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    平成29年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会会議録

    • [2017年12月15日]
    • ID:10688

    平成29年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会会議録

    日時

    平成29年11月2日(木曜日) 午後1時30分~午後3時

    会場

    市役所5階委員会室

    出席者

    会長:桑原壽、委員:内田正敏、小山克也、古川朋靖、松崎潤、本田隆弘、渡邉和子、羽村富男、宮川陽一、古林万芳

    欠席者

    なし

    議題

    1議題

    (1)国保制度改革の概要

    (2)保険者努力支援制度について

    (3)羽村市国民健康保険税の適正化について

    2報告事項

    (1)今後の国保運営協議会開催日程

    傍聴者

    1人

    配布資料

    1. 国保制度改革の概要【資料1】
    2. 保険者努力支援制度について【資料2】
    3. 羽村市の平成29年度一人当たり保険税額の試算結果について【資料3】

    内容

    (事務局 羽村) 皆さん、こんにちは。定刻になりましたので、始めさせていただきたいと思います。

     本日は大変お忙しい中、お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。これより平成29年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会を開催させていただきます。私、申し遅れました、市民課長の羽村でございます。よろしくお願いいたします。

     それでは、まず初めに、協議会開会に当たりまして、市民生活部、小林部長からご挨拶申し上げます。よろしくお願いいたします。

     

    (市民生活部長) 小林でございます。こんにちは。

     本日はご多忙のところ、ご出席いただきましてありがとうございます。本日は、開会に当たりまして2点ほどお話をさせていただきたいと思います。

     まず1点目でございますが、こちらは事後報告となりますが、東京都に設置されます東京都国民健康保険運営協議会の被保険者代表の委員さんを羽村市から推薦するようにというような依頼がございました。羽村市のほうでは、この運協の中の被保険者代表の委員の3名の中から推薦することを念頭に、桑原会長とご相談をさせていただきました。その結果でございますが、介護保険や市の財政等に非常に深い見識をお持ちである羽村富男委員を推薦することとさせていただきましたので、ご報告をさせていただきたいと思います。羽村委員におかれましては、都知事からの委嘱を受け、9月20日に開催されました第1回東京都国民健康保険運営協議会に出席されております。

     次に、2点目でございます。その羽村委員が出席されました東京都の運協におきまして、保険料の試算内容等の資料が示されております。こちらのほうにつきましては、既にネット等で一般的にも公表されている内容でございます。本日は、その第1回の東京都の運協で説明されました内容に基づきまして説明を進めてさせていただく予定でございます。

     具体的にはどんなことかといいますと、東京都で羽村市の保険料はこのぐらいが妥当であるというような試算がされております。そちらの内容の説明ということになります。後ほど担当のほうから今後のスケジュールにつきましても説明をする予定でございますけれども、簡単に申しますと、これから東京都のほうの試算が年末にあと1回、新年に入りまして、最終的な算定が1月にございます。その1月の結果をもとに、皆さんから答申のほうをいただきまして、それを3月議会にかけていくというような予定でおります。非常にタイトなスケジュールの中で、皆さんに重要な審議をいただくことになろうかと思います。大変申しわけございませんけれども、ぜひよろしくご審議のほどお願い申し上げます。

     簡単ではございますけれども、ご挨拶にかえさせていただきたいと思います。

     以上でございます。

     

    (事務局 羽村) ありがとございました。

     それでは、これからの協議会の司会進行につきましては、羽村市国民健康保険運営協議会規則第6条の規定によりまして会長にお願いしたいと思います。

     それでは、桑原会長、よろしくお願いいたします。

     

    (議長) それでは、協議に入ります前に一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。

     本日は大変お忙しい中、委員の皆さんには本協議会へご出席をいただき、まことにありがとうございます。前回から一気に季節が変化した、そういう感も受けておりますけれども、次年度に向けての新しい国保制度の改革の概要が私たちの手元に届きました。ということで、本日は第1回の協議会において市長から諮問された基本的事項についてと合わせて検討してまいりたいと考えておりますので、どうぞ皆さん、円滑な議事進行にご協力をお願いいたします。

