羽村市下水道総合計画

羽村市の今後の下水道事業のあり方に関する基本的な方針を示し、安定した下水道事業経営を進めていくことを目的として、平成22(2010)年に「羽村市下水道総合計画」を策定しました。

この計画では、基本理念に「いきいき生活　くらし安心　未来へつなぐ下水道」を掲げ、3つの基本方針「安全で安心な住みよいまち」、「良好な水環境の創造」、「安定した下水道経営」を定め、その実現に向け各施策の推進を図ってきました。

しかし、下水道事業を取り巻く環境は、自然災害の増加や事業経営の悪化等により、これまで以上の厳しい状況が続いており、国においてもこれまで整備してきた指針等の見直しを行っています。これに加え、令和4(2022)年3月に策定した「第六次羽村市長期総合計画(令和4(2022)年度から令和13(2031)年度）」の内容等を踏まえ、羽村市下水道総合計画の見直しを行いました。

くらしと環境を守り　次世代へつなぐ下水道

　 下水道は快適な生活環境、災害に強いまちづくりや、環境の保全に欠かすことのできないものであり、将来世代にわたって、安定した下水道サービスを提供していくことが求められます。これからも、次世代へと安心して使い続けられるように、安定した下水道事業の経営を図ります。

1.くらしを守る下水道

　豪雨による浸水や地震による災害への対策をハード面とソフト面の両面から強化し、自然災害から市民の安心なくらしを守ります。

2.清潔で快適な生活環境をつくる下水道

　水環境の保全の健全な水環境の形成とともに、市民の清潔で快適な生活環境づくりを進めます。

3.持続可能な下水道経営

　安全で安心できる市民生活を支え、良好な生活環境を将来にわたり次の世代へと持続的に引き継いでいくため、中長期的な視点を持って、安定した事業経営を目指していきます。