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    令和4年度第3回羽村市スポーツ推進審議会会議録

    • 初版公開日:[2023年03月01日]
    • 更新日:[2023年3月1日]
    • ID:17249

    令和4年度第3回スポーツ推進審議会会議録

    日時 

    令和4年12月24日(土曜日)午前9時30分から午前10時53分

    会場 

    羽村市スポーツセンター第3会議室

    出席者 

    会長 田村義明、副会長 堀松英紀、委員 荒西岳広、新島二三彦、樗木次男、佐々木さと子、河合律子、永松俊哉、松井優太(10名中、9名出席)

    欠席者 杉渕典子

    傍聴者 なし

    議題

    ①第2期羽村市スポーツ推進計画 実施計画(案)について

    ②羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について

    ③小学生ドッジボール大会・羽村市ふれあい綱引き大会の今後の方向性について

    報告

    ①羽村市の動向などについて

    ②国・東京都の動向について

    その他

    ①今後の主なスポーツ事業の予定について

    ②今後の審議会開催の予定について

    配布資料

    ・第2期羽村市スポーツ推進計画 実施計画(案)(資料1)

    ・羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について(資料2)

    ・羽村市の動向などについて(資料3)

    ・令和5年度 生活文化スポーツ局 予算見積の概要(令和4年11月)より抜粋(東京都資料)

    ・はむすぽニュース第55号

    ・第37回女と男、ともに織りなすフォーラムinはむらチラシ


    議事

    開会挨拶

    会長 コロナの感染者もまた増えてきている。スポーツでもさまざまな事業が実施されてきているがまだ全てではない。何れにしても、早期の終息を望む。本日もスムーズな進行をよろしくお願いしたい。


    議題①第2期羽村市スポーツ推進計画 実施計画(案)について

    会長 議題1、第2期羽村市スポーツ推進計画 実施計画(案)について、事務局から説明をお願いします。

    事務局 (事務局から資料No.1に基づき説明)

    ・   第2期羽村市スポーツ推進計画を推進していくため、それぞれの施策の事業の方向性・内容を示したものが、資料1の実施計画(案)である。年度ごとの事業の進行管理を行いながら、毎年度見直しを行っていく。

    ・   施策の4「スポーツによる地域コミュニティの醸成」では、市民体育祭の実施を予定事業としている。令和5年度以降の市民体育祭は、令和4年度に見直しをしたプログラムにより実施する予定である。

    ・   施策の8「観光事業とスポーツの連携」では、羽村市観光協会との連携・スポーツイベントの検討を予定事業としている。現時点では、まだ進展がないが、提案などがあればいただきたい。

    ・   施策9「企業スポーツとの連携」では、ネーミングライツパートナー等との連携の検討を予定事業としている。現時点では、ゆとろぎ等のネーミングライツパートナーである(株)プリモとの連携事業について、検討している。

    ・   施策14「スポーツボランティアの組織化」では、スポーツボランティアに関する羽村市スポーツ推進審議会への諮問等の検討を予定事業としている。

    ・   施策17「スポーツ施設の管理運営方法の検討」では、スポーツセンターへの指定管理者制度導入の検討を予定事業としている。当審議会からの意見聴取については、今年度・令和4年度から令和5年度前半にかけての実施を予定している。

    会長 事務局からの説明が終わりましたが、何か質問はあるか。

    委員 施策8「観光事業とスポーツの連携」について、スポーツ推進課と羽村市観光協会のどちらが主導で行うのか。

    事務局 具体的な内容はこれからである。観光協会が実施しているウォーキングイベントでの連携を検討したい。当課より声かけを行い進めていきたい。

    委員 さまざまな機関と連携することはよいことである。

    事務局 連携については進めていきたい。

    委員 施策5「スポーツによる共生の取組み」と施策12「障害者スポーツの推進」の明確な違いを聞きたい。また、障害者スポーツの普及についてはボッチャ以外に取り組みはあるのか。

