ということで、補正予算で措置した中で、算数・数学学習サポーター報酬等を減額いたしまして、各学年を振り返ることが効果的にできるデジタル教科書を導入し、効果的にこの事業を推進しようとするものでございます。また、東京ベーシックドリルが効果的であるということから、そちらの印刷製本費に組み替えたいということで、440万円を振り替えてございます。

    5番でございます。小中学校体育館改修工事(非構造部材対策)でございます。こちらにつきましては、先般の教育委員会でご説明をさせていただいておりますけれども、平成28年度の予算で実施をするということで調整をしてまいりました。今回、国におきまして平成27年度の補正予算が成立したことに伴い、前倒しして予算化をさせていただくものでございます。富士見小学校、羽村第二中学校の事業につきまして、平成27年度の補正予算で計上をいたしまして、この予算を、繰越明許費というような手続がございますけれども、次年度に繰り越して事業を実施するものです。予算については平成27年度の予算ということで事業を推進してまいります。

    6番の小中学校太陽光発電システム等の設置工事設計業務委託料201万7,000円の減額です。こちらにつきましては、契約確定に伴う差額を減額するものでございます。

    7番の小学校維持管理に要する経費530万円の減額です。光熱水費の減額、年度末に向けた減額と学校施設の修繕料についてそれぞれ羽村西小学校の放送設備、武蔵野小学校の校庭スピーカー等の修繕を行うものでございます。

    8番は、中学校維持管理に要する経費です。227万8,000円の減額です。同様に、光熱水費を減額するとともに、学校施設の修繕として羽村第二中学校テニスコートの防砂ネット、羽村第三中学校のワイヤレス設備の修繕、羽村第一中学校校舎のワイヤレス設備の修繕等を行います。

    9番は生徒派遣費等補助金。213万円の増額です。部活動の上部大会に出場が決まったもの、羽村第一中学校が全日本吹奏楽コンクールに東京代表として名古屋で行われました全国大会に出場したもの等でございます。

    10番、11番、12番につきましては、子ども家庭部で所管している項目でございます。認定こども園に対する施設型給付費を1,722万8,000円減額、幼稚園就園奨励費が588万5,000円の増額、私立幼稚園等園児保護者負担軽減補助金が547万8,000円の減額となっております。それぞれ、入園人数等の精査、または制度改正に伴う整理をされるものでございます。

    13番につきましては、生涯学習センターゆとろぎの電気料でございます。180万円の減額となります。

    14番、その他でございますが、全体では203万5,000円の減額となってございます。備考欄に概要をそれぞれ書いてございます。光熱水費の増減、または契約確定に伴う減額等でございます。スイミングセンターの植木伐採等委託料ですが、先般の大雪に伴いまして倒木や、枝折れがあった松の木等もございました。後に専門家に見てもらったところ、倒木の危険性があると、可能性があるというようなことが懸念されるということですので、今回急遽ここは伐採をすることとしました。

    表面に戻っていただきます。歳入でございます。使用料及び手数料でございますが、285万1,000円の減額、ゆとろぎの施設使用料が260万円の減額、スポーツセンターの使用料が25万1,000円の減額です。

    国庫支出金は4,975万1,000円の増額となります。1番の施設型給付費とありますのは、先ほど歳出で説明させていただきました子ども家庭部の所管になります。認定こども園の関係でございます。

    2番の学校施設環境改善交付金5,507万6,000円の増額となってございます。こちらは、小中学校非構造部材対策に伴う国庫補助金でございます。

    3番の幼稚園就園奨励費につきましても子ども家庭部の関係でございます。

    4番の社会教育費補助金につきましては、郷土博物館におきます補助事業につきまして歳出で減額がございましたので、それに伴う補助金の減額となってございます。

    それから都支出金でございますが、271万8,000円の減額です。1番の施設型給付費は子ども家庭部の所管の関係でございます。

    2番のスポーツ振興等事業費補助金につきましては、企画政策課で所管しておりますが、オリンピック・パラリンピック関係の補助金が増額となってございます。

    3番のその他につきましては24万5,000円の減額となっております。芝生化の補助金の増額の一方、文化財の施設の関係の減額となってございます。

    寄付金につきましては24万円でございます。教育振興費の寄付金を頂いたというものでございます。

    諸収入の58万3,000円につきましては、芸術文化振興費の助成金ということで、ゆとろぎの伝統文化芸能につきまして補助採択を受けたということで増額をするものでございます。

