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    令和7年度第4回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • 初版公開日:[2025年11月09日]
    • 更新日:[2025年11月9日]
    • ID:20177

    日時

    令和7年8月28日(木曜日) 午後7時00分から午後8時45分

    会場

    プリモホールゆとろぎ 2階会議室

    出席者

    議長 川津紘順、副議長 江上真一、委員 刀禰俊明、成瀬和子、本田文栄、石川千寿、清水雅俊、渡邉智美、荻原 稔

    欠席者 

    なし

    議題

    1 あいさつ

    2 報告事項

     (1)令和7年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1回理事会について

    3 協議事項

    (1)第二次生涯学習基本計画前期基本計画の実施状況について

    4 その他

    (1)令和7年度第3回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (2)羽村市公共施設等総合管理計画について 

    (3)今後の会議等の日程について

     ①都市社連協関係行事日程

      ・令和7年度都市社連協第1ブロック研修会

      ・令和7年度都市社連協交流大会

     ②会議日程

       令和7年度第5回羽村市社会教育委員の会議

    (4)その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・令和7年度 第4回羽村市社会教育委員の会議 次第

    ・[資料1]令和7年度 東京都市町村社会教育委員連絡協議会 第1回理事会 報告

    ・第二次羽村市生涯学習基本計画

    ・第二次羽村市生涯学習基本計画(概要版)

    ・第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画 

     実施事業計画(令和4年度) 実績・評価 結果表

     実施事業計画(令和5年度) 実績・評価 結果表

    ・第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画 実施事業計画(令和7年度)

    ・公共施設等総合管理計画の概要

    ・令和7年度 第回社会教育委員の会議 会議録(事前送付)

    以下、参考配布

    ・生涯学習まちづくり人材バンク「はむら人ネットガイド」

    会議の内容

    (生涯学習推進課長)定刻になりましたので、ただいまから令和7年度第4回羽村市社会教育委員の会議を始めさせていただきます。
     本日の傍聴希望者はおりません。
     本日、生涯学習総務課長にも参加いただいております。この後の議題の方で、第二次羽村市生涯学習基本計画の話をしますが、その計画の所管の担当課長になります。
     さっそく次第に沿いながら、会議を進めさせていただきます。
     では、川津議長、御挨拶をよろしくお願いします。

    1. あいさつ

    (議長)皆さんこんばんは。定刻にお集まりいただき、ありがとうございます。
     毎日暑さと水不足で苦労しています。でも、その中で唯一元気なものが、雑草です。雑草に負けないように、子どもたちが元気に育ってくれたらありがたいなと思います。本日もよろしくお願いいたします。

    2. 報告事項

    (1)令和7年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1回理事会について

    (事務局)<[資料1]により、令和7年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1回理事会について報告>

    (議長)東京都市町村社会教育連絡協議会第1回がありましたが、今までオンラインであったこともあり、ここでやっと各理事の皆さんが揃ってきたなという感じでした。オンラインの画面だけで済む会議というのはつまらなく、対面により、やっといろんな意見が出だしたなと感じます。それでは今、事務局から説明がありましたが、何か御質問、御意見はありますか。

    (委員)「報告1-3」のブロック幹事等の輪番表について、第2ブロック以下は「会長」等の記載がありますが、第1ブロックにおいて、羽村市の役割の順番が存在するのかどうか、この輪番表をどのように見たらよいですか。丸をしてあるのがブロック幹事市ということで、去年羽村市が幹事市であったため、次は令和13年に幹事市になることは分かりますが、会長などの役員について、第1ブロックでは、福生市以外の他の市が入っていないのには何か理由があるのですか。

    (生涯学習推進課長)会長・副会長については、各ブロックを輪番で担当しているため、令和7年度の会長が小金井市の第5ブロックで、令和8年度の会長が第4ブロックの小平市になります。この後、第3ブロック、第2ブロックと続いていきます。

