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    令和3年度第4回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • 初版公開日:[2022年02月14日]
    • 更新日:[2022年2月14日]
    • ID:16000

    日時

    令和3年11月26日(金曜日) 午後6時30分から午後7時45分

    会場

    羽村市役所4階 大会議室B

    出席者

    議長 川津紘順、副議長 市野明、委員 小山夏樹、本田文栄、石川千寿、中野菊枝、浦野雅文、臼井和希、江上真一、荻原稔

    欠席者 

    なし

    議題

    1. あいさつ

    2. 報告事項
    (1)令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1ブロック研修会について【資料1】
    (2)第52回関東甲信越静社会教育研究大会東京大会について【資料2】

    3. 協議事項
    (1)令和3年度第3回羽村市社会教育委員の会議 会議録について
    (2)1月の社会教育関係事業について【資料3】
    (3)社会教育委員の会議の提言について【資料4】

    4. その他
    (1)令和3年度都市社連協交流大会・社会教育委員研修会
    (2)今後の会議日程等について

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 令和3年度第4回羽村市社会教育委員の会議 次第
    • 【資料1】令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1ブロック研修会資料
    • 【資料2】第52回関東甲信越静社会教育研究大会の配信について
    • 【資料3】令和4年1月 社会教育関係事業実施予定表
    • 【資料4】社会教育委員の会議の提言について

    会議の内容

    (事務局) 定刻になったので、令和3年度第4回羽村市社会教育委員の会議を開始します。
    本日の会議の傍聴希望者はいません。
    それでは、次第に沿って会議を進めます。

    1. あいさつ

    (議長) こんばんは。寒い中ご出席ありがとうございます。また都市社連協第1ブロック研修会、第52回関東甲信越静社会教育研究大会東京大会に出席された委員はお疲れさまでした。本日は各委員から参加した感想などをご報告いただくのでよろしくお願いします。

    2. 報告事項

    (1)令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1ブロック研修会について

    (議長) 報告事項(1)令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1ブロック研修会について、事務局から報告をお願いします。

    (事務局) <資料1により報告>

    (議長) それでは、第1ブロック研修会に参加された委員の皆さんから感想などをお願いします。

    (委員) まず私からですが、「ゆめなりき」の活動事例の「森林を生かした学びの実践」について。羽村市も自然が豊かですが、どこがというと多摩川であると思っています。多摩川は危険だから近寄ってはだめとするのではなく、多摩川から学べることも多いのではないか。もっと多摩川を利用した学びの場を作ってはどうかと思いました。
    また、盆踊りについて。羽村市でも4、50年前、青少年対策地区委員会ができる前は、地域の40代50代の人たちが意欲的にいろいろなことに挑戦していたことを思い出しました。40代50代の人たちが、わが町意識を持って活動すればもっともっと盛り上がると思います。羽村市は残念ながら都心に働きに出て地域に残っている人が少ないが、子どもたちのために何かできないかと改めて感じました。

    (委員) 「ゆめなりき」について。若い人たちが活発に、市外の方も含めて、いうなれば東京の過疎地で活動している。地域の人と市外から来た人が一緒になって活動した成功例だと感心しました。自治会や保育園、その他地域にもともと根差している人たちを巻き込んで活動してきたとのことでした。
    文化協会の副会長が成木地区の保育園の元園長ということで、「ゆめなりき」について聞いたところ、「ゆめなりき」のメンバーは地元保育園の卒園生だったので、保育園でも快く協力を引き受けたとのことでした。地域の長年の歴史のつながりがあったのだと思いました。
    羽村市でも、もともと住んでいる人と若い人がうまくコミュニケーションを図っていければいろいろな活動ができると感じます。ただ残念ながら、イベントはイベントで終わってしまうことが多く、私の地域の盆踊りも、当日は子どもが来るが、その時だけで後につながらない。
    ブロック研修会で「主体と客体」という話があったが、イベントにお客さんとしては来るものの、自分が主体となって動こうという人が少ない。私もいろいろとサークルを運営しているが、その世話人となる人がおらず、それが問題だと感じています。いろいろな情報を仕入れながら活動していきたいと思いました。

    (委員) 「ゆめなりき」の活動について、西多摩新聞などで知ってはいました。実際に詳しく聞くと、活動をするにあたり今まで以上に地域に根差していこうということで、「何かお手伝いできることはありませんか」と声を掛け、地域の行事に主体的に関わっていき、メンバーが自分の町内を飛び出してつながっていった。その地道な努力があって、外部の人もつながれるようになった。
    また、今どきの活動の作り方として、SNSをうまく活用して自分たちの活動を発信し、それにより仲間が増えていき交流が生まれたとのことでした。今の時代、対面だけではなく、SNSなどを活用しての活動づくりが必要ではあるものの、うまく発信したりほかの人と情報共有したりするのは、簡単なようで難しい。それができたことが「ゆめなりき」の成功につながっていると感じ、見習いたいと思いました。

