令和5年11月2日(木曜日) 午後1時30分から
会長:桑原壽
委員:小山克也、雨倉久行、古川朋靖、松崎潤、本田隆弘、樋口兼造、古林万芳
羽村富男、坂本順市
(1)第3期データヘルス計画の素案について
(2)第4期特定健康診査等実施計画の素案について
(事務局 柳川)
皆様こんにちは。定刻前ですが、皆様お集まりのようなので、会議を始めさせていただきます。本日は、大変お忙しい中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。それでは、これより令和5年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会を開会させていただきます。本日司会進行を務めさせていただきます、市民課長の柳川と申します。どうぞよろしくお願いいたします。では次に桑原会長からご挨拶をお願いたします。
(桑原会長)
こんにちは。本日はお忙しい中、委員の皆様には本協議会へご出席をいただき、誠にありがとうございます。今年度2件の諮問を受けておりますので、ぜひ今日も、積極的に皆様、質疑をしていただきまして、進めていきたいと思っております。委員の皆様にご協力をいただきながら、円滑な議事の進行に努めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
(事務局 柳川)
ありがとうございました。本日の欠席委員ですが、羽村委員、坂本委員の2名になっております。それでは、これからの司会進行は国民健康保険運営協議会規則第6条の規定により、会長にお願いいたします。桑原会長お願いいたします。
(議長)
羽村市国民健康保険運営協議会規則第7条の定足数に達しておりますので、ただいまから協議会を開始いたします。では、羽村市国民健康保険運営協議会規則第12条の規定により、今回の会議録の署名委員を指名させていただきます。今回は、「雨倉委員」と「古林委員」を指名いたしますのでよろしくお願いいたします。なお、今後におきましては、概ね、名簿の順番に指名させていただきたいと思います。
では、次第に従い、議事を進行いたします。
議題1「第3期羽村市国民健康保険データヘルス計画の素案について」事務局から説明をお願いします。
(事務局 梅津)
説明
(議長)
事務局からの説明が終了しました。本件について質疑を行います。なお、質疑の際はマイクのスイッチを押していただき発言をお願いします。質疑ございますか。ありましたら挙手をお願いします。 松崎委員お願いします。
(松崎委員)
以前、特定健診を9月末までやっていたのを、今は10月末までやってると思うんですね、受診率はアップしたんですか。受診率は国の目標60%に達していないというお話だったんですけど、羽村市において、9月末までやっていたのと、10月いっぱいまでやることにしたことで効果が出ているのでしょうか。
(事務局 品田)
松崎委員からのご質問で、特定健診を9月末までだった時と、10月末までに延ばした時の受診率の細かい傾向については、手元に資料がございませんので、申し訳ありませんが、特定健診の受診率につきましては、この5年間でかなりコロナ禍の影響を受けているような状況になりますので、そういったいろいろな要素が入ってくるかとは思いますが、1か月延ばしたことによる効果については確認させていただきたいと思います。
(松崎委員)
ありがとうございました。
(議長)
よろしいですか。ではその他にご質疑ありますか。古川委員どうぞ。
(古川委員)
保健所主催の西多摩保健協議会という会に参加しているんですけれども、この会で、特定健診はどこの市町村でも受診率が上がってきていない、西多摩の8市町村で、例えば羽村の医療機関に青梅の方が、逆に羽村の方が福生の医療機関で、そういった自分のかかりつけ医で特定健診を受けられないかという意見がだいぶ出てきているんですね。特定健診を受けていくなかで、8市町村でもう少し乗り入れていけるような方向性が今後必要なのではないかなと医師会として思っているんですけれども。
(事務局 小山)
特定健診の乗り入れの部分つきましては、現在西多摩医師会と、担当する瑞穂町との間で話し合いは始めております。単価設定の部分も各市町村で違うこともございますのでそういったものからどうしていくかということを考えまして、あと、本当にできるのかというところも含めて、今後日程を調整しながら話を始めようという段階と思っていただければと思います。
(議長)
よろしいですか。その他に質疑はございますか。雨倉委員どうぞ。
(雨倉委員)
特定健診の受診率、都よりいいけれど、国の目標の60%に達していないということで、特定健診は受けないで直接人間ドッグなどを受けてしまっている方はわからないわけですよね。把握はできない。特定健診より項目が多い人間ドッグを受けている方の把握はしていないわけですか。
(事務局 品田)
人間ドッグや、他で健診を受けた方に関しては、健診結果を健康課の方に提出していただくようお願いはしております。提出していただいた方に関してはその値等を活用して、必要があれば特定保健指導の方にご案内している状況になります。
(雨倉委員)
そうするとその結果を出した人は受診率の中に入っているということですか。
(事務局 品田)
はい。
(雨倉委員)
わかりました。ありがとうございます。
(議長)
よろしいですか。その他に質疑ございますか。健康課の方、お願いします。
(事務局 品田)
さきほど松崎委員からのご質問にあった、時期を変更して受診率がどうなったかというご質問なんですが、データが確認できましたのでお答えさせていただきたいと思います。平成20年度に6月から11月、平成21年度からは6月から10月となり、現在も続けております。11月まで行っていた平成20年度は受診率が41.1%、令和4年度に関しては50.8%で、かなり年が経っておりますけれども、受診率は増えてきているという形になります。(実施期間が9月末までだったことはない。)