    以上でございますが、全体の補正予算等につきましては、今最終的な調整を行っておりますので変更する可能性がございます。

    以上で議案第4号 平成27年度羽村市一般会計補正予算(第6号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてのご説明とさせていただきます。以上です。

     

    教育長 以上で説明が終わりました。これから質疑を行います。何か質疑はございますでしょうか。よろしいですか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 では、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第4号 平成27年度羽村市一般会計補正予算(第6号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    〔日程第6〕

    教育長 議案第5号 羽村市教育委員会表彰規程の一部を改正する規程についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

     

    生涯学習部長 教育長

     

    教育長 生涯学習部長

     

    生涯学習部長 それでは、議案第5号 羽村市教育委員会表彰規程の一部を改正する規程についてご説明をいたします。

    本議案は羽村市教育委員会表彰の被表彰者及び被表彰団体の決定に際し、羽村市教育委員会表彰規程について変更の必要が生じたため改正しようとするものです。

    細部につきましては、生涯学習総務課長よりご説明申し上げます。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

     

    生涯学習総務課長 教育長

     

    教育長 生涯学習総務課長

     

    生涯学習総務課長 それでは、議案第5号 羽村市教育委員会表彰規程の一部を改正する規程についての細部をご説明させていただきます。お手元の資料の新旧対照表をご覧ください。

    新旧対照表の2ページをご覧いただきたいと思います。

    今回の改正内容は「第5条(適用除外)」を削除するものでございます。この羽村市教育委員会表彰規程は平成10年3月に制定しておりますが、当初から第5条の適用除外の規定が設けられており、羽村市表彰条例、また国や東京都における同様な制度の表彰を受けた者や団体については表彰しないということで規定されておりました。しかし、これまでの教育委員会表彰審査委員会の中でも、表彰規程に該当する方や団体に対しましては、他の制度に関係なく広く表彰してはどうかという意見がございました。そこで、表彰規程に該当します文化またスポーツ等の分野で活躍されております方々に広く表彰していくこととしたいことから第5条の適用除外の条を削除するというご提案でございます。

    第5条を削除することによりまして、第6条以降の条が1条ずつ繰り上がります。また、付則といたしまして、この規程は本日2月12日から施行し、改正後の規程につきましては、今年度の表彰候補者の推薦募集を開始させていただきました月に合わせまして、平成27年12月1日から適用することとさせていただいております。

    以上で議案第5号 羽村市教育委員会表彰規程の一部を改正する規程の細部についてのご説明とさせていただきます。

     

    教育長 以上で説明が終わりました。これから質疑を行います。何か質疑ございますでしょうか。

     

    羽村委員 教育長

     

    教育長 羽村委員

     

    羽村委員 実際にこの規程を削除することによって、どのくらい表彰者が増える見込みになりますでしょうか。

     

    生涯学習総務課長 教育長

     

    教育長 生涯学習総務課長

     

    生涯学習総務課長 この後の協議会で今年度の被表彰者のご報告の機会を設けさせていただくので、そちらで説明をさせていただこうと思っておりますが、昨年度まではこの適用除外の規定がございましたので、この規程に沿って審査をさせていただいていたのは事実です。今年度につきましては6件、この適用除外となるであろう候補者がございました。その件につきましては、また改めて協議会の報告の中で名簿等も使いながらご報告させていただこうと考えております。

     

    教育長 よろしいですか。

     

    羽村委員 はい、ありがとうございます。

     

    教育長 ほかに質疑ございますか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 それでは、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第5号 羽村市教育委員会表彰規程の一部を改正する規程については原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    〔日程第7〕

    教育長 議案第6号 羽村市立小中学校管理職の人事についてを議題とします。

    本議案につきましては、人事案件でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第6項のただし書きの規定により、非公開としたいが、ご異議ありませんか。

     

    (「異議なし」の声あり)

     

    教育長 それでは、本議案については非公開といたします。

     

    (非公開審議)

     

    教育長 以上で非公開の審議が終了しました。

     

    〔日程第8〕

    教育長 報告事項① 平成28年度羽村市予算(案)について、生涯学習部長からの説明を求めます。

     

    生涯学習部長 教育長

     

    教育長 生涯学習部長

     

