敷地全景(南東向き、赤線は公売財産の概ねの範囲を示すものです)
見積価額81,000,000円
公売保証金9,000,000円
東京都北西部、都心から約45キロメートルに位置する羽村市の低層住宅地域にある土地約917平方メートル、建物約137平方メートル、不整形中間画地ですが、宅地分譲等の開発事業に適した土地付き建物です。
交通など
<鉄道>JR青梅線「小作駅」(約1キロメートル)
<バス>西東京バス「美原会館入口」バス停約150メートル(美原会館入口バス停から福生駅まで約16分)<高速道路>首都圏中央連絡自動車道「青梅IC」より自動車にて10分(約4.6キロメートル)
当該公売財産のある羽村市は、人口54,592人、世帯数26,300世帯(令和4年8月1日時点)、都心から約35㎞にあり、総面積9.9k平方メートル、市域の多くは平地で、青梅市・あきる野市・福生市・瑞穂町に接し、市域の西端部から南端部にかけては多摩川が流れています。市域には多摩川の流れが形作った河岸段丘があり、段丘をつなぐ崖線は「ハケ」と呼ばれ、市の地形の特徴となっています。
公売財産の概況
本件公売財産は、近隣地域の中心にあって、北東側は市道5064号と接する不整形な中間画地です。敷地は北東側市道とほぼ等高ですが、南東側市道(美原街道)より約1メートル高位です。敷地の北側に大型の2階建て農家住宅が、南側には倉庫があり、敷地のほぼ中心部に井戸が残っています
区分 | 内容 |
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面積 | 計算上の現況地積1133.90平方メートル、合筆前の現況図による地積1130.65平方メートル |
権利 | 所有権 |
地目 | 宅地 |
都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第1種低層住居専用地域 |
建ぺい率 | 40% |
容積率 | 80% |
高度地区 | 指定なし |
防火地域 | 防火指定なし |
日影規制 |
3時間/2時間 測定面1.5メートル |
その他の規制 | 埋蔵文化財包蔵地及び土壌汚染地の該当なし |
区分 | 内容 |
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地勢など | 公売財産がある地域は、新奥多摩海道から多摩川に向かっての傾斜地となり、一般住宅を中心に低層の共同住宅のほか畑も多く残る住宅地域です。周辺約800メートルのうちに、小作台小学校、西小学校、西児童館といった公共施設があり、東側約6.7キロメートルには横田基地があります。 |
接道・幅員など | 土地は北東側市道5064号に接する中間画地です。 接道道路は幅員3.8メートルの舗装道路(建築基準法第42条1項2号道路)です。 |
供給処理施設 | 1.上下水道(羽村市水道事務所) 2.プロパンガス(都市ガス供給エリア外) |
(1)この不動産は業として取得したものではありません。
(2)土地及び建物には、不動産登記事項証明書に記載のある権利以外の権利はありません。
(3)住民登録されている者以外の居住はありません。
(4)敷地及び建物内にある動産は、全て公売財産所有者のものです。
標準的使用の現状と将来の動向、公法上の規制及び対象不動産の個別的要因を総合的に勘案した結果、対象建物は当該建物の敷地部分に適応しており、環境とも適合していますが、新築時から55年経過していること、敷地規模が大きいことから、敷地を分割しての一般住宅用地としての使用が最有効使用であると判断し、評価しました。
評価手法としては、原価法による積算価格及び開発法によるより試算価額を求めて全体的な状況を参酌した価格を採用しました。
積算価格は同一需給圏内の類似地域に存する取引事例からの比準により、対象不動産の土地価格を査定し、建物については評価対象建物を新規に再調達する場合の再調達原価を査定し、耐用年数に基づく方法と観察原価法とによりそれぞれ評価しています。
開発法による価格は、現行建物を解体後、新築戸建住宅を建築し販売することを想定し、販売価格から販売に伴う各種費用を控除して評価しています。
合計評価額9,696万円、合計評価額のうち土地9,648万円、合計評価額のうち建物48万円