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    平成28年度第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • [2017年4月10日]
    • ID:9599

    平成28年度第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    日時

    平成28年11月30日(水曜日) 午後2時~午後3時半

    会場

    市役所4階特別会議室

    出席者

    会長:和田豊、副会長:阿部啓一、委員:平辰男、石黒祥子、加藤えり子、宍倉由起恵、栗原悦男、野島セキ江、橋本唯隆、矢部要、古谷浩明、宮田満裕

    欠席者

    瀧眞一、竹内弘明

    議題

    1.平成28年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録について

    2.羽村市一般廃棄物処理基本計画について

    傍聴者

    0人

    配布資料

    ・ 平成28年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録 (資料15)

    ・ 羽村市一般廃棄物処理基本計画 (資料16)


    議題

    (1)平成28年度第3回審議会会議録(資料15)について確認 

    会長) 第3回審議会会議録について、何か質問はありますか。

    会長) 意見がないようですので、会議録を確定させていただきます。 


    2)羽村市一般廃棄物処理基本計画について

    事務局より、配布した資料「羽村市一般廃棄物処理基本計画(資料16)に基づいて説明

    (会長) 何か意見はありますか。       

    (委員) 資料の21ページですが、最初の「第1節中間処理の現状」は「第3節」の誤りではないですか。また表2-1-1、表2-1-2は、表3-3-1、表3-3-2となり、22ページの表も表3-3-3ではないでしょうか。

    (事務局)ご指摘いただいたとおりです。修正をお願いします。

    (会長)  資料の21、22ページについては訂正となります。

    (委員) 26ページの中段の赤字表記の内容について説明をお願いします。

    (事務局)26ページの3.中間処理に関する課題の中に赤字で追記した箇所です。これは西多摩衛生組合でも一般廃棄物処理基本計画を策定しておりまして、構成市町のそれぞれの基本計画の中にも、共同処理している焼却施設に関する課題として同一の内容を記載させていただいたものです。その内容としては、大きく2点あります。一つは焼却施設として稼働後18年が経過しており、平成25年度から今年度にかけて基幹的整備改良工事をしておりますが、整備後も適切な維持管理をしていく必要があることが挙げられています。もう一つは、施設の稼働能力の有効活用についてです。地域全体で、広域的な視野に立った廃棄物処理をしていく必要がありますが、現施設を今後も長期にわたり稼働させていくためには、社会情勢も踏まえた新たな運営方針を検討する必要があり、また、環境に配慮しながらエネルギーの有効活用の検討もしていくという内容となっております。

    (委員)  国の方針で、特に東日本大震災後、焼却施設の発電能力を有効利用しなさいとなっており、また、西多摩衛生組合の近隣住民の方で構成される、羽村・瑞穂両保全協議会へ、平成50年までの今後20数年間の施設稼働をしていきたいと説明しています。その中で、今のままで良いのか、西多摩衛生組合があって良かったと、地元住民の方々に思っていただけるような周辺環境整備についても話し合っています。そのような方向性を記載しています。

    (委員)  文中の「今後20年以上にわたることから、一般的には新しい施設を建設することと同様で」、の意味が分からないのですが。

     (委員)  清掃(焼却)工場は平均20数年で建て替えを迎える時期となります。西多摩衛生組合は既に18年使用しており、更に今後も稼働していきますので、新規施設を稼働させたと同様な立場で運営していくとしています。

    (委員)  建て替えと同じくらいの費用がかかるという意味ではないのですね。

    (委員)  そうです。近隣で建設されている新規施設では100億円くらいかかっているようですが、そんなにお金をかけないで、ただ処理能力は下がってしまいますので、数十億かけて改良工事をしていきます。現在行っている改良工事は、15億円かけてコンピューターの取り替えや設備の更新を行い、落ちた能力を復活、更に向上させています。

    (委員)  ここは、少し言葉を変えるか、加える必要があるかと思います。どの様な言葉にするかの提案は出来ないのですが、もう少し分かりやすい言葉にした方が良いと思います。