     次に、本日の出席委員は10名でございます。羽村市国民健康保険運営協議会規則第7条の定足数に達しておりますので、ただいまから協議会を開始いたします。

     羽村市国民健康保険運営協議会規則第12条の規定によりまして、今回の会議録の署名委員を指名させていただきます。今回は、内田委員と渡邉委員を指名いたします。よろしくお願いいたします。

     続きまして、本日傍聴を希望される方が1名いらしております。羽村市審議会等の設置及び運営に関する指針に基づきまして傍聴を認めますので、ご理解をいただきたいと存じます。

     それでは、議題に入ります。議題1、国保制度改革の概要についてを議題といたします。事務局から説明をお願いいたします。

     

    (事務局 古屋) 会長、よろしいですか。

     

    (議長) 事務局、お願いいたします。

     

    (事務局 古屋) それではまず資料の確認をさせていだたきたいと思います。事前に郵送という形でお配りしてございますが、本日の次第が1枚と、資料1という24ページにわたる資料と、資料2、資料3というのが1枚ございます。本日、机上配布の資料で「東京の国保」という冊子を置かせていただいておりますが、書類等に不備はございませんでしょうか。大丈夫ですか。

     それでは、説明は座らせてさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

     

    (議長) お願いします。

     

     (資料説明)

     

    (議長) 事務局の説明が終わりましたので、質疑を行います。

     なお、質疑の際には前にありますマイクのスイッチを入れてから発言をお願いいたします。また、発言が終わりましたらスイッチを切ってください。

     質疑ございますか。ありましたら、挙手をお願いいたします。何でも結構でございますが、お手を挙げて。

     羽村委員、どうぞ。

     

    (羽村委員) 確認と質問なんですが、今日の会議資料の資料3の上の表と下の表があるんですが、上の表は東京都と羽村市の比較が載っていまして、これは27年度と29年度と置きかえて試算した金額だと思いますけども、羽村市で、さっき事務局から説明がありましたけども、激変緩和措置を行わないで徴収すべき保険料は14万3,100円だと。医療費としては13万2,336円で、92.50%におさまるという机上の計算なんですけども、この説明に重要なポイントが3つ、表の下に書かれていまして、法定外繰り入れ(赤字補てん)を行わず、全額を被保険者が負担したと仮定した場合は14万3,100円です。羽村市の場合は、相当一般会計から繰り出しておりますので、この点は考慮されていないということで試算されています。それから、医療水準、所得水準を反映した新たな仕組みを算出し、激変緩和措置を講じた後の1人当たりの保険料が13万2,336円。これは新たな制度に基づく激変緩和措置の交付金等が入った金額だと思います。それから、羽村市の医療費水準が、この点がちょっと理解できなかったんですが、都平均より低くと書いてあるんですが、所得水準が都平均よりも低いんだろう、それはそうかなと思うんですが、例えば今日机上に配布してあった「東京の国保」、ナンバー638、これの26ページを見ると、羽村市で国保一般被保険者医療の1人当たり費用額、羽村市のところを見ますと、これは1月診療分ですか、1万9,994円、2月診療分が2万1,022円、対して東京都は1万7,396円。これを見る限り、国保一般被保険者医療から言えば、羽村のほうが都平均より高いというふうに理解するんですが、これは全部を含めて低い、これは退職制度も含めてのことを言っているんですか。その確認が、低くじゃなくて、国保一般について言えば高いんじゃないかなと思うんですが、ちょっとこの辺が腑に落ちないのと、最終的に、これは机上の理論値で、29年と27年に当てはめた場合、こうですよと言っているだけで、このとおりになるわけじゃないんでしょうけども、下の表ですと、実質的に法定外繰り入れを行わなかった場合、47.4%の上昇が見込まれてしまう、この辺はかなり痛いなと思うんですが、さっき、赤字繰り出しをしている市町村には区市町村国保財政健全化計画策定が義務づけられると説明がありました。多くの市町村は一般会計から繰り出しを行って保険料の軽減を図っているとは思うんですが、いきなり四七・何%上昇というわけにはいかないでしょうから、27市の動向なんか、事務局のほうで把握されていましたら教えていただきたい。この2点です。