    (委員)「ブロック幹事市」だけが、ブロック内で役割が動いているのであって、役員は都市社連協全体を通して、役割の順番が動いているということはわかりました。

    (議長)26市3町のため、会長が回ってくるのも26年に1回になります。
     それでは、他に何か御質問等はありますか。

    (各委員)≪特になし≫

    (議長)御質問等が無いようなので、報告事項(1)令和7年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第1回理事会については以上とします。
     続きまして、協議事項に入りたいと思います。(1)第二次生涯学習基本計画前期基本計画の実施状況について、事務局から説明をお願いします。

    3. 協議事項

    (1)第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画の実施状況について

    (生涯学習推進課長)まず、今回の背景につきまして説明をさせていただきます。
     昨年度は、都市社連協の幹事(研修担当)のため、1年間、研修の中身を考え運営をしてきました。今年度は、第二次生涯学習基本計画の前期基本計画が、令和8年度で終わるタイミングであり、後期基本計画を考え始めるタイミングにきている状況です。今後、後期基本計画を考えるにあたり、この社会教育委員の会議で、社会教育委員の立場で、後期基本計画策定に向けての御意見をいただき、後期基本計画の参考にさせていただこうという次第です。
     10月以降に諮問することを考えており、今回は、まず生涯学習基本計画について皆さんで理解するということに、お時間をいただければと思います。この生涯学習基本計画については、生涯学習総務課が所管しておりますので、説明は、生涯学習総務課長からお願いしたいと思います。

    (生涯学習総務課長)本日は、たくさんの資料を用意しておりますが、主に薄い冊子の「概要版」と、羽村市生涯学習基本計画という冊子の2つを使って、説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。
     では、早速、資料に沿って説明をさせていただきます。

    <「第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画」および「第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画(概要版)」に基づき、生涯学習基本計画について概要説明>

     このような形で、10の施策に関し、まず、方針や現状と課題、それから事業の方向性を定めています。そして、令和9年度からの後期計画を作り上げていくことを、来年度一年間かけて進めていきます。 
     そして、本日の資料として、「令和4年度実績・評価結果表」「令和5年度実績・評価結果表」、「令和7年度事業計画表」の3つを用意しています。それぞれ、御説明しました10の施策が、実際にはどのような事業で展開されているかということが書いてあります。

    <「第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画 令和4年度実施事業計画 実績・評価 結果表」「第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画 令和5年度実施事業計画 実績・評価 結果表」および「第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画 令和7年度実施事業計画」に基づき概要説明>

     先ほど申し上げましたように、第二次生涯学習基本計画の前期計画があり、それに対する後期計画を、これから策定していきたいと考えております。その部分について、さまざまな御意見をいただければと思います。 私からの説明は以上とさせていただきます。

    (議長)事務局から、生涯学習基本計画の説明がありました。今までの説明と、令和4年度、令和5年度の実績報告がありますが、現状を見ながら、もし御質問、御意見がありましたらお願いします。
     今度、後期の計画を作るにあたって、たくさんの事業がありますが、皆さんの活動されている分野の部分だと、どうなのか意見をお願いしたいと思います。

    (副議長)3点ほど質問があります。1つは日程のことで、諮問があるとするとどのような流れになるのでしょうか。

    (生涯学習推進課長)次回10月の会議を、10月の前半でやらせていただきたいです。今年度は、会議を8回予定しており、今回は4回目のため、残り4回となりますが、10月、11月、12月の3回で、皆さんが気になっているところを意見に出していただき、最後の1回で、草案を作り、皆さんで確認をする流れになります。
     そのため、実際に皆さんで意見交換をしてもらうのは、年内3回を予定しております。

    (副議長) 諮問だとすると、4回目に答申ということですか。

    (生涯学習推進課長)4回目に答申案を協議し、修正などがある場合は、正副議長と事務局で対応し、答申をまとめる考えです。

    (副議長)わかりました。もう一つは、生涯学習審議会が設置されると思いますが、これは令和8年度に設置されるのでしょうか。

    (生涯学習総務課長)厳密にいうと、令和7年度の最後、令和8年の3月に設置する予定でおります。答申を今の予定で行うとすると、3月から11月頃までの設置を予定しております。