    生涯学習部長 それでは、平成28年度羽村市予算(案)について説明をさせていただきます。

    お手元に資料が冊子とA4の「平成28年度一般会計当初予算(教育費)<案>」があると思いますが、A4の資料につきましては前回お配りしたものと同じでございます。このうち先ほど補正予算のところでご説明をさせていただいた小中学校体育館改修工事(非構造部材対策)の1億5,856万4,000円は、前回から抜けたものでございます。前回は教育費が前年度比で25%増とご説明をさせていただきましたが、その予算が平成27年度に移っておりますので、今回、前年度比で18.4%の増という形になってございます。他は前回と同じでございます。

    それでは、冊子をご覧いただきたいと思います。

    おめくりいただきまして、まずは3ページをお開きいただきたいと思います。こちらが平成28年度の予算の概要ということで、予算全体の規模は一番上にございます。一般会計ということで、教育費はこちらに属しておりますけれども、全体では219億2,000万円、前年度比3,000万円増の予算規模で過去最大となってございます。それぞれ、特別会計等ございますが、全体予算はこのような形になってございます。

    続いてもう1枚めくっていただきまして、4ページをご覧いただきたいと思います。こちらの予算規模のうち、特に税金でございますが、49.4%がいわゆる市税で賄われているという構成になってございます。5ページに税の関係の推移が出ておりますが、市民税の法人分が一部企業の業績がよかったことから増加、そして個人の所得も上がっているということで増加、そして固定資産税の償却資産の新規設備の投資などがあるというようなことで増額になるといった形で見込んでございます。

    次に、17ページまでお進みいただきたいと思います。16、17ページに細かい表になりますけれども、市の予算ではまず議会費から始まって各項目に分かれております。

    17ページの中段より下側が教育費でございます。こちらにあるとおり平成28年度は28億1,286万1,000円の予算額、前年度比18.4%の増額となってございます。主な事業が載っておりますが、小作台小学校の大規模工事、羽村西小学校の防音機能復旧工事、スイミングセンターの空調等の改修工事、太陽光発電システムの小中学校への設置、栄小学校の屋上防水、トイレの改修工事等でございます。また、校務支援システム、パソコンの使用料の増額ですとか、防犯カメラ等の交換工事等も実施をしてまいります。こういったものが増額になる一方で、今年度の当初予算で予算化している体育館の小中学校の非構造部材対策については減額になり、これらを相殺して前年度比で4億3,635万4,000円の増額になるということになってございます。

    それから、大変恐縮でございますが24ページまでお進みいただきたいと思います。こちらは市の長期総合計画の目標に基づいたそれぞれ分野ごととなってございます。

    「基本目標1 生涯を通じて学び育つまち」、こちらは子ども・生涯学習の分野となってございます。初めに「子育て支援と保育、幼児教育の充実」ということで、それぞれ◎が新規事業、○がレベルアップ事業ということで記載がされてございます。

    25ページの下段からが「学校教育の充実と次代を担う子ども・若者の育成」ということで、まずは小作台小学校の大規模改造工事、めくっていただきますと26ページに羽村西小学校防音機能復旧工事、そして小中学校太陽光発電システム、中学校トイレ改修、そして特別支援教育支援員の充実ということで、平成28年度は小学校各校1名に加えて新たに2名を増員して特別な支援が必要な児童等への支援充実を図ってまいります。また、ソーシャルワーカーの充実ということで現在1名を、1名増員して2名体制で支援体制を強化してまいります。

    学校図書館システムにつきましては、来年度新たに栄小学校、松林小学校、武蔵野小学校に導入をして機能強化を図ってまいります。

    そして、27ページの上の2段目の四角の中でございますが、平成28年度の主な事業予算とあります。○の2つ目でございます。小中学校防犯カメラ等交換工事ということで、学校の出入り口に向けた防犯カメラが設置してございますが、これは平成18年度に設置をしております。こちらの交換をしてまいります。市内の学校を3カ年で交換をしてまいりますが、平成28年度は羽村西小学校、富士見小学校、羽村第二中学校、羽村第三中学校の防犯カメラの交換をしてまいります。

    また、引き続き特色ある学校づくりの推進、学習サポーターの充実等を実施してまいります。

    中ほどからは「生涯学習の推進」の項目でございます。2020年東京オリンピック・パラリンピックに関する事業の推進をしてまいります。

    2番目に、多摩・島しょスポーツ習慣定着促進事業の実施に200万円とございます。スポーツに親しみ取り組むことを習慣、定着をして市民のスポーツ実施率の向上と健康増進を図っていくとともにオリンピック・パラリンピックへの機運の醸成を図ってまいります。