    (委員)  私も、ちょっと分からなかったもので、この表現は理解しにくいかと思います。

    (委員)  「一般的には新しい施設を」、の「一般的」の後にかっこ書きで、「清掃施設の寿命は通常25年~30年」と追記することでわかるでしょうか。

    (委員)  今の説明の部分は、つまり一般的な施設の耐用年数は25年~30年で、西多摩衛生組合はそれを40年使おうとしており、新規施設と同様の効果が見込まれるということでしょうか。西多摩衛生組合だけがそこまでもつのですか。

    (委員)  一般的にはもって30年と言われていますが、改良をしながら大事に使えば大丈夫です。かつての二枚橋衛生組合も40年間稼働しておりました。せっかく造った施設ですので、延命化を図り少しでも長く使用できるようにしています。

    (委員)  それは3炉あるうちの2炉だけを使用するようにしているから、延命化が図れるのですか。

    (委員)  機械ですから、あまり使わないと言うのも良くないもので、例えば車もずっと乗らずにエンジンを駆けないでいると動かなくなってしまうのと同じです。定期的に動かす必要はあり、3炉あるからという事ではありません。

    (会長)  よろしいですか。他になにか意見や質問はありますか。

    (委員)  今後のスケジュールについて伺います。

    (事務局) 今後の予定ですが、委員の方々にこの基本計画を審議していただくのは、今回の審議会が最後とさせていただきたいと思います。このため、ここはどうしてもという点がありましたら、本日の会議の中で審議くださるようお願いします。それらの修正を踏まえて、細かい文章表現につきましては事務局と会長に一任いただき、12月に市長への答申を予定しています。同時に、市議会議員の方々にも計画案として資料配布を予定しております。年明け1月に、市民の方からの意見を頂戴するパブリックコメントを実施します。その後、3月に計画策定を考えております。今年度内にもう一回審議会を開き、委員の皆さんに決定した計画書を配布させていただきたいと思います。

    (委員)  34ページの表4-3-1目標の達成状況の項目、排出量と最終処分量ですが、一日当たりのトン数ではなく、年間のトン数ではないでしょうか。また、35ページの表4-3-2についても、事業系ごみ総量も年間の誤りではないでしょうか。

    (事務局) ご指摘のとおり、年間の数値でしたので、修正させていただきます。

    (委員)  表4-3-2では、平成12年度の実績値が載っていますが資料の中にはそこまで古いものはありませんね。

    (委員)  法律の中で、平成12年度と比較しなさいとなっています。

    (事務局) 34ページの中段の枠の中に「第3次循環型社会形成推進基本計画で示された取組」とありますが、その中にあるように、比較基準年を平成12年度とすることとなっておりますので記載してあります。

    (委員)  49ページの市民の行動指針の(9)ですが、「グリーン購入(リサイクル商品の購入)」となっていますが、グリーン購入はリサイクル商品だけではなく、環境への負荷が少ない商品を選んで購入することですので、この表記ですとリサイクルされたものだけを購入となってしまうのではないでしょうか。

    (事務局) カッコ書きは、グリーン購入をご存じない方もいることから補足の様な意味で付けましたが、事業者の行動指針の⑦にも、同じくグリーン購入の推進とあり、カッコ書きはありませんので、統一してカッコ書きは削除いたします。その代わりに、用語解説の中にグリーン購入についても入れるようにします。 

    (委員)   用語集に加えて貰いたいもので、56ページに記載されているゼロエミッションがあります。また、この文章の中で「廃棄物を発生させない生産システムを目指している」と説明がありますが、本来は生産だけでなく、社会全体を考えていきましょうという意味なので、「廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム」という言葉が入るのではないでしょうか。

    (事務局) ご指摘のとおり、廃棄物を発生させない生産システムを目指しているとなっていますが、廃棄物を発生させない資源循環型の、という言葉を追記させていただきます。

    (会長)   他に何かありますか。

    (委員)   46ページの下段に、ごみの減量と総資源化率の数値目標が記載され、平成43年度までに平成27年度比でごみ量を5.2%減となっています。平成43年度のごみ排出量を16,874tとしてありますが、この数値は人口減等を見込んだ数学的な計算式を基にした推定値でしょうか。

    (事務局) 平成43年度の16,874tと言う数値は、人口減だけでなく、更に減量の努力をしていった上での数値となっています。41ページにその推計結果となる表4-3-6ケース2におけるごみ排出量の推計結果があります。この数値となっています。