    (副議長)令和8年3月から令和8年度11月くらいまで、生涯学習審議会が設けられるということか。

    (生涯学習総務課長)そうです。

    (副議長)生涯学習審議会に対し、意見を持っていくと思いますが、社会教育委員の会議の諮問および答申が、生涯学習審議会とどのような関係になるのか、答申を生涯学習審議会に出すのか、答申なので教育委員会に出すと思ってはいるのですが、そこの関係性はどのようになっているのでしょうか。

    (生涯学習総務課長)教育委員会から諮問して、答申していただく形です。あくまでも、実際に計画を立てるのは審議会の中で審議していくということが基本となっていますので、そこでの議論を進めるための参考意見としていただければと思います。
     そのときに、一体どういったことを伺いたいのかという、諮問の形は整理をしたいと考えています。

    (副議長)答申といいながらも、こうしてほしいという話でなく、審議会の参考になるような意見を出すということでしょうか。

    (生涯学習総務課長)そこは諮問の仕方により、多少調整ができるものと考えております。本来であれば、答申はある程度拘束力があると捉えておりますが、そこは諮問として意見を伺うというところで止めさせていただければ大変ありがたいと思っています。

    (副議長)最後の質問ですが、生涯学習基本計画はすごく膨大な量で、学校教育や環境教育など広範囲に渡っています。社会教育委員の会議は、社会教育に対する意見を述べる会議ですが、私たちがこの計画に意見を述べるとき、その諮問に対し、答えてよい範囲はどのようになりますか。

    (生涯学習総務課長)審議会の委員の中にも、川津議長をはじめ、地域の方や協議会などがおり、さまざまな意見を聞くところであるため、一般市民としての意見でも構わないかと思っています。
     しかし、今日いただいた話を踏まえ、諮問の仕方が一つの大きなポイントになるかと感じておりますので、そこは整理していきたいと思います。

    (副議長)例えば、「子どもたちの育成」の項目の中には、道徳教育やスイミングセンターを活用した事業などさまざまあります。私たちが今まで議論をしてきたなかでいうと、例えば、放課後子ども教室に関することは社会教育で議論ができますが、特別支援教育推進体制の整備だと、さまざまな視点があります。そこで、あまりこの社会教育にこだわる必要はない、一般市民として気が付いたことがあったら、意見を出していこうというスタンスでいいですか。

    (生涯学習総務課長)そのように捉えています。
    施策2 子どもたちの教育の推進は、まさに学校教育になります。社会教育委員の中にも、学校の先生がいらっしゃるなど、そういった意味では、社会教育委員の会議は、広い知見が集まっているのではないかと思っています。まずは、自由な意見をいただき、まとめるところで、調整をする必要があると考えています。

    (副議長)それぞれの立場で感じたことを挙げていくということでいいですか。

    (生涯学習推進課長)計画として、「こういう計画を立てるべき」というのは審議会の方でしっかり議論がされるので、社会教育委員の会議では、こうすべきというよりも、現状皆さんの活動フィールドの中で、自分たちの周りで関心が高いことや、こういう方向に進むべきだと思っているなど、そういった情報を寄り集めていきたいと思います。おのずと、こういう方向に持ってきたらいいというような話には当然なっていくとは思いますが、どうすべきかを審議するというよりも、皆さんの関心事や新しく出てきた課題等を出し合うものと捉えております。今回に関しては、結論を出すものではないと思っています。