    また、図書館へのビジネス支援コーナーの設置ということで、今年度、産業福祉センター内に創業支援スペース「iサロン」が開設されましたことに伴いまして、資格取得や就職・企業に関する図書、資料を集約したビジネス支援コーナーを図書館の3階に設置し、利便性の向上を図ってまいります。

    28ページをお願いいたします。生涯学習基本計画後期基本計画の策定ということで、今年度から審議会を設置して進めてまいりますが、平成29年度を初年度とした後期基本計画の策定をしてまいります。

    伝統文化交流事業inゆとろぎの実施では、質の高い文化を身近に接する機会を設けることにより、市民へ感動を与えるとともに、交流を通して文化の伝承、発展、創造の大切さを学んでまいります。

    多摩・島しょ子ども体験塾事業といたしましては、八丈エコ教室、大島・子ども体験塾、子ども国際交流音楽祭、南極・北極の体験、遺跡の発掘調査体験等を実施してまいります。

    また、その下の四角の中でございますが、東京都指定文化財補助金といたしまして阿蘇神社の避雷針交換工事を実施してまいります。

    また、スイミングセンターの空調等の改修事業を実施してまいります。

    市民活動、文化祭への助成、ゆとろぎ市民協働事業の推進等も引き続き推進してまいります。

    こちらが基本目標ごとの分野別の項目でございます。

    それから49ページまでお進みください。49ページの表につきましては、それぞれ所管別の事業になってございます。49ページの一番下が生涯学習部の所管をする項目、課別に事業を記載してございます。生涯学習基本計画の策定、小中学校防犯カメラの交換等を実施してまいります。

    おめくりをいただきますと、それぞれの課が取組んでおります新規事業、レベルアップ事業、そして重点推進事業等を中心に主なものが掲載をしてございます。学校教育課につきましては、それぞれ先ほど説明させていただいた内容のほかに現在取り組んでいるものにつきましても、充実、推進を図ってまいります。そちらの予算がそれぞれ事業ごとに内容として掲載をしてございます。学校教育課の一番下から4段目には先ほどお話がございましたが、中学校音楽活動の推進ということで、楽器の整備につきましてもブラスバンド用の楽器を購入して充実を図ってまいります。

    また教育支援課につきましては、特別支援教育支援員の充実等、スクールソーシャルワーカーの増員等を図りながらこちらの事業推進を図ってまいります。

    51ページは生涯学習センターゆとろぎになりますが、市民の文化活動の振興ということで、今行っています事業に工夫を加えながら推進をしてまいります。

    スポーツ推進課におきましては、先ほどご説明をいたしましたスポーツ習慣定着促進事業といたしまして、走り方教室、フィジカルトレーニング教室を実施してまいります。また、体育協会との協働によるスポーツ事業の運営ということで引き続き実施をしてまいります。

    図書館におきましては、先ほど説明をさせていただいたビジネス支援コーナーの設置のほか、読書手帳の配布、図書の整備等を図ってまいります。

    郷土博物館につきましても先ほど説明をさせていただいた阿蘇神社避雷針交換事業の補助金、マイクロフィルムリーダーの機器の更新等を行いながら、さらに事業の推進を図ってまいります。

    以上、簡単な説明となりますが、教育委員会関係につきましての説明とさせていただきます。なお、市全体の予算の関係や、他の事業等も掲載してございますので後ほどお目通しをいただければと存じます。

    以上で説明とさせていただきます。

     

    教育長 以上で説明が終わりました。これから質疑を行います。何か質疑ございますか。よろしいですか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 それでは、以上で質疑を終了します。

    それでは、報告事項② 羽村市生涯学習基本計画後期基本計画策定について、生涯学習総務課長からの説明を求めます。

     

    生涯学習総務課長 教育長

     

    教育長 生涯学習総務課長

     

    生涯学習総務課長 それでは、生涯学習基本計画後期基本計画の策定について、お手元の資料「報告事項②」をご覧ください。

    策定についてのご説明は部長からもしていただいております。

    この生涯学習基本計画につきましては、表面の4番、計画の構成と期間ということで、本計画は生涯学習ビジョンといった10年間を1周期とした部分のところと、基本計画というところでこちらが平成24年度から平成28年度までの5年間を目標年度として構成され、これを前期と言っております。平成29年度から平成33年度までの5年を後期基本計画と位置づけさせていただいておりまして、平成27年度の後半から審議会の立ち上げ等、準備を進めているところでございます。年内には形あるものをつくっていく予定で今準備を進めておりますので、この場をかりましてご説明させていただくものでございます。