     

    (議長) 事務局、お願いいたします。

     

    (事務局 古屋) まず1点目の医療費の水準につきましては、これは東京都のほうから示された資料でございますが、もともとは平成27年度のデータをもとに29年度を試算している結果となってございます。東京都のほうから、今回の標準保険税率を示すに当たりまして、医療費の指数というものを示されてございます。そちらにつきましては、羽村市は東京都の中では38番目という形になってございます。また、一方、1人当たりの27年度の所得についても、都下で羽村市は42番目という形になってございますので、これはあくまで平成27年度の実績をもとに推計してございますので、ただいま羽村委員がおっしゃられたように、「東京の国保」に書いてございますのは最近の医療費でございますので、若干そこで差異が生じているのかというふうに思っております。

     もう1点の1人当たりの繰入金につきましては、28年度の決算における状況でご説明させていただきますと、今手元にある資料は26市のものしかございませんけども、羽村市は26市中第2位という形になっておりまして、1人当たりの繰入額は4万7,503円という形になってございます。ちなみに、26市の平均の1人当たりの繰入金というのが3万3,177円という形になっておりますので、この数字を見ても、羽村市は一般会計からの赤字補てんの1人当たりの繰入金が多いというような数字を把握してございます。

     以上でよろしいでしょうか。

     

    (議長) 羽村委員、よろしいですか。

     

    (市民生活部長) よろしいですか。

     

    (議長) 部長、どうぞ。

     

    (市民生活部長) 東京都は特に財政が豊かな市町村が多いということで、法定外繰り入れを全国から比べましても多くやっているというのが指摘されているところでございます。これにつきましては、社会保険の関係の方からは、当然、国保だけに一般財源を使うのは不公平であるというような指摘は前からあるところでございます。実際、地方のほうでは繰り入れをしないで独自に集め、保険料単体で運営をしているところも数多くありまして、そういうところから比べますと、非常に羽村市も低く抑えているところが実際のところでございます。これにつきまして、一挙に東京都が試算されました数字に持っていくとなりますと、先ほどご指摘がございましたように、四〇数%の値上げ幅になってしまいますので、こちらについて、事務局のほうとしても、できればソフトランディングさせていくような方向で考えておりますが、それにつきましては、次回、事務局案として提示させていただきたいというふうに考えております。

     26市の動向でございますけれども、やはり26市も羽村市と同様に、全国平均から比べますと大変大きな法定外繰り入れをしておりますので、そちらを一律に平成30年度から東京都が試算した数字に持っていきましょうというのは、かなり厳しいのではないかというようなお話はされているところでございます。こちらも各市の運営協議会において決定されることでございますので、現時点ではどのような流れになるのかというのは、そこまではまだつかんでおりませんが、一挙に持っていくのは厳しいのではないかというようなお話は出ております。

     以上でございます。

     

    (議長) よろしいですか。羽村委員、ありますか。いいですか。

     ほかにご質問ありますか。私からよろしいですか。すいません。

     16ページにありますよね。先ほどのご説明の中にもありましたけれども、市町村で赤字補てんをしている、赤字の解消目標年次を定めて計画をつくるという形で出されているようですけれども、そうすると、そういうのを具体的に出していくということは、全体的に足りなかった分を保険税に上乗せになるという感じでイメージするんですけども、そこまでまだ考えてはいないんですか。

     

    (事務局 古屋) よろしいですか。

     

    (議長) お願いします。

     