    (委員) 「ゆめなりき」の活動について。一つはSNSで人が集まったこと。それはこれからの発信方法として必要なことだと思いました。
    また、盆踊りを実施するにあたり、「ゆめなりき」が1年間という短期間で、地域の各町内会にどうやって協力を取り付けたのかについて質問しました。地域に古くからいる人たちの集まりだと、新しいことへ協力するのは難しいことがあります。「ゆめなりき」の方によると、かなり多くの行事に積極的に手伝いに行ったとのこと。これは地域とつながるにあたり、うまくいった例だと感心しました。
    今後の心配として、10年くらいは同じ体制で続けていけるだろうが、10年過ぎた後、新しい世代を入れていかないとその後の活動はやはり成立していかないのではということが、グループワークの中でも課題として上がりました。

    (委員) 地域資源について。グループワークのメンバーに森林を職業としている方がいました。その方によると、学校の現場に入り、いろいろと森林の教育活動をしているということで、やはり地道な活動が大切だと感じました。「環境・社会・経済」がこれからの社会教育においてもキーワードということでしたが、私たちのグループでは、最終的に「地域を愛する子どもを育てる」ということが、この3つのキーワードにつながるのではないかという話になりました。
    地域・森林活動を通して、子どもを育てていく。地域を出ても戻ってきてくれるような子育てをする。羽村市でいうなら多摩川などを生かして、そういった視点を持つことが大切だと感じました。

    (委員) ファシリテーターより、社会教育の実践においても「環境・社会・経済」を一体的に考えるのが大切という話があったが、あまりに壮大で、経済であれば雇用、環境では温暖化の問題など、スケールの大きなところに社会教育がどうかかわれるかということは、なかなかイメージできませんでした。
    ただ、グループワークの中で、例えば「環境」については、子どもの学ぶ環境を整備するという面で社会教育を考えたらどうだろうという意見があり、地域レベルの課題に「環境・社会・経済」の3つを落とし込んで考えることが大切だという話になりました。地域の課題や悩みをいかに行政につなげるか。それが私たち社会教育委員の役割であると感じました。
    また、地域の共通の課題としては、子どもたちの成長発達を軸に、大人たちがどうかかわれるかが大事なのではという話になりました。

    (議長) 各委員からの報告が終わりました。この件について、ご質問等はありますか。

    (委員) ファシリテーターの方について。たま社会教育ネットワークの方ということで、社会教育関係者のネットワークだと思うが、羽村市で関りがあるなどの情報はありますか。

    (事務局) 羽村市では、現時点ではあまり関りがありません。

    (議長) 他にありますか。

    (各委員) 特になし。

    (2)第52回関東甲信越静社会教育研究大会東京大会について

    (議長) 報告事項(2) 第52回関東甲信越静社会教育研究大会東京大会について、事務局から報告をお願いします。

    (事務局) <資料2により報告>

    (議長) それでは、東京大会に参加された委員の皆さんから感想などをお願いします。

    (委員) まず私からですが、他市の社会教育委員は大学の先生が多く、内容としては難しいものでした。ただ、最初のアトラクションとして府中体操がありましたが、さっそく小地域ネットワーク活動の食事会で取り入れました。話しながら、ゲームをしながら府中体操を活用できました。

    (委員) 府中体操については、ああいったアトラクションがあるのだなと驚きました。また講演の中でAIの話があったが、若い人は活用できるものの、高齢者ではパソコンやスマホが使えない人もいる。ほとんどの人がスマホを使っているが、私もその機能のほんの一部しか使っておらず、AIは使いきれないと思っています。そういう人たちでの社会教育も過渡期であり、つなげていかなければならないと思いました。
    トークセッションについては難しい内容でしたが、我々がどのように咀嚼して実践していくかが大事だと思います。
    大会を通して、公民館時代のように、社会教育主事が行政と社会教育委員、あるいは市民を含めた形で生涯学習を動かしていく必要があると改めて思いました。大学などで専門の課程を経た人が地域の人材を育てる必要性を感じます。人を育てるには10年、20年かかる。高齢化でサークル活動などにも先が見えない中で、やはり、世話役がいない。小さなことの積み重ねだと思うが、ぜひ行政にもそういった点を今一度考えてもらいたいと感じました。