    事務局 施策5と施策12の違いについてだが、基本目標が異なる。施策5の基本目標はスポーツ文化の創造、施策12の基本目標は東京2020大会のレガシーの継承である。事業の内容には重なる部分があるが、目標が異なっていることをご理解いただきたい。また、障害者スポーツの普及については、今年度シッティングバレーボール教室を実施した。来年度以降についてもボッチャ以外も実施していく予定である。

    委員 目標は違っても実施していることが同じであれば一本化したほうがわかりやすいのではないか。

    事務局 策定済みの計画であり、この計画に基づき推進していきたい。

    委員 施策 11「オリンピック競技種目の普及・促進」について、今考えていることを聞きたい。

    事務局 今年度はブレイクダンス教室を実施した。種目は変わるかもしれないが引き続き実施していく予定である。

    委員 ブレイクダンス教室の今年度の実施状況を聞きたい。

    事務局 同じ日に午前と午後に分けて2回実施し、午前は小・中学生、午後は高校生も参加した。東京2020大会の閉会式に出演された実績があり、市内で教室を主宰している方を講師として招き、難易度も参加者にあわせて実施していただいた。

    会長 ほかに質問はあるか。

    委員 観光事業とスポーツの連携のアイデアについて、前任の国立市で実施されていた産業祭とマラソンイベントのコラボ事業を紹介する。国立市のメインストリートである大学通りで開催するスポーツ参加型イベントだが、近隣からの参加もあり、世代を超えて盛り上がった。羽村市では駅伝大会が開催されているが、春先など花のきれいな時期に連携イベントが実施できたらよい。

    事務局 参考にしたい。

    会長 観光協会にも携わっているが、羽村山口軽便鉄道を歩いたり、史跡を見たりするなどのウォーキングイベントを独自で実施している。歩くことについてコラボは可能ではないか。連携をしてイベントを実施することはよいと思う。

    事務局 参考にしたい。

    委員 施策14「スポーツボランティアの組織化」とあるが目的は。

    事務局 具体的にはこれからである。時期は不明だが審議会に諮問したい。

    委員 スポーツイベントでのサポートボランティアか。健康づくりに連動させるのか。健康づくりに連動させたほうが行政の活動としてはよいのではないか。

    事務局 施策14については、基本目標3の東京 2020 大会のレガシーの継承に位置付けられているものである。現計画においてはスポーツイベントに限っているが、健康づくりに連動することも視野に入れたい。

    会長 素晴らしい計画であるので、実現に向け財源の確保をお願いしたい。ほかに質問はあるか。ないようであれば、次に進みます。 


    議題②羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について

    会長 議題2(2) 羽村市スポーツセンターの今後のあり方(管理運営方法)について、事務局から説明をお願いします。

    事務局 (事務局から資料No.2に基づき説明)

    ・   導入した場合における、市としてのメリット・デメリット、スポーツセンター特有の事情、関係団体等への影響、課題等についての意見をいただきたい。

    委員 PPPいわゆるパブリック・プライベート・パートナーシップが大きな流れになっている。その中でメリット、デメリットを整理するのだと思う。民間活力を導入し、スポーツ施設の公共性が高められるか、いかにソフト面を充実するかが重要である。民間活力を生かすことが望ましい。

    委員 他の自治体の事例だが、大きな問題はなくスムーズな運営がなされていた。当初は、指定管理者制度の導入により連携が取りにくくなるという懸念があったが、実際はそのようなことは全くなく、市側のニーズも踏まえていただくなど柔軟な対応が図られていた。

    委員 メリット、デメリットはあると考えるが、指定管理者の持つ能力、ノウハウ次第で異なってくる。前回の会議で指定管理者のなり手がいないということも聞いた。なり手がない中で導入した場合、運営がうまくいかないことが懸念される。審議会への諮問ということだが、選定基準などは市が行うものではないか。

