表題の件につきまして、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会において、国及び米軍に対して口頭要請を行いましたので下記のとおりお知らせします。
現在、沖縄県内の米軍基地キャンプ・ハンセンでは新型コロナウイルス感染症による200名を超えるクラスターが発生し、軍人だけではなく同基地で働く複数の駐留軍等労働者とその家族もオミクロン株に感染している。
横田基地においても多数の感染者が発生すれば、基地周辺住民への感染拡大が懸念される。
また、国によれば、今年9月3日以降、すべての基地に所属する隊員らが米国を出国する際、新型コロナウイルス感染症の検査を実施していなかったとのことである。
横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、既に貴職に対し、数回にわたり、感染拡大防止策を講じることはもとより、出国前に陰性を確認することについても要請してきたにもかかわらず、9月3日以降は実施されていなかったとすれば、遺憾である。
貴職においては、このような横田基地の周辺住民に大きな不安を与える現状に鑑み、基地内はもとより基地外への感染拡大防止のため万全な措置を講じるなど、より一層必要な対応をとるよう要請する。(*)
(*)国に対しては、「貴職においては、このような横田基地の周辺住民に大きな不安を与える現状に鑑み、関係省庁と連携して基地内はもとより基地外への感染拡大防止のため万全な措置を講じるなど、より一層必要な対応をとることについて、米軍に申し入れるよう要請する。」と要請。