    (委員)   努力した上での推計値ということですか。

    (事務局) はい。

    (委員)   そうなると、35ページの下段の表4-3-3目標の達成状況の中に、現況推移として平成38年度の総排出量17,350tとあるのは、このまま何もしないでいたら17,350tとなるが、減らす努力をしていくことで、平成43年度の16,874tになっていくということですか。この35ページの表の現行計画目標値と現況推移との関係を伺いたい。

    (事務局) 指摘いただいた35ページの表4-3-3目標の達成状況は、現行の基本計画で掲げた目標値と現在での状況を示したものです。現行計画で掲げた目標値と現状の差が見て取れます。46ページに記載された数値は、人口が減少していくことによるごみ量の変化と共に、ごみ減量に向けた取り組みとして、分別の徹底や、生ごみの水切りをしっかりすることを加味した数値となっています。

    (委員)   要は、人口が減少することによる自然減と努力の結果を見込んだ目標値ということですか。

    (事務局) そのとおりです。今後検証をしていくことになりますが、この目標値を達成できるように努力していきたいと思います。

    (委員)   現時点でも35ページにあるように、目標に達していない状況ですね。出来ない目標を掲げているように思えてしまいますが、将来に向けての目標値は大事であるとも思います。ですので、長期的な数値だけでなく、一年一年の単年度目標値も必要ではないでしょうか。また、目標値に達しなかった原因を一年ごとにフィードバックする必要もありませんか。48、49ページに市民等の行動指針というアクションプランがありますが、ここに具体的な数値が出てきていないのが気になります。

    (事務局) 40ページをご覧ください。これが、質問をいただいた内容に関連するものになります。最終目標年度の43年度に変わりはありませんが、中間目標年度を二つに分けさせていただきました。平成36年度を、平成33年度と平成38年度に変更しました。この基本計画は概ね5年毎に見直しをしていきますが、平成33年度のチェックポイントで平成28、29、30年度の実績数値との差異があるかどうか検証することで、将来目標値に近づけているのか、まだ努力が足りないのかが見えてきます。また、48、49ページの行動指針に関しては、数値目標ではなくそれぞれの立場で実践してもらいたいことを項目として掲げております。

    (委員)   この様な計画は、まず、市のごみ問題に対する意識がどれだけのものなのかが問われるものだと思います。ひっ迫した状況なのか、まだ少し余裕を持っていられるのか、それによって今後の取り組み方が変わってきます。そう考えると後者の様な感じに取れるのですが。今までどおりのことを続けていくと思って良いのでしょうか。

    (委員)   私の認識ですが、多摩地区の市町村はリサイクル率が非常に高いです。全国レベルで見ても高い位置にあるかと思いますので、前者ではなく後者であると思っています。

    (委員)   私もそう思います。5年という期間は長いですし、1年毎の目標値があることは良いかも知れませんが、ここにいるメンバーだけでも一つにまとまらないことを、何万人という市民に、様々な考え方もありますので、種を蒔いて刈り取るのは、1年2年では出来ないことだと思います。目標に近づけるのは、私達一人一人の努力だと思います。年代も様々ですので、この行動指針を見て、大変な状況だとわかる人もいれば、そうでない方もいると思います。会社での上部からの指示と違って、一方的に市民を動かすことは出来ないと思っています。

    (事務局)  少し視点を変えて費用についてご説明します。市の一般会計予算は200億円位ですが、その内ごみの関係で10億円かかっています。200億の中の10億ですので、かなり大きな割合となっています。家庭ごみや事業系ごみは、今年は出るが来年は出ないといったものではなく、毎年、毎日出るものであるからこそ、いかにお金をかけないで、例えばごみを減らすとか、リサイクルして費用を押さえて処理していくとかを考えています。いづれにしても地球環境を壊したり汚したりしてはいけないものですから、これを守りつつ、ごみが減って費用の削減が出来れば、その分を福祉や教育に、道路の整備などの費用に回すことが出来ます。過去の市民の皆さんの努力があって今の状況となっていますので、これを続けて、更にもう少し良くしていきたいというのをこの基本計画に示させていただいています。意見にもありましたが、いろいろ考えてくださる市民の方もいれば、変わらずごみをポンポン出す方もいます。その方達も取り込んで、良い方向に持って行きたいと思います。