    事務局 諮問ではなく、この審議会では、羽村市特有の事情や、利用団体への影響、課題などについて意見をいただきたい。そのうえで、市が方向性を決定していく。

    委員 市民に意見を公募するのも一つの手法である。幅広く意見を求めれば、新しい考えが生まれてくる。

    委員 方向性としては民間活力を生かすことは避けて通れない。羽村市スポーツセンターがどのようにみられているかマーケティングが必要だと考えるが実施しているか。

    事務局 現状、実施していない。

    委員 羽村市特有の事情があるかとのことだが、調査が必要である。果たして民間から魅力を感じてもらえるのか。事前のニーズ把握が求められる。

    委員 生涯学習にスポーツを活用する研究はかなり進んでいる。特有の問題ということだが、行政側からの制約があれば民間は参入しづらい。そういったことの改善が求められている。

    委員 羽村市にはスポーツセンターが1つしかなく、現在、ワクチン会場となっているため第2ホールも使えない。利用団体は我慢している状況にある。一方、指定管理者としてはイベントを実施するなど、収入向上が重要とのことである。青少年団体は無料で使用できているが、指定管理者制度を導入することで利用料金はどうなるか。子供の数も減っていることから、有料化されれば活動の存続が危ぶまれる団体もでてくる。

    事務局 指定管理者は空きスペースの利用を検討することになる。青少年団体の免除は条例で規定されており、指定管理者制度を導入しても現状と変わりない。

    委員 先ほど議題に上がったマーケティングが実施できればよい。羽村市スポーツセンターでは、トレーニングルームの運営を体育協会に委託、また、はむすぽが施設を使用して事業を多く実施している。指定管理者制度の導入について、いくつかの業者にシミュレーションしてもらえないか聞いてみたい。

    会長 民間ノウハウの活用というが、経費削減が大きな目的となっている。行政側からするとコスト削減になるだろうが、受託する指定管理者側は自主事業を実施しないと利益にならず、自主事業を実施するにしても、空いているスペースだけでは難しいのが現状である。自主事業実施の場所の確保をどうするか、なぜ行政ではできないのか、行政側も改めて考えることが必要なのではないか。他になければ、次の議題に進む。


    議題③小学生ドッジボール大会・羽村市ふれあい綱引き大会の今後の方向性について

    会長 小学生ドッジボール大会・羽村市ふれあい綱引き大会の今後の方向性について、事務局から説明をお願いします。

    事務局

    ・   小学生ドッジボール大会について、令和5年度からは、小学生ドッジボール大会を廃止し、より多くの市民が参加しやすい形の、誰もが参加・体験できるスポーツ体験イベントにリニューアルし、開催したい。

    ・   ふれあい綱引き大会について、令和5年度からは、小学生ドッジボール大会と同様に、ふれあい綱引き大会を廃止し、より多くの市民が参加しやすい形の、誰もが参加・体験できるスポーツ体験イベントにリニューアルし、開催したい。

    会長 意見、質問はあるか。

    委員 時代の流れとともに判断が変わる。体験できることで気づきがある。誰もが参加・体験できるスポーツ体験イベントは、運動の苦手な子も参加できるので良い。

    委員 廃止について理解した。あらためて具体的なアイデアはあるか。

    事務局 複数のスポーツが体験できるイベントとしたい。パラリンピック競技種目体験教室などとも一体とすることも検討しており、総合的な体験ができるイベントを想定している。

    委員 これまでシンボリックな事業が多かったが、これからは多様性を認め、感じる場を作ることが重要である。ふらっと立ち寄ったところで体験ができるとスポーツを通した公共性が醸成される。羽村市という小さな行政域で、スポーツとのかかわりを模索できる新しいスタイルのイベントは先進的な良い試みになる。

    委員 昭和57年に始まった小学生ドッジボール大会であるが、コロナもあり、廃止はやむを得ない。このイベントがいろいろなことにチャレンジできる機会となるとよい。

    事務局 新しいスポーツ体験イベントは、羽村市体育協会やはむすぽ、スポーツ推進委員に協力を依頼することも検討している。

    会長 主役は子供たちであるが、教師の働き方改革により、学校単位の参加が難しくなってきている。学校単位での参加がなかったこともあり、羽村市総合体育大会の水泳大会は中止、陸上も個人参加のみであったが、時代の流れでありやむを得ない。他に意見等はあるか。なければ、次に進みます。 