    (副議長)わかりました。

    (議長)ほかに、御意見、御質問はありますか。

    (生涯学習推進課長)かなり資料を用意し、内容も広範囲にわたりますが、今日は、計画の概要、例えば体系図のところを見ていただいて、どういう分野で分けているのか等を御理解いただければと思います。
     次回は、参考例として文部科学省の中央教育審議会生涯学習分科会で、2年に一度取りまとめをしている、今の時代の生涯学習を整理した資料を、参考に手元に置き、国の方で今の生涯学習で何に着目をしているのか、どこに力を入れようとしているのか見ていくことを考えています。また、その資料から、羽村市と同じ課題があるのか見つけたり、新しく気づきを得るなど、話のきっかけを作っていきたいと考えています。

    (議長)それぞれの分野の方がいらっしゃいますので、自分の分野のところを見ていただき、令和4年度、5年度はどうなっているのか、それに伴い今後はこうした方がいいんじゃないかという意見をもらう形になるかと思います。ぜひ、自分が活動している分野のところを見て、今までどうだったのか、これからどのように変えていくのか意見を出していただければと思います。

    (生涯学習総務課長)川津議長がおっしゃったように、この計画も4年前に策定したものです。4年前と今では、社会もだいぶ変わってきているところもあると思います。今の時代はこうではないか、また、この点は時代にそぐわないといった御意見をいただけると大変ありがたいです。

    (議長)自分の関わっている分野の、4年、5年の実績を読み、次の会議までに意見を考えてもらえれば、次回の話し合いがもっと進むのかと思います。
     他に御意見がありましたらお願いします。

    (委員)私が携わっているところの基準を見させてもらったところですが、このA・B・Cというのは、アンケートなどで、満足度80%などの基準を確認しているのでしょうか。

    (生涯学習総務課長)さまざまな事業があるため、このA・B・Cをつけるのは、実は大変難しいのですが、講座など参加された場合は、アンケートで満足度を測れます。または、事業を何人集めてやりたいというときに、これが何人集まったかという数値を基準にしていることもあります。

    (委員)大変興味深い評価というか、合わせてみると、各分野の足りないところというのがはっきり分かってきます。

    (議長)他に意見等ありますでしょうか。

    (生涯学習推進課長)具体的な進め方も事務局で考えますが、幅広いため、散らばっていると話しづらいこともあるかと思います。
     まずは、基本施策1から4の順番で、それぞれ皆さんに意見を伺うという進め方の方がお話はしやすいかと思いますので、そのような進め方をしたいと考えております。

    (議長)他に御質問等ありますでしょうか。

    (副議長)生涯学習基本計画というのは、重点的にやる項目等はないのですか。
     次々と今やっている事業および評価を並べて、再掲というのはよくあるパターンかと思います。体系的にはめようとしているから、それでも良いのですが、ここに重点を置くとか、もっと絞り込んだりはしないのですか。

    (生涯学習総務課長)先ほど説明をさせていただきました、十年の生涯学習の理念を定めて、これが羽村市の生涯学習の姿だという一つの大きな目標としています。これが漠然としているため、特にこれに力を入れるということにはなりにくいかと思います。

    (生涯学習推進課長)羽村市の長期総合計画の施策も同じ作りをしており、全体的に進むべきところの方針は出したうえで、それぞれの分野でどういうことをやっていくのがいいのか網羅的に作り、その中で、計画に基づいて何をしていくのか決めています。つまり、大枠にまず網羅的な計画があって、それに基づいて実際に何をしていくか事業を組み立てるため、このような作りになっています。特に何に力を入れていくのかについては、予算の関係もありますが、ここ数年では、事業予算を組み立てるときに、三つの柱や、最近だとデジタルや防災など、来年度はここに力を入れていきますというのはあります。

    (副議長)わかりました。

    (議長)他に御質問等ありますでしょうか。

    (各委員)≪特になし≫

    (議長)御質問等が無いようなので、協議事項(1)第二次羽村市生涯学習基本計画前期基本計画の実施状況については以上とします。

    4 その他

    (1)令和7年度第3回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (事務局)<説明>

    (議長)自身の発言の部分で、訂正がありましたら、事務局までお願いします。
     それでは、(1)令和7年度第3回羽村市社会教育委員の会議 会議録について終わりとします。
     次に、(2)羽村市公共施設等総合管理計画について、事務局から説明をお願いします。