(議長)
よろしいでしょうか。その他に質疑はございますか。それでは私から、今回データヘルス計画は都の標準化ツールを用いて計画を立てたとおっしゃっていましたけれども、前回までは医療項目の中で、比較が羽村市、東京都、国だったんですが、同規模というところが書かれていますよね。この同規模というのは全国の中で同規模なのか、東京都の中で同規模なのかご説明いただければ。
(事務局 梅津)
今、確認はできないのですが、東京都の中で同規模というのはあまりないので、国だとは思いますが、確認をしておきます。
(議長)
その他ご質疑いかがですか。それではもう一点よろしいでしょうか。がんの早期発見、早期治療ということで、羽村市も基本健診の時に大腸がんですとか、胃、肺、子宮がん、乳がんと検診を行っていますけれども、胃がんの検診ですね、バリウムを飲んで、レントゲンですね、これは私の周りの方に聞きますと、人気がないと言いますか、バリウムを飲むのが非常に辛いし、結構ハードなレントゲン検査ですよね。都内の方など既に胃カメラで検診をしているというような話も聞きますし、私も今年は胃カメラの検診を受けたんですけれど、そちらの方が少し楽なのかなという思いがしましたので、それを変えるということは考えてらっしゃらないのかなと。それと、女性の場合は乳がん、子宮がんの検診がある、だけれども男性の場合は前立腺がんありますよね。前立腺の場合は血液検査で簡単にわかりますよね。そういう部分もこれからの検診の中に盛り込まれたらどうかなと思うんですけれどどうでしょう。
(事務局 小山)
まず、一点目の胃がん検診の内視鏡検査ですが、検討をしていないということではないんですが、内視鏡の検査で集団を診ていくというのが現状難しいと考えられているということもあって、集団でやるというところまでできていないというところはございます。西多摩の状況を見ながら考えている部分もあるんですが、今は実施していない状況です。前立腺がんの検診についてですが、こちらの方は国や都の検診の状況を見ながら実施していくという形ですので、国や都の状況が変化してくれば市の方でも実施をしていくという形でおります。今のところは実施することは検討はしておりません。
(議長)
ありがとうございました。集団でレントゲン検査を一か所でできるというのは非常にメリットがあると思いますけれど、検査を受ける側の立場に立ってみると一か所に出向くのはきつい。今年度から利用料金が発生してますよね、利用料金が発生するのであれば、例えば西多摩医療圏の中の胃腸科の病院と連携していただいて、そこである一定の期間の間に検診を受けましょうという形も一つの方法ではないかなと思うんですけれども、ご検討していただければありがたいかなと思うんですけれどいかがですか。
(事務局 小山)
検査の金額が変わってくると思いますので、今、500円で負担していただいていますが、別の金額で負担するかですとか、市の補助額をどうするかも検証しなければならないということになりますので、それも含めて検討させていただいているという現状でございます。
(議長)
ありがとうございます。ぜひ前向きにお願いします。受診される方も増えるのではないかと思います。それではその他のご質疑はいかがですか。ないようですので、もう一点よろしいですか。3年間のコロナ禍で健診を受ける人が減ったのか増えたのか。コロナ禍を経て、その変化がわかるとありがたいんですけれども。
(事務局 品田)
コロナ禍で健診の受診率の変化はどうだったかというご質問になりますが、次にご説明させていただく特定健診の実施計画の方にグラフと数字が載っておりますので4ページをお手数ですがお開きください。特定健診の受診状況が出ております。下のグラフを見ていただきますと、平成31年度は受診率51.3%、そしてコロナが始まって令和2年度は47.4%、令和3年度は50.9%、令和4年度は48.9%という経過になっております。やはり令和2年度に関しては、感染が始まって、特定健診は多くが市内の医療機関で実施していますので、医療機関に行くのがなかなか怖いという状況になりましたので、受診率が下がったものと思われますが、その後、受診をすることが必要ですということを周知等させていただきまして、受診率は少しずつ上がっていますが、完全に戻りきるまではいっていないかなというふうにとらえております。
(議長)
ありがとうございます。それでは他にご質疑ございますか。ないようですので、議題1については終了とさせていただいてよろしいですか。
次に、議題2「第4期特定健康診査等実施計画の素案について」事務局より説明お願いします。
(事務局 品田)
説明
(議長)
事務局からの説明が終了しました。本件について質疑を行います。質疑ございますか。ありましたら挙手をお願いします。ご質疑よろしいですか。ないようですので議題2については終了させていただきます。その他質疑ございますか。事務局からは何かございますか。
(事務局 柳川)
短い間でのご審議でしたので、今一度ご自宅等で見返していただいて、何かご質問等ございましたら、事務局の方にご連絡いただければと思います。内容を精査しまして、反映させるものは反映させますし、次回、30日にまた協議会がございますので、その場で確認させていただければと思いますので、またよろしくお願いいたします。
(議長)
これをもちまして、令和5年度第2回羽村市国民健康保険運営協議会を終了いたします。次回は11月30日木曜日、午後1時半を予定しております。よろしくお願いいたします。たいへんお疲れ様でございました。
会議資料は以下の添付ファイルをご覧ください