    (会長)   よろしいでしょうか。他に意見はありますか。

    (委員)   町内会の回覧版で、昭島市のごみ問題について見ました。焼却施設の稼働も平成31年までだが、建て替えもできない状況の様ですね。昨今の保育園の建設断念も同様ですが、嫌な施設は近くに作られては困るという問題は、市民の行政への参加意識が根本にあるように感じます。ごみへの意識が高い人とそうでない人もいますので、市民の意識を変える啓発事業こそが大事なことです。手を変え、品を変え、常に継続的により良い方法を探していくのが行政の使命だと思います。ごみを減量することで、それに係る費用を他の施策に使えます。そう考えると、先程の行動指針の中に具体的な数値を入れる必要があると思うのですが。特に、意識の高くない市民へ行政がどのようにアプローチしていくのか、その啓発活動が全てだと思います。その中でも一番重要なのは、ごみの減量化に繋がる生ごみの水切りやマナーの啓発に集約されるのではないでしょうか。例えば、四半期ごとに各地区の生ごみの水切りによるごみ量が、前年よりどれだけ減少したか等を数字で示すことで、それぞれの地区の市民がごみに対して意識を持てるのではないでしょうか。そうしたことから、行動指針の中に数値的なものが入っていないことに違和感を覚えます。

    (会長)   この件に関して、意見等ありますか。

    (委員)   行動指針に数値を入れた方が良いとの意見がありますが、例えば、事業所の行動指針に数値を入れることは大変難しいと思います。また、グリーン購入を心がけることを、数値で捉えることも出来ないと思います。

    (事務局)  まず、ごみ処理に係る費用を他市と比べてみた場合、28ページのレーダーチャートが参考になるかと思います。中央の100が平均値で、内側になるほど高くなりますが、羽村市は平均より若干高いとなっています。また、35ページの現行基本計画の目標とその検証では、現行計画の目標値には至っておらず、目標が高すぎたのではないかとも考えられます。現在策定している基本計画も、数年後には検証することになりますが、その時に目標の達成が難しいとならないためにも、市民、事業所そして行政がそれぞれの立場で取り組んでいく必要があります。意識の高くない市民の方に対して、興味を持っていただき、生活スタイルや廃棄物に関する意識を見直して貰えるようにすることが非常に重要なことだと認識しています。ただ、意見もいただきましたが、行動指針に数値を入れることについては難しいため、行動指針では方向性のみを示させていただくことでいかがでしょうか。数値に関しては、42ページにあります各年度の推計値が、減量の取り組みをした上での目標値とも言えます。実際、私どもは毎年のごみ量と推計値にどれだけの差があるのかを見比べて、どの部分にどの様な対策を取らなければならないかを検討しています。大きいくくりではありますが、この推計値が行動指針の数値であると捉えていただければと思います。

    (委員)   ごみを出すのは市民一人一人でありますから、その市民が日常の生活の中で分るような数字を示す必要があるのではないかと言いたいのです。啓発をするために必要だと思います。

    (事務局) 啓発は本当に大事なことだと思います。その具体的な方法については、その時の状況で何が良いのか判断していきたいと考えています。例えば技術革新が大きくあれば、ゼロエミッションのような廃棄物を出さないというのは無理かと思われますが、廃棄物としないようにする社会になればと思います。そのために、企業も努力しています。この基本計画の中では、目標値を掲げるのではなく、方向性を示していくようになっておりますので、その検証も中間目標を設定し、以前より細かい検証をしていきます。

    (会長)   様々な意見が出ております。確かに、羽村でもごみの減量に向けてこれまで、ごみ袋の有料化をし、個別収集にしたことで、誰が出したごみか分ることでごみへの意識や減量への啓発をしてきました。42ページの表は、大まかではありますが毎年の数値が出ておりますので、この数値で行くと、家庭ごみは一日500g以内にしていくとの基本方針もありますので、これを遵守していく気持ちで取り組んでいけばよろしいかと思います。ただ、町の中を歩いていますと、まだまだ不法投棄が多いですので、そういった点はしっかりとこれからも広報していくようにする。このような形でいかがでしょうか。