    (委員) 研究大会には今年度初めて参加しました。最初の府中体操については、羽村にも羽村体操がありますが、確かに興味深かったです。
    また、基調講演では「親ガチャ」という言葉が出てきました。大学の先生たちも「親ガチャ」という言葉から物事を考えるような時代なのだと感じました。
    トークセッションでは、昭島市の社会委員から、自身の子どもがSNSで仲間を募って活動を広げているというお話があったが、SNSの活用は高齢者には難しいので、やはり若い人たちに率先してやってもらえたら良いと思います。そういったことは自分にはなかなか難しいが、引き続き実践の場で活動していきたいと思いました。

    (委員) 基調講演の中で、分岐点に立ったときに「そのままだと諦めてしまう」「楽しいことを考え、やってみて、振り返るということを繰り返していくと、続けてやっていこうと思える」というような話があったが、第1ブロック研修会の話題にあったような実際の活動の話に落とし込んだときに、マッチするのか、やはりかなりハードルの高い話だったと思います。
    トークセッションで昭島市の社会教育委員から、高校生のお子さんがSNSを使って活動を広げているというお話がありました。自分の子どもを見ていても思うこととして、今の時代、AO入試など大学受験の方法も変わってきているが、積極的に行動に移しSNSでつながりを広げていくような活動ができる人は一握りという印象。そういったことができる子もできない子もいるのだと幅を広く見ないと、社会教育としては狭くなってしまうと感じました。

    (委員) 基調講演の中で、21世紀型のスキルという話がありました。アメリカの小学生の65%が、大学卒業後、今ない仕事に就いているということと、現在の仕事は2030年に50%が自動化され、消えてしまうということ。これを受け、すべての子どもに新たな学びの機会を保証していく必要があり、私たちの経験にないことがこれからどんどん出てくるのだと思いました。
    また、居場所を作るということについて。どの世代にとっても「ちいさな社会をたくさん作る」ことが大切だということで、例として、空き家のネットワーク、学校を拠点とした地域づくりが挙げられていました。

    (委員) 今大会の実行委員の一人が古い知り合いでした。社会教育系の活動をしていると、どこでも同じ人に会う。それはプラスの見方をすると素敵な人がやはり活動している、マイナスの見方をするとこれだけの人しか活動していないということになります。しかしながら、あまりマイナスにとらえず、そういった活動をする人たちがいることそのものを励みにすればよいのだと思います。
    また、基調講演の中であった居場所づくりについて。障害や子どもの関係でも、居場所づくりが重要です。何もしなくていい、そこにいるといい、というもの。特に精神障害のある方は、居場所がない、家にもいられない、家にいると何もしないということがある。そのような中、居場所があれば、お茶を飲んで帰ってくるということだけでも、プラスの回転が始まるきっかけにもなります。
    社会教育の観点だと、積極的に行動する人に目が行くものの、学ぶことそのものを学んでない人、学ぶことを学ぶ機会がない人はたくさんいる。そういう人たちに社会教育的な空気をかけていくには、居場所づくりは一つのきっかけだと思いました。学ぶ機会を逸した人ともつながることで、素敵な社会になっていくと感じました。

    (議長) 各委員からの報告が終わりました。この件について、補足やご質問等はありますか。

    (委員) AIなどについて。今の社会は電気が必要不可欠です。スマホはたびたび充電が必要だし、パソコンなどの機器も何年かすると買い替えが必要で、電気がなければ暮らしていけない。もっと自然の中で、自分で考えて行動できるような社会にならないか、と思いました。今の社会があまりにも進みすぎて、便利ではあるものの、今後どうなってしまうのだろうとも感じました。

    (委員) スマホを置いて生活してみるというワークショップもあるそうです。

    (議長) 他にありますか。

    (各委員) 特になし。

    3. 協議事項

    (1)令和3年度第3回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (議長) 第3回会議の会議録について、訂正等ありましたらお願いします。

    (委員) <一部修正の申し出があり、承認された>

    (議長) 他にありますか。

    (各委員) 特になし。

    (2)1月の社会教育関係事業について

    (議長) 協議事項(2)1月の社会教育関係事業について、事務局から説明をお願いします。

    (事務局) <資料3により説明>

    (議長) 皆さんから、補足説明等はありますか。

    (委員) はむら青年学級は、障害のある方向けの学級だと思うが、会場はどこですか。

    (議長) ゆとろぎで行われています。

    (委員) 内容によって、ゆとろぎ内の各部屋を使っていて、外に出て活動することもあるようです。

    (委員) 運営委員会があるのですか。

    (議長) ゆとろぎの職員が担当として行っているようです。

    (議長) 他にありますか。

    (委員) 行事予定の他に、生活困窮者の学習支援について。生活困窮者自立支援法に基づく支援制度の中で、羽村市では学習支援を行っているということを聞きました。社会教育の管轄でないとは思うが、必要な人がその情報にアクセスできる体制が取られているのでしょうか。

