第二次羽村市産業振興計画

平成28年3月に策定した「羽村市産業振興計画」は、それまで工業・商業・農業・観光の各分野に分けて策定されていた産業振興に関する計画を、全分野を合わせて体系づけた、市内産業の一体的な計画です。

この計画により、市内産業全体の目指す方向性、さらに工業・商業・農業・観光それぞれが目指す方向性を定め、各産業分野において活性化に向けた各種施策を推進するとともに、各産業分野が横断的に連携することによって、相乗的に市内産業全体が発展することを目指すという考えの下、一定の成果を上げてきました。

しかし、策定から5年以上が経過し、計画期間の最終年度を迎える中で、現下の新型コロナウイルス感染症の影響を含め、市内産業を取り巻く環境は大きく変化しており、それとともに、新たな課題やニーズが出現しています。

こうした社会経済状況や環境の変化に柔軟に対応し、市内産業が将来にわたって持続的な発展を続けていけるよう、改めて各産業の現状や課題の整理・分析を行い、これまでの産業振興の基礎となる考え方を継承し、「第二次羽村市産業振興計画」を策定しました。

この計画を市民、事業者、関係機関、行政等が共有し、連携して産業振興施策を推進することで、市内産業全体の発展と、職住近接のまちづくり、産業の力による活力とにぎわいの創出を目指します。