    (2)羽村市公共施設等総合管理計画について

    (生涯学習推進課長) <「公共施設等総合管理計画の概要」に基づき説明>

    (議長)羽村市公共施設等総合管理計画について説明いただきましたが、何か御質問はありますか。

    (委員)施設が老朽化し、費用もかかり、また、人口減少等の中で減らしていかなければならない、再配置しなければならないのは、当然だろうなと、このような計画を進めることには理解をします。しかし、例えば、この資料の中には羽村駅西口の区画整理のことは全く触れられていない。そこに触れないまま、お金がないから公共施設を減らしますという話は違うかと思いながら、話を伺わせていただきました。
     大切なことなのでやらなければいけないし、やりかけたことだから終わらせなくてはいけないと思いますが、そのことに全く言及がないまま、施設の整理統合などの話は違うかと思いました。

    (生涯学習推進課長)ここでいただいた意見は、この公共施設の管理をしている部署にも伝えさせていただきます。
     特に財源の問題が大きく、市の全体の財源をどこに振り向けていくのかということだと思いますが、御意見としていただきます。

    (委員)学校の統合についてですが、先日各地域で説明会がありましたが、その後のことが、あとどれくらいでどのようになっていくのか、あいまいなままなので、保護者の方から、すでに不安視する問い合わせがありました。あの説明があったからこそ、すぐにでも統合になるのか、あと何年後になるのか、動揺している保護者がいるのが現状です。
     市民に、お伝えするのであれば、あと何年後にこの場所を目指して統合していきますと、具体的であればすごく良かったと思います。
     羽村にずっと住んでいて欲しいのですが、それであれば土地が安い他の自治体に行こうとすぐになってしまう方も多いです。また、フォローができる何か、例えば空き家対策などがないと、どんどん市外へ流出していってしまうと感じるため、その辺もいろいろと同時に進めていかなくてはいけないと思います。

    (議長)他に何かありますか。

    (委員)この計画の中では、人口減少のため、お金がなくなっていくとあるが、人口を減らさないような努力をしているけれども、厳しい状況になっていきそうだと書いた方が、より説得力が出てくるのではないでしょうか。羽村市でも定住化政策のように、何かしら人口を減らさない努力をしていると思うので、やっているけれど、人口がこのように減っていくと示すのも必要なのかと思います。全国的に厳しいのはわかりますが、これだけ見れば、人口を増やせばいいと突っ込まれてしまう気もします。

    (議長)他に何かありますか。

    (委員)羽村は空き家がたくさんあるので、市と空き家で提携ができれば、そこを紹介できたりするのになと思います。また、身近で埼玉県の飯能市立名栗小学校について、話題が挙がったのですが、名栗小学校は廃校が決まっていたにも関わらず、先生や町などの努力により生徒数が増えた結果、廃校という決定自体がなくなったそうです。さらに、保護者が立ち上がって、映画を作るという町おこしまでしたそうです。羽村市も小さい街だからこそ団結しやすいと思うので、そういう町おこしもしていけたらいいなと思います。

    (生涯学習推進課長)目標としては、縮小していく町を作りたい訳ではなく、今ある範囲でよりよくするためにどうしていくかということで、市民の方への伝え方もすごく重要だと思いました。
     皆さんの意見から出てくる、希望が持てないと市を離れていってしまうという点は、また担当課へ伝えさせていただきます。