    1枚めくって裏のページになりますが、現在までの取組み状況でございますが、5番に生涯学習審議会の開催ということで、知識経験者、社会教育委員、社会教育関係団体の代表者、公共的な団体の代表者、小中学校長、市民公募委員が5名から成る20名の委員の皆さんで構成された生涯学習審議会がここで立ち上がって、まだ第1回は開催しておりませんが、ここで委員は固まりました。こちらの生涯学習審議会が市長からの諮問を受けまして、策定に向けての計画案を今後検討していきます。

    また、それと平行して生涯学習推進委員会がございますが、こちらは教育長を委員長とし、副市長を副委員長として、各部長職で構成されております内部の会議を開催していきながら、策定に向けてそれぞれで議論をし、キャッチボールしていくような想定を今考えております。今後の策定スケジュール等につきましては、既に準備は始まっておりますが、策定の完成が平成29年3月となっております。

    次のページになりますが、策定の流れとしまして、今説明させていただいたとおり、表の中ほどになりますが生涯学習審議会と生涯学習推進委員会、また生涯学習推進委員会の下には作業部会を設ける予定でもございますが、こちらの部会または推進委員会、審議会等で議論をしていきながら計画案を作成していきます。12月までには市長への答申を考えており、パブリックコメントの後に後期基本計画が策定されるという予定になってございます。

    もう1枚めくっていただきますと、こちらもまだあくまでも案ということで4月以降は少し粗々なスケジュールになっております。平成28年2月に推進委員会を予定しておりますが、こちらは内部の委員会です。外部の皆さんで構成される審議会は3月中旬に開催を今予定してございます。4月以降、審議会と推進委員会、また作業部会を開催していき、12月の市長への答申、また1月のパブリックコメントという計画で、今後、後期基本計画の策定に向けて作業を進めていきたいと考えております。

    最後のページになりますが、現在決定しました羽村市生涯学習審議会委員の皆さん20名の方の名簿になります。それぞれ代表で出ていただいている方、また知識経験者につきましては依頼をかけましてここで承諾を得たものでございます。委員20名におきまして、男性が14人、女性6人という構成で、答申に向けてこれから審議していく予定でございます。

    あわせまして今、羽村市の最上位計画と位置づけております羽村市長期総合計画の後期基本計画の策定も進んでおります。生涯学習基本計画の後期をつくるに当たりましては、長期総合計画の後期基本計画を若干後ろから見つつ策定をしていきたいということで、企画総務部企画政策課が担当しますが、そちらとは連携を図りながら今後策定をしていく予定でございます。なお、長期総合計画の策定には、江本教育長職務代理者に出ていただいております。どうぞよろしくお願いしたいと思っております。

    私からは以上です。

     

    教育長 以上で説明が終わりました。これから質疑を行います。何か質疑ございますか。よろしいでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 以上で質疑を終了します。

    報告事項③ 2学期制の検証についての中間報告を生涯学習部参事から説明をお願いします。

     

    生涯学習部参事 教育長

     

    教育長 生涯学習部参事

     

    生涯学習部参事 それでは、お手元の資料、「2学期制の検証について~中間報告~」をご覧ください。

    平成27年7月から学識経験者、小学校校長会代表、中学校校長会代表、保護者代表、学校評議員代表、生涯学習部長、生涯学習部参事の合計10名を委員としまして、今まで6回検証委員会を開催し、議論を行ってまいりました。ここで中間報告として羽村市が今まで取り組んでまいりました2学期制の成果、課題について検証を行い、それについてのご報告をさせていただくものです。

    それでは、資料の3ページをお開けください。検証委員会では、平成22年3月に出されました「2学期制の検証と充実について」に記載されている成果が継続、発展しているのかどうか、また、課題が改善、解決されているかを検証することを視点としまして検証を進めてまいりました。

    検証の内容としましては、2学期制の取組みに期待された成果として4点、「授業時数を十分に確保し、ゆとりある教育活動を展開すること」、2つ目が「長い評価期間の中できめ細かな指導と評価を行うこと」、3点目が「教育課程の柔軟な組み方ができるようにすること」、4点目が「長期休業期間(主に夏季休業日)の活用を意図した取り組みをすること」、こういった点を期待している成果として捉えて、これがどうだったかということです。