    (事務局) 社会福祉課が生活困窮者の相談窓口となっていて、オープンにしているというよりは、市役所内で対象となり得る方が来庁する窓口でチラシを配布するなどして、まずは相談を受け、学習支援事業についても案内しているようです。必要な人に情報が届かないのは確かに問題ですが、相談を受けますという情報については、広報紙や市公式サイトなどでも広く発信をしています。

    (委員) 直接関係ない人も知っているということが、必要な支援が必要な人のもとに届く可能性を高めると思いました。

    (事務局) 社会福祉課では、市公式サイトの中で「生活困窮者自立支援制度について」というページを設け、制度の案内をしています。子どもの学習支援事業として、「経済的に困難なご家庭の中学生の学習をサポートします。週に1回、2時間程度、市内公共施設において、支援員と学習ボランティアが勉強の仕方をサポートし、将来の進路を考えるお手伝いをします。」とあります。

    (委員) ターゲットは高校入試という感じですね。高校に行って学びを継続できるのは良いことで、将来にもつながると思います。

    (委員) 学習支援として、羽村第二中学校では、試験前の1週間、希望者を対象にゆとろぎで学習会を行っていましたが、コロナ禍になってからは行っていません。

    (議長) 他にありますか。

    (委員) 文化協会関連事業について。コロナの関係でこれまで多くの事業が止まってしまっていたが、1月からは事業が目白押しです。まず1月9日には「ゆとろぎでお正月を遊ぼう」と邦楽のサロンコンサートがあります。また1月12日から16日で「絵画展」を行います。絵画のグループから、今年度美術工芸展や文化祭がなかったことからぜひやりたいと希望がありました。絵画部門の団体・個人が11ありますが、大半が参加したいとのことで、展示室では足りず、小さい作品にするとか、二段にするなどの調整が必要となっています。
    次にゆとろぎ利用者交流会について。1月16日、文化協会加盟の有無にかかわらず、ゆとろぎを利用する個人・団体を対象に行います。ゆとろぎの窓口でチラシを配布し参加者を募ります。各団体で、高齢化でメンバーが減少してしまい、講師への謝礼が払えず解散するなどの事態も聞いています。そういった悩みを出し合って、活動を維持できるように、ざっくばらんに話し合える気楽な会にしたいと考えています。ゆとろぎができてから初めての活動となります。
    また2月6日には「芸能まつり」として、小ホールで人形劇、手品、かっぽれ、南京玉すだれなどを行います。2月10日から13日は、今年の3月に実施した「みぢかな一歩展」を、手芸、文芸俳句、絵手紙などの団体を集めて行う予定です。期間中の2月11日から13日には、サークルの活性化と新しいサークルを作る呼びかけをするために、体験教室を行います。また、2月19日は第87回ゆとろぎサロンコンサートとして、法政大学ギタークラブOBバンドのコンサートを行う予定です。

    (委員) 公民館時代に利用者交流会が行われていたと思います。今回の主催はどこですか。

    (委員) 文化協会主催で、教育委員会が共催となっています。

    (議長) 利用者交流会ではいろいろな意見が出ると思います。
    他に補足説明等はありますか。

    (各委員) 特になし。

    (1)社会教育委員の会議の提言について

    (議長) 協議事項(3)社会教育委員の会議の提言について、事務局から説明をお願いします。

    (事務局) <資料4により説明>

    (議長) 質問等はありますか。

    (委員) 提言ではなく、諮問を受け答申ということはありますか。

    (事務局) 教育委員会での審議がまだなので、諮問の有無は現時点では未定です。今日の会議では、今後の大まかなスケジュールについてご承認をいただきたいと思います。

    (議長) 他に意見、質問等はありますか。

    (各委員) 特になし。

    4. その他

    (1)令和3年度都市社連協交流大会・社会教育委員研修会

    (事務局) <次第にて日時・会場・参加者を示したが、2名の委員から参加できなくなった旨申し出があり、委員2名と事務局1名で参加することとなった。>

    (2)今後の会議日程等について

    (議長) 第5回会議は1月24日(月)、第6回会議は2月21日(月)、第7回会議は3月23日(水)、いずれも午後6時30分から市役所内会議室です。
    何か、質問等はありますか。

    (各委員) 特になし。

    (議長) それでは、以上で本日の会議を終了します。

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