    (委員)人件費を削らないといけないが、黒字も出さないという二律背反のことをやるのは大変ですが、行政もクラウドファンディングがあるかと思います。ネガティブな話を聞く前に、ポジティブな話を聞かさせると、ネガティブな事柄がすっと頭に入ってくるように、施設の統廃合の良い側面を出しつつ、お金がないのであれば、クラウドファンディングをしたり、お金のある企業を呼ぶとか、何か手っ取り早い策を講じるのも必要なのではと思います。人を増やすのはそんなに簡単なことではないので。
     何か助けになろうかと思えるようなボールを投げてくれれば、投げ返してくれる人もいっぱいいると思います。

    (生涯学習推進課長)行政がビジネスをする訳ではないのですが、行政も稼ぐ時代と言われます。税収入やゆとろぎであれば使用料での収入、そしてクラウドファンディングとお金の集め方にはさまざまなものがあるということを、私たちも研究をする必要があると思っています。
     先日ゆとろぎの20周年記念事業にて、並木恒延さん、新井達矢さん、五十嵐誠さんの展示会をゆとろぎ主催で行ったとき、企画を進める中で、これだけ凄い人たちの合同展ならば図録を作った方がいいという意見がありました。その際は、予算編成の時期も過ぎており、市ではお金が出せなかったのですが、図録を作りたいといった方の発案で、市民から寄付を集めて作ろうという話になりました。そして、その市民の方が、自ら動き、文化協会にもご協力いただいたうえで、結果的に全て寄付でとても立派な図録ができました。 さらには、展示会に来た人に差し上げるほど、たくさんの数を作ることもでき、素晴らしい動きであったと感じました。
     投げかければ、そこに協力する人が、力とお金を出し合って完成するものもある、全て税金でやるのではなく、別のやり方もあるということを強く実感したところです。

    (議長)明日の武蔵野小学校のコミュニティ・スクール委員の催しにて、コミュニティ・スクール委員だけで企画し、子供に参加募集をしたところ、来なかったのは全クラスで4、5人だけで、ほとんど申し込んできました。
     その中に、手伝ってもらえる保護者がいたら、自主的に手伝ってもらうようにしました。

    (委員)それはどのような催しなのですか。

    (議長)夜に校舎を探検しようというものです。最初に体育館でミニキャンプファイヤーのようなことをし、あとは校舎を探検するといった催しです。
     一番最初に、夏休みに子供たちへ思い出を作ろうという発想から始まり、委員の人だけでできるだけ行う、自主的に来る先生を除いて、先生を無理させず、来た人に手伝ってもらうというやり方をします。

    (委員)富士見小学校で行われるふじみっ子まつりも助成金等を使って、商工会ならではのお店、ワークショップをやってくれる人などを繋げて、近隣の大人から子どもまで何千人という単位の人が集まって、楽しそうに参加しているというのが印象的です。 
     川津議長のおっしゃったような武蔵野小学校での学校探検や、校庭キャンプをやっている学校も、地区委員や地域の大人が中心となって実施しているところや、子どもに良い思い出を作ってあげたいなど思いのある大人が、イベントを企画し、子どもたちへ思いを渡し、また地域の繋がりを作っていくことができているのも、羽村の一つの良さであると思っています。地域を愛する人がまだいるんだ、子どもに気をかけてくださる方がまだいるんだというのは本当に思います。
     収入がなくなってきたうえで、老朽化もしている現状のなか、老朽化したものを統合したうえで、どういう方向を目指して動きたいのかという明るい夢が語れる話にしたいです。老朽化して建物が大変だということでなく、この大変な課題をどう解決して、市としてどのような運営をしていきたいのか、また、このような課題を抱えていても、羽村にこれから住みたいと言ってくれる人を増やし、そして、今住んでいる人がまだ羽村に住んでいたいと思わせるものであってほしいです。計画に際して、いろいろなことがあると思いますが、抱いている明確な将来像を出すことも必要だと感じます。
     学校の統廃合にしても、先日の広報はむらで途中経過の報告でしたが、アンケートの集約結果が出ていました。途中経過の話を紙媒体の広報紙だけで広めるのは難しいため、市公式サイトでの途中経過の紹介や、統廃合計画にあたりさまざまな意見を出すにあたっては、SNSを活用してお知らせすることも、未来に繋げていくうえでとても重要だと思います。