    また、実際に2学期制を行った中でそれに関連した課題としまして4点ございます。1点目は、「前期と後期の間が短いため、気持ちの切り替えができず学習意欲が高まらないのではないか」、2点目が「部活動への影響が大きいのではないか」、3点目が「高校入学試験への影響が大きいのではないか」、4点目に「夏休み前に成績表をもらわないことで有意義に夏休みが過ごせないのではないか」ということが関連した課題として挙げられております。この点について検証を進めてまいりました。

    この検証につきましては、検証委員会での議論と広く意見を求めるために学校関係者等へのアンケート調査を行いました。報告書の16ページから先のところにアンケートがまとまっております。アンケート調査概要ということで、対象者は全教員、全保護者、学校評議員、小学校6年生児童、中学校1年生から3年生の生徒でございます。調査期間は平成27年12月中というような形でやらせていただきました。調査の回収数の割合ですが、教員は回収率89.4%、保護者は68%、学校評議員は64.7%、児童・生徒は92.7%でございます。

    また4ページに戻っていただきたいと思います。

    それでは「2学期制の成果について」というところで、2学期制の取組みに期待された成果について検証したところ、4点についてまずご説明をさせていただきたいと思います。

    1点目は、「授業時数を十分に確保し、ゆとりある教育活動を展開することについてはどうか」というところでございます。ここでの書き方ですけれども、アンケート結果とそれから検証委員会での議論、そしてそれを踏まえた検証結果というような形で表記はさせていただいております。

    1点目の授業時数に関するところにつきましては、アンケートというわけではなく検証委員会での議論をもとに検証をさせていただいております。

    検証結果につきまして、この項目で期待された成果は、小中学校ともに継続をされているというようなところでございます。授業時数をしっかりと確保し、ゆとりある教育活動を展開するというところが当初の目的、継続されてきているところではありますが、こちらは3学期制の学校でもその3学期制の中での工夫で今は同じようになってきているというような点が指摘され、まとめられております。

    次に5ページです。2点目、「長い評価期間の中で、きめ細かな指導と評価を行うこと」、こちらはアンケート結果等を見ますと、面談など夏休み前の学習状況については、伝える側、教員も保護者も高評価をいただいております。また、「長い期間で子どもの学習状況を評価すること」については、小学校の教員は7割が肯定的な評価、中学校の教員は4割が肯定的な評価でした。保護者の受け取りですけれども、小学校が4割肯定的評価、中学校が3割肯定的な評価です。

    「成績や通知表を適切な時期に出しているか」というようなアンケートにつきましては、小学校の教員は7割肯定的な評価、中学校の教員は5割肯定的な評価です。小学校の保護者は6割、中学校の保護者7割と保護者のほうが高評価というような形になっていると捉えております。

    これを踏まえまして、「検証結果」というところで、6ページになりますが、小学校ではきめ細やかな指導と評価というところは継続されているというところでございますが、中学校につきましては、部活動の大会など夏休み中の継続的な学習が行いにくい、また中学校で一般的に捉えられる学力といったものを数値化することが非常に難しいということ、また小学校と違いまして教科担任制でございますので、そういった中で生徒を総合的に評価をしていくということで、先生方が厳しい捉え方をしているのが中学校の教員の評価が低くなっている要因ではないかというようなことを指摘させていただいております。また、成績評価が目に見えるテストの成績でいわゆる定期考査等、そういうもので評価されていると認識している保護者が多いと思われ、このことが成績評価に関するアンケートの結果に反映して、学校と保護者の間の学力の捉え方についてずれがあるのではないかというふうにしております。

    次に7ページ、3点目、「教育課程の柔軟な組み方ができるようにすること」でございます。この項目では、小学校は高く評価をしていただいているところですが、中学校は、現行の学習指導要領における授業時数の確保という中でかなり厳しい条件の中で教育課程を組まざるを得ないという状況でございます。その中で部活動があり、それから行事設定や教員の学習指導に制約が生じているというような現状があり、中学校教員の肯定的な評価は17%というような形で非常に低い評価になっているのは、そうした厳しい状況をあらわしているのではないかというふうにまとめさせていただいております。

    次に8ページ、4点目の「長期休業期間(主に夏季休業日)の活用を意図した取組をすること」につきましては、小中学校ともこういった点について意図した取り組みをしていると言えるのではないかとまとめさせていただいております。長期休業期間(主に夏季休業日)の活用の基本的な考えは、個人面談により児童・生徒に学習の目標を持たせ、学習意欲を継続させ、補習授業や学校行事、地域行事に参加させながら夏休みを課題に取り組む期間、夏休みならではの体験活動を行う期間とするというようなことがございます。こういった考えのもと、小学校ではさまざまな取り組みが行われ、成果を上げてきていると、中学校でも同じようにはしているのですが、その中で生徒への意識づけ、補習授業等も行っておりますが全体的には学校の取組みと個々の生徒の実態が違っている、個人差が出てきやすいという面、夏休みの過ごし方の違いが出てくるというようなことで中学校のつなげる学習、夏休みを活用した取組みをしていくというようなところについてのアンケート結果が低くなっているのではないかというふうにまとめさせていただいております。