    (事務局 古屋) 東京都の求めている財政健全化計画でございますけども、現在のところ、例えば計画期間を5年間でつくりなさいとか、そういったお話は大体伺ってはいるんですが、具体的な内容までどうこうとはないんですけども、先ほどからも話がありましたとおり、いきなり東京都が示した標準保険税率で上がるということになりますと、四〇何%も上昇するという形になりますので、そこは段階的に、そこに近づけるような形で努力していきたいと思います。今会長がおっしゃられたとおり、そこの部分が上乗せになるのではないかというご心配をいただいておりますけども、そこにつきましては、従来どおり、一般会計からの繰入金で補てんしていくという形をしばらく続けていって、将来的にはそこを減らして、東京都の標準保険税率に近づけていくという形になりますので、上乗せするというイメージよりも、標準保険税率に近づけるまでの間は、一般会計からの繰入金で補てんをしていくというように考えております。

     以上です。

     

    (議長) そのほかに。部長、どうぞ。

     

    (市民生活部長) 後期高齢者医療につきましては、既に統一保険料になっております。こちらも、実は東京都でも統一保険料になるのかならないのかとか、いつまでに健全化させなきゃいけないのかとか、そういう細かい話は実はあったんですけれども、その辺は、東京都のほうとしても何年までに統一保険料に持っていくから保険料の改定をそれに合わせてやりなさいというのをなかなか言えないのがほんとうのところでして、市といたしましても、安く抑えたいのは基本なんですけれども、ただ、これから将来的に、いつかは統一保険料になるのが見えていますので、そこまでの間に何とか、段階を経て統一的な保険料になるまでに解消していきたいというのはございます。ただ、これが実際上、何年に東京都として統一保険料に持っていくのかというのは、実際のところ示されていないのが現状でございます。

     以上です。

     

    (議長) そのほか、ご質疑ありますか。

     じゃ、羽村委員、どうぞ。

     

    (委員 羽村) これは要望になってしまうのかもしれませんけど、資料1の10ページをごらんください。今回、新たな制度導入による保険料上昇の緩和ということで、10ページの一番上に斜線で書いてある激変緩和のための暫定措置、都分が27億円だと書いてあるんですが、激変緩和のための暫定措置ということは恒久措置じゃないんですね。ですから、新たな制度に移行するために、保険料が激変しないように今回は臨時特別的に財源を用意しますよ、それを算入した結果があまり上がらないように見える、最後の資料3の資料だったんですが、これもなくなってしまうと保険料に結局結びついてしまうんじゃないかなという心配があるので、これはぜひ国や東京都のほうにも、恒久化と言うと、国や東京都は、いや、恒久化じゃない、暫定措置だと言うんでしょうけども、何とか財源確保が今後の保険料にはね返らないように財源措置を講じていただくよう、ほかの26市等ともタイアップして、国や東京都にお願いして、財源確保をぜひお願いしたいと思っております。これは要望に近いんでしょうけど、よろしくお願いします。

     

    (議長) 今、確かに要望だろうと思うんですけれども、そのほかにご質疑ございますか。

     とりあえず、それでは、次に移ってよろしいですか。それでは、次に移ります。

     議題2、保険者努力支援制度についてを議題といたします。

     事務局から説明をお願いいたします。

     

    (事務局 古屋) 会長、よろしいでしょうか。

     

    (議長) はい、どうぞ。

     

     (資料説明)

     

    (議長) 事務局の説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑、ございませんか。いかがでしょうか。何となくイメージが沸かないというか、そういうあれもありますか。何でも結構ですけれども。

     内田委員、どうぞ。

     

    (内田委員) 本当にわからないんですが、話を聞いていると、新しい制度が入ってくることによって、なぜか市民、都民、負担が増えという印象しか、表と裏から負担が増えると、それが制度改革なのかという方向になっていると。財政健全という発想でいくと、要は予算の話の世界ですから、それを健全するために足らない部分は保険者に負担をかけるということで、いまさらそれがどうだというのはわかりきって始めたことだと思うんですけども、要は、羽村市として、それに対する個人個人の保険者の負担が大幅に増えるという想定、こう考えたら増えるに決まっているんですが、それを補てんできるような制度が羽村市として、各市町村として組み入れられることができるのかというのが、そうしないと市民は、あらゆるものがこれから増えていく世界ですから、生活が苦しくなる、医療費も払うものは増え、出ていくものは出ると。要は、全く生活できない世界が医療のほうから考えられると思うんで、その辺が羽村市としては、その補てんをどれぐらいやってあげられるかという制度ができるのかどうかというのをちょっと聞きたいんですが。