    報告①羽村市の動向などについて

    事務局 (事務局から資料No.3に基づき説明)

    ・   今年3月まで当審議会委員であった二人が、これまでのスポーツ推進審議会委員としての活動による地域社会の発展に寄与した功労に対し、市長から表彰された。

    ・   市議会12月定例会での関連情報5件について情報提供。

    ・   その他の関連情報として、ネーミングライツ事業、部活動の地域移行に関する懇談会について情報提供。

    委員 来年度のワクチン会場としての見通しはいかがか。

    事務局 現状、当面とのことになっている。何度も調整を依頼しているが、国の動き次第とのことである。

    会長 他にあるか。なければ、次に進みます。


    報告②国・東京都の動向について

    会長 それでは、次に、国・東京都の動向について、委員からお願いします。

    委員 資料に沿って説明する。東京都の来年度予算については調整中であり、例年1月終わりころに発表になるが、生活文化スポーツ局から財政当局に対し要求している内容が昨年11月に公表されているので、実施はまだ未確定であるがいくつか説明する。スポーツ振興の「スポーツ空間バージョンアップ補助事業(仮称)」はハード系の補助事業であり、スポーツ活動の場の設備・改修や設備の効率化に対するものである。また、「区市町村スポーツ実施促進補助事業」は今年度と同様であるが、ソフト系の補助事業である。パラスポーツの振興は新規事業を紹介する。「障害児・者の運動習慣定着支援事業」は、障害児・者の運動機会提供として、福祉施設等への指導者派遣に対するものである。また、「デジタル技術を活用したパラスポーツ(eパラスポーツ)事業」は、障害を持っている方も、持っていない方とも交流できる、スポーツの幅を広げる事業である。国際スポーツ大会等の開催では、女子ソフトボールワールドカップや2025世界陸上、デフリンピックの開催をきっかけとしたスポーツ気運醸成事業を予定している。説明は以上である。

    会長 今年度は東京2020大会の1周年イベントがあったが、今後もこうした周年イベントがあるのか。

    委員 8から9月はパラスポーツを周知する取り組みを行った。こうした取り組みは来年度も行う見込みである。

    会長 他に質問はあるか。なければ、次に進みます。


    その他①今後の主なスポーツ事業の予定について、その他②今後の審議会開催の予定について

    事務局 ふれあい綱引き大会は中止となったが、駅伝大会がある。新型コロナウィルス感染防止対策のため、昨年同様、開閉会式は行わないこととした。詳しくはあらためて通知する。

    今後の審議会開催の予定であるが、事務局としては、2月25日・土曜日の午後2時を候補日として提案する。説明は以上となる。

    会長 今年度最後の会議は2月25日土曜日の午後2時とする。

    事務局 会長、ありがとうございました。それでは最後に副会長から閉会の挨拶をお願いします。

    閉会あいさつ

    副会長 年末の忙しい中、出席いただき感謝する。先日、朝日新聞で体罰問題、特に部活の体罰問題について取り上げていた。10年前に部活での体罰により自殺した事件を受けて日本スポーツ協会でもスポーツにおける暴力行為根絶宣言を出しているが、東京2020大会前にも体罰が取り上げられ、スポーツ庁はガバナンスコードを策定した。今回の朝日新聞の調査によると、10年前の33%から今回の調査で半減し17%になったとのことである。一方で、言葉の暴力が増えているとのことである。地域スポーツでは体罰は行われていないと思うが、言葉の暴力はあるかもしれない。解消されることを切に願っている。長時間にわたり、活発な意見をいただき感謝する。

    以上で、第3回羽村市スポーツ推進審議会を終了する。


    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部スポーツ推進課(S&Dスポーツアリーナ羽村内)

    電話: 042-555-0033 (スポーツ推進係)

    ファクス: 042-554-9974

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