    次に10ページです。2学期制の課題についてというところで、1点目、「前期と後期の間が短いため、気持ちの切り替えができず学習意欲が高まらないのではないか」といった点ですが、こちらは児童・生徒のアンケート結果ですが、夏休み後に学期が前期から後期に入るので、学期の切りかえができないという設問に、よく当てはまる、いわゆるやや当てはまるというような児童は46%、生徒は52%となっておりました。こちらの検証結果ですが、2学期制導入当初は前期から後期への学期が切りかわるときに数日間のいわゆる秋休みが設定されていましたが、学習指導要領による授業時数の確保等の中で徐々になくなってきた経緯がございます。学期と学期の間が短いことに関連しましては、保護者からの回答の中では、成績表をもらってもすぐ学校に戻さなければならないというようなご意見もございました。

    また、アンケートの結果の中から学期の切り替えのできる児童・生徒とそういうことが難しいというようなところの児童・生徒が半々であるというような形でございます。この長期休業日の捉え方、また位置づけについては、今後、学期制のあり方というようなところでの検証のところでも改めて考える必要があるというふうにまとめさせていただいております。

    2点目、「部活動への影響が大きいのではないか」というところでございますが、こちらは大会を勝ち進めばほかの学校行事への影響は当然出てくる。したがって部活動の大会日程と定期考査、学校行事の重なりは2学期制でも3学期制でも時期が違うだけの問題であり、両方とも同じであるというようなことでございます。しかし、保護者からのアンケート調査の回答に3学期制の他市との兼ね合いで大会の日程がやはり3学期制が優先されているのではないかというようなところ、こういった運営上の課題があるというふうにまとめさせていただいております。

    12ページの3点目、「高校入学試験への影響が大きいのではないか」といった点でございますが、2学期制が入学試験において不利になると言われることについて内申点をつけるための評価対象となる期間というものが挙げられるのですが、こちらは2学期制、3学期制にかかわらず同じ期間、4月1日から12月31日であるため違いはなく、こちらについての周知をさらに進めていく必要があるというふうにまとめさせていただいております。

    成績評価の提供時期につきましては、中学校保護者の7割近くが肯定的評価をアンケートの中でしていただいていることから、そういった点については大きな課題があるというふうには捉えられてはいないのですが、生徒アンケートの中に例えば定期テストの範囲が広くテスト前の勉強方法に困ったことがあるというところで、よく当てはまる、やや当てはまると回答した生徒は82%になっています。こういった点も含めまして、実際に長い期間にやっていく中で学習の継続がうまくできない生徒がいるというところは考えられるところでございます。また、保護者からのアンケート調査自由記述回答の中にも、特に中学校においてはテスト範囲が広く生徒への負担が大きいのではないかというようなこと、入試対策の面から生じている不安があるというようなことを指摘させていただいております。

    4点目です。「夏休み前に成績表をもらわないことで、有意義に夏休みが過ごせないのではないか」といった観点ですけれども、児童・生徒につきましては、アンケートでは、「夏休み前に通知表が出たほうが夏休み中に勉強する意欲が出る」で、よく当てはまる、やや当てはまると回答している児童は64%、生徒は68%となっております。こちらの検証につきましては、14ページのところを見ていただきまして、児童・生徒のアンケートの結果を見ますと、夏休みの学習意欲の喚起について、個人面談や成績資料が通知表にかわるものとしてやっているものでありますが、そちらがなかなか意欲のほうにつながるというところまで難しいというようなところもあるようです。

    また、3学期制に比べ通知表が年1回少ないということに対する不安もあるというようなことがあります。ただ、ほかのアンケート結果の中では適切に成績等の時期についても提供されているというような結果もございますので、やはり漠然とした不安みたいなもの、こういったものがやはりアンケートの結果にあらわれているのではないかというふうにまとめさせていただいております。