     

    (議長) 部長、どうぞ。

     

    (市民生活部長) まさしくそこが羽村市で実施している法定外繰り入れということでございます。それをいつまで続けていられるのか、今後、だんだん高齢者が増えていく、それを支えていくための若い人が少なくなっていく、また景気の動向だとか、いろいろなものもございますので、基本的には、持続可能な社会保険制度にするためにはいろいろな改革をしていかなければいけないということで、いろいろなところで、国も年金の改革や、そういうものをしているところだと思っております。羽村市といたしましても、まずは急激な上昇は絶対避けていきたというのは念頭に当然ございます。ただ、今後、それがどのような形で、実際上、来年の保険料に幾らそういう財源が繰り入れることができるのかというようなことにつきましては、まだまだ今予算編成の時期でございますし、それも含めまして、今時点では明確なお答えはできないのが現状でございます。それを幾らできるかなというよりは、考え方といたしましては、社会保険の方たちからしますと、法定外繰り入れというのは税の二重払い的な意味をなしていますことから、この言い方からしますと、保険料の適正化についての検討をしていただくというようなことが、今回の改定の趣旨と言っていいのではないかと思っております。この制度改正のためではなくて、通常、この運協で2年に1回行っていただいております保険料の適正化の検討をしていただく中で、この制度に対応していくようなことも含めて検討していただければというような考えでございますので、今の時点では、幾らこういうのが出せるというようなお答えはできないことを申し添えて、回答になっていないかもしれませんけども、一応お答えさせていただきました。

     

    (議長) よろしいですか。

     

    (内田委員) ともかく来年の4月から始まるということですから、このままいけば、さっき言ったような話になると。その中で、経過措置の捻出、先ほど激変緩和措置とか、何年スパンとか、そういうものが次回のあたりに教えていただけて、その後の様相は、この何年かたった後に再試算を行って、また変更していく話では当然出ていくんだろうと思うんですが、ですよね。このままいったら、誰にも受け入れられない制度になるんじゃないかなと、要は都民、市民に対して。

     1つ提案なんですが、皆さんも、委員さんも、現役の人たちも、いずれ国民健康保険になるということを想定に入れて、自分がどうなったらということも少し勉強して、この方向を出していただければいいなと思います。羽村市が言ったからどうこうなるかとは思いませんけども、私も長いこと共済のほうに入っていて、国民健康保険になったら結構高いなというイメージの中で、でも、自分が病気になったら羽村市には助けてもらったというお礼もあるんですが、でも、できれば、その辺のスパンの中で、みんなが苦労しないようにいけるような政策のほうにいってほしという提案をぜひ羽村市からは、その委員会のほうに出していただきたいなというふうに思います。

     

    (議長) 事務局、どうぞ。

     

    (事務局 羽村) よろしいですか。

     今、内田委員が言われたとおりだと思うんですけれど、先ほど羽村委員が言われたことにもちょっと関係するんですけど、激変緩和措置については、たしか5年間の暫定措置であったというふうに私記憶しております。ですから、それについても継続してやっていただきたいということで、26市、23区でつくります協議会がありますので、そういう中でも、今、東京都のほうにお願いはしているところでございます。それで通るかどうかというのはわからないところでございますが。

     あと、保険者努力支援制度につきましては、医療費はだんだん毎年上がっていっておりますので、医療費を抑えるために、保険者としても努力をしなさいよということで、この保険者努力支援制度というのが始まったわけでございまして、医療を抑えるために努力した市町村に対しては、それなりのお金を配分するよということで始まった制度でございまして、こういうような歳入を見込みつつ、保険料なんかを決めていきたい。繰入金も継続しつつ、皆さんにご負担かけない程度に保険料を改定していきたいというふうに考えております。

     

    (議長) よろしいでしょうか。

     

    (内田委員) はい。

     