    (委員)   何人もの審議会委員が、こうして集まってさまざまな意見を述べているのも、この審議会の最終的な目的はたった一つで、それは今までよりも少しでもごみを少なくしようということに尽きると思います。この基本計画を実行性、確実性のあるものとするために、具体的な数値があれば良いと思いました。この数年の、燃やせるごみの水分含有率が高いままなのは、水切りを訴えても向上していないということですから、ならば、もっと具体的にお茶殻を乾かしてから捨てるような、市民の気持ちに訴えかけられる方法を取り入れてはどうでしょうか。水切りを提言するだけでは、効果が得られません。各家庭0.5%とか何かしら示す、数字が無理ならお茶殻を乾かすでも良いのではないでしょうか。啓発の手段として、実行できる具体策を示す必要を感じます。

    (委員)   この基本計画は全戸配布されるものではありません。もちろん、公式サイト等で見ることはできますが。ですので、意識のある市民や、ごみに携わる人が、各市民に対してエコな意識を高められるような活動をしていくことが大事だと、それが私たち委員の役目だと思います。仮に市民に目標を掲げて、来年度までに1%の削減をと言っても、意識のない市民は何も変わらないと思います。計画の中では細かい数値が出ていますので、意識有る私達が念頭に入れて、1~2年経っても変わらなければ、私たちと行政と詰めた話をしていく、そのためにこの審議会があると思います。

    (事務局) この審議会は、計画を作ったら終わりというものではありません。これからも来年度も再来年度も、計画は作りませんが開催し、今はこんな状況だ、こんな方法も良いのでないかと提案していただく役割も担っていただいております。計画を作って、委員の皆さんの手を離れてそれっきりではなく、次の審議会委員の方々に繋いで、意見をいただくようになります。

    (会長)   よろしいでしょうか。納得できない部分もあるかとは思いますが、私たち委員が、それぞれの地域で啓蒙していくことも必要ですね。近頃は、人口は減っている一方で世帯数が増えています。これは核家族が増えているということで、日中はほとんど家に居ない方が多いですから、町内会でも、回覧を回しても戻ってこないこともあり、苦慮しているところです。ですので、市が数値を出しても市民に届かないところは届かない現状もあります。であれば、委員がご近所で、向こう三軒両隣への啓発をしていき、分別を守った出し方をしていくことが大事ですね。それが減量にも繋がっていくと思います。いかがでしょうか。

    (委員)   委員が一市民として、近所で啓発するというのはそのとおりだと思います。そうやって地道にやっていくことは大事です。無関心層に、ごみは自分の前から無くなればそれだけでいい、その後はどうでもいいと思う人たちへの、効果的な啓発をどうしていくかは大変難しい問題だと思います。啓発の仕方を、知恵を絞って話し合うのがこの場になるのでしょうし、ごみ問題は行政が一番頭を使わないといけないことだと思います。

    (会長)   無関心層への啓発は難しいことです。ここまで、たくさんの意見が出されましたが、他はよろしいですか。第1章から第6章までの総括審議をして参りましたが、これでよろしいですか。

    (委員)   はい。

    (会長)   先程、今後のスケジュールに関する質問もありましたが、審議を終えて今一度、これからの流れを説明願います。

    (事務局) 審議いただきありがとうございました。本日の審議会でいただいた点を踏まえまして、修正箇所について作業していき、本審議会からの答申とさせていただきたいと考えております。細かな部分の修正については、事務局で作り、会長に確認をしていただきますので、会長に一任くださるようお願いします。日程としましては、会長、副会長、市長の日程調整をして答申の場を設けます。年が明けまして、1月から1か月間のパブリックコメントを実施し、市民の意見を伺います。市議会議員には、その前に資料の配布を予定しています。市民の意見を踏まえまして、修正の必要が生じた場合は修正をし、羽村市として羽村市一般廃棄物処理基本計画の決定をいたします。次回の審議会につきましては、今年度中にもう一度開催させていただき、審議いただいた羽村市一般廃棄物処理基本計画の完成したものを配布したいと存じます。

    (会長)   これについて、質問はありますか。これで予定していた議題は全て審議しましたので、第4回羽村市廃棄物減量等推進審議会を終了いたします。 


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    羽村市産業環境部生活環境課

    電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211

    ファクス: 042-554-2921

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