    (委員)羽村市は一人当たりの公園面積がすごく多いというのが自慢です。例えば、土地を減らすことだけ考えると、公園もなくなるのかという印象がつきます。例えば、羽村市は一人当たりの公園面積が多い地域であり、公園面積は防災上も教育上も減らさないようにしたいという、メリハリがついた時には、どこなら減らすことができるのかという話になっていくかと思われます。一人当たりの公共施設面積が多く、それが身の丈に合わないから、全て減らそうとなると、何もかも減ってしまうというイメージに繋がってしまいますので、羽村市の良いところを見つけ、守っていく。特に、公園がいたるところにあり、それが防災拠点にもなるところは、羽村の自慢できる部分だと思いますので、そのような自慢の部分を抑えるといいのではと思います。分室がなくなったのは残念だと思いつつ、それほど不便ではなかったり、コミュニティセンターとゆとろぎを比べて、コミュニティセンターがなくなっても仕方ないと思えたりすることもあります。自慢を守るためなら我慢しようというようなことが、少しずつ話せるようになるといいかと思います。

    (委員)統合の話で、典型的なものが、今のスポーツセンターです。
     今、スポーツセンターは使えなくなっており、大変困っているのが現状です。中学校の施設を利用したくとも、中学校は部活をやっており、大会が全部できない状況にあります。これは、スポーツの衰退にも繋がります。これから考えると丸2年半の間第1ホールはずっと使えず、今、第2ホールが9月まで貸出停止となっていますが、もし調査結果により9月以降も使えないとなると、令和10年3月まで並行して使えない状況になるということです。スポーツを屋内でする人たちや、大きい大会を開くには、スポーツセンターしかないのです。中学校も使えない、小学校も設備的に無理だとなると、大きい大会もできない状態が続きます。
     お金のこともわかりますが、いつまで経ってもやらないよりは、スポーツセンターも収入が得られる施設のため、極力早く推進していった方がいいと思っています。
     学校も廃校になってしまうかもしれませんが、学校には代替がある。しかし、スポーツセンターには代替がないのです。
     中学校の部活がなくなっても、学校の体育館では、中学生たちにいろいろな運動をさせなくてはいけないとなると、大人の入れる場所がないというのが実情です。お金の面はわかりますが、早急に進めていった方が、スポーツの活性化に繋がると思います。今の時点で使える可能性があるものでしたら、対応を長引かせるより、どんどん処理を進めてしまった方が、活性化できるのではないかというのが私の意見です。

    (委員)見切りが必要なものも当然あると思います。確かにスポーツセンターは、唯一の施設ですから、やはり早く使えるようになるのが望ましいと考えます。

    (生涯学習推進課長)今後の公共施設に関しては、今後、施設の再配置などに関連する市民との懇談会の開催が予定されています。その際は、御案内いたしますので、足を運んでいただければと思います。よろしくお願いします。

    (議長)以上で、(2)羽村市公共施設等総合管理計画について終わります。つづいて、(3)今後の会議等の日程について、事務局からお願いします。

    (3)今後の会議等の日程について

    (事務局)①都市社連協の行事日程につきましては、先ほど説明させていただきましたので説明を割愛します。
     ②令和7年度第5回の社会教育委員の会議の会議日程につきまして、教育委員からの諮問の関係で、9月の開催は見送り、10月で開催したいと考えています。

    <第5回の候補日を説明>

    (議長)それでは、第5回日程は10月30日(木)午後7時からに決定させていただきたいと思います。

    (議長)他に全体で何かありますか。ないようでしたら、これで終わりしますが、資料がたくさん配布されましたが、自身の関係するところについて、審議会へ向けての参考意見になるような課題など見てきていただければと思います。長くなりますので、これで終わりにしたいと思います。


    午後8時45分 終了

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    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

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