    (議長) そのほかにご質疑、いかがですか。

     じゃ、私のほうからちょっとお聞きしたいんですけれども、この保険者努力支援制度、努力義務、非常に聞こえがよくてあれなんですけれども、例えば特定健診についても、いろいろな形で努力しながら受診率の向上に向けてやってこられていると思うんですけれども、被保険者の市民の皆さんの注目を集めていただいて、そして努力をしようという意識を高めていただくという、そこら辺が非常に大事じゃないかなと思うんですね。そこら辺のところは、今までと違った形でやらないと、5年間に努力支援制度でパーセンテージが上がればそれだけ補てんされるよということになると、非常に財政的にも大きいと思うんですよ。そこら辺のところもあわせて考える必要があるんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。

     

    (事務局 羽村) よろしいですか。

     

    (議長) どうぞ、お願いします。

     

    (事務局 羽村) 今、健康課が主体となって、そこら辺の特定健康診査等の計画というのをつくっておりまして、言われるように、受診率を上げていくためにはどうしたらいいのかという、6年計画というのを今策定している最中でございまして、その中には特定健診もありますし、特定健康保険指導の実施率を上げていくためにはどうしたらいいのかとか、いろいろな取り組み、保健センターもそうですけれど、国保のうちのほうの部門と連携して、受診率を上げていくための計画というのを策定しておりまして、そこら辺で、こちらのほうも努力をしていくという形で今考えております。

     

    (議長) ぜひよろしくお願いしますとしか言いようがないです。

     それでは、そのほかにご質問等々ございましたら、挙手をお願いいたします。

     

    (議長) 小山委員、どうぞ。

     

    (小山委員) 質問なんですけれど、資料1の8ページの(2)、下の表なんですが、区市町村標準保険料率及び区市町村ごとの算定方法という計算式があって、左のところの枠の中に、賦課すべき保険料必要総額を求める算式があるじゃないですか。左の括弧内が納付金と、保健事業費葬祭費等を足したものを標準的な収納率で割ると、それで賦課すべき保険料の必要総額を決定するということなんですけど、この標準的な収納率で割るということは、100%収納していたとしたら収納率が1.0なので、左の数字のそのとおりです。実際にはそんなことはあり得ないですけど、仮に半分、50%の収納率だったら、0.5で割るということは、2倍になるという答えということなので、この辺は結構シビアな話になるとは思うんです。何が言いたいかというと、今は全体の構造をどうすべきだという大きな話の中で、こんな小さいことで申しわけないんですけど、個別に羽村市の保険料、羽村市民の保険料負担を軽減化しようとしたら、この辺の努力ですよね、この辺の負担の公平ということがあるわけですから、負担すべき人はちゃんと負担してくださいよということで収納率を上げる努力が、従来も求められていますけど、これからもっとここにドラスティックに反映されますから、この辺の努力をぜひ、仕組みのところからいろいろ考えていただいて、払っていない人にはちゃんと払ってくださいよというふうなことを強力に推し進めるような方法を考えるべきと思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。

     

    (事務局 羽村) はい、議長。

     

    (議長) はい、どうぞ、事務局。

     

    (事務局 羽村) まさにおっしゃるとおりだと思います。その中で、先ほどご説明した保険者努力支援制度の中にも、2ページのちょうど中段あたりに収納率の向上という項目がありまして、収納率が向上した市町村にはそれなりの交付金をあげるよというような項目がございますので、これは予算の段階ですけれど、収納のほうも口座振替の促進をしていくために、窓口でキャッシュカードを預かって口座振替の手続きができるようなシステムを構築して、なるべく収納率の向上に努めようということで、今努力を始めているところでございます。ただ、予算が伴うものですから、それがすぐ受け入れられるかというと、どうかわからないんですけれど、保険者努力支援制度に基づいて収納率の向上に努めているところでございます。

     以上でございます。

     

    (小山委員) わかりました。それも含めて、ぜひ斬新な方法も含めて、この辺は他市との競争になると思うので、よろしくお願いしたいと思います。

     以上です。

     

    (議長) そのほかに、ご質疑ありませんか。

     