    最後、15ページになりますけれども「検証のまとめ」ということです。

    以上のことから、2学期制を導入したことにより、特に小学校において2学期制の成果が継続、発展し定着しているというふうに捉えております。

    長い評価期間の中で多くの評価資料を用いてきめ細やかな指導と評価を行い、成績資料や通知表を適切な時期に提供していると考えています。導入後10年経過をいたしましたが、個人面談、夏休みの補習授業や行事など、教員、保護者、学校評議員、児童・生徒ともに同じ認識であるということが大きな成果を上げた、一定の成果を上げたというようなことを裏づけていると捉えております。

    中学校におきましては、同様の取り組みをしてきてはいるのですが、進路に対する意識が高くなり、それに関連した不安が出ていると捉えています。中学校教員のアンケート評価が低い傾向の理由として、こちらは中学校における特性があるのではないかということでございます。高校受験、部活動、教科担任制等のこういった仕組みの中で2学期制のよさというところよりも、そちらの取り組みづらさみたいなところのほうがあるのかというようなことでございます。このような中学校の特性につきましては、今後の学期制のあり方の検討の際に改めて議論する必要があるだろうと思っております。

    また、アンケートの9ページの1から4まで、9-1、9-2、9-3、9-4が現在の2学期制を継続したほうがよいかどうかというような設問であるのですが、こちらのほうの結果も今後の学期制のあり方について議論の参考資料としていくというような予定でございます。

    最後、16ページの「おわりに」というところを見ていただきたいのですが、こちらの検証委員会につきましては、自由な意見、多くの意見を集めていこうということでアンケートをし、また公開もしっかりと行わせていただきながら、よりオープンな形で取組みをさせていただいてきております。今後、2月、3月と検証委員会を開催しまして、学期制のあり方について検証委員会からの最終報告を行う予定でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

    雑駁ではございますが、以上です。

     

    教育長 以上で説明は終わりましたけれども、質疑ございますでしょうか。

     

    羽村委員 教育長

     

    教育長 羽村委員

     

    羽村委員 私、どうしてもこういう調査になるとバイアスがかかっていないかどうかというのをいつも見てしまうのですが、今回、教員と児童・生徒については非常に回収率が高いんですが、保護者、学校評議員についての回収率が決して高いとは言えない。特に、学校評議員の方々については、お名前もわかっている状況でこの回収で64.7%というのは決して高い数字じゃないですね。しょうがないと言えばしょうがないのですが、まずこの回収率に関して中学校3校、小学校7校で全ての学校で同じような結果になったのか。それとも学校ごとに差があったかどうか検証されていますでしょうか。

     

    生涯学習部参事 教育長

     

    教育長 生涯学習部参事

     

    生涯学習部参事 大変申しわけございません。今、手元に資料はないので詳しくはお話しはできないのですが、こちらの回収につきましては各学校が工夫して極力出していただけるようにというような形でやっているので大きな違いはないという認識でおります。例えば、保護者68%、これが高いか低いかといったところですけれども、ある程度学校の上下はあったかと思うのですが、いわゆる今までも行っております学校アンケートと比べても7割近いというような形では多くご協力をしていただけたというふうには捉えているところではございます。学校も学校アンケートをやった後、またこの2学期制のアンケートというような形でやっていくところではありましたので、そういった点では、もう少しというのはあるかもしれませんが、多くの方にご協力をいただけたというふうに捉えているところでございます。

     

    羽村委員 教育長

     

    教育長 羽村委員

     

    羽村委員 ありがとうございます。確かに10校あるわけですから、学校評議員にしても30人が出さなかったということは、各校3人ぐらいなので、それほど気にしなくていいということであればそれでいいのかなと思います。

    もう1点、今、私、学校ごとにという話をしたのですが、学校ごとの差というのは何か特徴的なことはございましたでしょうか。

     

    生涯学習部参事 教育長

     

    教育長 生涯学習部参事

     

    生涯学習部参事 学校による取組みの違いはあるのかということは、委員会でも話は出てきたところでもございます。ただ、特徴のあるような差が具体的には見られなかったということで、今回の報告では学校別等は特にまとめてはおらず、全体の小学校・中学校というまとめ方にさせていただいております。

     

    羽村委員 ありがとうございます。

     

    教育長 よろしいですか。

     

    羽村委員 はい。

     

    教育長 ほかにご質問等ございますでしょうか。よろしいですか。

     

    (「質疑なし」の声あり)

     

    教育長 それでは、これをもちまして質疑を終了します。

    平成28年第2回羽村市教育委員会(定例会)を閉会といたします。どうもありがとうございました。

     

     

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