    (羽村委員) 委員長、よろしいでしょうか。

     

    (議長) どうぞ、羽村委員。

     

    (羽村委員) 今、保険者努力支援制度についてということで説明がされて、質疑応答がされていると思うんですが、第1回のときに配られた羽村市の健康保険データヘルス計画の16ページの上を読ませていただきますと、「疾病中分類別被保険者一人当たり医療費を東京都、同規模自治体、全国と比較すると、『その他の内分泌、栄養及び代謝障害』を大きく上回っています」と書いてあります。「また、東京都、全国との比較では、『腎不全』『高血圧性疾患』が大きく上回っています」、こういう記述があります。その対策としては、35ページに施策の方向性として、生活習慣病に起因する疾病の医療費が高額であることから、その対策が必要です。そのためには、ここには「受診勧奨や重症化予防を行い、医療費の上昇を抑えていきます」、非常に一般論としては書かれているんですが、医療費を抑制していくためには、やはりもうちょっと踏み込んだ記述がほしいなと思います。次期の計画を今検討されているということでありますので、この辺が医療費抑制のポイントになるのかなとは思っております。だからこそ、この保険者努力支援制度について、何かポイントが高いところを見ていくと、その辺に該当するのかなと思うんですが、ぜひ、もうちょっと踏み込んだ実施対策をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

     

    (議長) 事務局、よろしいですか。一言。

     

    (事務局 古屋) よろしいですか。

     

    (議長) はい、お願いします。

     

    (事務局 古屋) 実は平成30年度の予算要求の中で、特定健診の結果、異常値を示しているにもかかわらず医療機関にかかっていない方がいらっしゃいます。現在でも職員によって、そういった方には勧奨を行っているんですが、次年度以降、委託化を考えてございまして、そういった方にもうちょっといろいろな意味でアプローチをして、重症化になる一歩手前で、早くお医者さんにかかっていただきたいというような、重症化予防対策の一環として、そういった事業も来年度考えているところでございます。

     

    (事務局 羽村) よろしいですか。

     

    (議長) お願いします、事務局。

     

    (事務局 羽村) それとあと、例えば特定健診の受診率の向上なんかでいきますと、今、保健センターのほうで日曜日に期間中に1回やっているのを、もうちょっと期間中に、日曜日やる回数を増やすという形で、平日受けられない方に日曜日受けてもらえるような、もっと受診してもらうために機会を広げていこうというような計画も今、一応計画段階ですけれど、考えておりまして、受診率の向上なんかを今目指してまいるところでございます。

     

    (議長) よろしいでしょうか。そのほかにご意見ありますか。それでは、次に移ってよろしいでしょうか。

     議題3、羽村市国民健康保険税の適正化について、平成29年度一人当たり保険税額の試算結果についてを議題とさせていただきます。

     事務局から説明をお願いいたします。

     

    (事務局 古屋) はい、事務局です。

     

    (議長) 事務局、お願いいたします。

     

     (資料説明)

     

    (議長) 事務局の説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ございませんか。いかがでしょうか。

     

    (事務局 古屋) 会長、すいません、ちょっと補足で。

     

    (議長) はい、どうぞ。

     

     (資料説明)

     

    (議長) 今補足がありました。皆さん、ご質疑ありませんか。ご質疑ないようですので、とりあえず次に移らせていただいてよろしいでしょうか。

     それでは、報告事項1、今後の国保運営協議会開催日程について、事務局より説明をお願いいたします。

     

    (事務局 古屋) 会長、よろしいですか。

     

    (議長) はい、事務局、お願いします。

     

     (資料説明)

     

    (議長) ただいま説明のありました開催日程について、質疑ございますか。日程だけでなく、そのほかにもしいろいろございましたら、この際、どうぞ。次回が12月21日ですので、また今日の資料をご確認していただいて、次回お持ちいただければと思います。

     それでは、以上で本日の議題、報告事項は全て終了いたしました。

     議題、報告事項以外で何かご質疑ございますか。

     ないようですので、これをもちまして平成29年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会を終了いたします。大変御苦労さまでございました。